たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2016.4.25 ヒメウツギが咲き始めたとのことで、例年より早めに行ったけれど、この日は8時に一度出たきりで(先客談)、その後は全く現れなかった(昼ころ2時間ほど席を外したが)。待っている間に、クレソンの花に飛んでくるアオスジアゲハを撮り続けた。ここにクレソンがこんなにあったっけ? 目まぐるしくはばたき、次から次へと花の間を飛び続けるアオスジアゲハ。飛んだ瞬間にシャッターを切る。フライングの連続。 秒8コマなので、1コマおきでもこの通り。この間も撮れたらいいといつも思うのだが、後の処理が大変なことと思う。 ときどき2頭が絡む。300ミリのピントリングを小刻みに廻してもなかなか撮れない。あんなに絡んでいたのにこれだけだった。面白いのは1コマ目と4コマ目、2頭のポーズは全く同じだった。 白いクレソンの群落。一面に広がっているわけではなく、幅1.5mほど。少し遠いところに飛んでいるのを横からすかして撮ると、背景がボケてなかなかいい感じだった。 アオスジアゲハは普通種であるけれど、子供時代は北海道だったので、モルフォと同格の憧れのチョウだった。透き通るような真珠の光沢。何度撮っても美しいと思う。 小刻みに翅を動かし、飛び回るので撮影がとても楽しい。 背面から。 背景は緑と白。背景はシンプルなほどチョウを引き立てる。 全然はばたかない瞬間。大写しすぎたが、300ミリの単焦では、これ以上後ろに下がれなかった。 クレソンには、スジグロシロチョウも来ていた。 吸蜜していたのを撮っていたら、飛んだが撮れた。 オスもメスも、クレソンが好きなようだ。 片隅にオスが集まっていた。狙いは1頭のメス。最初は1頭だけだったけれど、一番多いときでオス5頭。全部入れようとしたが、せいぜい4頭しか入らない。1時間以上いじめられていた。交尾拒否のメスは大変だ。 何かと思ったら越冬後のクロコノマチョウ、デカかった。カラスアゲハが吸水にやって来たが、ついに、気まぐれな待ち人は来たらず。 #
by otto-N
| 2016-05-03 20:48
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Comments(2)
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