たかがヤマト、されどヤマト

2018.7.26 - 8.5 北海道旅行 (2)襟裳岬   2018.8.8 (記)

2018.7.28
3時40分、フェリーの甲板に出てみると東の水平線は赤く染まっていた。日が出る前の青と赤の空にはいつも魅入ってしまう。
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西の空には欠けた月。夕方は満月だったはずなのにどうしてと考えていると、皆既月食だったことを思い出した。皆既となるのは夜が明けてから。欠け始めた月らしい。まだ暗い中、目を凝らすと陸が見えていた。どうやら祝津の沖のようだ。
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フエリーはどんどん小樽港に近づき、街の灯りもはっきり見えてきたところで、船室に戻り、パンとコーヒーとオレンジジュースで朝食を済ます。
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港には定時到着。下船後、いつものように埠頭の駐車場で少し休む。船がほとんどない小樽港。いつもこんなだ。
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フェリーは徒歩で、つまり車でなくても乗船でき料金も安い。大きなザックの男性はそんな一人と思う。小樽は22歳まで過ごした街。正面に見える山はスキー場のある天狗山(標高500mほど)。中学生の頃はチョウの採集によく登った。なだらかな右肩付近の笹斜面にはベニヒカゲが今でも舞っているはずだ(ほんとうかな)。
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5時、襟裳岬に向けて出発。すぐに高速道に入り、札幌→千歳→日高に抜ける。小樽は晴れていたのに千歳付近では曇っており、千歳の先ではまた晴れてきた。対面の日高道の先は無料区間の高速道が延々と続く。やっと一般道に出て、新冠のセイコーマートで一休みする(北海道の高速の無料区間にはSAがないので注意のこと)。馬の銅像があったので近寄ってみるとハイセイコーの像だった。ここで、妻と運転を代わる。右手には太平洋、左手には牧場が続く。助手席だと写真が撮れる。
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浦河町では街路灯も馬。昆布漁の盛んななだらかな海岸線が続いたが奇岩もあった。やっとアポイ岳が見えてきた。アポイには8月中旬に登ったことはあるが5月には縁がない(山頂付近にはベニヒカゲがいます)。海岸沿いの国道は襟裳岬まで延々と続くが、岬の突端は不吉な雲がかかっていた。
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9時30分、襟裳岬到着。小樽からの走行距離は260km。やはり、岬は霧の中。まだシーズンではないのか観光客も少なく閑散としていた。土産店で流している森進一の歌だけがさびしく響く。拓郎でなくてよかった。
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遊歩道が続いており、2つ目の展望台。
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さらに進むが、相変わらず霧が晴れない。
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下を覗きこむとさすがの迫力。岬の先に点々と続く岩礁。ここが一番の絶景ポイントかな。
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さらに先に進むと昆布干しの広場があり、行けるのはここまで。
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襟裳岬はお花畑。断崖にはさまざまな花が咲いていた。5コマ目はナガボノシロワレモコウ。ゴマがいるかもしれないと思ったが気温が低すぎた。6コマ目の黄色い花はミヤコグサ。北海道にもあるとは知りませんでした。
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空が暗すぎて残念だが、襟裳のツリガネニンジンは見事だった。
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灯台に戻り、その向こうに行ってみる。足元からキアゲハが飛び出したが、寒いのか少し飛び回っただけで藪の向こうに消えた。
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これで3回目の襟裳岬。晴れた襟裳は海のブルーが素晴らしいが、霧の襟裳もなかなかのもの。襟裳、最後の1枚。
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10時30分、少しお腹がすいたが食べる所は1軒しかなく、次に期待し帯広に向かう。



P.S.
今回もパノラマ写真を多用した。切り取った風景より、気持ちのよい広大な風景はパノラマ写真のほうがいいと思う。このパノラマ写真はマニュアル。左から少し重なるようにデジイチで1枚ずつ撮影し、フォトショップエレメントで、手動で合成する。18ミリだと歪みが生じ、うまく繋がらないので24ミリで撮影する。それでも構造物が近すぎると当然繋がらないし、3枚ならまだしも6枚ともなると水平が狂ってしまう。そこで、毎回、3組ほど撮影し、うまく繋がったらお慰みなのだ。なお、4~6コマの組み写真はパノラマ合成の応用。各画像を同じ大きさにリサイズしてから隙間を均等になるように手動で並べている。この均等な隙間を作るためにマウスの微妙な操作を必要とするのでとても面倒だ。

(どの画像もクリックすると大きくなりますが、スマホだと大きくならないようです)




by otto-N | 2018-08-08 16:42 | Comments(0)
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