たかがヤマト、されどヤマト

2018年 02月 28日 ( 1 )


都心の迷蝶 in the past decade    2018.2.28 (記)

チョウを撮影し始めて8年経ちました。撮影だけのために遠くへ出かけることはほとんどなく、自宅付近(港区・目黒区・渋谷区)で撮ることが多いのですが、こんな超都心にいるとは思われないチョウがいます。紙での記載ではないので正式な記録とはなりませんが、ちょっと面白いと思います。


ミヤマカラスアゲハ  2011.8.29
港区白金台にある自然教育園(正式には国立科学博物館附属自然教育園)のクサギの花に他の黒系アゲハの中に混じって飛び回っていました。この年には、文京区・白山にある小石川植物園でも記録されています。その後、毎年のようにクサギの花咲くころに探していますが、ミヤマカラスアゲハは見つかっていません。
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エルタテハ  2011.11.22
恵比寿ガーデンプレースの高層マンションの植え込みのツワブキにエルタテハが吸蜜していました。残念ながら、当時は広角あるいはコンデジで背景にビルを入れるということを思いつかず、マクロだけでしか撮っていません。遠くから飛んで来たとは思われず、車の中に偶然入り込んだ個体が都内に運ばれ、車外に解放されたものと考えています。飼育品の放蝶も考えられますが・・・
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ギンイチモンジセセリ  2012.5.4
この時期はツマキチョウとトラフシジミを撮影に自然教育園に行くのですが、ギンイチを見たのは後にも先にもこの1頭だけです。湿地周辺にはススキ類の藪が拡がっているので棲息している可能性はありますが、散策路が限定されており、入り込めないので確かめようがありません。
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オナガアゲハ  2012.8.20
高尾山まで行くとオナガアゲハは普通ですが、こんな都心(=自然教育園)にいるとは思いませんでした。2011~2012年には時々見かけましたが、近年では少ないようです。もっと完品の画像もありますが、この擦れた個体は動きがあっていいでしょう。
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クロマダラソテツシジミ  2014.8.29
恵比寿ガーデンプレース・サッポロビール本社の花壇でウラナミシジミかと思って近寄ったらクマソの♂でした。この年の関東でのクマソの第1号でした。近くにはソテツもなく、この1頭だけの発見です。
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アサマイチモンジ  2014.10.18
これも自然教育園です。擦れていましたが、都心では珍しいと思います。しかしながら、イチモンジチョウかもしれません「蝶鳥ウオッチング」のyoda-1さんの鑑別法でも微妙です。ただ、ここではイチモンジチョウでさえ見たことがなく珍品です。ついでに、いそうでいないのがダイミョウセセリとヒメウラナミジャノメで、不思議といえば不思議です。
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オオミドリシジミ  2008.7.1
自然教育園にはコナラの林があり、平地性ゼフィルスのアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミが細々と棲息しています。ウラゴマダラシジミとミドリシジミはいませんが、オオミドリは10年前には確かに棲息していました。この画像は、自然教育園の我が師匠、「徘徊・・・うろつき回ること」のShinさんが撮影されたものをお借りしました。
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ツマグロキチョウ   2009.9.22
これもShinさんの撮られた写真です。ツマグロキチョウの秋型は棲息地から分散すると聞いていますが、関東の棲息地は山梨県か栃木県です。あまりにも遠く離れているので、なぜ自然教育園で見つかったのか謎のままです。
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明日から3月、そろそろ行動しなくてはいけませんね。Shinさん、貴重な写真をありがとうございました。






by otto-N | 2018-02-28 20:16 | Comments(2)