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たかがヤマト、されどヤマト

2020.3.25 神奈川・ギフの山 (1)モミジイチゴ   2020.3.28 (記)

2020.3.25
気温が低そうだが晴天が続きそうなので、ギフチョウを見に行く。首都高の事故渋滞で予定より遅れたがそれでも着いたのは9時40分だった。第一目的はヒルトップでのギフの飛翔撮影だが、その前に山腹にあるモミジイチゴ吸蜜にトライしてみた。ポイントにはすでにカメラマンが待機中。まだギフは現れていないとのこと。途中の山道でギフを1頭見たが、モミジイチゴの花数は思ったより少ないので不安になる。10時すぎ、1頭が出てきたがモミジイチゴには見向きもせず素通り。こんなことを何度か繰り返した後、10時20分、ついに吸蜜を始めた。300ミリで押さえを撮っておく。
2020.3.25 神奈川・ギフの山 (1)モミジイチゴ   2020.3.28 (記)_a0181059_19332373.jpg


花は登山道のすぐ脇なので300ミリでは近すぎ。100ミリマクロ(+テレコン)に切り換える。しかし、ギフは花に垂れ下がり、逆光となる。
2020.3.25 神奈川・ギフの山 (1)モミジイチゴ   2020.3.28 (記)_a0181059_19371897.jpg


翅がフラットに、しかも翅全体が大きく撮れるように膝をつき、上向きに撮り続ける。
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体の向きを変えたので少しは順光になったがここまで。
2020.3.25 神奈川・ギフの山 (1)モミジイチゴ   2020.3.28 (記)_a0181059_19405264.jpg


飛んだのでこれで終わりと思ったけれど、近くの花に移り再び吸蜜を始めた。が、すぐに飛び去ってしまう。吸蜜時間1分20秒。この時の撮影者は5~6人。実は、最初の立ち位置から身動きとれぬ状態だった。でも、みんな顔見知り同士。2回目の飛来を待つ。
2020.3.25 神奈川・ギフの山 (1)モミジイチゴ   2020.3.28 (記)_a0181059_19424699.jpg


ところが、この後はモミジイチゴより、登山道にポツンポツンと咲いているスミレで短い吸蜜を繰り返すばかりだった。スミレの蜜のほうがおいしいようだ。
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地面に直接ではなく落ちた枯れ枝で翅を拡げていると、雰囲気がずいぶん変わる。
2020.3.25 神奈川・ギフの山 (1)モミジイチゴ   2020.3.28 (記)_a0181059_19523430.jpg


10時40分、モミジイチゴは諦め、杉並Mさんと山頂へ向かう。


(ギフチョウ(2)に続きます)


 


by otto-N | 2020-03-28 10:42 | Comments(2)
Commented by ダンダラ at 2020-03-28 18:58 x
当日はお世話になりました。
ワンチャンスでしたがモミジイチゴに吸蜜に来てくれてよかったですね。
小さなモミジイチゴで、本当に身動きができませんでしたが、きちんと撮影されていますね。
ヒルトップでの飛翔写真はどうだったのか楽しみです。
Commented by otto-N at 2020-03-28 21:01
ダンダラさん、こちらこそありがとうございました。
ほんとうにワンチャンスでしたね。
狭い場所なので下がるに下がれず大写しになってしまいましたが、撮影できてよかったです。
ヒルトップでは、例年よりも数が多く久しぶりに1000コマを超え、今、編集中です。
昨日、トラフ開翅をやっと撮りましたが、教育園は再び長期休園になり、弱っているところです。
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