人気ブログランキング |

たかがヤマト、されどヤマト

2019.6.11 東京・白金の森 トラフシジミ   2019.6.18 (記)

2019.6.11
前日(月曜日)は大雨。曇っていたがすぐに日が射す感じがしたので、自然教育園に行ってみる。トラフシジミが発生しているはずだが、こんな日は吸水に下りてくることはない。園内に入ってみると路上は濡れたままで、太陽が出て来ず気温は低いままだった。無論、チョウは飛んではいない。

曇っているのでまだ薄暗いトラフのポイント。ガクアジサイの前でウラナミアカシジミを見つけた。羽化不全なのか翅は歪み、擦れ擦れの個体。しかし、今季初。
a0181059_08240448.jpg


ベンチの前で表翅を上に向けたトラフの死骸を見つけた。よく見ると、死骸と思ったのは間違いで、右前翅が根元から折れ曲がって横たわっていただけだった。しばらくすると起き上がったので左側を撮る。園内を一巡し、戻ってくると日が射し始める。先ほどのトラフを見に行くと、なんと翅を開いていた。右後翅の前縁の内側に見えるのは性標であろうか。こんな状態でしか性標が見えないとしたら普通の開翅では見えるはずはない。トラフの♀♂の判定の決定打はなさそうだ。アジサイに飛んで来たトラフも日が射した途端、翅を開いた。
a0181059_09063648.jpg

アジサイのトラフを撮っていたら、目の前に翅を開き始めたトラフがいるではないか。急いで、18-135ミリをテレ端まで伸ばし、葉の上で位置を変えるトラフを撮る。アングルによっては、2コマ目のようにブルーとはならずにボサボサの紫となる。総じてファインダーで見ているより、現像するとブルーが強い。
a0181059_09065488.jpg

最初に位置からちょうど一回転した時、日射しが強くなり、ブルーが輝いた。(葉上の影で日射しの強さが判る)
a0181059_09071632.jpg

そして、少し上に移動し見栄を切る。いかり肩の前翅、中段が折り畳み構造になっている前翅がトラフの特徴(イワカワシジミ似ている)。
a0181059_09073054.jpg

この時の気温は日陰で18℃。こんな曇りの日には、朝早く、低い所にはわざわざ降りてくるはずはなく、前日の嵐に近い降雨によって飛ばされ下草で夜を明かした個体が、日が射した時に開翅したものと思っている。それにしても、チョウが少し擦れているとは言え、マクロを持って来なかったのが残念。このレンズ、合焦は速いが写りが違うような気がする。(この日は2年前のやっと満足できたトラフ開翅の日と同じ→★



2019.6.12
この日も教育園。チョウも飛ばぬ曇り空。目的は100マクロと18-135ミリの差。やはり違った。マクロのほうがいい。マクロで撮ったカマキリとナガコガネグモ?の子供。
a0181059_19511307.jpg

やっと少し明るい所に出てきたヒカゲチョウ。こちらは300ミリでの切り出し。
a0181059_19533627.jpg



2019.6.13
前日は雨はほとんど降らなかったので、晴れたので行ってみると、路上吸水に下りていた。しかし、総計5~6頭と少ない。路上では、少し傾斜して吸水していた。葉の上での吸水は、オオバコがヤブマオに次いでよく見られる。いずれも、朝は葉の表面が濡れたように光っており、これを吸っている気がする。
a0181059_19542074.jpg

残念ながら、この日は翅は開かなかった。ヤブマオ吸水の背景にドクダミの花を入れる。
a0181059_20025435.jpg



2019.6.14
晴れたので今日は開翅の日だろうと、開園と同時に飛び込む。しかし、路上には来るが全く翅を開かなかった。
a0181059_20065692.jpg

ムクロジの花がはらはらと散る中、トラフはただただ吸水にいそしむばかり。翅も擦れており、すでにシーズンを逸した感がある。
a0181059_09184669.jpg






by otto-N | 2019-06-18 16:08 | Comments(0)
<< 2019.6.17 埼玉・ハン... 2019.6.6 長野県・南ア... >>