たかがヤマト、されどヤマト | |||||
2013.11.18 都内ではどうやらムラサキツバメは少ないようだ、というより稀。メスはともかく、狙いはオスの開翅。千葉の公園では、先日行ったときより数が増えているらしい。1日、晴れそう。 公園に着くと、フリースはいらないくらい暖かい。空はぼぉーっとして春霞のようだった。来る途中、窓から見えた東京湾もひねもす・・・・の感じ。このときの気象を煙霧ということを後で知る。こんなに暖かいと、カクレミノの塒のムラサキツバメは出払っていないだろうなぁと思っていたら、やはり1頭もいなかった。アオキのポイントに急ぐ。 着いたら、路上のムラサキシジミを座り込んで撮っているカメラマン。「はばたき」のFavoniusさんだった。聞くと、アオキには1頭だけ残っているという。暖かいので、ここも早々に出払っていた。そのうち、戻ってくるので戻ってくるのを雑談しながら待つ。塒に入る前に、近くで翅を拡げるはずだ。そうこうしているうち、ムラサキツバメのメスが現れ、ムラサキシジミのメスも翅を拡げ、ムラサキツバメのオスもやってきた。 次々とはいかないが、塒に入る前に近くにとまり、翅を開く。もちろん、すぐに開くとは限らない。開くのをじっと待っている間に、違うのがやってきて、先に開いてしまう。いつも同じ場所にいるわけではないので、どれが同じ個体か判らない。以下、なるべく撮影した順に並べた。 じっと待っていても開かないし、すぐ開くときもある。 オスはあまりボロいのはいなかった。 2頭が隣り合うシーンも見られた。 これは、また別の時間帯。下のオスは、これ以上開かず、ちょっと残念。 両方にピントは難しく、どっちに合わせると聞かれ、私は当然オス。Favoniusさんはメス。 とにかく、開いたら撮影。ムラサキシジミが開いても撮影。 そして、幻光。スーパー・バイオレットか、スーパー・パープルか、とにかくムラサキ幻光・・・。3コマ目、恐れていたピンボケ。 この2枚。特に2枚目を撮っているときは、痺れた。というより、ピンが合ってなかったらどうしようと結構焦った。 幻光は半開翅のときに生じる。全開のときは、左右上下、一番輝く位置を飛ばれる前に小刻みに探す。やはり、頭が下のときが一番いい。輝く位置は翅の傷も目立たない。 この位置で深い紫が出たかもしれない。ディープ・パープル? 撮影を始めたのは9時30分ころ。色々撮っているうち、いつのまにか2つの塒に別れ、ムラサキツバメが収まっていた。もう、午後1時。そろそろ、このポイントに日が当たらなくなってきた。まだ帰ってきていないムラサキツバメもいるだろうけれど、日が当たらないと暗くて撮影できない。さて、午後も日が当たるカクレミノの塒に戻ろうか。 (ムラサキツバメ (2)に続きます) #
by otto-N
| 2013-11-20 20:40
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Comments(2)
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