たかがヤマト、されどヤマト

タグ:イチモンジセセリ ( 40 ) タグの人気記事


2018.10.16 東京・恵比寿 イチモンジセセリ   2018.10.25 (記)

2018.10.16
午前のルーティン。目的は未だ満足に撮れていないウラナミシジミ♀の飛翔だが、またしても失敗。美形が現れるたびに静止を撮るか飛翔を撮るかで迷い、結局はどちらも中途半端だった。
a0181059_10030656.jpg


逆さになって産卵や吸蜜する時の透けた翅は美しい。
a0181059_10043895.jpg


Sビールの花壇には野草が植えられていてイヌタデの群落もある。その群落で1頭のウラナミシジミが吸蜜を繰り返していた。少し飛んでもまた戻ってくる(吸蜜花同一の法則)。しからばと、イヌタデの群落の前に座り込み、チャンスをうかがった。密生しているので被ってばかりだったが、ピンクと薄いブルーの組み合わせはなかなかいい。
a0181059_10072468.jpg


2種類の小菊が植えられていて、薄紫のほうはユウガギクらしいが、白いほうの名前は不明。白い菊は次々と枯れた花を残し見苦しいが、ムシには大人気。チョウ以外にもアブ・ハチ・ガ等が集っている。とっくにスレばかりと思っていたイチモンジセセリは意外にも奇麗な個体が多かった。2コマ目はチャバネセセリだが、これも美形。
a0181059_10131450.jpg


花いっぱいのバックで飛翔を狙う。しかし、イチモンジセセリは暗過ぎる。緑の中に入るとどこにいるのかわからない。花の上に出て来た3コマ目は残念なことにピンボケ。
a0181059_10171171.jpg

花からはこのくらいの高さがいいようだ。
a0181059_10152077.jpg

暗い色のチョウを明るくすると白い花がとんでしまうので、いつもその加減がむずかしい。
a0181059_10144101.jpg


薄紫色のユウガギクのほうがチョウが引き立つが、人気があるのはこの白花の菊。ヤマトシジミもベニシジミもまだ夏の風情だった。
a0181059_10263777.jpg




by otto-N | 2018-10-25 16:24 | Comments(2)

2018.9.14 東京・恵比寿 イチモンジセセリ   2018.9.25 (記)

2018.9.14
夕方、ウェスティンホテルの玄関前の植栽に日が当たり始めるとイチモンジセセリが集まるのを見つけた。花は斑入りの丈の低いアベリア。背景として、ホテル外壁の「WESTIN」の金色のロゴを狙う。
a0181059_16582565.jpg


しかし、ピントが来たとしても、ロゴを全部入れるのはなかなか難しい。もっとも、1/5000で切るため、F3.5まで開けなくてはならないのでロゴははっきりとは写らないのだが・・・
a0181059_16595150.jpg


地味なイチモンジセセリには派手な花には浮いてしまうが、外壁のシックな茶色には溶け込んでいい感じになった。ただ、舞台はお洒落だったのだが、どのチョウも古着のまま。最近、ホテルのドレスコードが緩くなったので仕方がないか。それに、敷地内に立ち入らないとは言っても、撮影者は短パン・Tシャツ姿だ。文句は言えない。
a0181059_08505579.jpg




by otto-N | 2018-09-25 16:51 | Comments(0)

2018.8.29 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2018.9.4 (記)

2018.8.29
曇り空。少し気温が下がるとヤマトシジミは不活発。黒いメスはしっとり撮れるし、オスでさえ翅を開く。産卵行動中のメスはすぐに見つかった。
a0181059_17110824.jpg

位置を変えて横から。エッジまで撮るために何度もシャッターを切る。
a0181059_17115119.jpg


オスはこんなに綺麗な個体が揃っているとは意外だった。まだ夏姿の4個体、新撰組のダンダラ袖模様が少しずつ違う。
a0181059_17165226.jpg


驚いたのは、秋めいたオスがいたことだった。斑紋がわずかに違っており別個体と思う。しかし、この姿になるのは例年9月末。涼しい所で蛹化していたのかもしれない。
a0181059_17203129.jpg


ヤマトシジミはいつも損をしている。こんなに綺麗なのに、背景の抜けたところではあまり翅を開かず撮っても見栄えがしない。クロツやシルビアの撮影では邪魔者扱い。他のチョウがいなくなるこんな閑な時くらいしか相手にしてもらえない。
a0181059_17213028.jpg


普通種中の普通種。しかし、夏をすぎると個体のバリエーションは豊富だ。少し暑いととまらないし、翅も開かない。とまってもろくな場所にはとまらない。すぐに飛び古し、オスもメスも翅はボロボロ。数が多い場所では他の個体の干渉で落ち着きがなく、それなりに撮りにくいチョウだと思う。また、掲載するために画像を圧縮すると、色合いががさがさになってしまうのがやりきれない。
a0181059_17252373.jpg



イチモンジセセリもこんな曇りの日は不活発。それでもテリ張りなのか近づくヤマトを追いかけていた。
a0181059_17294614.jpg



またメスを見つけたが、こちらは全然翅を開いてくれなかった。そのうち、空は真っ暗。30分待ったが諦めた。
a0181059_17311705.jpg



2018.8.31
朝から晴れて暑い。目的はツマグロヒョウモンだったがろくなものが撮れず、アゲハチョウは数が多かったがモチベーションが上がらず。ちょっとよかったのが木陰で翅を開いたこのヤマトシジミ。少し傷があるが、艶やかな黒だった。
a0181059_10075726.jpg


2018.9.3
曇り時々雨。飛翔撮影には暗すぎるがどのくらい写るかのチェック。背景の緑はしっとり撮れるが、チョウはやはり厳しい。(1/3200、F3.2開放、ISOオートで結果的に400)
a0181059_14020165.jpg


2018.9.4
台風21号。朝起きた時は大雨だったが、9時ころ、いったん止むと急に明るくなった。不思議な景色。
a0181059_12072698.jpg


近くのヤマトシジミを見に行くが風が強く、すぐ雨が降りだした。1/4000、F3.5、ISO1600。
a0181059_12132740.jpg




by otto-N | 2018-09-04 16:05 | Comments(0)

2018.8.28 東京・恵比寿 イチモンジセセリ   2018.9.2 (記)

2018.8.28
朝から曇り空。ロブション横を通ったらイチモンジセセリがたくさん来ていた。曇っていので吸蜜に集まったというより、傷んだ個体は少ないことから新たに飛来したと考えるほうがいいかもしれない。例によって建物の壁を背景に飛翔を撮影する。
a0181059_14000635.jpg

時おり薄日が射し先日よりは条件がいいのにもかかわらず、いまひとつピントが来ない。ピントが来たものに限って構図が悪い。
a0181059_14005162.jpg
a0181059_14013459.jpg
a0181059_14021379.jpg


セセリは目が大きいので表情があるように思えてくる。吸蜜を邪魔されたのでいつも恨めし気ですが・・・
a0181059_14031899.jpg


実は、建物前の大理石の床を補修工事中で、数名の職人さんが写り込むので、それを避けるため上向きで撮影せざるをえなかった。上の写真で赤く写っているのは工事用のコーン。チョウがこちら向きのせっかくのジャスピンも左が無粋すぎるのでボツ。しかたがなく縦に大きく切り取って3枚組にしつらえた。イチモンジセセリは1/5000でも止まるんですという忘備録(この時の絞りはF4.5、ISOはオートで640)。
a0181059_14121754.jpg




by otto-N | 2018-09-02 16:50 | Comments(0)

2018.8.11-21 東京・恵比寿 ヤマトシジミ   2018.8.25(記)

2018.8.11
暑い日が続く。夕食後、外を見たら雲がピンクに染まっていた。空をできるだけ大きく撮る。
a0181059_14100566.jpg


2018.8.13
久しぶりにSビール本社前に行くが、花壇の花が今年は淋しい。木陰のミソハギ?にイチモンジセセリがいたが、満足に撮れなかった。
a0181059_14580761.jpg


2018.8.17
晴れているが気温が低い。久しぶりに自然教育園に行く。黒系アゲハを期待したのだが、クサギの花はすでに終わっていた。チョウがあまりにも飛んでないので、ザックからカメラを出す気もなくいつもの場所を歩いていたら、目の前でアオスジアゲハが突然の開翅。いそいで、カメラを取り出し21ミリで撮影する。アオスジアゲハを広角でほとんど撮ったことがない。
a0181059_17222288.jpg

後でよく見たら、少し変。後翅の下から2つ目の斑紋が薄い。擦れて薄いわけではなさそうだった。長い間このままだったが、少し飛んで葉陰でとまったのも撮ってあったので、裏翅を見ると、やはりその部分が薄かった。他に見たアゲハはナガサキとクロが1頭ずつ。黒系アゲハはこれからかもしれないがなんとも数が少ない。
a0181059_17263129.jpg



2018.8.19
青空に白い雲。21ミリで2枚の合成。何のことはない、1台は21ミリをつけっぱなしだけのこと。合成すると右と左ではビルの垂直方向がそれぞれ違ってしまうが、主体は空なので、まあいいか。
a0181059_14164424.jpg


2018.8.20
曇っていたのでヤマトシジミの開翅を撮りに裏の公園に行く。きれいそうなオスを目で追っていると開いてくれた。
a0181059_14253609.jpg



ヤマトが少ない場所だが、時々、オス同志が絡み、どっちがどっちだかわからなくなる。今度は後翅の縁毛にピンがきたのだが、前翅の縁毛がボケてしまった。前翅と後翅の両方の縁毛までピンを合わせるのは難しい。
a0181059_14293333.jpg


実は、オスよりも真っ黒いメスを撮りたかった。しかし、きれいな個体は見つからなかった。この小さな公園は時々草刈りされるので、カタバミが群落となるまで育つことはないし、刈った草はどこかに運び去られるので(たぶん卵や幼虫ごと)、数がなかなか増えない。
a0181059_14403027.jpg




ここを切り上げ、ロブション横の移動花壇に行くとイチモンジセセリが集まっていた。石造の建物は曇り空とはいえ、ちょうど逆光になるのでLEDライトをとりに自宅にいったん戻る。LEDは目がつぶれるかと思うほど眩しいくらい明るいのだが、実際に効果があるかは疑問。やはり、飛翔写真は晴れていないとくっきりとは写らない。2コマ目は狙い通りだっただけに翅が壊れているのが残念だった。
a0181059_14355878.jpg


イチモンジセセリはほとんど擦れていたが、中にはきれいな個体も混じっていた。斑紋が透けるアングルを探しマクロで撮っておく。
a0181059_14380663.jpg



2018.8.21
朝から晴れ。ロブション横の花壇のイチモンジセセリが消えてしまった。晴れたらダメなのか、集団でどこかへ移動したのか、とにかくゼロ。その代わりにいたのが、ツマグロヒョウモン♂。やっと1枚だけ撮れた。
a0181059_14472139.jpg


Sビール本社前に少し移動。暑い中、1時間以上頑張ったのだが、撮れたのはこの1枚だけ。とにかく、チョウがいない。
a0181059_14491960.jpg





by otto-N | 2018-08-25 17:14 | Comments(0)

2017.9.27 東京・中目黒 チャバネセセリ   2017.10.6 (記)

2017.9.27
前日の虹色ベニシジミを探しに行くと、同じ花壇のケイトウの真っ赤な花にベニシジミがいた。この時は曇っており、LEDを照てやっと翅を開かせた。しかし、虹色には輝いておらず、前翅の紋が少し違っていた。ただ、虹色の片鱗はあった(1コマ目が前日撮影した虹色ベニ)。その後、千日紅に2頭が吸蜜していたが、1頭は先ほどと同じ個体。どうやら、虹色は新鮮個体にだけ見られるようだ。
a0181059_09505331.jpg


日が射してきたのでセセリを撮る。背景がボケてくれると飛翔感が出るようだ。
a0181059_09540431.jpg


しかし、背景がカラフルだとやはりセセリは目立たなくなってしまう。
a0181059_09550103.jpg


さてセセリはどこにいるでしょう。2、3コマ目は連続するシーン。
a0181059_09561464.jpg


上の2と3コマ目の間の1コマを拡大。セセリは吸蜜するときホバリングするので、正面顔も写ることがある。
a0181059_09581181.jpg



by otto-N | 2017-10-06 16:42 | Comments(0)

2017.9.20 東京・恵比寿 ミドリヒョウモン   2017.9.26 (記)

2017.9.20
曇り空。最初にヤマトシジミを見に行くとピカピカの夏姿の♂。これで最後かもしれないと大事に撮る。
a0181059_17012796.jpg


LEDライトを点けての飛翔撮影。背景が暗いけれど闇夜のカラスまでにはならず、これまでのものより効果がありそう。
a0181059_17533844.jpg


サッポロビール本社前。アオスジアゲハに混じりアゲハチョウ。撮り飽きたきらいはあるけれど、こうピカピカだと撮らずにはいられない。
a0181059_17033679.jpg


そこへ突然ミドリヒョウモン。さっそく、臨戦態勢。ブッドレアが好みのようで、なかなか上には出て来ない。
a0181059_17081984.jpg

そのうち、バーベナにも吸蜜し始めたが、花壇の中に入るわけにはいかずあまり近づけない。
a0181059_17110872.jpg

頭が下が一番好きな構図。ピンクが少し煩いが、なかなか抜けたところにはとまらなかった。
a0181059_17113291.jpg


一番近かったが、下の花は枯れており、そこを外して撮るが構図的にきつかった。
a0181059_17131972.jpg



目の高さではヒョウモンは翅が中途半端に透けて撮りにくい。色の厚みが出ないのだ。ここから1kmほどの自然教育園では、ミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンは夏の始まりに現れ、一度姿を消してから、この時期に再出現する。ミドリヒョウモンに至っては産卵シーンも見たことがあり、幼虫は都心で越冬するのだろうか。成虫は都心で夏眠するとは思われず、夏場は郊外の山に飛び秋に戻って来るのだろうと思うけれど、明らかにはなっていないようだ。
a0181059_17134466.jpg


ミドリヒョウモンが行ってしまった後は、イチモンジセセリと遊ぶ。
a0181059_17142761.jpg
a0181059_17144163.jpg


21ミリで飛翔を撮る。ISOオート、F3.5で1/4000。焦点距離約25cm。ピントが合わねばLEDの効果もわからない。2コマ目ときたら、後翅の縁は合っているのに頭には合っていない。この絞りだと、±1cmはちょっとキツイのかもしれない。
a0181059_17540690.jpg


さきほどから近くを飛んでいた色が褪せスレスレのアゲハチョウ♀。寄って撮ったら夏の終わりの雰囲気が出た。
a0181059_17150764.jpg



by otto-N | 2017-09-26 16:32 | Comments(0)

2017.9.13 東京・恵比寿 イチモンジセセリ   2017.9.23 (記)

2017.9.13
9月中途半端な季節。こういう時は近くに限る。少しだけ咲いている彼岸花にはクロアゲハが来たが一瞬だった。教育園にはモンキアゲハが異常に多かったようだが、約1km離れただけのこちらにはほとんどやって来ない。新顔はウラナミシジミだけ。
a0181059_14233682.jpg


2017.9.14
たくさん出ているイチモンジセセリと遊ぼうかと、ガーデンプレースのサッポロビール前に出かける。センター広場の特設花壇には、今年は花が違うせいか、チョウは全く集まっていない。
a0181059_14245250.jpg


この日は新しいLEDライトの試験。主に日陰と逆光のイチモンジセセリを撮った。以前に使っていたものよりも少し明るい。上は日陰で撮った画像。花と顔がほんのりと明るい。下は逆光。さすがに全体は明るくならないが、縁毛が透け、かつ、顔の周りの微細な毛が表現できたようだ。
a0181059_14443743.jpg


これも逆光。なかなかよく撮れた。
a0181059_14493374.jpg


セセリファンには申し訳ないけれど、ギンイチ以外、セセリの静止を撮ってかわいいと思ったことはあまりなかった。ただ今回、イチモンジセセリを色々撮ってみて、大きな目の周囲にアイラインのように白い縁取りがあるのに気がついた。これが写っているのといないのでは印象が大きく違う。以下、縁取りがうまく写っていたもの。目元パッチリだと、とたんにかわいくなる。
a0181059_14552681.jpg


日陰で半逆光のイチモンジセセリ。本来キツイ色のバーベナの花だが、柔らかい色になった。
a0181059_14550851.jpg


ここでは珍しいベニシジミ。すでに秋の姿だった。大写しすぎたが、草の間にレンズをこじ入れたので仕方がない。
a0181059_15011726.jpg


一度花から出てきたが、すぐ花の間に潜り込んでしまった。開翅を撮りたかったのに残念。
a0181059_15031510.jpg



2017.9.15
この日は飛翔撮影に励んだのだが、結果は以下の2枚だけ。やはり日陰だと明るくは撮れない。
a0181059_15085686.jpg


翅の肩に光が当たったのは良かったが構図的にどうしょうもなく、縦にトリミングした。
a0181059_15104734.jpg


飛翔撮影はうまくいかないので嫌気をさし静止撮影に逃げこむ。
a0181059_15183411.jpg


背景を黄色に重ねるとド派手になってしまったが、鞭のように長いストローをしなやかに繰り出す姿はセセリの魅力だろう。
a0181059_15202590.jpg


これはチャバネセセリ。黄色一色(たぶんオミナエシ)の背景もいい感じだ。
a0181059_15241955.jpg


ハギの植栽が近くにあり、♀がときどきやって来て産卵していた。産卵直後の卵は緑色のようだ。
a0181059_15261230.jpg




by otto-N | 2017-09-23 16:18 | Comments(2)

2017.8.26-30 北アルプス・裏銀座 (5) 三俣蓮華岳巻道   2017.9.15 (記)

2017.8.29
前日の夕食はやはり和鹿のシチューだった。肉そのものはどうということがないのだが、使っている香辛料が苦手でご飯にかけ何とか食べた。全く食べることのできない人もいるようだ。カレーにしてくれると全く問題がないけれど、山小屋食はカレーが多いと聞く。カレーでは他と差別化ができないのでシチューなんだろうね。ここは要所にある人気の山小屋だけにもう少しなんとかしてほしいところ。さて、この日の天気は何と小雨。外に出てみると気温はそれほど低くはない。
a0181059_09003653.jpg


山小屋は霧の中に浮かぶ。
a0181059_09015060.jpg


長い行列のできる朝食とトイレを避け、少し遅めの6時20分に出発。もう無事に下山するのみ。初めての雨支度。幸いガスが濃いだけで風も雨も強くはない。晴れていれば三俣蓮華岳から双六岳を経て新穂高温泉に抜ける予定だったが、三俣蓮華岳の登り口へ来たところ、雨に濡れたイワツメクサがあったので、ザックからカメラを取り出す。
a0181059_09084141.jpg


小雨だったので、カメラはパーカーの中に入れそのまま登山道を下る。風は弱いので助かった。
a0181059_09122476.jpg


雨の中のチングルマ。
a0181059_09134456.jpg



濡れそぼった花。
a0181059_09150092.jpg


しかし、この巻道は最初だけ下りで結構きつい登りもあった。雨装束の中は汗でびっしょり。さすがに、ガスで何も見えず風景は撮る気さえ起きない。これは、そろそろ巻道も終わりかなという地点。
a0181059_09173060.jpg


8時30分、双六岳の登り口との合流点に到着。しかし、ここは雨が降っていなかった。ちょうど上から下りてきた男性の話では、山頂は何も見えず横からの風も強かったとのこと。足元に咲いていたトウヤクリンドウ。ここから少し下ると双六小屋。
a0181059_09234412.jpg


急坂を下ると双六小屋が見え始めた。正面に見える登りが槍ヶ岳へと続いている。8時45分、小屋に到着。鷲羽岳のほうは少しだけガスが上がっていた。
a0181059_11200978.jpg


広場の隅の風の弱い場所におびただしい数のイチモンジセセリが飛び回っていた。やっと花にとまったので撮る。ここは標高2550m。こんな所になぜ集まっているのだろうか。
a0181059_11243715.jpg


早めの昼食をとり、ゆっくり休む。9時40分、小屋を出発。行く先の空は明るい。
a0181059_11352506.jpg


花を撮りながらの下山。と言っても尾根道を下ったり登ったり。尾根道の左側は絶壁。その谷の向こうには槍ヶ岳があるのだが、ガスで全く見えなかった。
a0181059_11360520.jpg


途中、後ろを振り返ると双六岳は青空。
a0181059_11375796.jpg


尾根道の左は相変わらずガスの中。右側だけが少し明るい。昨年は見なかったベニヒカゲが飛んでいた。尾根道近くのハイマツは背が高いためか、クロマメノキは見当たらなかった。
a0181059_11361330.jpg
a0181059_11434896.jpg
a0181059_11440069.jpg


イタドリの小さな花。
a0181059_11452189.jpg


弓折乗越まで来ても谷の向こうは曇ったまま。11時50分、鏡平に到着。鏡池でガスが上がるのを待つものの状況は変わらず。
a0181059_12532224.jpg


(北アルプス・裏銀座(6)に続きます)



by otto-N | 2017-09-15 18:16 | Comments(0)

2017.8.26-30 北アルプス・裏銀座 (4) 鷲羽岳   2017.9.14 (記)

2017.8.28 (続き)
今年から改装された水晶小屋のベンチで昼食をとっている間にますますガスが濃くなってきた。覚悟して鷲羽岳(標高2924m)に向かう。小屋直下にイワオウギの群生地。標高が高すぎるのでA様は棲息できないだろうが、右下(西側)から吹き上げてくる風とガスの中を下る。すぐ平らになり一息ついたが、ガスで周りがよく見えないままワリモ北分岐に着く。ここからは登り。幸い登山路の風は弱く、ときおりガスが切れ緑の谷が見えるのでザックからカメラを取り出す。
a0181059_08481568.jpg

水晶岳に登る途中から見えたように、この尾根沿いのワリモ岳のジグザグ道は結構な急斜面だった。途中、尾根に吹く風の中を飛ぶセセリが目についた。何頭もである。イチモンジセセリとは思うが、時々斜面にとまるので撮ろうとするが、足元はガレ場。やっと1枚だけ撮ることができ(でも、ピンボケや)。風で吹き上げられたにしても、どうしてこんな所に集まっているのだろう。
a0181059_08533419.jpg

ワリモ岳の山頂でのルート取りが不安だったがあっさり通過した。晴れていたら素晴らしいに違いないが、相変わらずのガス。それでも、左側(東側)はガスが切れることが多くなった。いったん下り、鷲羽岳へ登り返す。
a0181059_08483273.jpg

もうすぐ山頂。青空が見えるようになった。左の出っ張りはワリモ岳。
a0181059_09112550.jpg

12時50分、鷲羽岳山頂。目的地の三俣山荘へはここを下るだけだったので、しばらくこの山頂に留まることにした。少しずつガスが上がっていく。眼下に鷲羽池と硫黄尾根。
a0181059_09154161.jpg

2つをまとめるとこんな感じ。この右上に槍ヶ岳が現れるはずなのだが・・・
a0181059_09224651.jpg

先ほどからイワヒバリが1羽。
a0181059_09252740.jpg

北側はすっかり晴れ上がった。野口五郎岳→水晶岳→ワリモ岳と、ここまでやって来た足取りがよく見える。感慨無量というところ。
a0181059_09265802.jpg

しかし、肝心の槍ヶ岳は全く姿を現さない。
a0181059_09261320.jpg

明日、向かう予定の三俣蓮華岳(2841m)も双六岳(2860m)の山頂は雲に覆われたままだった。14時、さて、諦めて下ることにしようか。
a0181059_09333825.jpg

右は黒部源流の谷。昨年はこの谷の底から上を見上げていた。この谷底から三俣山荘への登りは苦しかった。
a0181059_11280062.jpg

鷲羽岳を下りきった所に赤い屋根の三俣山荘があり、そこから上に三俣蓮華岳への登山路が一直線に伸びている。
a0181059_11380514.jpg

上を振り返る。ザレザレの登山路。滑落と落石に注意。登るのも急で大変そうだ。(こちらからは登りたくない)
a0181059_11305050.jpg

祖父岳の雪庇の名残り。
a0181059_11442847.jpg


下りきった所に咲いていた花。
a0181059_11394244.jpg


そこから見上げる鷲羽岳。なかなかいい形だ。
a0181059_11405040.jpg


15時、三俣山荘到着。やはり槍は見えず、左には大天井岳だけが見えた。この稜線が表銀座らしい。受付を済ましすぐビール。(予約し早めに着くと、いい場所を確保できる)
a0181059_11465527.jpg

夕食後、漂う雲の隙間から鉾先だけを覗かせた。
a0181059_11484024.jpg

やはり、空は焼けなかった。三俣蓮華岳の山裾に一瞬だけの赤。
a0181059_11502570.jpg

(北アルプス・裏銀座(5)に続きます)



by otto-N | 2017-09-14 16:05 | Comments(0)