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たかがヤマト、されどヤマト

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2019.4.4 神奈川県・ギフの里 (3)里のギフ   2019.4.11 (記)

2019.4.4 (続き)
駐車場に車を停めポイントに急ぐ途中、知り合いが次々坂を下りて来たので挨拶かたがた様子を聞くと、マメザクラには朝から一度も来ていないとのこと。経験的には午後から出ることが多いので、あまり気にせず桜の木の前で見知った顔と半年ぶりの雑談。ここは蝶好きの新年会のようなもの。20名以上集まっていた。ギフがやって来たのは、13時10分。しかし、すぐ枝の中に入り込んでしまい、なかなか撮影可能な位置には来なかった。逆光では全く歯が立たないことはわかっているので、一喜一憂せずに、順光の場所で待ち続けた。最初に撮れたのは、下のほうの少し暗い場所だった。
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少し飛んではぶら下がる。背景に桜の花を入れる。と言っても、ほとんど身動きできず、アングルはチョウ任せ。さらに、300ミリ+テレコンだったため、大写し過ぎ。
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上のほうは満開だが、下のほうはまだまばらにしか咲いていない。小飛し隣りの花に移る。
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長々と全開。
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左下の花へ移動。
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上のほうの満開部分に上がったが、なかなか姿を現さず見えない位置ばかりで大変だった。翅の色が白っぽいのでメスとは思っていたが、横向きのショットでは交尾嚢が写っていた。
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マメザクラに飽きたのか、2度ほど下草におりてきた。
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上の満開部分では、やっと2つのシーンが撮れた。花が少々うるさい気がしないでもない。
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どちらも遠いのでかなりトリミングした。ほんの少し翅が傾くだけで光の当たり具合が変わり、翅の色が明るくなったり暗くなったりするのが微妙なところ。
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マメザクラ・ギフ、最後の1枚。
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この後、枝の中の潜り込み吸蜜を繰り返し、13時50分、飛び立って背後の杉林に消える。



by otto-N | 2019-04-14 16:06 | Comments(6)

2019.4.4 神奈川県・ギフの里 (2)山腹のギフ   2019.4.11 (記)

2019.4.4 (続き)
11時ころ急に強風が吹き出しギフが姿を消したので里に下りることにしたが、その前に山腹を少し歩いてみた。ザレた登山道にスミレは咲いてはいたが、群落ほどのものはなく寂しい限りだった。吸蜜していても地べた止まりと変わらない。
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しょぼいスミレでも花を求めてギフが飛んでおり、ここはそれなりに知られたポイントのようで、カメラを持って待っている人をよく見る場所だ。成果の上がらぬまま他の場所をうろついた後、ここを通りかかるとギフがいた。
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広いので追いかけやすい。カメラを止めるな。しかし、振り切られるのがおち。
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蝶道になっているらしく、撮り逃してもギフは定期的にやって来る。
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背景的には順光側だと木立の向こうの山並みが最高。しかし、逆光側はギラギラできつい。
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時々、風に流されてスギタニがやって来る。とまって半開翅したのを300ミリで強引に撮ってみたらメスだった。
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満足の締めくくり。
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(里のギフに続きます)



by otto-N | 2019-04-11 19:18 | Comments(0)

2019.4.4 神奈川県・ギフの里 (1)山頂のギフ   2019.4.10(記)

2019.4.4
そろそろ豆ザクラが満開になるころと、2回目のギフに行くが、メインはヒルトップに集まるオスの飛翔撮影。今回は前回と山頂を変えた。首都高の渋滞がなかったので9時少しすぎに到着。ただ、細尾根の山頂のどこがポイントかよくわからなかったが、気温が低いので南斜面の日溜まりだろうと思いカメラの準備をしているとすぐやって来た。ただ、飛び回るのは尾根道ではなく、その下の枯れ葉の堆積した雑木林の斜面。動きにくいが背景は前回の山頂よりいい感じだ。青空と木立を入れて撮ろう。
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逆光ながら向こうの山も入る。
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しかしながら、いつものようにチョウにピントが届かないし、フレームアウトの連続だった。枯れ葉が背景だと目立たないし、枯れ葉の反射光は見た目よりもきつい。
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冬枯れの木立と青空がいい感じだった。ピンはきても翅の向きはどうにもなりませんね。
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枯れ葉の上に座り込み、青空めがけてシャッターを切る。
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尾根道に出てくると追いかけやすいが、ここにはあまり来なかった。
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この山頂にも花は全くなく、翅を休めるのは土の上か、枯れ葉の上くらいだった。珍しく枯れ枝にとまったのでピントを合わせていると、別個体が激しく絡んできた。さては枝にとまっていたのはメス?と思ったが違ったようだ。2頭ともすぐ飛んでしまう。
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尾根道の地面にとまる時はべったりと長々と翅を開くが、あまり撮る気は起らない。
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枯れ葉上では、なぜか、回り込んでいるうち半分閉じてしまう。全開はとまった直後だけ。
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11時ころ、突風が急に吹き出し、ギフの姿がぱったり途絶えた。気温が低いのでこれまでかと、山頂を後にする。
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(ギフチョウは次回に続きます)



by otto-N | 2019-04-10 16:11 | Comments(0)

2019.3.27 神奈川・ギフの里 ギフチョウ   2019.4.1 (記)

2019.3.27
神奈川のギフチョウを見に行く。まだ里では梅以外の花は咲いてないようなので、山頂に集まるオスの飛翔が主目的。首都高に入ったとたん渋滞にあい、着いたのが予定より遅くはなったが、青空が広がり申し分ないギフ日和だった。足元がザレている急登を登りきるとギフが飛び回っていた。とまって開翅することもあるので、一応、重い300ミリを袈裟懸けにし、木の間をかいくぐって飛んでくるギフを21ミリで向かい撃つ。
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しかし、実際は当たる直前で身を翻され、空撃ちばかりだった。30cmだった置きピン距離も届かないため40cmに後退する。そうすると、チョウが小さくしか写らないのでトリミングせざるを得なかった。
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このピークには花は1輪も咲いていない。時々、翅休めするが、すぐに光と影の交錯する林の中に飛び立ち、近くを舞い始める。上からでは撮りやすいが地面だけしか写らず面白味に欠ける。
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これは飛び立ちだろうか、反転する瞬間だろうか、今となってはよくわからない。足元はザレているし、木の根がむき出し。木立の斜面を走りまわるのは危険だった。
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ときおり最大3頭が絡むこともある。しかし、射程にはなかなか入らず逃してばかり。1頭だけかと思っていたら、よく見ると下にもいた。ぱったりといなくなることもあるが、しばらく待っていると飛んで来る。
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反転する瞬間。もう少しコマ数が撮れたらと思う瞬間。
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なんとか背景に木立と青空を入れたくて、この方向に重点を置くがなかなかうまくいかなかった。一見派手なダンダラ模様も木立の中に入ると枯れ葉の世界、周囲に溶け込みすぐ見失う。
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実は、ブルーの半袖Tシャツを意識的に着ていた。テニス用に何枚か持っている速乾シャツの1枚。これまでとは違う色を着てきた。Tシャツにとまりかけたこともあったが近すぎて撮れなかい。さて、こちらにめがけて飛んで来る時の連射の正面顔。ピントはほとんど合っていないし、何よりも翅の恰好がただのV字形で様にならない。真っ正面が撮れた後は、急反転。ペンタックスK-3のコマ数では全く歯がたたなかった。
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4枚の表翅が撮れたうれしい1枚。21ミリレンズは軽くて小さいので片手で持て、手首返しでチョウを捉えることができるが、撮れても水平的には無残なことが多い。でも、斜めのほうが迫力が出るから、まあいいか。
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ときどき、急に突然翅を休めるのであわてて静止を撮る。しかし、最初は全開してもすぐに翅を閉じ始めるので合焦が間に合わない。
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いい位置でとまったのだが、右の尾突は枯れ葉の中。
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狭いピークの一等席には越冬ヒオドシがテリを張る。他のヒオドシやギフがやって来るとスクランブルをかけるが単独しか撮れなかった。
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ピークにはもう1種。メスとの遭遇は今季初だったが、300ミリなので引くのがキツかった。ギフもそうだったが、撮影者が少ないのでここではマクロのほうでよかったようだ。
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正午を過ぎた頃、ギフは飛んでこなくなったので山を下りる。しかし、里では梅が終わり桜もほとんど咲いていないせいかギフは1頭も現れなかった。スミレも昨年からすっかり寂しくなった。小川にスギタニがいたので少し遊ぶ。
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右奥に見える豆ザクラはまだ蕾。1週間早かった。
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by otto-N | 2019-04-01 14:41 | Comments(2)

2018.5.12 長野県・残雪の谷間 ギフチョウ   2018.5.17 (記)

2018.5.12
全く行く気がなかったのだがメールに添付されたMさんのクモマツマキチョウの飛翔写真を見てちょっと唸ってしまった。Mさんもベストショットではないらしくリベンジしたいとのこと。というわけで、静止より飛翔狙いで行ってきた。

朝、現地に着いてみると曇り空。気温も低い。天気予報では快晴なのでそのうち晴れてくるだろうと待っていると、少しずつ青空が見え始めた。気温も上がり始め、半袖になる。しかし、近くにサカハチチョウが飛び回り始めたがクモツキは一向に現れない。そんな中、地鳴りがしドンと大きな衝撃。崖からコブシ大の石が数個落ちてきた。余震が来たらひとたまりもないので、すぐその場を離れる。時刻は10時29分、震源地は長野県北部、震度5弱と後で知る。その数分後、南向きの斜面にギフチョウが姿を現す。産卵場所を探しているらしく、葉陰で少しとまってはちょこまかと飛び動く。
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とまることはとまるが合焦する前に飛んでしまう。ただ、1回だけ撮れた。少し擦れてはいるが紛うことなきバンドの♀だった。実は、長野県でのギフは初めて。
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この後、空は曇ったり晴れたり。余震は来そうにもなかったのでクモツキを探すが、一向に見つからなかった。クモツキかと思うのはすべてツマキ。飛んでいるときの色でわかるが、一応、飛んでいるのを追いかけ飛翔を連写する。撮った写真の前翅先端を丸めてオレンジにしようかとMさんと笑いあう。逆光だと、晴れていなければクモツキだとしても色が出ませんね。青空が必須です(2コマ目)。
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午後は晴れているより曇っている時間のほうが長くなる。曇り空が続き一瞬晴れたとき、赤いサカハチチョウをやっと撮ることができた。
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というわけで、オレンジにはフラれたものの腐っても鯛、擦れてもバンド、しかも♀を撮ることができなんとか格好はつきました。東京に戻ってから、この前日には数頭が飛んでいたことを知ったのだけれど、どうしてこの日に現れなかったのか謎。しかし想像するに難くない。今回もまた松本駐在のSさんのお世話になりました。色々ありがとうございました。




by otto-N | 2018-05-17 16:57 | Comments(2)

2018.4.2 神奈川県・ギフの里 (2) ギフチョウ   2018.4.13 (記)

2018.4.2 (続き)
スギタニルリシジミを切り上げて、ギフチョウが来るのを待っているとすぐにやってきた。撮影しやすい豪華な群落があるけれどそこには見向きもせず、しょぼいスミレばかりにちょっとだけ吸蜜する。何とか撮れたが右前翅が羽化不全。もう1頭も後翅が欠けていた。その後、同じ個体しか来ないので、ここを諦め、下の枝垂れザクラで待つ。が、まるで来ないうちに豆ザクラに日が当たる時間が来てしまった。と、言うことで、この日集まったみなさんと数少ないギフに一喜一憂することになった。

以前ほど撮影者が少なくなったとはいえ、やってくるギフが少なすぎる。撮影者が1か所に集まるものだから、その群れの中に入るとアングルを変えるのもままならないし、花の後ろ入り込むシーンが多く苦戦した。
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このシーンも左右の翅がきれいに見えた瞬間は撮れなかった。
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次の瞬間、翅をよじり、
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舞い上がったこの1枚がこの日のベスト。
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枝隠れ、花隠ればっかりだったので静止は満足に撮れず、飛び上がったところばかり撮れていた。
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ただし、決定的なのはなかった。
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上の4コマ目の続き。
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普通の後ろ向き。
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あまりにもギフはやって来ないので他を撮る。ミヤマセセリとスジグロシロチョウ。
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そんな中、突然、動きが出たのでツツジのもとへ駆けつける。
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2頭来たのだが、よく写っていたのは右の尾突が欠けたほう。ツツジ吸蜜は頭を突っ込むのでその前を撮るのが難しい。
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しばらく休戦の後、いいところに飛んできた。しかし、日射しがにわかに薄れ、この時だけは曇り空。みなさんの溜息。私はというとEV補正がー1のまま。全部真っ暗。どうしようもなかったけれど、ソフトでなんとかここまでもってきた。でも、ちょっと黄色が強すぎたかもしれない。
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その後、再び日が射し始めたが、日の当たる向きはこれまでと逆。遠いので300ミリに1.4倍のテレコンをかませる。2度ほどやってきたが、豆ザクラのてっぺんの一番遠いところばかりだった。なんとか撮って大きくトリミングした。並べてみると、翅に日が当たっていないと黄色が薄いことに気がついた。ストロボが必要らしい。3コマ目だけが日当たり良好。(→後から、個体が異なることが判明。3コマ目には左後翅の裂けがなく斑紋も少し違っている)
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これは日が当たっているせいか色がちょっと鮮やか。でも、遠すぎる。
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飛んできた1頭が草の中に潜ったので探してみると、ちょうど覗けた。背景はともかく、色はとても鮮やか。豆ザクラではギフの色が薄い気がする。翅が少し透けるため濃い黄色に撮れないのかもしれない。
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by otto-N | 2018-04-13 16:02 | Comments(0)

2018.3.29 神奈川県・ギフの里 ギフチョウ(2)   2018.4.7 (記)

2018.3.29 (続き)
小さな山頂を下りいつもの場所に向かう。日陰の梅の木には2頭が舞っており、その1頭が足元に降りてきて道路沿いに飛んで行く。後をつけると山桜系の桜で吸蜜を始めた。ピンクとグリーンがギフを引き立てる。
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位置を少しずつ変え、しばらく吸蜜していたが、見えないところに行ってしまった。
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斜面の梅林は満開。1頭が少し飛んでは吸蜜を繰り返していた。
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左に枯れた部分があったので大きくトリミングした。
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この後の飛び立ちシーン。
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さて、杉並Mさんと写真集「蝶の飛翔」のSさんはというと、ギフそっちのけで川底のスギタニを撮影中だった。梅ギフを撮れたので、スギタニ撮影を交代してもらう。小川には枯れ枝や杉の葉がゴミのように溜まった箇所があり、そこに数頭が群れていた。カメラを構え飛び立たせる。が、撮れたのは最初の1コマ目だけだった。一気に拡散する。しばらくするとまた同じ場所に集まってくるが、数は半滅。
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豆ザクラはまだ1分咲きなので、梅の見張りに戻ったけれど、ギフはやって来なかった。しかし、アセビに1頭がやって来た。あわてて対岸に向かう。
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場所を変え、再び吸蜜。こちらのほうが近かったが、完全には翅を拡げなかった。
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14時40分。もうギフは来そうもなく、スギタニも姿を消したので撤収。帰り道、あの山桜に2頭が舞っていた。しばらくすると、1頭が撮りやすい位置で、だらんとぶら下がり吸蜜を始めた。
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やはり、このピンクとグリーンは美しい。豆ザクラよりいい感じだ。実は、冒頭の1枚が撮れたので、この日はもういいやと気分だった。
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by otto-N | 2018-04-07 16:42 | Comments(2)

2018.3.29 神奈川県・ギフの里 ギフチョウ (1)   2018.4.5 (記)

2018.3.29
ギフチョウが出ているとのことで出かける。豆ザクラはまだ咲いていないので、ヒルトップに集まる♂の飛翔撮影が目的。9時半ころ登山口に到着する。尾根筋の狭い道を登り始めるとミヤマセセリが飛び回っている。いい背景なのでちょっと撮ろうかと広角を取り出すが、追いかけるにはあまりにも危険ですぐ止めた。そのうち、1頭のギフが向こうからやって来て後ろに消える。さらに進むと2~3頭が舞っている場所があったのでザックをおろし、手を出して見るとすぐ当たった。
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木漏れ日が交錯する登山道。巻路を行こうとしたが上を見上げるとすぐ頂上らしい。ざらざらと滑りやすい急登を登るとすぐ頂上だった。
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頂上には先客がお一方。目の前をギフが飛び回っている。とまる気配はないので広角で飛翔を撮ってもいいか尋ねると、ちょっとそれは・・・。話をしているうち、自然教育園でお会いしていたMさんとわかった。ヒルトップのギフは時々とまることあるのだが、気温が高すぎるせいか、まるでとまらないのでMさんは別のポイントに行くとこの頂上を去る。後で考えると、私にこの場を譲って下さったと思うしかなく、Mさんに感謝です。さて、とまらないギフは望むところ。と、勇んで飛翔を撮り始めたが、狭い頂上は平らではなく、太い根が這いまわり、主に飛び回るのは少し下の木立の斜面。木に邪魔されてすぐには近づけない。左手で木に掴まり身を確保しながらの撮影だった。
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順光側の背景の木立の美しい所を選び、飛んでくるのを待っても、直前でかわされっぱなしだった。とにかく、チョウまでピンが届かない。しかたがなく、置きピンを40cm(21ミリ)にした。
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とにかく手の届くところに来たらひたすら連写した。いつものことだが、近づきすぎてボケるより、圧倒的に近づけなくてボケる。
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逆光側にはよく飛んできてくれた。
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惜しかったのは、2コマ目と3コマ目。鼻の差でピンボケ。
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この場所は斜面なので、4枚の翅が写り込む確率は高かった。
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飛んでくると先回りするが予想は外れっ放し。後追いばかりになってしまう。時々、2頭が絡むが木立に邪魔されすぐには近づけなかった。
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これも後追い。ゆっくり滑空していたので撮影できた。それにしても、近づけないため置きピン距離を長めにしたので迫力に欠ける。リスクを冒して短いまま撮るべきだったかもしれない。
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ギフは暑いのでとまらないだろうと思っていたが、予想に反して、時々、翅を休めた。ただ、置いてある300ミリをとりに行っている間に飛び立たたれたてばかりいた。
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地べたではなく木にとまったほうがやはりいい。
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山麓から12時のサイレン。これを機に撮影終了。杉並Mさんから、国立のSさんと山麓で一緒にいるとのメール。Sさんは、日本の土着種257種すべてを飛翔写真で網羅した写真集「蝶の飛翔」を出されます。本日発売です。→興味ある方はここをクリックしてください


(ギフチョウ(2)山麓編に続きます)



by otto-N | 2018-04-05 14:34 | Comments(0)

2016.3.31 神奈川・ギフの里 ギフチョウ   2016.4.3 (記)

2016.3.31
このところ寒い日が続き、東京の桜も開花直前でお預け状態。聞くところによるとギフチョウは出ているが、豆ザクラはまだ咲いていないらしい。毎年、この豆ザクラの開花を待ってギフの里に出かけているのだが、満開となりそうな次週は天気予報が芳しくなく、思い切ってギフの里に出かけた。

高速道路を下りると、例年満開のソメイヨシノが出迎えてくれるが、花はまだ3分咲きだった。9時すぎに駐車場に着き、登山口の豆ザクラを見るとまだ2分咲き程度。ここは午後から来るとして、少し奥のスミレと梅で待機する。梅はほとんど散っていたが、残った花は比較的元気なので、ギフは来ると確信していたが、一向に飛んで来ない。スミレも昨年の雪害以来、ずいぶん少なくなったが快復はしていない。10時すぎ、Sさん夫妻がやって来た。駐車場のパンジーで吸蜜していたとのこと(えっと驚くパンジーギフ)。そこで、下の集落のほうに行ってみたところ、その途中のこんな所でいう場所で、この日の初ギフ。
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一応、証拠写真が1枚撮れたので、梅の場所に戻ると、ギフがすぐにやってきた。まずは、下草で一休み。
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それから、梅の花へ。しかし、翅が透ける位置でしか撮れなかった。黒帯がぼやけているので、ピンボケかと思ったけれど、光りの反射具合で黒さに濃淡がついたようだ。
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その30分後、再びやって来た。
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下にも降りて、全開するが・・・。
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梅の枝の上で休む。枝の隙間を探すのに苦労した。
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飛んできても梅に来るとは限らない。この個体は、少し翅を休めてすぐ飛び去ってしまった。
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梅の周りには、ポツポツとスミレが咲いており、もちろん群落もあり、ギフが訪れる。しかし、ここにとまったら絵になるというスミレの群落には近寄ろうともしない。吸蜜するのは単独に咲いているスミレだけ。花にとまると、翅をいったん閉じ、ちょっとしてから開翅する。が、長くは開いてくれない。すぐ次の花を求めて飛び去ってしまう。マクロはムリ、300ミリでしか撮れなかった。
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枝被り、葉被りばかり。構図選びなんて贅沢なスミレでの吸蜜。ピントを合わせるのがやっとでボツの山だった。
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何度かスミレにやってきたが、訪れるのは同じ花のようだった。
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この梅の木の周りには、スギタニルリシジミもおり、ギフが出て来る間、みんなで撮っていた。緑の葉の上もいいけれど、スギタニは杉の枯葉の上がよく似合う。
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スギタニの飛び方はゆっくりだ。広角飛翔は簡単と思って追いかけるが、なぜかフレームに入らない。太陽の向きと背景と人を気にしすぎたかもしれない。
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雑然とした背景なので、被せ気味にはシャッターは切らなかった。でも、上からも撮るべきであった。
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同じ吸水個所に舞い戻るので、みんなで座り込んで望遠飛翔を撮る、私は全部ピンボケ。ギフがやって来る間、スギタニを撮ってはモニターを見つめる。午前中はこんな時間が長く続いた。誘い合わせて来たわけでないのに、久々に会う面々、ギフよりスギタニ。変な仲間だった。
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午後、マメザクラの所へ行ってみると、朝より花が開いており、5分咲きまでになった。しかし、午前中、何度かギフがやって来たということだが、まるで来ない。あまりにも手持ち無沙汰なので、ヒオドシやテングを撮る。ヒオドシが吸蜜しているこのマメザクラ、昨年に気がついたが、枯れ枝が絡んでいる箇所が多く、ギフがとまって絵になる部分は少ない感じだ。細い幹も根ごと斜面からずり落ちているようで、元気がない。
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民家の庭先にあわただしい人の動き。遅ればせながら行ってみると、羽化直とおぼしきメス。枝の隙間から横顔を撮る。少し前には開翅していたようだ。
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もう1本の小さいほうのマメザクラにミヤマセセリが来ていたので、マクロで飛翔の練習をする。
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フキノトウで吸蜜後、飛んだルリシジミ。カメラを長い時間構えて待った甲斐があった。(300ミリ)
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そのうち、薄雲が拡がり始め、気温も下がってきたので、3時すぎに撤収。朝来るときは、高速から、そんなに桜は目につかなかったけれど、帰りにはほぼ満開。この日、一気に咲いたようだ。


    

by otto-N | 2016-04-03 10:43 | Comments(14)

フライイング・バタフライズ 2015 (3) ギフチョウ   2016.1.19 (記)

ギフチョウ (神奈川)
4月上旬、恒例の神奈川のギフチョウ。年々、お祭りが盛大化。山頂ではテリ張りが見られるが、人も多いので広角飛翔は無理。よって、山麓で花に来るのギフを望遠で狙う。ピンボケの連発。山麓も人ですごいのだけれど(身動きがとれない)、だいぶ慣れた。
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ギフチョウ (新潟)
下旬、新潟まで出向く。1日目は曇りのち雨、2日目は風が強かったが、晴れたので張り切って撮影する。
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水平に撮れず、画面が斜め45度に傾いたので、少し角度を直し、大きくトリミングしたら、思いの他の迫力。翅のしなりがいい。
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めったに飛んで来てくれない位置だったのに、ちょっとピンボケ。惜しかった。
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カタクリの絨毯の中には入れないので、撮るのが難しい。
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地面すれすれに飛行する。被せて撮ると背景がうるさいだけで、かなり失敗した。
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藪の中を飛行。枝や葉が被る。飛行ルートも不安定だった。
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カメラを持ちやすいので縦型でも撮った。でも、飛翔はしっくりと来ない。横に飛ぶという感じがでないかもしれない。
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産卵場所を探すひときわ大きいメス。ゆっくり飛び回っていた。
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午後の探雌飛行。このころは光が弱く、しかも飛び回る場所は逆光なのでとても撮りにくかった。それよりも、後ろ向き写真ばかり。どうして、後ろからしか撮れなかったのだろう。1つにこのポイントの地形的な理由があるにしろ、広角での撮影に起因しているの違いない。飛んで来るチョウの前で待ち構えていても、方向転換するのが常。やはり、望遠で撮る必要性を感じた。
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by otto-N | 2016-01-19 18:08 | Comments(0)