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たかがヤマト、されどヤマト

2022.5.23 神奈川県・満開のイボタ ウラゴマダラシジミ   2022.5.30 (記)

2022.5.23
ウラゴマダラシジミの♀が出てるはずと、3日ぶりに出かける。予想どおり数は増えていたが♂はとまる気配がなく、逆に、せっかく見つけた♀も♂にすぐ介入され藪の奥に飛ばれてばかりいた。♀を探しながら飛翔を撮るしかなかった。
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イボタの小径に次々に♂がホバリングする場所があった。見ると鳥の糞状のものがあり目ざとく見つけた♂が立ち寄るようだった。日の当たるイボタでは飛翔速度が速くカメラがついていかず、ホバリングする日陰のここで待ち伏せした。絞りは解放のF3.2、シャッターはもう少し速くしたいが1/3200、ISOはギリギリの1600。APS-C 機なのでピントは浅い。でも、一応は撮れる。
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ここには数が少ないが黒化型のウラゴもいて何度もやって来た。どうやら、周回飛行しているようだった(右前翅に亀裂があるので同一個体と判明)。
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同じ所で待ち飛んでくるたびに連射する方法は安直ではあるが、これがいちばん良かったかな。(それでも膨大な捨てコマが出ます)
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静止を撮っても開かなくてはつまらない。そのうち、曇り空となり早めに終了。
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2022.5.24
今日こそは! しかし、現地に着いてみると、(テニスをする気が起こらないほどの)強風。風の強い場所にはウラゴの姿はなく、風当たりのない場所を探す。そこで見つけた1頭が半開翅。脚の向こうが白いが、鳥の糞。糞を吸っているかと思ったが、ストローは伸ばしていなかった。
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イボタの小径。風で揺れやっとピントが合ったのだが、擦れていたのが残念。
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頭上にコムラサキがやって来たが、ここで見るのは初めてだった。近くを飛んでいるゴマダラチョウは全く撮れず。
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風当たりのない小径の鳥の糞の集客力はまだ有効で、飛んでくるウラゴを待ちながら、前日と同じパターンを繰り返す。ただ、あまりにも暗いので、チョウが日の当たる位置に入った時を狙う。しかし、日の当たる位置に入るのは単なる偶然、そうは簡単にはいかなかった。
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日陰ではブルーが美しく強調される。しかし、飛翔を撮るには苦しすぎた。
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小径の木漏れ日の射す場所にとまれば、開翅することもあるかと思うが、逆サイドの真っ暗な所に30cmほど離れて同時に2頭。ただじっと翅を閉じたままだった。左は鳥の糞のついた葉(よく♂が来ていた)、右は確実に♀。どちらもLEDは効かず。
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2022.5.25
この日も晴れ。風はないだろうと出かけたが、前日ほどではないにせよ、またしても強風。吹き溜まりを探すが、開翅したのは1頭だけ。
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しかたがなく、前々日から3日続けて同じパターンに陥る。ただ、♂は飛んでいる時にもスレが判り、明るいブルーできれいな個体と思っても撮ってみれば(ピントが合っていれば)、それなりに傷んでいた。
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日の当たる位置に入った時を狙ったが、もう何分の一秒前だったら4枚の翅がすっきり写っていたに違いない。秒20コマが欲しいところ。
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♀は何頭か見つかった。しかし、すぐに♂に見つけられてしまう。この♀はとまった瞬間、♂3頭に囲まれてしまった。
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♀はここから飛び出したが、次にとまった時には交尾が成立していた。数が多すぎるとかえって撮影は難しい。
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16時45分、帰る時間となり撤収。自宅から電車で1時間半、徒歩30分。行きは現地到着14時半と楽でも、帰りの電車は学生で満員。撮影時間は2時間しかないのに、このルーチン3連戦はちょっとくたびれた。






by otto-N | 2022-05-30 16:12 | Comments(0)
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