たかがヤマト、されどヤマト

フライイング・バタフライズ 2018  (14)ヒメアカタテハ    2019.2.15 (記)

11月中旬、江戸川の河川敷にヤマトシジミのメスを探しに通ったが見つからず、しかたがなくセイタカアワダチソウで吸蜜するヒメアカタテハを追いかけた。時々、2頭のオスが激しく絡む。メスの時とは様相がだいぶ違うようだ。
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吸蜜しているときには近づくだけでも飛び去ってしまうほど敏感であったが、個体差があることがわかり飛び方も遅い鈍感な個体を探した。
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それでも、後ろ姿ばかりしか撮れなかった。セイタカアワダチソウの黄色の群落は見事だった。
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昨年も近場での撮影ばかりで目新しいチョウはなかったけれど少しは進歩している気がします。以前はがむしゃらに連射しチョウが写っていればよかったのですが、少しは背景を選ぶようになりました。飛翔を撮るのは、とまった時に翅を開かないチョウの表翅の撮影が目的ではなく(その場合ももちろんありますが)、チョウの飛んでいる風景を表現したいのが目的です。風景とは特定の背景ではなく、食草や吸蜜している花を含めての心象風景です。自然観察的な環境描写を目的としていないので背景はボケていてかまいません。かえってそのほうがチョウが浮き立つし、だいいち、高速シャッターなので絞りは晴れていてもF5.6がせいぜいなので、曇っていたらF3.2開放で撮らざるをえません。それでも画像は暗いのでソフトで明るさを修正しているうち、ずるくなったというか修正の仕方がだいぶうまくなりました。今回もほとんど元画像から起こしましたが、連射ではRAWではカードへの書き込みが遅くて使えないのが難点です。毎年、もっといいのを撮りたいと同じ場所に行っても返り討ちにあってばかり、いつまで脚力がもつのか自信のない年代
(台)に突入しました。2年前に新品の型落ち(K-3)を2台購入しましたが、飛翔専用に使った1台はシャッターの寿命がきたのでユニットごと交換しました。ということで、あと2年間は使えそうですが、脚がそれまでもってくれるかどうかです。






# by otto-N | 2019-02-15 16:58 | Comments(0)

フライイング・バタフライズ 2018  (13)ウラナミシジミ    2019.2.13 (記)

10月、ウラナミシジミのメスが産卵のため萩に集まっていた。メスの表翅は構造色だと思うが、角度によっては青く輝く。この構造色はとまっている時にはうまく撮影できないが、飛んでいる時にキラキラと輝く瞬間があり、飛翔中の構造色を撮ることを試みた。メスとは言え飛翔速度が速く、なかなかファインダーに入らなかったが、産卵あるいは吸蜜のためにホバリングする時は何とかなりそうなので、この時を狙った。
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横からではとまっている時と同じで輝く翅の角度が狭いため、上から被せ気味で撮影することにした。その結果、4枚ともブルーに輝く瞬間を捉える確率が格段に向上した。どうやら、構造色は180度以上に翅を開いた時に輝くようだ。
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ただ、この構造色は微弱で、直射光を受けている時にはほとんど目立たず、日陰になった時だけブルーに輝く。また、背景をかなり暗く仕上げないとブルーは出て来ない。
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これは、付近一帯がビルの影になり薄暗い時に撮ったもの。ウラナミシジミのメスはとまった時にも全開するのなら構造色を捉えることができると思うが、V字開翅ばかりなので飛翔時しか撮れない。
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背景を暗く仕上げないと構造色は出ないので、かなりのアンダーで撮った。
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しかし、暗い中にチョウだけが浮かぶので不自然ではある。
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チョウが直射光にさらされている場合は、太陽光を反射する構造色の白とびを防ぐには下部に写っている萩の葉は暗くせざるをえなかった。もっと暗くするとブルーが美しいのではあるが・・・
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# by otto-N | 2019-02-13 16:17 | Comments(0)