たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2018.8.22 暑い日が続く。近くには出かけてもチョウの姿は希薄。種類は限られるけれど、日々練習のつもりでこの日もサッポロビール本社前。涼しいうちにと9時ころに来てみても、アゲハチョウが飛んでくるのは10時すぎ。最初にオスがメスを探して木々の間をせわしなく飛び回っているが、メスが夏ミカンの木に産卵にやって来るのは10時半をすぎた頃。オスは産卵中のメスを見つけると、すぐに絡む。 ゆっくりした飛翔だが後で撮った画像の細部を見ると、脚を出したりしてバトルは結構激しい。右上がオス、左が迎えうつメス。 これまでにも、ここでアゲハチョウ同志のバトルを見ているが、オス同志でも空中で脚を出し、体をぶつけ合いなかなか激しいものある。オスに襲われたメスは他のチョウと同じく、ただ逃るだけと思っていたが、途中でメスの逆襲にあい、逆にオスが逃げ惑うシーンに遭遇した。以下はその一部始終。 小さなミカンの木で産卵するメス。産卵の邪魔にならないように距離は40cmほどあけて、21ミリで置きピン撮影。 目ざとく見つけたオスがメスにつきまとう。 産卵を邪魔されたメスはその場を離れようとする。(後翅に黒班があるほうがオス) つきまとうオスから逃げるメス。 しかし、茂みの中でごちゃごちゃやって出て来た時、形勢は逆転していた。 今度はメスがオスを追いかける番だ。 メスは脚を伸ばし、オスに襲いかかる。 逆襲にあい、たまらずオスは逃げ惑うばかり。 執拗に脚を繰り出すメス。上になったほうが勝ち。まるで、戦闘機の空中戦。 下に飛んでは押さ込まれるだけなのでオスは上へ逃げるしかない。追いかけるメス。 それでも、許すものかとメスは追い続ける。 そして、勝負あり。(ストローも武器なのだろうか?)
by otto-N
| 2018-08-28 16:45
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