たかがヤマト、されどヤマト

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2018.3.27 東京都・早春の雑木林 ミヤマセセリ   2018.4.1 (記)

2018.3.27
朝から晴れ。薄雲が拡がる気配もなく、気温は前日よりも高い。この日もコツバメとミヤマセセリを撮りに行く。先にコツバメのポイントに向かうが、いつものルートとは少し異なった道を行くと、笹の原にミヤマセセリが飛び交っていた。午後では見ない場所。気温と日当たりのせいで出て来る時間帯が違うようだ。膝上以上の草丈があるので追いかけにくいので、とまって翅を開いている個体を撮る。朝だと葉上で翅を低い太陽のほうに翅を向ける。まずはレディファースト。
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飛び回る前に体を温めている風の♂。
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ベタ開翅しているよりこちらのほうが美しい。
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飛び立ったので少し追いかけたが、すぐに藪の中に入ってしまい、すぐ見失う。
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道草を食っている時間はないのでコツバメのテリ張りポイントに急ぐ。しかし、暑いせいか、前日とは打って変わって数が少ない。
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低いところにはあまりとまらず、目の高さにとまることが多かった。4枚の表翅を撮るには下向きにせざるを得ないが失敗の山。もどってくるを捉えるのもうまくいかずに終わる。
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安直に、上に飛び出すのを青空が入ればそれでよしと下から狙う。
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コツバメはピーターラビットのぬいぐるみのようだ。
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同じ位置でも背景を変えてみる。いつまでもとまっているのは、他の♂が飛んで来ないからか。(上の4コマ目だけが別個体のようだ。もっとも、美形だけ撮ったのだが・・・)
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ちょっと変わったとまり方。
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ときどきルリタテハが近くに来ていたが、どうやら樹液が目的だったらしい。翅は閉じたままだったが、日射が弱くなった時に翅を開いた。暑すぎると翅を開かないようだ。
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11時すぎにはコツバメが消えたので、ミヤマセセリに専念する。
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飛んでいる場所に近づくが、なかなか置きピン距離まで近づけないし、フレームからも外れてばかりだった。
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それでもあきらめずに走り回る。
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♂と♀の絡み。1枚だけやっと入った。この後、2頭はどんどん舞い上がりコナラの梢の向こうに消えた。
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雑木林を飛び回るミヤマセセリ。私にとっては春の風物詩。でも、今年も惨敗。
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by otto-N | 2018-04-01 19:11 | Comments(4)

2018.3.26 東京都・早春の雑木林 コツバメ   2018.3.29 (記)

2018.3.26
朝から晴天のはずだった。しかし、現地に着いてみると気温は高いものの薄い雲が拡がっていた。コツバメの以前のテリ張りポイントは消滅し、かなり離れた場所に移ったとのことだが、そのポイントでは2年続けて見ていなかった。いつも到着は遅めだったし、晴天ではなかったし、気温も低めだったのでしかたがないと諦めていたわけだが、今度もダメかと思いつつ様子を見るだけと、とぼとぼとポイントにたどり着く。が、やはりコツバメはいなかった。別な場所を少し探索しているうち、日射しが増したのに気づき、急いでポイントに戻ってみると、複数のコツバメが飛び交っていた。とりあえず、静止を撮っておく。狙いは飛翔だがうまくいくとは限らないのでアリバイを作っておく。
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笹や枝の先にとまることが多いけれど、地面にもとまっていた(吸水?)。飛んだところを連写。
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飛んだところというのは正確ではない。別の個体が接近したりミヤマセセリなどが来たりしない限り、自ら飛び出すことはない。いつまでも翅を閉じ日光浴をしている。だから、飛ばせたというのが正しい。問題は飛ぶ方向。どこに飛び出すか判らない。下方向にも上方向にも飛び出す。飛ぶ方向が決まったとしても、置きピンの距離でシャッターが切れてくれるか判らない。何しろ1秒8コマ。近すぎたり遠すぎたりボケているのはまだいい。全く姿さえ写っていなかったりする。真横への飛び出しはピントは合うけれど凡庸すぎる。
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コツバメのテリ張りの場合、限度があるはずだが何度飛ばせても戻って来る。戻って来るとき一瞬ホバリングするのだが、ぴったり同じ場所に来ないので失敗ばかりだった。これは偶然、前から撮れたもの。ピントは顔にしか合ってない。
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飛翔がメインであったがあまりにもうまくいかないので、諦めてこれはと思った背景では静止も撮った。
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これが一番飛翔感が出たと思う。地面にとまっていると上にしか飛び立たない。後は距離と高さだが、やはり偶然の産物。
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午後からはミヤマセセリの飛翔に挑戦する。静止を撮る暇があったら、飛んでいるのを追いかけろと言いたいのだが、やはり静止もいいもの。ただ、♀は4度も遭遇したのに最初の個体しか撮らなかった。この個体、完品だと思っていたのに右後翅が傷んでいた。ちょっと反省。
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ミヤマセセリの飛翔はムズカシイ。もう完全には撮れないので背景の雑木林が主体となる。
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撮れない時は逆光であろうなかろうと勝手に手が動く。もう、やけのやんぱち。
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枯葉の積もった小道を行き交うミヤマセセリ。逆光だが、早春の雑木林の雰囲気は出ていると思う。
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by otto-N | 2018-03-29 21:03 | Comments(2)

2017.6.20 新潟(群馬)・平標山 ハクサンイチゲ   2017.7.3 (記)

2017.6.20
三国峠を越え、苗場プリンスの先の平標山登山口の大駐車場を出たのは8時。だらだらと林道を1時間ほど歩くと平元新道の登山口に着く。ここからは本格的なジグザグの登山道となる。標高1000mの林道にはまだ寒いのか飛び回っているのはキマダラヒカゲくらい。数年前に来た時はギンイチモンジセセリがいたが見つからず、そのかわりアサギマダラとボロだがれっきとしたミヤマカラスアゲハ♀がいた。開翅癖のあるキマダラヒカゲがいたので少し追いかける。せっかくの表翅、後でフィールドガイドで調べると「ヤマ」のようだ。ジグザグの登山道の上部はブナ林。青いシジミチョウが飛び出し、何かと思ったらコツバメだった。
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暗い登山道に咲いていた花。2コマ目のマイズルソウ以外は名称不詳。(banyanさんから、1コマ目はユキザサとのコメントをいただきました)
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山小屋にもうすぐという所まで登ると、忽然と苗場山(2145m)が姿を現わす。7年前の7月に秋山郷から登ったことがある。
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10時に山小屋「山の家」に到着。平標山(1984m)、仙ノ倉山(2026m)が一望できる。その右隣の奥は谷川岳と思う。
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雪渓が溶けるとその後に高山植物が顔を出す。ミツバオウレン、ミヤマリンドウ、イワカガミ、イワイチョウ?ミツガシワ?いつもわからない。(banyanさんの鑑定ではイワイチョウです)
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天国へ続く長い階段。もう1時間のがんばり。
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登ってきた階段を振り返り、11時に平標山到着。苗場山のほうが少し高い。キアゲハがいるかと思ったが、まだ寒いのか飛んではいなかった。
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平標山から少し下り、仙ノ倉山を目指す。延々と木の階段が続く。この途中がお花畑だ。
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少し下ると花が咲き乱れていた。
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少しカメラを右に向けると残雪が入る。
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しかし、風の通り道のようで、風速10mを越えていると思われるほどの強風。花がブレまくり、風当たりの弱い場所を選んで撮った。半袖だったので体が冷えあわてて長袖を重ねる。
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このお花畑の構成要素。ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、キンポウゲ、チングルマ。
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谷の一番下に降りるとさらに風が強く、引き返したいほどだった。しかし、仙ノ倉山の登りに入ると風が弱まり、振り返るとハクサンイチゲの群落の向こうに平標山。
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少し登ると山と山の間から苗場山が現れた。
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さらに登る。
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一番高いと思っていた場所は山頂ではなく、少し下って登り返した先だった。仙ノ倉山到着は12時。山頂は風が弱く、ゆっくりと休むことができた。山頂からの谷川岳方面の眺め。谷川岳はここより低く標高1977m。
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その右の大パノラマ。
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平標山へ戻る。登り返しがキツそうだったが、それほどではなかった。あいかわらずの強風の中、ハクサンイチゲの群落を撮る。
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平標山の頂上で一休みし、13時に松手山コースから下山を始める。正面に苗場山、手前の稜線の左端が松手山。しかし、眺めとは裏腹に風が強い。
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すぐにハクサンイチゲの大群落があった。
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平標山を振り返る。
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ここから下はジグザグの階段が延々と続き、少し平になった所から可憐な花が顔を覗かせる。ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、キスミレ、アカモノ。
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この日3度目のコツバメ。標高1800mくらい。さすがに鱗粉が薄く、飛んでいる時のブルーも薄いし速度も遅い。
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イワカガミが多く、ピンクの濃淡にバリエーションがある。ただ、他の草に紛れているので撮りにくい。
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ミツバオウレン、ムラサキヤシオ、サラサドウダン?、チゴユリ。
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ツマトリソウ。花弁の縁がうすいピンクだった。
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逆光気味のミヤマキンポウゲ。
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昆虫ども。ツチハンミョウとミヤマハンミョウ、それにセンチコガネ。
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もうすぐ駐車場という場所でひっそり咲いていた豆粒大の花、クルマムグラ。
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16時、無事登山口到着。それにしても、帰りの松手山コースはきつかった。上部の階段道もきついのだが、送電鉄塔付近も急登。日陰の道で涼しいが、整備されていない分、北アルプスの3大急登よりきついと思う。何しろ広葉樹で覆われた細い道、上が全く見えず不安が募るはずだ。ここから登ると苦しいだけに達成感は得られると思うけれど、止めたほうが無難かな。




P.S.
天気予報を見ていたら、台風3号は来るし今週は天気が悪そう。窓の外を見たら金色の雲。大急ぎでレンズをとっかえて撮影。
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by otto-N | 2017-07-03 22:32 | Comments(2)

2017.3.30 早春の雑木林 コツバメ   2017.4.3 (記)

2017.3.30
前日の疲れが残り、疲れと言ってもあれだけ撮影してもボツばかりだったので嫌気がさしたのだが、朝から晴れ。気温もこれまでとは打って変わって上がりそうなので、この日を逃したら次は1年後、行かざるをえない。(来週からは都内で撮らなければならないものがある)

9時に現地着。歩くと暑いのですぐにウィンドブレーカーはザックに押し込み、コツバメのポイントに急ぐ。テリ張りは10時ころには終わるはず。4か所のポイントは距離が離れているので急ぐと結構きつい。しかし、コツバメは見つからなかった。丈の低い笹薮を歩き回った時にミヤマセセリがいたので撮っておく(今まで枯葉の上ばかりだった)。
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コツバメは発生初期にしか来ないのだろうと勝手に理屈をつけて、最初のポイントに戻ったのが10時すぎ。そこに、とてもツバメシジミの♂と♀がいた。ただ、春先の♂は大きいはずなのにとても小さく、♀はさらに二回りほど小さかった。
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ツバメシジミを撮っているとき、別なシジミが目の前を横切った。コツバメだった。もうテリ張り時間を過ぎる頃なので飛び去られては大変と、とりあえず目を中心に1枚撮る。
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しばらくじっとしていたが飛んだ。もう1頭飛んできたのでそれを追いかけたのだった。離れた場所に行ったので探すと、コンクリの杭の上にとまっていた。人工物なのに違和感なく調和していたのは意外だった。
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隣の杭を見るともう1頭いた。こっちのほうがイケメン。
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1頭が飛ぶと2頭が絡み舞い上がる。戻ってくると植え込みで日向ぼっこ。ちょこんと2本の前脚をつきだす姿はとてもかわいい。モコモコのぬいぐるみのようだ。しかし、コツバメは少し高い所で傾斜して日光浴するのでフラットに撮るのが意外と難しい。何回シャッターを切ったことか。
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逆光でも撮った。これもフラットになかなか撮れない。
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静止撮影に飽き、飛び出したところを広角で撮るが、ほとんどフレームアウト。やっと撮れても脚を伸ばした変てこな姿ばかりだった。真後ろから撮れれば翅だけが写るはずなのだが、飛び出す方向がわからない。このへんに研究の余地がありそうだ。
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飛び出しを捉えるのは難しかった。表翅を撮るには上から被せるしかないだろうが、あまり低いところにはとまってくれないし、背景がつまらなさそう。しかし、トライすべきだった。
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飛び出しより、舞い戻ってくるところを狙うのだが、どこに戻るのかわからなく打ち込んでも当たらない。
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1頭が飛べばもう1頭が絡んで舞い上がる。すぐに戻ってくるが、戻ってきたとき、私の体につきまとうようになった。体を引きながらシャッターを切る(コツバメとのダンス。いや、コツバメに攻撃されているのか)。どうもカメラに興味があるようだ。逆光だと飛んでいる時でも縁毛がレインボウに輝く。
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表翅の4枚のブルーはなかなか撮れなかった。ピンとしてはこれがベスト。
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せっかくの4枚ブルー。しかし、もうちょっと距離が届かずピン甘。惜しかった。
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どういうわけかテリ張りは12時近くまで続いた。その後、いつものミヤマセセリにポイントに行ったが、数は少なめ。気温が高かったせいか♂が枯葉の上に休むこともなく飛び続けていた。追いかけても歯が立たず、休んでモニターを見る。コツバメもミヤマセセリもあんなにシャッターを切ったのに、愕然となり、センイソウシツ。午後2時、これから飛翔速度が遅くなるという時刻であったが、気力が続かず撤収。今年はこれでお終い。片道1時間半、4回も通ったことになる。コツバメは晴れても気温が低ければ出て来ないことがはっきりした。来年は、天気を選んで出かけよう。でも、ミヤマセセリは低いほうが飛翔速度が少し遅く、時々翅を休める。(以上、忘備録)
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by otto-N | 2017-04-03 18:50 | Comments(2)

2016.3.29 東京・早春の雑木林 コツバメ   2016.3.31 (記)

2016.3.29
予報では気温はそれほど上がらないけれど、晴れているので、こんどこそコツバメは現れるだろうと、いつもより早く出発する。

早くからテリを張る雑木林のポイントに急ぐ。しかし、2か所とも現れない。どうしたことかと思いながら、しかたがなく、開けた緑地のテリ張りポイントに移動する。背景として雑木林のほうが春らしくていいのだ。少し遅かったが、コツバメが飛んでいた。まず、とまったところを抑える。いつ見ても、コツバメはぬいぐるみのようだ。
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飛んだのでその後を追うが、ゆっくりしている割にはなかなか射程に入らなかった。
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飛び方がミヤマセセリのように直線ではない。上下左右、時にはカメラのすぐ近くにも寄ってくる。
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いつも枠を外しているので、21ミリではなく15ミリで撮った。距離を間違い、小さく写りすぎたのですべてトリミング。
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テリ張りタイムは終わり、今度は吸蜜タイムを狙う。吸蜜は菜の花。なかなか日の当たる裏翅を見せてくれない。
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縦のほうがいい感じだった。しかし、足場が悪すぎて、身動きができない。右は薔薇線、左は段差。
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圧倒的な黄色の中に黒い影。
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これも黒い影となる。眼の上まで黄色い花粉にまみれていた。
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コツバメの吸蜜タイムの終了後、ミヤマセセリが舞う雑木林へ移動する。
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小道の落ち葉の上をメスを探して飛び続ける。
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芽吹きかけたコナラ、その下の枯れた笹原がミヤマセセリの飛翔の舞台。
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ミヤマセセリはどこでしょう?飛んでいてもすぐ見失うけれど、どこに写っているのかも、最初はわからなかった。
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枯葉の上の舞。
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時々、オス同志が絡むけれど、たった2~3秒でばらけてしまう。撮影は難しかった。
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飛び続けるオスと並走するが、ほとんど振り切られジエンド。
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コツバメのいた緑地にもミヤマセセリは飛んではいるが、ミヤマセセリの背景に緑は似合わない。飛翔を撮るにはモチベーションが上がらなかった。このセセリには枯葉が良く似合う。
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ちょっと明るい色のオスだった。メスもいたのだが、撮影せずオスが絡むのを待っていた。オスとメスが絡み時間は比較的長い。しかし、その前に飛び去ってしまい、不純な目的は達成できずに終わった。
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前回は21ミリを使い、フレームアウトが続出したので、今回は15ミリを使った。しかしながら、フレームアウトを減ずることができたかと言うとそんなことはなく、近づけないので、同じピン距離では被写界深度も少しは深いはずなのにピンも来ず、小さいコツバメでは写りがあまりに小さいのでトリミングせざるをえなく、結果としては失敗したようだ。とにかく、近づけないのであった。


     

by otto-N | 2016-03-31 20:28 | Comments(2)

フライイング・バタフライズ 2015 (2) コツバメ   2016.1.17 (記)

ミヤマセセリ
春うららの3月下旬、ミヤマセセリの飛翔を撮るために東京の郊外へ。しかし、地を這うセセリはまるで歯が立たなかった。かろうじて収まったのは1枚だけ。それもかなりのトリミング。オスとメスが絡んだので追いかけたのだが・・・。
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コツバメ
この草地には何頭かのコツバメがテリを張り、時々、菜の花で吸蜜していた。
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すばしっこいこと、すばしっこいこと。すぐにフレームから消える。というより、目が追いつかず。
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速すぎて、翅が止まらない。
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青く輝く縁毛。
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追いかけても、とにかく入らない。そもそも、追いかけるのが無謀な話か。
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ルリシジミ
他に、ヤマトもベニもいたけれど、飛んでるのはこの1枚。
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このルリのメスは、我がホームグランドの自然教育園でのスナップ。
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by otto-N | 2016-01-17 16:12 | Comments(0)

2015.3.27 東京・早春の雑木林 (3) ヤマトシジミ   2015.4.2 (記)

2015.3.27
コツバメ・ミヤマセセリ第3戦。天気は前日と打って変って、ピーカン、無風、気温20℃超。最高の蝶日和だった。

最初に立ち寄っていたコツバメのテリ張りポイントには寄らず、直接、線路脇の草地に行く。コツバメの静止写真は撮らずに(飽きてしまったので)、コツバメの飛翔だけの専念する。レンズは21ミリ、置きピン25cm。友人は、少し離れた場所でミヤマセセリの飛翔を追いかけに行った。
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テリ張り中のコツバメは、飛んでもすぐ戻ってくる。ときどき2頭が絡むけれど、すぐ上に舞い上がってしまうのでお手上げだった。
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これでも、F6.3、1/5000秒。飛び上がる瞬間は、飛び出す方向が全くわからないので、ピントも来ないしフレームにも入らない。あげくの果て、不鮮明。ただ、動きだけは感じられるかな。
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飛び上がる時よりも舞い戻る時のほうが、はばたく回数が少ないようで、撮るチャンスはある。ただし、最終的にどこにとまるのか判らないので、撮り逃がしてばかりいた。ピンが来ると正面顔を撮ることができる。
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疲れるけれど、走り回って追いかけ撮りも可能なことは確か。それにしても、被写界深度は浅い。動いてブレているせいもあるが、これは腹部の先端にしかピンが来ていなかった。前翅の前縁、右は少しめくれているように見える。こうして方向転換するのだろうか。飛行機のフラップのよう。
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もう少し上から撮っていたなら、左の翅も撮れていたのだろうけれど、それは結果論。どんなふうに写っているのか帰ってからのお楽しみというところだ。
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昼ころには、コツバメは姿を現さなくなり(追いかけまわしたせい?)、ときおり姿を見せるミヤマセセリのオスを追いかける。が、全然かすりもしない。今年初めてのベニシジミだったが、美しい翅を開くこともなかった。越冬ヒオドシは翅を開いたんだけどね。全開したが、半開翅のほうがカッコいい。
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ミヤマセセリには逃げれっぱなし。ふと、変なシジミが飛んできた。小さくて暗い。飛び方からヤマトシジミのメスと思い、追いかける。やっと、オオイヌノフグリにとまって吸蜜。ただし、逆光。300ミリで慎重に撮る。数カット撮った中から、一番ストローが長く伸びたものを掲載した。
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すぐに飛び出したので、追いかける。慎重に。(この言い回しは飛翔を撮らなかったということです)。飛び疲れたのか葉の上にとまった。開くに違いないと待つ。そして、開翅。
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あまり綺麗な葉の上ではないし、眩しすぎる太陽の元で、ブルーは出なかったけれど、今年初めての「アオメスヤマトの早春便」。
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午後、少し日が傾き始めたころ、ミヤマセセリが少し増えてきた。追いかけてもほとんど無駄だった。吸蜜を撮っておく。
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スミレよりも、ヒメオドリコソウがいいようだった。ほどよい群落があったので、その前に陣取り、一番低い位置から狙う。こうして撮るとヒメオドリコソウも捨てたもんじゃない。
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実は、メスはいないかと探していた。1個体はボロだったが、こちらは小さく、右後翅が少し切れているがまあまあ。
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ときどき見失ったが、また戻ってくる。たいていの場合、上に舞い上がり、コナラの枝で休んでいるようだ。
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吸蜜する花を移動中、オスに見つかったようだ。メスとオスが絡んでぐるぐる飛んでいたのだが、撮れたのはこれだけ。距離が合わないし、フレームにも入らなかった。メスが写っているのでよしとしよう。
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午後3時半。日が傾きはじめ気温も下がってきた。ミヤマセセリもやって来なくなった。オスが近くにとまったが、飛翔撮影は諦め、(自分の陰に入ってしまう)、おとなしく最後の1枚を撮り、店仕舞いにした。
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コツバメとミヤマセセリの飛翔撮影・3連戦は、これにてお終いです。コツバメは少しは撮れたけれど、ミヤマセセリはまるでダメ。自宅からは少し遠い所なので、実際3連戦はくたびれました。普通、場所が狭くてとか、ロープが張ってあってとか、追いかけることができない理由があるけれど、ここは、何10mも走り回ることのできる弁解の余地のない場所。来年までに、対策を考えなくては。Favoniusさん、来年もよろしくです。(まだ、今年もできると思いますが、ツマキとギフのシーズンに入ってしまいました)

by otto-N | 2015-04-02 21:09 | Comments(2)

2015.3.26 東京・早春の雑木林 (2) ミヤマセセリ   2015.3.31 (記)

2015.3.26
コツバメ・ミヤマセセリ第2戦。この日も気圧配置は西高東低、晴れていても北風が強い。気温も低め。目標は飛翔撮影。

10時到着、コツバメを1枚撮る。
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その後は、15ミリ広角(+1.4倍テレコン)で飛翔を追いかける。しかし、惨敗。11時にはこの場所でのテリ張りは(いつものように)終了したので、花の咲く空地に移動。ここでも飛翔を撮ろうとするが、ピンが来ていたのは3、6コマ目だけ、とにかく惨敗。
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飛翔を撮るのが主目的だったけれど、保険として静止も撮っておいた。
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ポツンポツンと菜の花。
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順光ばかりで飽きたので逆光側にも回る。縁毛の青光狙いだったが、思ったようには光らず。背景の黄緑色のボケもなかなかいい。
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どういうわけか突然の露出オーバー。でも、金色に輝く翅。これはこれでいい。 (→スポット測光になっていた。ということは、昨年のルーミス以来!)
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越境してしまった。
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ミヤマセセリは枯葉の上にとまると判らなくなってしまう。
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一度メスを見たが撮ることはできず、ことごとくオス。
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小さな花でも懸命に吸蜜する。1コマ目、スミレの中になぜか園芸種のムスカリも混じっていた。
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やはりヒメオドリコソウが1番いいようだ。
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翅を閉じたと思ったら、吸うのを止めていた。
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少しだけ翅を開いた。真後ろからでは、オオイヌノフグリの青い星は写らない。
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オオイヌノフグリで吸蜜するルリシジミ。実はこのルリシジミ、前日に撮影した積み残し。
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21ミリでの飛翔も撮れていた。
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レンズを、いつもの21ミリではなくて、1.4倍テレコンを挟んだ15ミリにしたのに、フレーム入らないのではしょうがない。速くて近づくことができなかった。第2戦も完敗。

by otto-N | 2015-03-31 20:56 | Comments(0)

2015.3.25 東京・早春の雑木林 (1) コツバメ   2015.3.29 (記)

2015.3.25
気温が低く北風が少し強いながらも晴天。友人が30年以上通っているという東京の郊外の雑木林にコツバメとミヤマセセリを撮りに行く。両種とも、昨年はほとんど撮っていなかった。

北風が遮られた雑木林の日だまり。毎年、この狭い場所では午前中、コツバメがテリ張りに集まるとのこと。もう30分早ければ、3~4頭が絡んでいたという。残念ながら、着いたのは10時半すぎ。ときおり2頭が絡んだだけだった。まずは静止の撮影に専念する。一度とまるとすぐには飛び立たないので100ミリマクロ。横向きばかりなので、すぐに飽きてしまう。
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基本的には、フラットに縁毛まで鮮明に撮るのが好きであるけれど、他はボケても目を中心に撮るほうが可愛い。コツバメは動物にぬいぐるみに似ていないこともない。コツバメ人気はこんなところから出てきたのかもしれない。(もっとアップで撮ればよかったと反省)
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背景がもっとも抜けた1枚であるけれど、どうやら背景が抜けすぎたようだ。
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一通り撮った後、飛翔にトライするが、まるで歯が立たなかった。速くて追いつかないのだが、とまる寸前には撮れそうな瞬間もある。しかし、どこにとまるのか予想がつかなかった。
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1/4000秒ではとまらないのか、とにかくピンが来なかった。
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コツバメがいなくなったので、ミヤマセセリの場所に移動する。飛翔を追いかけたが、まるで相手にされなかった。静止さえも敏感なので、100ミリではなく300ミリで撮った。
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枯葉の上もいいけれど、やはり、背景はグリーンがいい。
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枯葉の積もる雑木林の中のキタキチョウ。とても綺麗だった。1コマ目、翅に腹部の影がくっきり落ちていた。3コマ目、さすがに晴れていると表翅の黄色が飛んでしまう。
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午後は、ミヤマセセリの集まる線路脇に移動。その途中の菜の花にテングチョウを見つけた。
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まばらなコナラの木の中に、レンゲ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなどが咲いており、ミヤマセセリだけではなくコツバメもやって来ていた。
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菜の花が数輪。コツバメがときどき吸蜜する。一度吸い始めると、体の向きをかえながら長時間留まっている。ストローを伸ばしている姿は愛らしい。
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広角で撮るのもたまにはいい。と、撮り始めたら電車の音。連続シャッターを切ったときの1枚。
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さて、ミヤマシジミ。オスの開翅は撮り飽きて飛翔を追いかけるも、あと5cmが追いつかない。ピンは来ていてもフレームアウトかチョウの格好が不良。3コマ目、電車が入ったが近すぎ。
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オスの開翅。ベタ開翅でないほうがいい感じがする。
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オスはたくさんいるので飛翔を追いかけるけれど、メスはそうもいかない。大事に大事に撮影する。最初に現れた大きな個体。でも、開翅した場所が悪かった。
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次の個体は小さかった。写真では大きさが判らないが、最初はイチモンジセセリかと思ったほどだ。
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メスを見てしまうと、オスはどうでも良くなる感じ。ヒメオドリコソウが一番好きなようだった。
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スミレの群落が1か所だけあり、ここにやっと来てくれた。うれしい1枚。
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午後3時過ぎ、例年より気温が低いせいか、ばったりミヤマセセリは出てこなくなったので撤収。ミヤマセセリもコツバメも、神奈川のギフチョウの、あるいは埼玉のトラフシジミの副産物としてしか撮影してこなかった。こんなにじっくり撮ったのは初めての経験。しかしながら、飛翔は手に負えず、翌日、翌々日もこの雑木林に通うはめになる。

by otto-N | 2015-03-29 19:59 | Comments(4)

2014.4.26 新潟県・カタクリの山 ヒオドシチョウ   2014.4.30(記)

2014.4.26
六日町の温泉に泊まった翌朝、坂戸山(634m)に登る。この標高はスカイツリーの高さと同じ。山に向かって右の薬師尾根コースから登る。登り始めは桜が満開だった。そして、すぐに桜の木の下にカタクリ。
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カタクリの絨毯。夢想するのは・・・。
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カタクリの絨毯を撮るのは意外と難しかった。遠くからでは、赤紫に見えるだけで花とはわからない。近くで撮ってもごちゃごちゃしているだけ。横からが無難なところ。
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桜とカタクリが終わり、階段状の尾根筋の登山道に出たら、イワウチワが点々と、あるいは群落となって咲いていた。白からピンクと、微妙な色合い。最初は丁寧に撮っていた。けれど、登るにつれ、どこにも咲いているという感じ、少し飽きたのでいい加減に撮りながら登る。
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イワウチワの花は光を透かすと、一段ときれいだった。
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タムシバの咲く尾根筋の登山道。行き交うのはルリシジミ。足元には、イワウチワの他、イワナシ、ショウジョウバカマ。ピンクのヤマツツジも咲き始めていた。
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山頂の神社から少し先に行った所から、八海山の絶景。左のほうに八海山スキー場が見えた。ゴンドラ待ち1時間の時代が、今となっては懐かしい。
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尾根の道にもカタクリの絨毯があった。行き止まりだったので、神社まで戻り城坂コースで下山。山頂にはヒオドシチョウとキアゲハがバトルを繰り返していたが、時間がなかった。下りの登山道わきにもカタクリがびっしり。全山カタクリだった。
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カタクリに混じると目立たたないエンゴサク(エゾ?ヤマ?ミチノク?赤紫すぎ不明)、麓近くには、アズマイチゲ、キクザキイチゲも咲いていた。自然教育園にもあるけど、純天然物は格別。白いカタクリも1本、足元に見つけた。
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ギフチョウもいる雰囲気ではあったけれど、見つけたのはコツバメ1頭。レンズ交換も面倒で、いい加減に撮る。
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11時半ころ駐車場に着いた。登り始めたのは9時半ころだったから、約2時間のトレッキング。この後、妻を「塩沢つむぎ記念館」に降ろし、14時までに戻るという約束で、前の日に行ったギフポイントに急ぐ。12時半ころには着いたのだが、撮れたのはヒオドシチョウだけ。
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いつも激しく争っていたこの2頭、ギフ・ゼロの記念の2枚。
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六日町近辺のカタクリは思った以上。カタクリを自然教育園でしか見たことのない妻はとても楽しそうだった。けれど、それ以上に良かったのはイワウチワ。全くノーマークだったので、とても嬉しかった。泊まった六日町の旅館で、ギフチョウのことを聞いたところ、昔はどこでもいたのだけれど、この辺にはほとんどいないとのこと。実は、坂戸山の頂上付近のカタクリ群落で、素晴らしい色の青いザックが置かれていた。すぐその持ち主が現れ、話をしたがギフは全然飛んでないとのこと。この時間のヒルトップ、いるはずなのにいないとは、もう絶対数が減ってしまったのかといぶかっていた。実は、の二つ目。昼過ぎに着いたポイント、カメラの準備をしていたとき、少し離れた所に停まったワゴン車から、5本の本格的ネット。この時点で諦めたけど、一応、見に行く。お子さんが3人。どうやら、ギフは飛んでいないらしく、しばらくしたら立ち去ったので、探しに出向く。でも、2回飛んでいるのを見ただけでチャンスはなかった。この日の気温は25℃を越えていた。暑いせいかと思ったが、どうやら午前中に一度ここにやって来て採集していったらしい。新潟県では、ギフの採集は禁じられていないのでしょうけど、保護しなければ絶滅に向かっている種、撮影機材が格段に整ったこの時代、すぐ色褪せる標本を集めるより、撮影してみんなで楽しんだ方がいいと思うのですが・・・。蒐集とハンティングの楽しさは知っており、採集は絶対禁止とは思わないけど、ときどき遭遇するのは年配よりむしろ若い人たち、ちょっと悲しい気持ちになってしまう。

by otto-N | 2014-04-30 21:02 | Comments(6)