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たかがヤマト、されどヤマト

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2019.6.25 長野県・蓼科 (1)白駒池   2019.6.28(記)

2019.6.25
2日続きの好天予報。急遽、蓼科のホテルを予約する。諏訪からメルヘン街道に入り、白駒池に向かう。11時過ぎ、麦草峠(標高2120m)の駐車場に到着。麦草ヒュッテのある少し開けた所を登り、丸山との分岐点を左に下る。そこは苔に覆われた針葉樹の森だった。
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立ち木、倒木、岩と、あらゆるモノが苔に覆われていた。ここの苔は485種あるとのこと。珍しいものには名札がつけられていたが、苔そのものに圧倒される。
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面白いのは胞子嚢。なかなかピントが合わない。
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苔の森は日が射していないほうがしっとりして綺麗だと思う。
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日陰にあるせいか、イワカガミのピンクはとても濃かった。ミヤマカタバミも咲いていた。
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青苔荘まで行くと白駒池が見えてきた。時計回りで池を一周しようとしたが、道は池の近くを通っていないようなので途中で引き返し、白駒荘まで逆回りで行く。そこでやっと池の全容が見えた。思ったよりとても小さい。
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白駒荘の少し先。苔のじゅうたん。太陽が雲に隠れるのを待ったが、こういう時に限って日射しが強くなる。
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木立の間から白駒池。今度はパノラマ非合成。
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池を1周しても風景が劇的に変わるふうもないようなので、丸山(標高2330m)を目指した。




by otto-N | 2019-06-28 16:56 | Comments(0)

2019.6.18 東京・白金の森 トラフシジミ   2019.6.24 (記)

2019.6.18
前日は絶好のトラフシジミ日和だったが、あいにくの休園日。朝から晴れたので出かけてみると、トラフシジミが飛び回っていた。路上で吸水していた個体が葉にとまったが、この角度では全く色が出なかった。
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路上吸水する個体は多かったが、暑いせいかほとんど翅を開かなかった。開翅したとしても半分だけ。まだピカピカのブルー個体も探せばいるようだ。
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2019.6.19
少し薄い雲がかかっていたが晴れてきた。吸水に下りて来る個体は多かったが、翅はほとんど開かないし、スレ個体ばかり。近くの下草にとまるのをじっと待っていると、時々、翅を開く場合もあるがスレが目立つ。それでも、ブルーが最大に輝くアングルからでは少しは傷みが目立たなくなる。日が翳ると開く個体もあるようだ。ただし、光が弱いとブルーの輝きも弱くなる。
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この日も、路上で次々と開翅する「トラフ祭り」の日ではなかった。吸水に下りては来るが、気温と湿度が高いため開かない。トラフはたくさんいるがほとんどスレというよりボロなので、カメラの方々はトラフをあきらめ立ち去ったので、広角で飛翔を撮ることにしたが、毎年繰り返しているように成果は期待していない。やけくその連射と言うのが正しい表現である。
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はらはらとムクロジの花が散る道にトラフは吸水に下りて来る。部分的には黄緑色の絨毯だ。この上を飛ぶトラフを表現したかったのだが、撮れたとしてもこのポイントを知らない人には無意味なことで個人的にしか意味はない。(ここの夏トラフの産卵はムクロジだと思う)
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光が足りないのでブルーが出たためしはない。スピードが速いのでピントも合わないし、とにかく難度が高すぎる。
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光と影の交錯する散策路、光の中に入った時だけ、角度がよければブルーが撮れる。
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2019.6.20
朝、起きた時は晴れていたが自宅を出たころから曇り始め、ポイントについた時には完全に曇り空。気温も18℃と低い。それでも、空が明るくなりはじめた時、翅を開いている個体がいた。
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もう1頭、下草に降りてきたが翅を開くことはなかった。飛び去る時の飛翔は何とも弱々しく、慌てて追いかけても撮れたくらいだ。2コマ目はビロードハマキ。気温が高いと敏速だが、この気温では遅くてスズメに捕食されてしまう。
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ビロードハマキは毎朝見つかる。朝にはヤブマオの葉の上は濡れており、トラフはこの汁を吸いに降りてくる。画像からは大きさは判らないが、最初、ムラサキツバメかと思ったほど大きいムラサキシジミだった。11時を過ぎるころ晴れ上がったが、どういうわけかヒカゲチョウが日の当たる場所に出て来ていた。
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2019.6.21
晴れの日が続く6日目。もうスレスレ、ボロボロだろうが最後の見納めに出かける。路上には次々とはいかないがトラフシジミが舞い降りていた。スレているかどうか肉眼ではわからないので撮影しモニターで確認し、少しでも美形の個体を追う。地面ではなく葉の上にとまると、茶色の裏翅もなかなかいい。
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数は少ないが開翅するものもいる。スレほど開くのか、いったん開いたら長時間は開きっぱなしだ。翅が少し立った後ろ側で逆光気味からではブルーにはならず(2コマ目)、いくらスレても順光だとアングルを選べばそれなりにブルーに輝く(4コマ目)。この4コマ目、後翅の前縁付近に見えるのは性標だと思うが、ここまで開くことはとても少ない。
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縁毛がしっかりしていたこの個体を追い続けていたが、暑いせいか、最後まで開くことはなかった。
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今年の夏トラフは、次から次へと路上に降りてきて翅を開くということはなかった。梅雨に入った後、例年だとすぐ2~3日、カラッとした晴天が続くのだが、そんな日が今年はなかった。ただ、曇り空から日が射すと開翅する個体がいることを知ったのは収穫だった。





by otto-N | 2019-06-24 10:24 | Comments(2)

2019.6.17 埼玉・ハンノキの湿地 ミドリシジミ   2019.6.21 (記)

2019.6.7
ミドリシジミの卍飛翔狙いで夕方に出かける。15時すぎに到着したが、日が傾くまでに時間があるので付近を歩きまわると薄暗い中にミドリシジミの♀。飛んだところを見るとB型かA型。暗くてはっきりしなかった。
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そろそろ♂が集まり始める時間になるのでテリ張りポイントの外れに行ってみると、ミズイロオナガシジミが飛んでいた。小飛しては葉にとまるが、位置が悪い場所ばかりだった。表に出てきたところをやっと撮る。叢に下りて半開翅したが、これまで。
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同じ木にミドリシジミもとまっていたが、♂ではなさそうだった。翅を開いたところB型と判明。葉の上でストローを伸ばしていた。
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さて、♂はというと、日が傾き始めたというのに集まる気配なし。いつもは1頭、また1頭とやって来ては夕日を浴び、小競り合いが始まるはず。それが全くなかった。薄い雲が出てきたので暗くなり始めた時、1頭が単独で飛んだだけだった。これでは卍飛翔はムリだ。昼間は風が強かったが夕刻には止んでいたし、風の強い時にもしっかり♂は集合し、卍飛翔が始まった。雲が消えず日が全く射さなくなったので、18時、一度も広角レンズを出さぬまま、フラフラとやって来たウラナミアカシジミを300ミリで撮って帰路についた。ここのミドリシジミはどうしたのだろう。
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by otto-N | 2019-06-21 16:33 | Comments(0)

2019.6.11 東京・白金の森 トラフシジミ   2019.6.18 (記)

2019.6.11
前日(月曜日)は大雨。曇っていたがすぐに日が射す感じがしたので、自然教育園に行ってみる。トラフシジミが発生しているはずだが、こんな日は吸水に下りてくることはない。園内に入ってみると路上は濡れたままで、太陽が出て来ず気温は低いままだった。無論、チョウは飛んではいない。

曇っているのでまだ薄暗いトラフのポイント。ガクアジサイの前でウラナミアカシジミを見つけた。羽化不全なのか翅は歪み、擦れ擦れの個体。しかし、今季初。
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ベンチの前で表翅を上に向けたトラフの死骸を見つけた。よく見ると、死骸と思ったのは間違いで、右前翅が根元から折れ曲がって横たわっていただけだった。しばらくすると起き上がったので左側を撮る。園内を一巡し、戻ってくると日が射し始める。先ほどのトラフを見に行くと、なんと翅を開いていた。右後翅の前縁の内側に見えるのは性標であろうか。こんな状態でしか性標が見えないとしたら普通の開翅では見えるはずはない。トラフの♀♂の判定の決定打はなさそうだ。アジサイに飛んで来たトラフも日が射した途端、翅を開いた。
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アジサイのトラフを撮っていたら、目の前に翅を開き始めたトラフがいるではないか。急いで、18-135ミリをテレ端まで伸ばし、葉の上で位置を変えるトラフを撮る。アングルによっては、2コマ目のようにブルーとはならずにボサボサの紫となる。総じてファインダーで見ているより、現像するとブルーが強い。
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最初に位置からちょうど一回転した時、日射しが強くなり、ブルーが輝いた。(葉上の影で日射しの強さが判る)
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そして、少し上に移動し見栄を切る。いかり肩の前翅、中段が折り畳み構造になっている前翅がトラフの特徴(イワカワシジミ似ている)。
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この時の気温は日陰で18℃。こんな曇りの日には、朝早く、低い所にはわざわざ降りてくるはずはなく、前日の嵐に近い降雨によって飛ばされ下草で夜を明かした個体が、日が射した時に開翅したものと思っている。それにしても、チョウが少し擦れているとは言え、マクロを持って来なかったのが残念。このレンズ、合焦は速いが写りが違うような気がする。(この日は2年前のやっと満足できたトラフ開翅の日と同じ→★



2019.6.12
この日も教育園。チョウも飛ばぬ曇り空。目的は100マクロと18-135ミリの差。やはり違った。マクロのほうがいい。マクロで撮ったカマキリとナガコガネグモ?の子供。
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やっと少し明るい所に出てきたヒカゲチョウ。こちらは300ミリでの切り出し。
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2019.6.13
前日は雨はほとんど降らなかったので、晴れたので行ってみると、路上吸水に下りていた。しかし、総計5~6頭と少ない。路上では、少し傾斜して吸水していた。葉の上での吸水は、オオバコがヤブマオに次いでよく見られる。いずれも、朝は葉の表面が濡れたように光っており、これを吸っている気がする。
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残念ながら、この日は翅は開かなかった。ヤブマオ吸水の背景にドクダミの花を入れる。
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2019.6.14
晴れたので今日は開翅の日だろうと、開園と同時に飛び込む。しかし、路上には来るが全く翅を開かなかった。
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ムクロジの花がはらはらと散る中、トラフはただただ吸水にいそしむばかり。翅も擦れており、すでにシーズンを逸した感がある。
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by otto-N | 2019-06-18 16:08 | Comments(0)

2019.6.6 長野県・南アルプス山麓 (2)クモマツマキチョウ  2019.6.14 (記)

2019.6.6 (続き)
新緑につつまれた気持ちのいい林道を時々喘ぎながら登り(頭のスミに熊)、目的の場所に着くと、早速、1頭が飛んでいるのを目にする。しかし、崖の上の方に飛んで行ってしまう。ミヤマハタザオを探し、その近くで待つことにする。よく見なければわからないペンペン草のようなちっぽけな花だが、至る所に生えているわけではなさそうだ。道路わき、ガレ場の乾燥した場所に細々と咲いているだけだ。100マクロの出番はなさそうなので、300ミリで待つ。最初、近くにやって来たのは♂だった。吸蜜時間が短すぎ、ピントが合う前にすぐ飛んでしまう。飛んだ後、隣の花に移るというわけではなく、思ってもいなかった場所の花で吸蜜する。単焦点300ミリはキツイ。近距離ほどピントを外しまくった。
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すぐに♀もやって来た。♀は吸蜜時間が長いようだ。
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飛んでも、この♀は♂のように長距離移動することもなく、近くの花に移るか元の花に戻って来るので、そこで待ち構えた。しかし、風があるわけでもないのに、後ろが抜けているせいかピントがなかなか合わない。やっとピントが合ったのでシャッターを切ると飛ばれ、飛び立ち画像ばかりが残された。
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構図的に一番よかった1コマ目はピンボケ。
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♂は定期的にやって来た。2頭のオレンジが絡んだこともあり、少なくても♂は2頭いたはずだ。しかし、近くには来ず、もっぱら道路の下のザレた場所ばかり。証拠写真でもいいと上から300ミリで連射する。
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中央のオレンジの点を切り出したら、意外と写っていた。背景が抜けていればそれなりにいいのだが・・・
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なかなか上には上がって来ず、ガレ場ばかりで花を探していた。これも大きく切り出し。
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道路の近くに上がって来ることを期待したが、下の方に飛び去る。この後、太陽が雲に隠れ、万事窮す。しばらく待っても太陽の位置だけが雲がとれず、ここを引き上げ帰路につく。標高を下げたポイントでは雲が切れており、ラストチャンスに賭ける。遠くにオレンジが見えたので、近くのハタザオで待つと、一目散にやって来た。どうして、こんなちっぽけな花の位置が判るのだろうか。匂いか?
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最後の栄養補給だからだろうか、この♂の吸蜜時間は長かった。しかし、ピンボケは相変わらずだった。ハタザオの茎が細く花も小さいため、背景にピントを持っていかれるためかと思う。マニュアルに切り替えても裏目に出てばかりだった。
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背景をぼかすために低い位置から撮る。林立するハタザオがいい感じだ。
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なかなか前翅の黒斑が見えるまで開翅しない。見えた時は飛び立つ直前。
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この♂はこの場を去ってからも、再々度、やって来た。しかし、結局、蜜を出す花が決まっているせいか同じ花にとまる。
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やっと翅を開いたかと思ったら、飛び去る前のしぐさ。やれやれ。
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北アルプスのクモツキはこれまで3回行き、昨年はボーズに終わった。南のクモツキは今回が初めてで、またミヤマハタザオ吸蜜も初めてであった。北のスミレ吸蜜も短時間であったが、ハタザオへの吸蜜はこれよりもさらに短いような気がした。それよりも、オートフォーカスでピントが合わないことのほうが気がかりでならない。オートのほうが早いのは判っているけれど、マニュアルフォーカスを練習する必要があるようだ。それはさておき、南アルプスの山々を眺めながらのクモツキ撮影は、現場では気心の知れた友人だけだったということもありますが、とても楽しく忘れられないものになりそうです。




by otto-N | 2019-06-14 16:46 | Comments(0)

2019.6.6 長野県・南アルプス山麓 (1)ミスジチョウ   2019.6.11 (記)

2019.6.6
天気予報が晴れに変わったので、急遽、予定を繰り上げてクモマツマキチョウを見に行く。4人とも行ったことのない場所であるし、発生は確認されているが今年は数が少なそうなのでボーズを覚悟。とにかく、梅雨入り前のラストチャンスだった。

朝、駐車場近くで新鮮なミスジチョウが数頭飛び回っているのを見つける。路上吸水が主であったが、下草の上でもよく開翅した。
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木の名前はわからないが、複数頭が集まっている木があった。小飛しては翅を拡げていた。撮影してみると葉の上で吸水(汁)していることが判った。
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これまで、ミスジチョウの開翅は路上吸水以外にほとんど撮ったことがない。よく見るコミスジやイチモンジチョウよりはるかに大きいので、ベタではなく、少し翅を立て気味にした全開翅はとてもカッコいい。
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雰囲気の異なる個体が路上に下りて来て、すぐに下草の中に潜り込んだ。翅を開いたのを見ると、白条がとても狭いことが判った。残念ながら、裏翅を撮れないうち飛び去ってしまう。どうやら、この付近に多い地域変異型らしい。
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飛んで来たブルー。慌てて、右手に持っていた21ミリで連射すると当たった。
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オオイチの大好物。熊鈴を持ってくるのを忘れていた。
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by otto-N | 2019-06-11 16:50 | Comments(0)

2019.5.31 東京・イヌブナの樹冠 フジミドリシジミ   2019.6.9 (記)

2019.5.31
フジミドリシジミを見に行く。9時40分、ポイント到着。驚いたことにブナとイヌブナ、それと紅葉の枝がバッサリと切られ見通しがよくなっていた。木が大きくなりすぎてフジミドリが以前より来なくなったことが考えられたが、ここまで切られると果たしてフジミドリがやって来るのか心配になる。正午を過ぎてもフジミドリの影がなく不安を感じたが、12時50分、ついに飛んで来た。とまって翅を開いたが、遠い。300ミリ+1.4テレコンでもこの大きさ。撮った後、距離目盛を見ると10m。
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飛び去って約10分後、今度は違う場所でも開翅するがこれも距離10mで目の上。そして、さらに10分後、先ほどの枝の下にやって来て、すぐにV字開翅。遠いけれど何とか翅表を撮ることのできる位置。
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しばらくV字のままだったが、徐々に翅を開き始める。
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トリミングして大きくしても私の機材ではこれが精一杯だった。その後は遠くで一瞬、姿を現すだけ。14時20分、撤収。
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2019.6.3
フジミドリ日和の予報だった。しかし、現地に着いてみると天気予報は大外れ。前回の場所を見張るが全く飛んでこない。しかし、11時すぎ、目の前のイヌブナの葉にやって来て、突然のV字開翅。距離3.5m。300ミリ+テレコンでは少々近すぎるが、仕方がない。
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長々とV字開翅をしていたが開翅はここまで。これ以上翅を開かずに飛び去ってしまう。よく見ると、翅に細かな無数の傷があり縁毛も擦り切れすでに飛び古していた。


周囲には美しい新生テングチョウが舞っており、とまっても位置が悪すぎた。ミスジチョウの♂は相変わらず飛んでは来るがとまらない。そんな時、♀と思われる少し大きめのミスジチョウが産卵場所探しのためか、せわしなくモミジにまとわりついていたが、突然、近くにとまる。
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少し高い位置なのでいいかげんに撮っていたら、小さなイチモンジチョウに絡まれ、飛び去ってしまう。
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その後はまったりとした時間が続く。しかし、13時、唐突に2頭目が足の下にやって来た。超近距離。普通なら屈みこんでのマクロ距離だが、持っていたのは300ミリ+テレコン。しかたなく、真上から撮る。最短撮影距離(1.2m)付近なのでピントはこれでも最良。ピカピカの新鮮個体、しかしながら、鱗粉が引っ掻き傷のように剥げ落ちていた。葉の間をすり抜けて飛んでいるせいだろうと思う。
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頭をこちらに向けたので全開!と思ったが、このまま飛び去ってしまう。シャッターを切ったのはわずか13回、ほんの数秒の出来事だった。15時、諦めて撤収。
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by otto-N | 2019-06-09 10:22 | Comments(0)

2019.5.30 神奈川・雑木林の朝 オオミドリシジミ   2019.6.7 (記)

2019.5.30
オオミドリシジミがそろそろ出そうなので行ってみる。テリ張りポイントの木が年々大きくなり、林床に日が射さなくなってしまったので遅めに出かけたのだが、案の定、8時でも林の中は真っ暗。下草も伸びたので撮影できる場所はかなり限定されそうだった。8時10分、1頭がやって来て、頭上で開翅。少し飛ぶが高いところで開翅することを繰り返す。撮れないじれったさ。
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しばらくしてから少しは低い所で開翅したが、ちょうど曇で日が遮られ翅を閉じる。目より高い所だったので左手で引き寄せ100マクロで撮影。その後、雲が消え、2頭目がやってきたがこれも目より上の位置ばかりにとまる。引き寄せての撮影は100マクロではチョウが大きすぎ、ピントも合わない。また、翅の傷がやたらと目立つ。発生初期かと思っていたが、そうでもないようだ。
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これは、まさかの位置だった。目より上だが、翅を下に向けての全開。太陽の光を真正面に反射してまるで鏡のようだった。白とびが怖く、少しずつEVを補正し最後は-3まで下げた。
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その後は、時おり2頭が卍飛翔し、戻ってきて低い位置にもとまるが、いい感じの開翅はなかった。とても残念な位置だったが、翅の色がちょっと面白い。
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オオミドリのブルーはとても微妙。V字開翅の時、アングルを変えて撮ってみた。
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全開を期待したのだが、これで終わってしまう。もう少し頭のほうから撮らなければ後翅は輝かない。
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どうやら時間がたつと、体が温まったのか日射しが強くなったのか、全開せずに半開で終わるようだ。この時も、もう少しで全開かと思ったのだが、逆に翅を閉じてしまった。時刻は8時40分。この後、下のほうには日が射さなくなり、すべて日の当たる頭より上の高い位置にとまる。そして、9時10分、いつもまにかオオミドリの姿は消えていた。
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by otto-N | 2019-06-07 10:12 | Comments(2)

2019.5.24 栃木県・日光男体山 シロヤシオ   2019.6.4 (記)

2019.5.24
男体山(標高2486m)に登る。二荒山神社の境内にある登山者用の無料駐車場には車は1台だけだった。7時40分、中宮祠で登拝料500円を納め(安全祈願のお札をいただける)、門をくぐって石段を登り始める。すぐ左にシラネアオイがあるという。小さな群落と思っていたが、まるで違った。
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シラネアオイの名前は日光白根山に由来するという。よく見れば、色の濃淡に差がありおもしろい。(おそらく、白根山から株を持ってきて増やしたのと思いますが、この風景は野反湖の大群落に似ています)
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やや急な暗い森の中を登ると、2車線の工事用の舗装道路に出てしばらく進むと中禅寺湖が見えてきた。のどかな風景もすぐ終わり、鳥居のある4合目からは山頂まで急登が続く。
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ときどき後ろに中善寺湖が望めるが、ゴロゴロした岩の間を這いつくばりながら登る。
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中禅寺湖は素晴らしいが、針葉樹林帯の景色は単調。森林限界を過ぎようとしたころ、やっと左に日光白根山が見えてくる。そして、階段状の山道となり、砂礫のザクザク道となる。
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山頂近くからの中禅寺湖と日光白根山。
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10時50分、奥宮と社務所のある山頂に到着。晴れ渡っているの気持ちがいい。ゆっくりと休む。
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山頂からは会津の山々だけではなく北アルプスも望めた。しかし、どこがどの山かは判らなかった。
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11時30分、ザラザラの道なのでカメラをザックに収め、下山開始。帰りはさすがに楽であるが、太腿の筋肉負担が大きい。舗装道路まで下りてくるとヤマキマが飛んでいたが、登山口近くでやっと撮影できた。
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14時10分、登山口に到着。朝は日陰だった境内のシロヤシオに日が射していた。シロヤシオもアカヤシオ同様、本来、苦労して山を登ってしか見ることのできない花。中禅寺湖畔ではそんな必要がないとは意外でした。
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by otto-N | 2019-06-04 22:14 | Comments(0)

2019.5.23 栃木県・日光 半月山 アカヤシオ   2019.6.1 (記)

2019.5.23
かねてからの懸案だった日光・男体山(標高2486m)を登りに行く。なぜ延び延びになっていたかと言うと、登山道は高度差1284mの直登、夏なら南向きの斜面は暑くて大変だし、涼しい紅葉シーズンではあの大渋滞に耐えられそうもなかった。2~3日、晴天が続くとの予報。急遽、温泉宿を予約した。男体山には、いつものように、翌日の朝から登ることとし、この日は中禅寺湖畔にある半月山にアカヤシオとシロヤシオを見に登る。

広い半月山の第二駐車場に着いたのは11時ころ。半月山の登山道を登り始めると、目の前にアカヤシオが咲いていた。これまでアカヤシオを見るためには2~3時間の登山を強いられてきた。それが、車横付けで見ることができるとは!(あのオレンジと同じです)
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半月山の標高は1753m。新緑はまだまだ先。低い笹の斜面にアカヤシオが点在する。
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平坦部に出たので、4枚を縦撮りしてパノラマ合成してみた。冬枯れの木立の中にピンクの花がよく目立つ。
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ツツジの一種であるが、花弁の先端が丸く、花弁自体が大きい。逆光気味に透かして撮るのが個人的な趣味。
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20分ほどで半月山展望台に到着。眼下に中善寺湖、その向こうに男体山。その左の向こうにまだ雪が残る日光白根山(標高2578m)が見える。湖に突き出した八丁出島は、紅葉シーズンにヘリコプターから撮った写真が掲載されるおなじみの場所だが、空中からしか望めないと思っていた。それが、ここから展望できるとは・・・
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半月山の山頂は何も見えないと聞いていたのでパスして、尾根伝いに社山(1826m)に向かう。途中にもアカヤシオが咲き、桜も咲いていた。アカヤシオは木によって色の濃さが違うようだ。特に、3コマ目のアカヤシオはどぎついほどのピンク。遠くからでもよく目立った。
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鮮やかすぎるピンクだが、これも少し透かして大写しで撮る。もっとも、順光からでは花の向きが逆で撮れなかったのであるが・・・
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この後、突然、道は急な下りとなる。斜め下のアカヤシオと谷の向こうの新緑が美しい。
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途中の展望。思わずカメラを向ける。
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半月峠付近では芽吹き始めたカラ松の林が美しい。
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阿世潟峠の先の名前不詳のピーク(1550mとある)まで行くと、木立の間に白根山が見えた。社山までは行くには、一度下り、その先の登りが長そうでなので、ここで引き返す。
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帰路の登り返しは見た目よりは楽だった。もう一度、半月山展望台から中禅寺湖を眺め、駐車場に戻る途中、独特の優雅さで飛ぶタテハを発見。倒木にとまったので藪をかき分け、近づきそっと撮る。越冬後のシロベリとはいえキベリタテハは久しぶりだった。
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13時40分、駐車場に戻ったが、その後は湖畔を散策する。
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半月山ではシロヤシオが見つからなかったので、妻はがっかりしていたが、イタリア大使館別荘の庭の中に咲いていた。
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シロヤシオの撮影は意外と難しかった。日向では陰影がつきすぎ、日陰では暗すぎる。そこで、風で揺れる木漏れ日が花に当たる瞬間を撮ることにした。何枚も撮った中の1枚。
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光が湖面にきらきら反射して、雲が美しかった。こんな時、絞りをぎゅっと絞り太陽を撮りたくなる。左のとんがった山は社山。
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普段は見向きもしないが、花撮影モードに入るとなんでも撮ってしまう。カエデ、トウゴクミツバツツジ、シャクナゲ。カエデの花がちょっといいかな。
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午後遅くになって、やっと男体山の頂上が見えてきた。明日は標高差1284mを登り切れるかと心配しながら、湯ノ湖温泉に向かう。明日はてっぺんまで晴れますように。
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by otto-N | 2019-06-01 17:51 | Comments(0)