たかがヤマト、されどヤマト

2018.7.26 - 8.5 北海道旅行 (7)札幌・小樽   2018.8.23 (記)

2018.8.2
14時必着の予定で北見から札幌へ。手持ちの道路地図にもナビにも入っていない高速道が、いつのまにか旭川から東に伸びており5時間で行くことができるという。問題は高速道への入りかた。北見で聞くと尋ねる人によってそれぞれ異なる。最終的にはガソリンを入れた時に教えてもらったルート(北見→仁頃→遠軽→瀬戸瀬)に従ったが、途中2回も間違ってしまった。案内がなく瀬戸瀬ICから入れず、次の丸瀬布ICから入る。無料区間から出るのは簡単だが入るのは案内がなく難しい。比布からは有料。旭川に近づくとさすがに車が増え急ぐこともできなくなったので、妻と運転を交代する。
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途中のSAで昼食をとり、手稲で弟夫婦と一緒に住んでいる母に会い、この日は小樽に宿泊。実は、札幌に泊まりたかったのだが、札幌はあまりにも高すぎたし2連泊では空室がなかった。泊った「ソニアおたる」は観光地・小樽運河のど真ん中。そもそも、使用価値のなくなった運河をつぶしバイパスにする予定だったが、反対運動にあい運河を中途半端に残したのが現在の姿。運河と倉庫街(中はすべて飲食店)の横を車がビュンビュン通る。(部屋からの撮影)
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夕食のために外をぶらつく。観光客で賑わうのは運河沿いと、そこから小樽駅に続く坂道だけ。昔からあるアーケード街は観光客は寄りつかず、すっかり寂れていた。夜だというのに小樽駅に向かう人が多いのは、札幌が宿泊地?有名な寿司屋通りには地元資本の店はほとんどなく、観光地とはこんなものかもしれない。
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2018.8.3
札幌と千歳の間にある野幌森林公園に行く。スズランを見に来たことがあり45年ぶりだ。当時は原野と森林だったと思ったが、ベッドタウンの新札幌が出来てからすっかり住宅に囲まれてしまった。シンボルの百年記念塔は工事中で登れなかったが、森の中を歩く。
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森は当然、原始林だと思っていたが、ごく一部でほとんどが二次林。それでも森は鬱蒼としている。花もなく、大木を撮っても仕方がないので、ただ歩くのみ。種不明のゼフ、低い所だったのでジョウザンミドリか。他には糞蝶しかいなかった。
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森の道は「北海道開拓の村」という所に出たので入って見る。JAF割引があったのだが、65歳以上はラッキーなことに無料。パンフによると、明治から昭和初期に建築された道内各地の歴史的建造物52棟を移築・復元した野外博物館とのこと。行ったことはないが犬山市の明治村のような所だ。レストハウス(ラーメンが意外とおいしかった)からの眺め。
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昔の北海道の建物はこんなだったのかととても興味深かった。もちろん各建物の中にも入ることができる。暑くはない季節にゆっくり訪れたい場所だった。
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ラベンダーの花壇にセセリがいた。やはりコキマダラセセリ。今回の旅行中、このセセリしか見なかった。
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帰りがけに北大の恵迪寮があるのを見つけた。こんな所に保存されていたとは知らなかった。
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移築されたのではなく復元されたようだ。あまりにも奇麗。
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恵迪寮には友人がいたので、泊りはしなかったが何度か入ったことがある。部屋を見て廻るがこんな奇麗なものではなかった。と、思いつつある部屋に入ると、当時の写真が展示されていた。実際は写真ほどひどくはなかったが、似たようなもんだった。
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それと、落書きの抜粋。小ぎれいに印刷されているけど、まあいいでしょう。
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小樽へ戻り、この日も観光客のいない夕食の店を探すのに苦労したが、昔からあった見覚えのある居酒屋「U」に入る。地元の人しか来ず大正解。ホテルへ戻ってみると、運河の遊覧船が大盛況。数100mしかない運河の一部を往復するだけで、値段を見たらびっくりの1800円。橋から見て見るとこんな景色だった(左手前が遊覧船の船着き場)。
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ホテルの前から倉庫街を眺める。
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2018.8.4
フェリーの出航は17時なので、JRで札幌に北大植物園に行く。ここも45年ぶり。細部は覚えていないが、よく手入れされた芝生の中に松の大木があり、カナダのバンクーバーの公園といった感じ。
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周りはビル街だというのにエゾリスがいた。
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あまり人を気にする風でもなく、近くにもやって来る。動きの予想がつかずピンボケの連発。
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植物が目的だったのに、園芸種がやたらに多い。
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絶滅危惧種のエビセンノウから帰化植物のセイタカアワダチソウもあり(写真は撮らず)、植物園としては不思議な選択。時期が違うけれど、オオバナノエンレイソウ、レブンアツモリソウが咲くという。
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エルム(ハルニレ)の大木が多く、当然カラスシジミと思っていたが、ジョウザンミドリ♀のようだ。曇っており半袖だと寒いくらいの気温のせいかもしれないが、他にはスジグロシロチョウとコキマダラセセリを見ただけだった。
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黄色い花が一面に咲いている広場。この黄色はなんとカタバミ。こんなカタバミの大群落は見たことがない。残念ながら、北海道にヤマトシジミはいない。(今でもカタバミ群落をバックにヤマトの飛翔を撮りたいと思っています。そんな場所があったらお知らせください)
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この後、妻は札幌で幼馴染と昼食で、私は小樽に戻り大学時代の友人と昼食。ただただ、フェリーに車を積み込まなければならず酒はNGなのが残念だった。道路脇の空地には、またしてもコキマダラセセリ。
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15時、ホテルに預けてあった車にメロンを積み込みフェリー乗り場に向かう。17時、定時出航。22歳まで過ごした街の見納め。
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暗くなってからデッキに出たら、ちょうど神威岬沖を通過するところだった。神威岬は何度か行ったことがあるけれど、海の色が素晴らしい。
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2018.8.5
航行中は、朝から場所によって曇っていたり雨が降っていたり。
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泊った個室は先頭キャビンの近く。偶然にも往復とも同じ角部屋だった。静かで椅子がいいので時々行ったが、風景的にはあまり面白いものではない。
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新潟の街が見えてきた。航行中は船旗がないので不思議だったが、入港直前に取り付けるようだ。あわただしく入港の準備にとりかかる。定時を1時間遅れ、10時新潟に入港。以前は、前日の朝に小樽を出発し、新潟には早朝に着いたのだが、今のほうがとても楽。同じように、新潟発を午後にしてくれれば、新潟に前泊しなくてもいいのだが、トラック輸送がメインなのでそうはいかないのでしょう。
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日曜なので、関越が渋滞するかと思ったが渋滞は全くなかった。ただ、三国トンネルを越えると車載温度計はしばしば38℃を越えた。北海道も暑かったとはいえ30℃止まり。SAで降りるたびに暑さがこたえた。全走行距離は2289km、久しぶりのクルマ旅行だった。


(これで、北海道旅行はやっと終わります。パノラマ合成に時間がかかりすぎました)




by otto-N | 2018-08-23 17:26 | Comments(0)
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