たかがヤマト、されどヤマト

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2018.6.13 山梨県・入笠山 スズラン   2018.6.21 (記)

2018.6.13
晴れた日が続きそうなので、スズランを見に山梨の入笠山に行く。麓から富士見パノラマスキー場のゴンドラで登ると簡単だが、沢入登山口まで車で行き、そこから登る。登山口の標高は約1500m、入笠山は1955m。途中に湿原があり100万本のスズランが自生しているという。

登山口の駐車場のウツギにヒョウモンが来ていた。とても敏感で近づくたびに飛び去ったがやっと撮ることができた。ウラギンヒョウモンだった。
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杉やヒノキではなく、北方系の松と落葉松にミズナラが混じる明るくて気持ちのいい登山道だった。
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例によって花を撮りながら登る。3コマ目はギンラン。
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40分ほどで湿原に出た。出たところでクリンソウ。
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湿原の木道を進むと一面に黄色い花。落葉松と青空が美しい。黄色い花はウマノアシガタと判明。
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木道をゴンドラ駅の方に登ると、この湿原を見渡すことができる。入笠山頂はこの写真、向かって左の方。スズランはどこにあるかと言えば、エッと驚くかもしれないが、このグリーン全部がスズラン。北海道生まれなのでスズランに驚くことはないのだが、意表を突かれた。
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久しぶりに見るスズランだった。
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日が照りつけるたびにスズランは一斉に香りを発する。昔、天然のスズラン香水というのがあったことを思い出す。
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もっと下からのアングルで蕊も撮りたいのだが、バリアングルでなければ不可能のようだ。
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撮っても撮ってもきりがない。可憐そのもの。
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先日登った赤城山系・荒山で初めて見たクリンソウはこの湿原の至る所に咲いていた。珍しいと思っていたが、ある所にはあるという感じ。4コマ目はアマドコロ。
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山小屋の前で休んでいる時、目の前に咲いていた小さな花。キウリグサというらしい。
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もう咲き終わったと思っていたアツモリソウが山小屋・山彦荘の庭に咲いていた。ランの一種。花はかなり大きい。特定国内希少野生動物種。
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こちらはキバナノアツモリソウ。同じくランの類。絶滅危惧1B。菅笠をかぶった女性のようで、とにかくユーモラス、あるいは不気味ないでたち。最初に見た時は食虫植物かと思った。
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その後ろにはこんなふうに並んで咲いていた。山小屋の庭だが、盗掘されたこともあったとのこと。
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湿原を後に入笠山の山頂を目指す。途中、夏にお花畑となる開けた斜面があり、そこにもスズランが咲いていた。ツマトリソウも咲いていたので撮る。
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湿原から40分ほどで、団体客でごった返す広い山頂に到着。南アルプスから北アルプスは雲がかかってよく見えなかったが、八ヶ岳は真正面。
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さて下山にするかと思った時、キアゲハを発見。例によって「テリ張り南半分の法則」。八ヶ岳バックの位置ではほとんど飛び回ってくれなかった。10分ほどで、日が翳ってしまいお終い。
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下山後、この日の宿の長坂に向かう。宿はバブル期に建てられた広大な新宿区のリゾート施設。他区民は少しだけ高いが区民でなくとも宿泊可能。ただし、いつも空きは少ないようだ。夜、ホタル観賞ツアーがあったので参加。すぐ近くかと思ったが、何と高速で辰野町に向かう。16日からホタル祭りとのことだが、すでに多くの人出。駐車場は満車。暗闇をぞろぞろ歩くとポツンポツンとホタル。さらに先を進むと数が増え、これはというポイントにはカメラマンの三脚が林立。一応、カメラを持ってきたので、橋の欄干に載せバルブ撮影。モニターが明るすぎ、周りに迷惑をかけるのでホタル観賞にはNG。モニターを消す方法がわからなかったので数枚だけ撮る。その1枚に20個ほどの光が写っていた。
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by otto-N | 2018-06-21 16:13 | Comments(0)

2018.5.22 上越国境・大源太山 シラネアオイ(3)   2018.6.3 (記)

2018.5.22 (続き)
三角山を少し下ってから登り返した後はそのまま直登するのではなく、ダケカンバの巻き道だった。左側に苗場山が見え隠れする。
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平標山との分岐点があり少し直登する。途中の谷間に残雪。その周りにショウジョウバカマ、エンレイソウ、ヤマザクラ、ミツバオウレン。
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平らな場所に出たのですぐ頂上かと思ったが、しばらくダケカンバの中を歩く。
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そして、12時10分、頂上到着。平標山から谷川連峰が見渡せる。しかし、真ん中に桜の木が少し邪魔。
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山頂は広くキアゲハがテリを張っていたので、30分間のシンデレラタイム。
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キアゲハが山頂でテリを張る場合、たいてい真ん中より南側を飛ぶことが多い。平標山は北側。なかなか山バックに撮らせてもらえない。
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南側は逆光になるし景色的にも面白くはない。こういう時は下から上を狙うに限る。
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太陽を撮るとセンサーがおかしくなるのではないかと心配しているが今のところ大丈夫のようだ。1コマ目は抜群の翅の形だが、太陽がはいらなかった。
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ペンタックスのこの山用のレンズ、18-135ミリには距離目盛が打っていない。そのため、AFで自分の指を写してからMFに切り替える。最小距離は35cmだが、アゲハを撮るにはちょうどいい距離だ。実際には40cmくらいか。今回は天気がいいし、キアゲハの飛翔はゆっくりしているので、1/4000、背景を入れるためにF10(ISO可変)とした。明るいと気持ちがいい。こんな明るい所での飛翔は久しぶりだった。
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時々2頭が絡むがそのシーンは全く撮れずに終わる。残った1頭は、飛び疲れたのかその辺で休む。ピカピカだ。
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静止や風景を撮るたびに、AF→MFに切り替える。その都度、置きピン距離が変わりチョウの大きさも変わる。これがこの日のベストか。4枚の表翅を同時に写し込みたいところだが、目の高さ以上でしか飛ばないので所詮ムリ。
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12時40分、下山開始。三角山頂上の分岐点に着いたのは13時。少し休んでから、朝貝への登山道を下る。道幅はそこそこあり道標も完備しているが、落ち葉で滑るし、このルートで登る気はしないほどの急坂だった。
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かなり下ったところで、チゴユリとツバメオモトの群落を発見。マイズルソウは1つだけ。
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さらに下った所でタテハ2種。まずはボロヒオドシ。まだ頑張っていた。
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尾根部にちょっとした空間がありスミナガシがテリを張っていた。飛んでもすぐ戻ってきたが近くまで来ず、大きくトリミング。(このレンズは1本で結構使える。マクロより合焦が早いし、大きなチョウの飛翔も大丈夫)
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登山道はスキー場開発中止みたいな草地の斜面に出て終了。宿に到着したのは15時ちょうど。予定通り三国トンネルからのピストンだったら、登り返しが数か所あり距離もあるのでもう1時間半はかかったことだろう。宿のご主人に感謝です。お礼を言おうしたけれど留守だった。夏のスキー宿は苦しそうだ。




by otto-N | 2018-06-03 18:52 | Comments(0)

2017.9.1 東京・恵比寿 アゲハチョウ   2017.9.19 (記)

2017.9.1
300ミリだけ持ってガーデンプレースのSビールの花壇に行く。今年になって植えられたバーベナ・ボナリエンシスが次々と新しい花に咲きかわる。この花の高さは1mを越える。赤紫のボンボリ状の花だが大写しにしても可愛らしい花だ。(庭チョウの花として推薦します。)一番多いのはツマグロヒョウモン、次にナミアゲハ。アオスジアゲハはたいてい2~3頭が吸蜜している。
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アオスジアゲハを撮るのはとても楽しい。花から離れた瞬間、あるいは次の花にとまる瞬間に連写する。この個体はよく見たら先端に2つの小さな過剰紋があった。
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4枚をあえて横に並べてみた。ただし、4コマ目はピンが来ていない。ブッドレアの背景の芝生のグリーンが美しい。
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徹底的に逆光側に回り込んで撮る。もちろん順光からの真珠色の帯も好きだが、逆光だと傷はほとんど目立たない。
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赤紫と緑と煉瓦色が今年の背景。
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ナミアゲハ、アゲハ、アゲハチョウ、どれが正式の名前かいつも迷う。
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黄色い花も咲いている。
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翅を開き切ったところより、こんなバランスで動いている瞬間がいい。
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どちらへ飛ぶかはわからない。動いた瞬間シャッターを切る。
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クロアゲハも来るけれど、この花にはほとんどとまらない。たまに飛んでくるモンキアゲハには全く無視されている。
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一面の黄色。オミナエシだと思う。ナミアゲハはこの花にも吸蜜するが頻度は少ない。アオスジアゲハはまったく寄りつかない。
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真後ろに回り込む。思い切って黄色を明るくした。
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キアゲハがやって来た。ここではとても珍しい。吸蜜するわけではなく、ただの日向ぼっこ。
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そっと後ろへ回り込んだが気づかれて飛び去ってしまう。が、また、やって来た。今度は吸蜜。
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ナデシコも咲いており、この花への執着はすごかった。ストローを花の奥まで差し込む。
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再び、バーベナに戻ってきた。
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同じような後ろ向き構図にしか撮れなかったが、少しは近かった。山で見るのとは違い、ちょっと嬉しかった。
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by otto-N | 2017-09-19 20:33 | Comments(0)

2016.8.31-9.4 北アルプス・雲ノ平(4) 雲ノ平   2016.9.12 (記)

2016.9.2
6時30分、薬師沢小屋を出発。小屋の前の吊り橋を渡り、そのまま暗い道を急登。苔蒸した大きな石と木の根に掴まりながらの3点確保というやつ。カメラはザックにしまう。苦戦の後、8時10分、やっと平らな木道に脱出できたので少し休みカメラを出す。その後また暗い登りがあり、8時30分、やっと平坦な場所に出る。そこからは、延々と木道が続いていた。
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「アラスカ庭園」という場所で、目についた山。その左の奥、遠くに、槍ヶ岳の北鎌尾根が見えた。
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さらに進む。薬師岳。
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遥か遠くに剱岳。遠いので蒼くしか写らない。
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ほんの少し槍ヶ岳が見えてきた。笠ヶ岳も右手に出て来る。
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右手に見えた大きな山。黒部五郎岳か?
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左に大きく水晶岳、・・・・、遠くに槍ヶ岳、右前は三俣蓮華岳らしい。一番右に笠ヶ岳。
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槍ヶ岳はまだこんな。
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とにかく、水晶岳を目指して道が続いているようだ。
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晴れていなかったらただの木道。少しずつ変わる風景。チョウはスジグロシロチョウ、ただ1頭を見ただけ。
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9時15分、「奥日本庭園」到着。約270°のいささか強引なパノラマ合成。左から、薬師岳、剱岳、水晶岳、ずうっーと右に(実は後ろ)黒部五郎岳。(画像はクリックすると、すべて大きくなります)
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やはり圧倒的な存在感の剱岳。
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水晶岳。
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木道は続く。アルプス庭園には寄らず、雲ノ平山荘に着いたのは9時40分。
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正面にまじかに迫る水晶岳。
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右に緑色のきれいな山、三俣蓮華岳?(大きくだけ撮ると何がなんだかわからなくなる。引いても撮っておくべき)
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キアゲハがふわふわと飛んできたので見守っていると、茂みの中ほどにとまった。後ろから回り込み、岩に登ってなんとか撮る。気温が低いせいか元気がなかった。近くに花もない。
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雲ノ平山荘から木道が延々と続く。
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木道を進み、後ろを振り返る。遠くにポツンと雲ノ平山荘。星空はすごいだろうな。
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だらだら登りの木道を登り切ると平坦。水晶岳のほうに向かって進む。
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そして、スイス庭園。左から薬師岳、赤牛岳、水晶岳。高天原はその麓のようだ。
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水晶岳に一番近いポイントからのアップ。
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登山道から水晶岳が見えなくなり、祖父岳の肩の狭い道を通っていたとき、一輪だけの白い花(ウメバチソウ?)とイワギキョウ。
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その肩を抜け出た時、雲ノ平の全貌が見渡せた。底にはテント場があり、そこからのここまでの道は植生保護(ハイマツ)のため通行禁止とあった。ぐるーっと遠回りしたことになる。やや左の遠くの山は薬師岳。薬師岳は、水晶岳や赤牛岳から見るのが一番カッコ良さそう。これまで、谷間の底まで見えず、上半分だけだった。
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(雲ノ平(5)に続きます)


   

by otto-N | 2016-09-12 16:30 | Comments(0)

2016.8.31-9.4 北アルプス・雲ノ平(1) 有峰   2016.9.6 (記)

2016.8.31-9.4
8月下旬に、北アルプスの雲ノ平に行くことを計画していたが、連日、天気がわるく今年は諦めていたところ、急に晴天が続くとの予報に変わったので、あわてて2つの山小屋を予約し、行きの北陸新幹線と帰りの高速バスの切符を手配した。最初は、新穂高から入り富山の折立に抜ける予定であったが、都合のいいバスがなく、この逆のルートに変更した。やはり、温泉は登山の後に限るしね。

予定を以下に書きます。毎日、7~8時間の歩行です。
1日目:東京発8:36の北陸新幹線で富山まで。富山から、電鉄富山で有峰口下車。そこから折立行のバスに乗り継ぎ、有峰記念館13:05着。
    有峰ハウス(宿泊)。
2日目:折立→太郎平→薬師沢小屋(宿泊)
3日目:薬師沢小屋→雲ノ平→三俣山荘(宿泊) できたら鷲羽岳登山
4日目:三俣山荘→(できたら)三俣蓮華岳→双六小屋→弓折乗越→鏡平→わさび平→新穂高温泉(宿泊)
5日目:バスで、新穂高9:56→平湯。平湯→新宿15:50。

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2016.8.31
北陸新幹線は速かった。11時には富山に到着。駅に到着する前、山並みが見えたが、圧倒的な存在感を示したのはギザギザの剱岳。(実は、しばらく剣岳とはわからなかった。)剱岳は、とても古くて心地よい立山行きの富山電鉄の車窓からもよく見えた。有峰口からのバスもかなりの年代物。折立への林道は有料。1.5~2車線の道が延々と続き途中補修工事でたびたび待たされる。バス停で降りたのは我々だけで、他の登山者は折立まで行き、本日中に太郎平小屋まで登るらしい。富山(あるいは有峰口)から折立までのバスは、9月からは土日しか運行しない。したがって、乗って来たバスは最終便ということになる。有峰ハウスから折立登山口までは歩いて行ける距離ではないが、特別に送迎してくれるとのことで宿泊することにした。そうでなかったら、前日に富山に入り、翌日(この日)の朝6時30分の折立直行バスで来るつもりだった。

さて、有峰についてから近くでチョウを探す。大きなダムがあり、湖も広い。薬師岳(標高2926m)が良く見える。
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標高は1000mくらいなのでタテハ類がいると期待していたけれど、ポチポチ飛んでいるのはミドリヒョウモンのオスくらいで、まったくとまってくれない。どうしょうもなく、近くをぶらぶらしていたら、道端でジャノメチョウを発見。と思ったら、ツマジロウラジャノメだった。風が強くピントが合ったのは1枚だけ。アングルを変えようとしたら、風にあおられ飛んでいってしまった。画像をよく見ると、なんか変。左の前翅が後翅に破れて食い込んでいる感じ。撮っているとき違和感があったが、原因はこれだった。強風のせいか。
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回りに崖がないかと探したが、見つからず。どうやら、強風で遠くから飛んできたようだ。アカツメクサの広場で新鮮なキアゲハが2頭。ザックに入らないので持ってきたのは、18-135ミリだけ。テレ端で撮影した後、ワイ端で飛翔も撮ってみた。ただし、このレンズにはピントリングがついてないので、置きピンの距離設定が面倒。
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このレンズのテレ端は、100ミリマクロと画角がほぼ同じ。ボケ方の差はともかく、鮮明度についてはマクロよりいいかもしれない。問題は重さと最短撮影距離。
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林道を歩いていると柳が多く、コムラサキがいるはずと注意していたら、メスが1頭、飛んできた。1枚撮ってから、近づく。花撮りと山撮りを1本でできる登山専用のこのレンズ、100ミリマクロより合焦が速いので、普段でも使えそうだ。
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萩があちらこちらで咲いており、ウラナミシジミが集まっていたがほとんどメスのスレ個体。風が強くこれも撮りにくかった。ミドリヒョウモンはこの1枚だけ。ヒメキマダラヒカゲくらいはたくさんいるかと思ったけれど、この1頭だけだった。他に見たチョウは、アサギマダラ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ、クロヒカゲ、イチモンジセセリ、不思議なことにミドリシジミ。(目の前にとまったが、暗すぎたので設定を変えている間に飛ばれてしまった。ハンノキがあったので不思議ではないかもしれないが、この時期にまだ生きている?)
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午後6時、薬師岳。岩肌が白いせいか雪山のように赤く染まった。
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(雲ノ平(2)に続きます)


   

by otto-N | 2016-09-06 20:08 | Comments(2)

2016.4.15 山梨県・坪山 イワウチワ   2016.4.20 (記)

2016.4.15
中央道の上野原で下りて、奥多摩方面にある坪山(1102m)に行く。目的は、ヒカゲツツジとイワウチワ。いずれも、一度見たことのある花だけれど、こんなに近い山で見られるとは思わなかった。

道路が狭く1車線部分もあり、そこで定期バスがやってきたらどうしようかと思いながらも、登山口のある飯尾という集落に着く。平日にもかかわらず20台ほどの駐車スペースはいっぱいでかろうじて駐めることができた。山の中にあるとはいえ集落は大きく桜が満開。とてものどかな所だった。登り始めは杉林を抜け、雑木林の急な尾根道を登る。
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ところどころにミツバツツジが咲いており、まだ緑の少ない山の中ではよく目立った。
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かなり登った所で、ヒカゲツツジが尾根道の両脇に現れた。色は奥ゆかしい黄色。
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木漏れ日の逆光で撮ると花びらが透け、とてもいい。北風が強く、一瞬、風が止んだときしか撮れなかった。淡い黄色の葉弁の中に橙色の雄しべが浮き立つ。
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ヒカゲツツジの下には、ひっそりとイワウチワが咲いていた。
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風に木漏れ日が揺れ、花が暗くなったり明るくなったり、表情が絶えず変わる。
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ピンクがかった花もあった。
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ただ、花の数はとても少なく、群落として咲いているのは2~3か所。
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17-135ミリでさんざん撮ってから、21ミリ装着のもう1台を持ってきていることに気がつき、あわててザックから取り出し撮ってみた。
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低い位置からの広角レンズは使いにくい。ほぼ這いつくばり撮り。登山道のところどころにしか咲いてないので、休日なら渋滞が起きそう。三脚を立てての花撮りはできないでしょうね。
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風で花は揺れ、光も揺れる。逆光側からしか撮影できなかったけれど、たぶん、逆光のほうが正解。
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広角で撮ったヒカゲツツジ。こちらのほうが実はリアル。
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花の尾根道に続く短い急登を登ると山頂(1102m)。右手には富士山。左手には奥多摩の三頭山(こちらは凡庸すぎて撮影しなかった)。
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しかし、景色よりチョウ。北風が強いので、飛んではいないと思っていたキアゲハが、風のない東斜面を飛び回っていたのだ。撮影時間を30分もらう。キアゲハは1頭。ときどき、アセビの上で休んでは、ヒオドシチョウを追い払うために飛び出す。
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ベタ開翅。左前翅にほんのわずかのひっかき傷。
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山登りの時にはピントリングのない17-135ミリで山頂のキアゲハを撮っていたのだが、さすがに21ミリは使い勝手がいい。こんなに楽だとは。背景を入れた花も撮れるし、これまで登山の時に持ってこなかったのが悔やまれた。
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正面の松の木と重なったのが少し残念だが、顔はこちら向き。
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頭の上を飛び回り、
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谷の方に飛んで行く。
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実は上の画像は今一つピンボケ。この後に続く2枚の左がジャスピン、右は寄りすぎボケ。21ミリは軽くて小さいので腕の曲げ伸ばしで距離を調整でき、水平はとれないけれど必殺の手首返し可能。
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ボロボロのヒオドシが飛び回る。ときどき、ヒオドシ2頭とキアゲハを加えた三つ巴戦になる。バトルは激しい。体をぶっつけあう。ピンボケながら撮れた。
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逆光で難しいとしても富士山バックの飛翔を撮り損ない下山。麓の杉林に5本のヒトリシズカ。登るときは気がつかなかった。花撮影に広角もなかなかいい。
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by otto-N | 2016-04-20 20:10 | Comments(2)

2015.4.27 群馬県・笠丸山 スギタニルリシジミ   2015.5.6 (記)

2015.4.27
群馬県の笠丸山(標高1189m)にアカヤシオを見にいった。昨年は行こうと思ったときには花が終わったというので、栃木県の袈裟丸山(標高1178m)に登ったけれど、こちらのほうが断然、楽チンな登山だった。

登山口付近は桜やツツジが満開。ポカポカを通りこし初夏の雰囲気。白いチョウが飛び交っていたが、スジグロシロチョウと思う。
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登り始めは木を伐り出した舗装された林道。舗装が切れたあたりから、やっと登山道らしくなる。崖から水が浸み出している箇所があり、いるに違いないと思って近づくと、やはりいた。スギタニルリシジミ。
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とまっても、すぐに向きを変えるので静止を撮るのに手こずった。時期が時期だけにスレ個体ばかりなので、静止よりも、こういうこともあろうかと持ってきた15ミリに換え飛翔に専念した。(専念するほどの時間はとれなかったが)
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撮っている途中で日射しが薄くなったこともあるけれど、絞りを間違った。全部、真っ黒。2EVも足りなかった。なんとかソフトで補正した。暗い林道を歩いていると、ちょっと日が当たるだけで眩しい。目の錯覚で明るいと思っただけだった。
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暗い林道の水が浸み出る崖。こんな所がスギタニルリシジミは好きらしい。
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その後は、日陰の急登が続く。見たことのなかった花。ハシリドコロというらしい。シロバナエンレイソウも初めて。ちびたエンゴサク?
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ロープ場を登ったところで、山頂。1時間で着いた。アカヤシオが咲いていてほっとする。
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アカヤシオはなんと言ってもこのピンクがとてもいい。それと、先端が尖っていない丸い花弁。個々の花の寿命は短いようで、すぐに落花するので、満開といっても枯れた枝にぱらぱらと花が咲いているだけだ。
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日陰にあっても、1花だけ咲いていても、大きい花だけれど、とても可愛い花だ。
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山頂でお昼。しかし、ゆっくり食べている時間はなかった。山頂のキアゲハ。ときどき、ヒオドシチョウに絡まれ、なかなかいい位置に来てくれない。
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思ったように撮影できず時間が経過する。5分だけ時間をもらい、やっと背景にアカヤシオを入れることができた。やった!、と思ったけれど、ピン甘だった。
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アカヤシオは山頂の崖っぷちにしか咲いていない。山の登らないと見ることのできないツツジだ。日陰の向こうは対岸の山。
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モミジの花。初めてみる黄色い花のヒカゲツツジ。
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山を下り、駐車場まで歩いていると、またしても水の浸み出た崖。今度は絞りを開けて撮った。しかし、気温が高いせいか、飛び回り方が異常に速い。フレームに入らないし、ピンが来ないものが続出。2コマ目、2頭入ったことは入ったのだが、かろうじてだった。
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縦型でも撮るが横へ飛ぶとお手上げ。フレームアウトの連続だった。
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スレが少ないものもいた。飛んでいるときに他より明るい。
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上の画像とこの画像の間にもう1枚、同じ翅の向きのものが写っていた。秒7コマで、はばたきが同調していたということらしい。
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残念ながらピンが少し来ていなかった。(追われているのはメス。メスも吸水するとは意外だった)
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上からや、斜め上からでは、自分の陰になり撮りにくかったが、これはいい感じ。
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毎年、この時期になるとアカヤシオを見にハイキングすることが恒例になっているけれど、花の時期が難しいようだ。今回は低山で楽だったけれど、花の数はそれなりだった。これまでの一番は昨年登った袈裟丸山だと思う。昨年は花が不作だったというが、それでもこんなものではなかった。それよりも、あわよくばと期待したスギタニルリシジミとの出会いのほうが嬉しかったというのが本音です。

by otto-N | 2015-05-06 20:54 | Comments(0)

2014.7.29 群馬県・至仏山 山頂のキアゲハ   2014.8.3 (記)

2014.7.29
この日は、鳩待峠のマイカー規制が解除の日。朝、早めに行ったのだけれど、9時ではとっくに満車。尾瀬戸倉の駐車場から乗合タクシーで鳩待峠に行った。でも、一車線区間が長く、バスともすれ違う狭い道。このほうがよかった。至仏山(標高2228m)へは、湿原の中央部にある山ノ鼻方面からと鳩待峠から登る2ルートがあるが、山ノ鼻への下りは蛇紋岩で滑りやすいため、今は下山禁止。そこで、鳩待峠からのピストン登山とした。

8時40分、登山開始。峠まではミズナラが目立ったけれど、峠から上はブナと針葉樹。クロヒカゲとヒメキマダラヒカゲがときおり出てくる程度。木道にいたカミキリ、飛んできた不明の甲虫。
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1時間ほど登り、広葉樹も少なくなったところで、ぽっかりと尾瀬の湿原が見通すことができた。ここで下山してきたグループとすれ違う。ということは朝早くから登り始めたらしい。
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要所要所が木の階段で固められ、登りやすい登山道が続く。お馴染みの花たちを探しながら登る。
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10時、突然、ワタスゲの広場に出た。先に見えるのが頂上か。頂上はその先だった。この3枚のパノラマ合成写真、最初から合成するつもりはなく、右と左をなんとなく撮ったものをつないだ。クリックして拡大すると変なところがあるけれど、ご愛嬌ということで。
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湿地性の花たち。
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1コマ目は固有種とされるオゼソウ。ものすごくかわいい花かと思ったが、とても地味。実は、登っていたときには判らず、下山中に本気で探した。
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10時15分、途中にあった休憩所からの尾瀬ヶ原。この付近がお花畑。
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乾いた蛇紋岩の登山道に入る。次々と可憐な花が現れる。6コマ目は、ウスユキソウ。ただ、時期的にもう終わりのようだった。
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蛇紋岩はとても滑りやすい。というか、登山道にある蛇紋岩は、長年の登山者の靴や手でつるつるに光っている。注意しても滑ってしまう。
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10時40分、ハイマツの尾根に出る。ここの写真を撮るのを忘れ、これしかなかった。妻から削除を要求されそう。先に見えるのは頂上ではない。この2つ先だった。
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相変わらずの高山植物。2コマ目、初めて見る小さなツツジ。コメツツジというらしい。下のほうにもあったけれど終わりかけていたが、山頂付近では綺麗だった。
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チョウはこれだけ。ボロ。ヒョウモンはたぶんウラギンヒョウモン。このピンクの花が好きらしい。
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11時20分、山頂。頂上には登山者がぎっしり。さすが尾瀬。隅のほうにやっとスペースを見つける。大多数は、反対側から登ってきたようだ。山頂に着いたときは、ガスで湿原は見えなかった。このままでは悔しいのでガスが切れるのを待つ。そのうち、湿原が姿を現した。向こうに見えるのは燧ケ岳。
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そして、お決まりの山頂のキアゲハ。ガスが切れ、少し明るくなると飛び回る。
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飛び回るのは、少し下がったハイマツの上。足場が悪く近づけないため置きピン40cmくらい。
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いなくなったと思ったら、こうして翅を休めていた。ハイマツの藪漕ぎ。向こうが湿原なのだが、ここから見えなかった。
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湿原を背景にと思っても、入る位置にはなかなか飛んで来てくれない。かろうじての湿原バック。だけど、ピンボケ。
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正午も過ぎたので、下山開始。途中、小至仏山(2162m)というピークにも、至仏山頂より多くのキアゲハが舞っていた。晴れて気温が上がると、上昇気流に乗って上がってくるのかな。
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キアゲハのバトルは激しい。脚を伸ばし相手に掴み掛らんとする勢いだ。それにしても、近くにメスはいないのに、標高2000mの山頂までやってきて、なぜバトルを繰り広げているのか不思議。
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岩だらけで身動きもとれない場所だった。足場もまあまあで、やっと湿原を見通せるポイントを見つけたと思ったら、日が翳り、ジ・エンド。先に下りている妻を追いかける。
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キアゲハはバトルするだけでなく、吸蜜もしているようだ。少しガレていたが、頑張って撮ったクジャクチョウ。
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至仏山が写っている写真はこれだけ。麓からはまるで見えなかった。
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もう少しで登山口。青い空と白い雲がさわやかだった(2枚合成)。
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2時40分、登山口到着。定員が9名の乗合タクシーが待っていた。満員になってから、やっと出発。


さすが尾瀬の山は人気がある。鳩待峠ではほとんど湿原に向かう人たちばかりだったが、山頂に着いてみると休む場所がすぐ見つからないほど混んでいた。キアゲハも山頂の岩場には、人が多いせいか飛んできてくれず、少し下のほうでバトルを繰り返していた。別にキアゲハを撮るために登ったのではないのだけれど、夏の山に登ったときの定番になってしまったようだ。ただ、山頂は岩だらけのことが多く、とても危険。

by otto-N | 2014-08-03 15:19 | Comments(2)

2013.9.17 山梨県・乾徳山 キアゲハ   2013.9.22(記)

2013.9.17
台風18号が去った翌日、山梨県・勝沼から入る乾徳山(2031m)に登る。実は、山に登るのことは口実で、シャイン・マスカットという葡萄を買いにいくのが主目的。この時期、山でチョウチョを期待するのはムリというもの。

駐車場はよくわからなかったが、先客らしい1台が停めてあった小さな広場に車を置き、台風一過の登山道を登る。登り始めは暗い杉林、途中から広葉樹林。ドングリが台風で小枝ごと落ちていた。湿地帯をすぎたところで、岩だらけの山頂が見えた。
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このあたりは(約標高1600m)明るく開けており、ヒョウモンが数頭、産卵行動風に飛び回っていた。すぐ草の中に入り込んで撮影しにくかったけれど、どうやらウラギンヒョウモンのようだった。少し登ると吸水している個体もいた。
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ヒョウモンを目で追いながら、ススキの中の登山道を登っていたのだが、ふと振り返ると何と富士山。
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ヒョウモンはなかなかとまってくれないし、とまるのを待っていたら、妻に置いてきぼりをくらうので、登りながら飛んでくるのを、最後の手段で。
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アザミにとまったのがやっと撮れた。
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少し平らになったので、振り返ると富士山。これは、バックに入れなくてはと、あわててヒョウモンを探す。一応撮れた。
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富士山のほうは逆光。ススキの原っぱのほうが順光で写りはいい。
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あまりヒョウモンを追いかけまわしていても切りがないので、山登り開始。でも、ここからが、ちょっと大変だった。左手に富士山が見える尾根筋の岩のすき間をよじ登る。表面がつるつるの岩のこの鎖場、腕力の全くない妻は手こずった。
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登り始めて約3時間。やっと、頂上。この日、さんざん見た富士山だったけれど、頂上からは格別。
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そして、お約束の山頂キアゲハ。1頭だけいた。ヒオドシもいたが、キアゲハに追い立てられてしまった。
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向こうの山は南アルプス。
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なかなか富士山方面には飛んでくれなかった。粘りたいけれど、下山の時間になってしまった。
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近くにとまったので静止も撮っておく。
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最後に、富士山から南アルプスを望む大パノラマ。
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昨年の今頃、山に登った後、インターに入る前に寄った葡萄園で、「シャイン・マスカット」という品種を知った。それまでは「甲斐路」が一番だと思っていた。ものすごく甘い、そして大粒。種無しで皮も薄く、そのまま食べられる最強の葡萄、と密かに思っている。色が白っぽいものが甘いです。

夏眠明けのウラギンヒョウモンは、この日、「秩父の蝶」のtef_teffさんも観察されたようです。

by otto-N | 2013-09-22 14:53 | Comments(6)

2013.7.18 長野県・白馬 五竜小遠見山 キアゲハ   2013.7.26(記)

2013.7.18
この日は、山登りの休息日、ということはチョウ探しの日。しかし、前日からの雨は、朝起きるたころには小降りにはなっていたけれど、なかなか止まなかった。8時過ぎ、少し空が明るくなってきたので出かけてみた。

予定の林道のいる口に車を停め、雨がほとんど止んだ林道を少し進んだところで、目の前でジョウザンミドリが翅を開いていた。ボロボロだったけれど、一応撮ろうと思って身構えた瞬間、高い所に行ってしまった。深追いせず先を進んだが、その後、何もチョウは見つからず、狭い道をひっきりなしにコンクリート・ミキサー車が通り、その度に道脇で待機。思ったより楽しい道ではないので妻に悪く、30分進んだ所で引き返すことにした。次のお目当ての林道は、なんと道路工事中で通行止め。さて、どうするということで、チョウは諦め、五竜遠見に行くことにした。途中、別荘地帯があったので、どんな所かと入り込んだ。どうやら、ここが”新”白馬らしく、ずいぶんお洒落なところだった。

とある一角で、ミドリシジミが飛んでいたので車を停めた。どうやらジョウザンミドリらしい。地面にとまったので近づいたが逃げない。私の陰になったせいか、なかなか翅を開かなかったので、ダメもとでLEDライトをあてた。すると、翅を開いた。スレスレだが、それなりに輝く。真上からでなく、少し頭から斜めに撮ると一番輝くようだった。でも、このアングルは翅の面積が狭く写る。
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そのうち、飛び回り始め、停めた車にとまって翅を開き、少し移動して車についた水滴を吸った。というところで、妻が車から出てきてドアを閉めたところで飛び去った。
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もういないか探したけれど、見つからなかった。けれど、駐車場の片すみにオオウラギンスジヒョウモンが集まっていた。
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このころには、すっかり青空が広がっていた。五竜遠見のゴンドラに乗ると、山頂駅は「白馬五竜高山植物園」。ここの売りは「ヒマラヤの青いケシ」。ところどころに植えられていた。空は晴れていても、リフトは運行されないほどの強風、青いケシは必死に風に耐えていた。シャッターは1/2000秒。さすがにぶれなかった。
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この植物園には付近の高山植物が名札付きで植えられている。いささか人工的ではあるけれど、山には登れない方には重宝する所だろうと思う。ほとんど撮らなかったが、少しは撮った。
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コマクサは普通ピンクだが、白花もあり、その中間も咲いていた。まるで園芸種のようだ。ここは標高が高いので、まだ新鮮なヒメシジミが多かったが、撮影するには風が強すぎた。
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植物園からは五竜岳への登山道が伸びており、その途中にある小遠見山(2007m)に登ることにした。八方尾根がよく見渡せる。しかし、昨日登った唐松岳の山頂は雲で見えなかった。
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登山道はよく整備され、階段道が続く。でも、高山植物はとても少なく、ヒカゲチョウ類もあまり飛んでおらず、開けた尾根筋にキアゲハがいるだけだった。
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そして頂上。左から鹿島槍、五竜、唐松岳。しかし、いつまでたっても頂上の雲はとれなかった。(クリックで大きくなります)
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山頂にはキアゲハが舞っていた。風が強くて、キアゲハも思うようには飛べないようだったけれど、撮影するのもコースが読めなく大変だった。残念ながら、アルプス方向は逆光。
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これはちょっと良かったが、背景の方向が・・・
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五竜の雲がなかなか上がらず、キアゲハもいなくなったので下山することにした。途中、地蔵の頭(1676m)で、ミズナラの低木の上をのフジミドリ風の小型水色のゼフが飛んでいた。ブナが近くにあるのかもしれない。

ホテルに帰って、とりあえずのビール。そして、近くのゲレンデに行く。赤いセセリは、近所にいないのでとにかく撮っておく。コキマダラセセリのオスとメスか。ウラクロ♂らしきものが時々飛んできるがとまらず梢の彼方に消えてしまった。樹上高くにとまった不明のミドリシジミ。この日もテリ張りに忙しいルリタテハ。少し斑紋列が細いような気がする。
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暗くなってきたのでここを諦め、少し離れた場所に移動する。何か飛んでいたと思って近づくと、マンサクの葉の上に、ウラクロシジミがいた。ちょこまか動き、翅をすりすりする。ちらっと見えた翅表からメスのようだった。
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最後は、奥のほうに引っ込んでしまったが、葉の間から何とか撮影できた。
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八方尾根も、五竜遠見も、栂池もスキーゲレンデの縁ははミズナラ、マンサクが多い。やはり、ウラクロシジミはいましたね。メスだったけど、やっと撮れた。午前中には来る機会がなかったけれど、ジョウザンミドリがテリを張っているはずだ。

by otto-N | 2013-07-26 15:18 | Comments(4)