たかがヤマト、されどヤマト

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2018.3.29 神奈川県・ギフの里 ギフチョウ (1)   2018.4.5 (記)

2018.3.29
ギフチョウが出ているとのことで出かける。豆ザクラはまだ咲いていないので、ヒルトップに集まる♂の飛翔撮影が目的。9時半ころ登山口に到着する。尾根筋の狭い道を登り始めるとミヤマセセリが飛び回っている。いい背景なのでちょっと撮ろうかと広角を取り出すが、追いかけるにはあまりにも危険ですぐ止めた。そのうち、1頭のギフが向こうからやって来て後ろに消える。さらに進むと2~3頭が舞っている場所があったのでザックをおろし、手を出して見るとすぐ当たった。
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木漏れ日が交錯する登山道。巻路を行こうとしたが上を見上げるとすぐ頂上らしい。ざらざらと滑りやすい急登を登るとすぐ頂上だった。
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頂上には先客がお一方。目の前をギフが飛び回っている。とまる気配はないので広角で飛翔を撮ってもいいか尋ねると、ちょっとそれは・・・。話をしているうち、自然教育園でお会いしていたMさんとわかった。ヒルトップのギフは時々とまることあるのだが、気温が高すぎるせいか、まるでとまらないのでMさんは別のポイントに行くとこの頂上を去る。後で考えると、私にこの場を譲って下さったと思うしかなく、Mさんに感謝です。さて、とまらないギフは望むところ。と、勇んで飛翔を撮り始めたが、狭い頂上は平らではなく、太い根が這いまわり、主に飛び回るのは少し下の木立の斜面。木に邪魔されてすぐには近づけない。左手で木に掴まり身を確保しながらの撮影だった。
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順光側の背景の木立の美しい所を選び、飛んでくるのを待っても、直前でかわされっぱなしだった。とにかく、チョウまでピンが届かない。しかたがなく、置きピンを40cm(21ミリ)にした。
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とにかく手の届くところに来たらひたすら連写した。いつものことだが、近づきすぎてボケるより、圧倒的に近づけなくてボケる。
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逆光側にはよく飛んできてくれた。
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惜しかったのは、2コマ目と3コマ目。鼻の差でピンボケ。
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この場所は斜面なので、4枚の翅が写り込む確率は高かった。
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飛んでくると先回りするが予想は外れっ放し。後追いばかりになってしまう。時々、2頭が絡むが木立に邪魔されすぐには近づけなかった。
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これも後追い。ゆっくり滑空していたので撮影できた。それにしても、近づけないため置きピン距離を長めにしたので迫力に欠ける。リスクを冒して短いまま撮るべきだったかもしれない。
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ギフは暑いのでとまらないだろうと思っていたが、予想に反して、時々、翅を休めた。ただ、置いてある300ミリをとりに行っている間に飛び立たれたしまってばかりだった。
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地べたではなく木にとまったほうがやはりいい。
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山麓から12時のサイレン。これを機に撮影終了。杉並Mさんから、国立のSさんと山麓で一緒にいるとのメール。Sさんは、日本の土着種257種すべてを飛翔写真で網羅した写真集「蝶の飛翔」を出されます。本日発売です。→興味ある方はここをクリックしてください


(ギフチョウ(2)山麓編に続きます)



by otto-N | 2018-04-05 14:34 | Comments(0)

2018.3.28 東京・白山の森 ツマキチョウ   2018.4.3 (記)

2018.3.28
例年になく桜が満開。桜を背景にツマキチョウの飛翔を撮ることが課題だった。近くの自然教育園より追いかけることができる文京区の植物園に行く。9時30分ころ到着したが、風が少し冷たく桜の下にはツマキチョウは飛んでいない。しかも、片隅に葉の花がありツマキとモンシロが飛び回っているはずの広場には、ムラサキハナナはあったが菜の花がなく、拍子抜けした。モンシロが2~3頭飛んではいたが、もツマキは現れなかった。しかしながら、広場を飛びまわっているシジミを発見。ルリシジミかと思ったが意外にもヤマトシジミだった。しかも、スーパーブルー。もっときれいな場所で撮りたかったが、しかたがない。
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気温が上がり始めたので桜のある方へ戻ると、ツマキが飛び始めていた。強引に桜のほうにカメラを向けながら追いかける。
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ツマキチョウは多くはなかった。同じ個体が同じようなコースを巡回しているようだ。桜に向かっては逆光。下からしか撮れないので、透けた裏翅しか撮れない。
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腰より高いので横から撮っても、こんな風だ。翅が白とびするので、桜は暗い色にしか表現できない。もっとも、上から俯瞰的にカメラをチョウに向けると桜は全く写らない。
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カメラの前で反転。透けた唐草模様・・・・
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飛び回るのは桜の下だけではない。ほとんどは春の花が咲いた草地の上。追いかけても、置きピン距離に入る寸前に身を翻す。
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表翅は白とびする。4枚写ったときはほとんどアウトだった。チョウに明るさを合わせると、背景がこんなに変ってしまう。
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満開のレンギョウの上を飛ぶ。と言うより、その下にニラバナの群落があり、♀と間違えて立ち寄るようだ。レンギョウはもっと明るい黄色だが、白に合わせると暗くなってしまう。
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ニラバナの上はほとんど通り過ぎるのだが、時には吸蜜する個体も現れる。ただし、吸蜜時間はとても短い。
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時には2頭が絡むがすぐに分裂する。ピントも合わないし、フレームアウトばかりだったが、やっと1枚だけ片方が隅っこに写っていた。そして午後、太陽の向きが変わったけれど、全く徒労に終わった。戦いすんで脚重く・・・
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by otto-N | 2018-04-03 20:49 | Comments(0)

2018.3.27 東京都・早春の雑木林 ミヤマセセリ   2018.4.1 (記)

2018.3.27
朝から晴れ。薄雲が拡がる気配もなく、気温は前日よりも高い。この日もコツバメとミヤマセセリを撮りに行く。先にコツバメのポイントに向かうが、いつものルートとは少し異なった道を行くと、笹の原にミヤマセセリが飛び交っていた。午後では見ない場所。気温と日当たりのせいで出て来る時間帯が違うようだ。膝上以上の草丈があるので追いかけにくいので、とまって翅を開いている個体を撮る。朝だと葉上で翅を低い太陽のほうに翅を向ける。まずはレディファースト。
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飛び回る前に体を温めている風の♂。
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ベタ開翅しているよりこちらのほうが美しい。
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飛び立ったので少し追いかけたが、すぐに藪の中に入ってしまい、すぐ見失う。
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道草を食っている時間はないのでコツバメのテリ張りポイントに急ぐ。しかし、暑いせいか、前日とは打って変わって数が少ない。
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低いところにはあまりとまらず、目の高さにとまることが多かった。4枚の表翅を撮るには下向きにせざるを得ないが失敗の山。もどってくるを捉えるのもうまくいかずに終わる。
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安直に、上に飛び出すのを青空が入ればそれでよしと下から狙う。
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コツバメはピーターラビットのぬいぐるみのようだ。
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同じ位置でも背景を変えてみる。いつまでもとまっているのは、他の♂が飛んで来ないからか。(上の4コマ目だけが別個体のようだ。もっとも、美形だけ撮ったのだが・・・)
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ちょっと変わったとまり方。
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ときどきルリタテハが近くに来ていたが、どうやら樹液が目的だったらしい。翅は閉じたままだったが、日射が弱くなった時に翅を開いた。暑すぎると翅を開かないようだ。
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11時すぎにはコツバメが消えたので、ミヤマセセリに専念する。
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飛んでいる場所に近づくが、なかなか置きピン距離まで近づけないし、フレームからも外れてばかりだった。
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それでもあきらめずに走り回る。
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♂と♀の絡み。1枚だけやっと入った。この後、2頭はどんどん舞い上がりコナラの梢の向こうに消えた。
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雑木林を飛び回るミヤマセセリ。私にとっては春の風物詩。でも、今年も惨敗。
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by otto-N | 2018-04-01 19:11 | Comments(4)

2018.3.26 東京都・早春の雑木林 コツバメ   2018.3.29 (記)

2018.3.26
朝から晴天のはずだった。しかし、現地に着いてみると気温は高いものの薄い雲が拡がっていた。コツバメの以前のテリ張りポイントは消滅し、かなり離れた場所に移ったとのことだが、そのポイントでは2年続けて見ていなかった。いつも到着は遅めだったし、晴天ではなかったし、気温も低めだったのでしかたがないと諦めていたわけだが、今度もダメかと思いつつ様子を見るだけと、とぼとぼとポイントにたどり着く。が、やはりコツバメはいなかった。別な場所を少し探索しているうち、日射しが増したのに気づき、急いでポイントに戻ってみると、複数のコツバメが飛び交っていた。とりあえず、静止を撮っておく。狙いは飛翔だがうまくいくとは限らないのでアリバイを作っておく。
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笹や枝の先にとまることが多いけれど、地面にもとまっていた(吸水?)。飛んだところを連写。
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飛んだところというのは正確ではない。別の個体が接近したりミヤマセセリなどが来たりしない限り、自ら飛び出すことはない。いつまでも翅を閉じ日光浴をしている。だから、飛ばせたというのが正しい。問題は飛ぶ方向。どこに飛び出すか判らない。下方向にも上方向にも飛び出す。飛ぶ方向が決まったとしても、置きピンの距離でシャッターが切れてくれるか判らない。何しろ1秒8コマ。近すぎたり遠すぎたりボケているのはまだいい。全く姿さえ写っていなかったりする。真横への飛び出しはピントは合うけれど凡庸すぎる。
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コツバメのテリ張りの場合、限度があるはずだが何度飛ばせても戻って来る。戻って来るとき一瞬ホバリングするのだが、ぴったり同じ場所に来ないので失敗ばかりだった。これは偶然、前から撮れたもの。ピントは顔にしか合ってない。
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飛翔がメインであったがあまりにもうまくいかないので、諦めてこれはと思った背景では静止も撮った。
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これが一番飛翔感が出たと思う。地面にとまっていると上にしか飛び立たない。後は距離と高さだが、やはり偶然の産物。
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午後からはミヤマセセリの飛翔に挑戦する。静止を撮る暇があったら、飛んでいるのを追いかけろと言いたいのだが、やはり静止もいいもの。ただ、♀は4度も遭遇したのに最初の個体しか撮らなかった。この個体、完品だと思っていたのに右後翅が傷んでいた。ちょっと反省。
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ミヤマセセリの飛翔はムズカシイ。もう完全には撮れないので背景の雑木林が主体となる。
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撮れない時は逆光であろうなかろうと勝手に手が動く。もう、やけのやんぱち。
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枯葉の積もった小道を行き交うミヤマセセリ。逆光だが、早春の雑木林の雰囲気は出ていると思う。
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by otto-N | 2018-03-29 21:03 | Comments(2)

2018.3.15 千葉県・江戸川河川敷 (2)モンシロチョウ    2018.3.24 (記)

2018.3.15 (続き)
江戸川河川敷の広大な土手に飛び回るモンキチョウが主目的だったけれど、この日も風が強く不首尾に終わった。実は、現地に着いた時にはまだ風は強くはなく、土手の下の菜の花に飛ぶモンシロチョウを追いかけて時間を潰しすぎたのが敗因。早春の雌を探すモンシロチョウは1か所に留まらず飛び回り続けるので、全く射程に入らず、菜の花は写っていないこんな写真しか撮れなかった。
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モンシロチョウを追いかけていた時、キタテハが飛び立ったので、狙いを菜の花の中を飛び回るキタテハに移す。が、やはり難しく、この1枚だけ。
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静止は撮らずに飛翔だけを撮るつもりでいたが、菜の花に吸蜜するキタテハがいい感じだったので誘惑に負け撮ってしまった。後ろが全部菜の花という訳にはいかなかったのが残念。
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この後、モンキチョウのポイントに移動したのだけれど、風が強すぎてあまり撮れずに終わった。14時すぎ、日が再び射してきたので風当たりの少ない場所を探すとモンシロチョウが飛んでいた。逆光気味だが、土手の上に菜の花、土手に登って振り返ると菜の花の向こうに鉄橋と枯れススキという絶景ポイント。しかし、チョウも少く、急斜面なので距離が届かず失敗の連続。これもピンが来ずボツ写真であるけれど、来年への忘備録として掲載しました。
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撮れたのはこの土手の裏側の侘しい建物の前。
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こちらの方が風当たりがないので、常に2~3頭飛び回っている。が、逆光の上、ゴミが吹き溜まった空地。撮る意欲に欠けた。でも、PCで見るといい感じに写っていたので、もっと撮ればよかったと後悔。
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こちらが土手の表側。菜の花が密ではなかったが、青空がいいのでよしとしよう。
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この河川敷の飛翔道場主の友人は、ゴルフのしすぎで左足首を故障中。走り回れないので記念写真として撮ったとのこと。彼の1DXはよく写る。左はモンキ、右のモンシロもしっかりピントが合っている。が、私はここではチョウを完全に外してます。(この画像だけはクリックしても大きくなりません。そのうち削除すると思いますが・・・)
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by otto-N | 2018-03-24 10:19 | Comments(2)

2018.3.15 千葉県・江戸川河川敷 (1)モンキチョウ   2018.3.20 (記)

2018.3.15
スキーから帰った翌日、足腰の痛みはないのでモンキチョウを撮りに江戸川の河川敷に行く。2月28日にも行ったけれど南風が強くさんざんだった。この日はカラッと晴れてはいなかったが、その分、翅の色が白とびしないはずだ。最初に撮影できたのは♀。
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ゆっくり飛んでいたので撮りやすかった。
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問題は自分の陰。陰に入らぬように追いかける。
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いつものポイントにやって来たものの急に南風が強くなってきた。そして時おり薄雲が拡がり、その度にモンキチョウは姿を消す。日が射すたびに現れるので、走り寄って追いかけるが風で流されるチョウに射程がうまく入らない。時々、♀♂が絡むがすぐバラけてしまう。やっと撮れ、構図も狙ったとおりに撮れたけれど、両方は入らず片方だけだった。
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悩んだあげく、21ミリではなく15ミリを使うことにした。15ミリだともっと近づかなくてはいかないが、置きピン40cmのままでもピンが合えばトリミングはできる。でも、やはりダメ。探雌飛翔の♂を追いかけるが、やはりチョウが小さすぎた。ピントも合っていないのでトリミング不能。
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チョウは風にあおられる。防護ネットが風で膨らむ。
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15ミリでも撮れないものは撮れない。21ミリに戻す。土手の上の遊歩道は比較的風が弱い。時々飛んで来る♂を待ち構える。背景のグリーンを明るくしたいところだけれど、それでは黄色がとんでしまう。
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上の次のコマ。もっとコマ数が撮れるとよいのだが、秒8.3コマだとこれが限界。
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再び土手斜面。草丈が低いので走りやすいが、斜度は20度くらい。風に飛ばされるチョウを息が切れるまで追いかけ、追いついても逃げられっ放し、だんだん休む時間のほうが長くなってきた。全然、フレームに入らないし、入っても近づけずピンボケの量産。14時、風が止みそうもないし雲も拡がってきたので、モンキチョウを諦めた。
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(江戸川河川敷(2)に続きます)




by otto-N | 2018-03-20 10:47 | Comments(0)

2018.3.13-14 長野県・志賀高原   2018.3.17 (記)

インフルエンザの発熱の後遺症で左肘の痛みがなかなかとれず今季はスキーを諦めていたけれど、急に回復したので、あわててスタッドレスに履き替え、移動性高気圧が本州をすっぽり覆い、2日間とも晴天が絶対保証された志賀高原に出向く。なぜ、毎年、志賀高原かって?志賀高原の標高は1500~2000m。この時期、他のスキー場はザラメからぐちょぐちょ雪だが、まだまだ雪質がいい。

2018.3.13
いつものように8時少し前に出発し、高天原の宿に着いたのは12時過ぎ。湯田中からのオリンピック道路はカラカラだったが、案の定、トンネルと駐車場だけ一部凍っているだけで、やはりスタッドレスが必要だった。ピーカンで風もなく春スキー状態。一の瀬のリフトに乗っているとき、大型のタテハが飛んでいたが、遠かったのでエルかキベリは区別がつかなかったが、飛び方からはエル。志賀高原3月のエルはこれで2回目の目撃。一の瀬、焼額、奥志賀を廻り、リフトが止まった頃、高天原に戻ってきた。ビールを飲みながら部屋の窓から撮った風景。左に東館、右にジャイアント。夕方の岩菅山がきれいだったのにカメラを持たずに出てしまったのを後悔した。
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2018.3.14
朝、起きると太陽が東館から顔を出すところだった。朝食前の暇つぶしに撮る。
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9時ころ出発。まあ、雪と行ってもピステンでならされたスケートリンク状態。ポール派なら絶好の練習バーンだが、私のロッカースキーでは斜面をずり落ちるだけ。ピステン跡の振動がものすごくそんな楽しいものではないのでムリをしない。高天原の山頂リフトを降りると、春霞みの向こうに北アルプスが見通せた。ガリガリの高天原のコブは遠慮したが、コブを滑っていた基礎系スキーヤー集団はかなりうまかった(望遠一眼レフのカメラマンが数人で撮影中)。
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一の瀬。ガリガリのバーンを滑る。やはりスキーヤーは少ない。
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焼額に移動。大好きな五輪男子回転コース(今の名前は知らない)。昔はコブコブの急斜面だったが、今では毎日ピステンで整地する広い1枚バーン。スキーヤーが少ないので右端から左端まで目いっぱい大きなターンで飛ばす。が、妻はこじんまりしたターンを重ねる。でも、滑りはじめたら下まで1回も休むことはない。
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南斜面なので雪もすぐ柔らかくなる。カメラ的には逆光。先行する妻の写真を撮ってもしょーがないのだけれど、動きのあるものを撮るのは、たとえコンデジであっても楽しい。ピントを合わせながら、遠くに行ってしまったときはズームを繰り出す。
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ゴンドラからの滑り出しは緩斜面。これは追い撮り。緩斜面なので後ろからファインダーを覗きながら追いかけることができる。しかし、ピントが合わないとシャッターが切れないので思ったように撮影できないし、背景まで計算できない。まるで、チョウの広角飛翔撮影です。この先の左にある結構楽しいコブ斜面は今年も健在でほっとする。
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焼額を何本か滑り、奥志賀に移動。ここもねじれのない1枚バーン。人も少ない。そして焼額よりも完全な南向きではないので雪質もいい。斜度が切れ換わるあたりのリフト脇にコブのラインがある。このコブの入口でエルタテハらしきものが飛んでいるのを見る。コンデジながらカメラを持っていたので、とまってくれることを期待したが、林の中に消えてしまった。気温はせいぜい12~13℃くらいだったと思う。この森に囲まれた景色はいいでしょ。でも、景観を崩していることは明らかです。
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ランチはGPにした。もしここのイタリアンが美味しかったら、高くても泊ってもいいかなと算段してのことだが、はっきり言ってダメ。まるで教則本みたいな味。これでは夕食も期待できない。ランチの後に1本滑り、13時すぎ、宿に戻ることにした。2コマ目は奥志賀の深くても滑りやすかったコブのライン。4コマ目は焼額から一の瀬への連絡コース。快適とは言えない雪質になってしまったが結構長くて楽しめる。
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そして、最後の一の瀬。もうすっかり雪は弛んでしまった。
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14時50分に高天原を出発、渋滞は全くなく自宅に着いたのは18時50分。雪質の良い厳冬期は寒いし何より日が短い。というわけで、スキーは3月だけになってしまった。それにしても、長野オリンピックの後のスキー場がさびれたのは何という皮肉。志賀高原のホテルはすでに老朽化しており、今回泊った宿Tはリニューアルされ、温泉があり食事もまあまあだったけれど、室内設備はビジネスホテルのレベルまで達しておらずわびしいものがあった。でも、値段を考えるとまあいいか。志賀高原の宿は昔から高い。




by otto-N | 2018-03-17 20:55 | Comments(0)

2018.3.2 神奈川県・高松山 富士山   2018.3.10 (記)

2018.3.2
小田急とJRで山北町へ。無人駅から30分ほど国道沿いを松田のほうに戻ったところに高松山(801m)の登山口。通過したのは10時45分。東名の下をくぐり、みかん畑の急なコンクリ農道を登る。
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周りは梅と菜の花。ぽかぽかと暖かく、モンキチョウとルリシジミが飛び回っていたが、とまる気配はなし。
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みかん畑を過ぎ、これからちゃんとした登山道に入ろうかという所で何やら大がかりな整地工事。看板が立っており、見ると新東名の工事だという。山の中なのでトンネルを掘るための下工事かと思ったら驚いた。山の中腹を橋のようなものを架けるようだ。もっとも、現在の東名もこの区間はすべて橋で出来ているようだ。
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杉がメインの登山道を昇って行くと、木立の間に富士山が現れる。
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広葉樹も混じってはいるが薄暗い杉林が続き、「ビリ堂」という小さな馬頭観音像のある小さな広場に着く。看板を見ていたらこの付近にはカンアオイがあったらしい。帰ってからネット検索すると今でも自生しているようだ(ギフはさすがに)。→★
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12時30分、山頂に到着。素晴らしい富士山。
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とても広い山頂は風もなく気持ちがよかった。暖かいのでヒオドシチョウがいるはずと思って、広角レンズを持ってきたけれど全く現れなかった。いたらどこからでも富士山バックで飛翔が撮れたのに・・・
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13時に下山開始。帰りは、河津ザクラを見るために最明寺史跡公園を経由して松田駅に向かう。下りはじめてすぐ、花はまだ咲いていなかったがミツマタの群落が目につく。
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桜平という場所で富士山が姿を現す。
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ここは名前通り。咲いたら桜がきれいそうだ。
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のどかな集落に着いた。そこにも富士。至る所に富士。さすがに撮影は飽きてくる。この付近の日溜まりでヒオドシチョウを2度ほど見た。ヒルトップでテリを張るにはまだ寒いのかもしれない。
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再び暗い登り坂。史跡公園を出たところで案内板がなく、舗装林道を逆方向に行ってしまい、40分のロスタイム。もっと早くにスマホの地図を調べるとよかったのだが、そもそも街中とは違い地図の道路はあてにならない。林道をかなり下り、細い分岐をやっと見つける。菜の花が咲いている畑脇にモンキチョウが飛んでいたので目で追いかけていると、ベニシジミが飛び出す。前翅の付け根がグリーンに輝いていた。夏型だとレインボーに輝くけれど、ベニ紋の時は、傷口に塗った赤チンが乾くとグリーンに輝くようなもので、それほど奇麗ではないがこの幻光をちゃんと捉えたいものだ。
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15時40分、やっと河津ザクラのある公園に到着。やれやれ。
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大写しにしてみる。
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なんだこれだけかと思って、散策路を下ると菜の花が植えられていた。これなら解る。
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無理やり逆光の桜を撮ってみたけれど・・・・
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東名の下の通路をくぐり、小田急の新松田駅に大急ぎで行く。JRの松田駅からは500mも離れており、かなり焦りました。




by otto-N | 2018-03-10 10:14 | Comments(0)

2018.2.28 千葉県・江戸川河川敷 モンキチョウ    2018.3.4 (記)

2018.2.28
今年は寒いのにどういうわけかモンキチョウの発生が早いようだ。寒い日ばかりではなく異常に暖かい日もあるので突然羽化したということか。例年、3月に入ってから発生する江戸川河川敷の千葉県側でも2月の中旬には発生したとのこと。さあ、はばたき道場の初稽古に行ってみるか。

と、勇んで現地に着いてみたものの、モンキチョウが舞う広大な土手は工事中で立ち入り禁止。フエンスに囲まれた中は、草がきれいに刈りとられ、工事車両用の太い道路が左右から作られていた。モンキも飛んでおらず、草ごと持っていかれたらしい。(画像はすべて、クリックすると大きくなります。東京スカイツリーもわかります)
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ここを諦め、昨年もいいのが撮れずに終わった別ポイントに行くが全くモンキの姿が見えなかった。撮りたい背景があってのモンキチョウ。来るまで待とうモンキチョウと、枯草の斜面に腰をおろし早めのお昼にする。そこへ、電話。姿が見えないので来ていないかと思ったら、土手向こうの畑の脇で撮影しているという。行ってみるとすぐにモンキが現れた。ネギ畑横の急斜面の下を飛んでいる。追いかけるが速くて追いつかない。気温が高すぎるのだ。♀を探して飛び回っているメインの場所は道路ではなくて、斜度40度、高さ5~6mの斜面の中腹。追いかけるにはかなり危険。でも、追いかけた。
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この斜面ははっきり言って枯草が醜い。けれど、そんな贅沢は言ってられない。モンキには後少しというところで反旗を翻されているばかりだったので、21ミリの距離目盛りは40cm。少し遠いのでチョウが小さくなるがこれ以上近づけないのでしかたがない。したがって、画像は1段階のトリミング(80%)。露出は、F3.5~4.0、1/4000、ISOオート。ぼやーっと写る背景が好きです。
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少し日が翳るだけで飛ぶのを止める。体を横にして日光浴しているのだが、近づくとすぐに飛び出す。追いかける。反転されたがキャッチ。
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斜面の上は平らだが風が抜けるせいかはモンキは飛ばないが、南向きのこの斜面は日だまりとなっているので集まっているらしい。それにしても、この斜度でよくも追いかけたものだ。(ちょっとピンボケ)
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斜面の上方から下の道路と畑を写し込むことができた。もう少し向こうには緑の長ネギ畑があったのだが、この日一番のお気に入り。枯草とモンキの黄色はよく似合う。
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2018.3.4
日曜だけれど明日から1週間の天気が悪そうなので、下手くそテニスを止めモンキチョウを撮りに行く。気温は高かったが(20℃くらい?)江戸川の土手を吹き抜ける南風が強すぎ、モンキは全く現れない。風が弱そうな場所を探したが、結局、先日来た畑の横の急斜面しかなかった。しかし、数が少ない上、やって来てもすぐ風に流され飛び去ってしまう。撮影チャンスは数えるだけ。かろうじて、風に向かって遅く飛ぶ♂を並走して追いかけたこの3枚だけが背景は汚いけれどOKかな。置きピン距離は30cm。ノートリだとチョウはこの大きさになります。
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実は、1か月前にインフルエンザに罹り高熱で朝目覚めた時、左肘が痛くて全く動かせなかった。モーラステープで筋肉痛はすぐ消えたけれど、関節そのものに不具合があるようで、真っ直ぐ伸ばした時と60度以上に肘を曲げて少し捻った時に、逆腕をとられたような痛みが走る。どうやら、30年前にスキーで負った古傷が再燃したらしい。一時は、カメラも左手で構えられない状態。1か月経ち、かなり良くなったので、スキーに出かけられると思っていたが、28日に機材の入った重いザックを不用意に背負った時、かなりの衝撃が来て元の木阿弥。これでは、ストックも十分に突けないし、スキー板さえ担げない。昨日のテニスでは左手はサーブ時のトスでしか使わないのに、夕方には腕が曲がらなくなってしまった。一晩でモーラステープで痛みは引き腕も曲がるようになったけれど、今年はスキーは断念せざるを得ないことが確定しました。あーあ。



by otto-N | 2018-03-04 18:07 | Comments(2)

都心の迷蝶 in the past decade    2018.2.28 (記)

チョウを撮影し始めて8年経ちました。撮影だけのために遠くへ出かけることはほとんどなく、自宅付近(港区・目黒区・渋谷区)で撮ることが多いのですが、こんな超都心にいるとは思われないチョウがいます。紙での記載ではないので正式な記録とはなりませんが、ちょっと面白いと思います。


ミヤマカラスアゲハ  2011.8.29
港区白金台にある自然教育園(正式には国立科学博物館附属自然教育園)のクサギの花に他の黒系アゲハの中に混じって飛び回っていました。この年には、文京区・白山にある小石川植物園でも記録されています。その後、毎年のようにクサギの花咲くころに探していますが、ミヤマカラスアゲハは見つかっていません。
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エルタテハ  2011.11.22
恵比寿ガーデンプレースの高層マンションの植え込みのツワブキにエルタテハが吸蜜していました。残念ながら、当時は広角あるいはコンデジで背景にビルを入れるということを思いつかず、マクロだけでしか撮っていません。遠くから飛んで来たとは思われず、車の中に偶然入り込んだ個体が都内に運ばれ、車外に解放されたものと考えています。飼育品の放蝶も考えられますが・・・
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ギンイチモンジセセリ  2012.5.4
この時期はツマキチョウとトラフシジミを撮影に自然教育園に行くのですが、ギンイチを見たのは後にも先にもこの1頭だけです。湿地周辺にはススキ類の藪が拡がっているので棲息している可能性はありますが、散策路が限定されており、入り込めないので確かめようがありません。
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オナガアゲハ  2012.8.20
高尾山まで行くとオナガアゲハは普通ですが、こんな都心(=自然教育園)にいるとは思いませんでした。2011~2012年には時々見かけましたが、近年では少ないようです。もっと完品の画像もありますが、この擦れた個体は動きがあっていいでしょう。
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クロマダラソテツシジミ  2014.8.29
恵比寿ガーデンプレース・サッポロビール本社の花壇でウラナミシジミかと思って近寄ったらクマソの♂でした。この年の関東でのクマソの第1号でした。近くにはソテツもなく、この1頭だけの発見です。
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アサマイチモンジ  2014.10.18
これも自然教育園です。擦れていましたが、都心では珍しいと思います。しかしながら、イチモンジチョウかもしれません「蝶鳥ウオッチング」のyoda-1さんの鑑別法でも微妙です。ただ、ここではイチモンジチョウでさえ見たことがなく珍品です。ついでに、いそうでいないのがダイミョウセセリとヒメウラナミジャノメで、不思議といえば不思議です。
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オオミドリシジミ  2008.7.1
自然教育園にはコナラの林があり、平地性ゼフィルスのアカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミが細々と棲息しています。ウラゴマダラシジミとミドリシジミはいませんが、オオミドリは10年前には確かに棲息していました。この画像は、自然教育園の我が師匠、「徘徊・・・うろつき回ること」のShinさんが撮影されたものをお借りしました。
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ツマグロキチョウ   2009.9.22
これもShinさんの撮られた写真です。ツマグロキチョウの秋型は棲息地から分散すると聞いていますが、関東の棲息地は山梨県か栃木県です。あまりにも遠く離れているので、なぜ自然教育園で見つかったのか謎のままです。
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明日から3月、そろそろ行動しなくてはいけませんね。Shinさん、貴重な写真をありがとうございました。






by otto-N | 2018-02-28 20:16 | Comments(2)