人気ブログランキング |

たかがヤマト、されどヤマト

タグ:スギタニルリシジミ ( 15 ) タグの人気記事


2019.4.4 神奈川県・ギフの里 (2)山腹のギフ   2019.4.11 (記)

2019.4.4 (続き)
11時ころ急に強風が吹き出しギフが姿を消したので里に下りることにしたが、その前に山腹を少し歩いてみた。ザレた登山道にスミレは咲いてはいたが、群落ほどのものはなく寂しい限りだった。吸蜜していても地べた止まりと変わらない。
a0181059_17412252.jpg


しょぼいスミレでも花を求めてギフが飛んでおり、ここはそれなりに知られたポイントのようで、カメラを持って待っている人をよく見る場所だ。成果の上がらぬまま他の場所をうろついた後、ここを通りかかるとギフがいた。
a0181059_17544619.jpg

広いので追いかけやすい。カメラを止めるな。しかし、振り切られるのがおち。
a0181059_17555164.jpg


蝶道になっているらしく、撮り逃してもギフは定期的にやって来る。
a0181059_22211643.jpg


背景的には順光側だと木立の向こうの山並みが最高。しかし、逆光側はギラギラできつい。
a0181059_17485251.jpg



時々、風に流されてスギタニがやって来る。とまって半開翅したのを300ミリで強引に撮ってみたらメスだった。
a0181059_19390751.jpg


満足の締めくくり。
a0181059_12593498.jpg


(里のギフに続きます)



by otto-N | 2019-04-11 19:18 | Comments(0)

2019.3.27 神奈川・ギフの里 ギフチョウ   2019.4.1 (記)

2019.3.27
神奈川のギフチョウを見に行く。まだ里では梅以外の花は咲いてないようなので、山頂に集まるオスの飛翔が主目的。首都高に入ったとたん渋滞にあい、着いたのが予定より遅くはなったが、青空が広がり申し分ないギフ日和だった。足元がザレている急登を登りきるとギフが飛び回っていた。とまって開翅することもあるので、一応、重い300ミリを袈裟懸けにし、木の間をかいくぐって飛んでくるギフを21ミリで向かい撃つ。
a0181059_20111760.jpg


しかし、実際は当たる直前で身を翻され、空撃ちばかりだった。30cmだった置きピン距離も届かないため40cmに後退する。そうすると、チョウが小さくしか写らないのでトリミングせざるを得なかった。
a0181059_16303526.jpg


このピークには花は1輪も咲いていない。時々、翅休めするが、すぐに光と影の交錯する林の中に飛び立ち、近くを舞い始める。上からでは撮りやすいが地面だけしか写らず面白味に欠ける。
a0181059_16344204.jpg


これは飛び立ちだろうか、反転する瞬間だろうか、今となってはよくわからない。足元はザレているし、木の根がむき出し。木立の斜面を走りまわるのは危険だった。
a0181059_16383628.jpg

ときおり最大3頭が絡むこともある。しかし、射程にはなかなか入らず逃してばかり。1頭だけかと思っていたら、よく見ると下にもいた。ぱったりといなくなることもあるが、しばらく待っていると飛んで来る。
a0181059_16390812.jpg


反転する瞬間。もう少しコマ数が撮れたらと思う瞬間。
a0181059_17230816.jpg

なんとか背景に木立と青空を入れたくて、この方向に重点を置くがなかなかうまくいかなかった。一見派手なダンダラ模様も木立の中に入ると枯れ葉の世界、周囲に溶け込みすぐ見失う。
a0181059_19371270.jpg


実は、ブルーの半袖Tシャツを意識的に着ていた。テニス用に何枚か持っている速乾シャツの1枚。これまでとは違う色を着てきた。Tシャツにとまりかけたこともあったが近すぎて撮れなかい。さて、こちらにめがけて飛んで来る時の連射の正面顔。ピントはほとんど合っていないし、何よりも翅の恰好がただのV字形で様にならない。真っ正面が撮れた後は、急反転。ペンタックスK-3のコマ数では全く歯がたたなかった。
a0181059_22461083.jpg


4枚の表翅が撮れたうれしい1枚。21ミリレンズは軽くて小さいので片手で持て、手首返しでチョウを捉えることができるが、撮れても水平的には無残なことが多い。でも、斜めのほうが迫力が出るから、まあいいか。
a0181059_19373816.jpg


ときどき、急に突然翅を休めるのであわてて静止を撮る。しかし、最初は全開してもすぐに翅を閉じ始めるので合焦が間に合わない。
a0181059_18052666.jpg

いい位置でとまったのだが、右の尾突は枯れ葉の中。
a0181059_18045939.jpg


狭いピークの一等席には越冬ヒオドシがテリを張る。他のヒオドシやギフがやって来るとスクランブルをかけるが単独しか撮れなかった。
a0181059_17405327.jpg


ピークにはもう1種。メスとの遭遇は今季初だったが、300ミリなので引くのがキツかった。ギフもそうだったが、撮影者が少ないのでここではマクロのほうでよかったようだ。
a0181059_22153664.jpg


正午を過ぎた頃、ギフは飛んでこなくなったので山を下りる。しかし、里では梅が終わり桜もほとんど咲いていないせいかギフは1頭も現れなかった。スミレも昨年からすっかり寂しくなった。小川にスギタニがいたので少し遊ぶ。
a0181059_18155168.jpg


右奥に見える豆ザクラはまだ蕾。1週間早かった。
a0181059_18163008.jpg



by otto-N | 2019-04-01 14:41 | Comments(2)

2018.4.13 埼玉県・蕨山 アカヤシオ   2018.4.24 (記)

2018.4.13
埼玉でアカヤシオが見られると言う。飯能にある標高がわずか1033mの蕨山。電車とバスで行けるけれど本数が少ないので車で行く。名郷バス停の駐車場から林道を抜け、暗い杉林の急登を1時間で尾根道にたどり着く。この日は尾根道は風当たりが強く、気温12~13℃。尾根道はアセビ街道だった。
a0181059_11122048.jpg


登山口に飛んでいたがとまらなかったので見送ったが、尾根道でスギタニルリシジミが風にあおられ地面にしがみついた。(完全なる証拠写真)
a0181059_11144963.jpg

尾根道は平坦ではあるが、ところどころに岩場がある。アカヤシオだけではなくイワウチワもあると言う。そのイワウチワ、群落ではなくポツンポツンと数輪だけ咲いていた。
a0181059_11211136.jpg

近くにあったのは少しピンク色。風が一瞬止むのを待って撮る。
a0181059_11174387.jpg

ところどころにミツバツツジが咲いているが、アカヤシオは見当たらない。
a0181059_11293024.jpg


そのうち、アカヤシオが遠い所にポツンポツンと咲いているのが見えてきたが近くにはなく、すでに散ってしまったのかと思っていたら、突然現れた。
a0181059_11251031.jpg

上のほうは風にあおられ花が吹き飛ばされそうだ。
a0181059_11253912.jpg


最後の急登を終え、山頂に着いたのはちょうど12時。登り始めて2時間だった。山頂にはアカヤシオが咲いていたが、それほどの数ではなかった。でも、ここだけは風がなく気持ちが良かった。ヒオドシチョウがテリ張りしていると思ったが、気温が低すぎるせいか1頭も現れなかった。
a0181059_12373514.jpg

このピンクは青空に映える。
a0181059_12383647.jpg

12時20分、道が急なのでカメラをザックにしまい込み下山開始。イワウチワの下の尾根道に来たところで、小さなブルーが目の前をよぎる。風にあおられ満足に飛べない。路上に降りたので近寄ってみると、登る時には全く見なかったコツバメだった。
a0181059_12501121.jpg


飛び去った後も、時々ブルーが目の前を横切る。上から見ているので日に照らされたブルーがとても明るい。風に逆らう場合はホバリング状態。とまったところしか撮らなかったが、こんなに遅くしか飛べないのであれば飛翔もチャレンジすべきだった。使っていた18-135ミリには距離目盛がなく、AFで自分の手なりを撮影してからMFに切り替えるしかなく、そんな余裕がないのが実情ではあるが、気温12℃、強風の中、コツバメが次々と出て来るとは思わなかった。2回目の遭遇の後に飛翔用に設定しておくべきだったと、下山中は悔やみっぱなしであった(今も)。
a0181059_13043866.jpg

14時すぎに登山口到着。結論から言うと、往復3時間半の山でのアカヤシオはそれなり。ただ、どうしてもアカヤシオを見たいという人にはオススメだ。アカヤシオがトンネルとなる群馬の袈裟丸山の標高は1878m、その前峰までしか登らなかったがそれでも往復4時間かかった。




by otto-N | 2018-04-24 16:03 | Comments(0)

2018.4.2 神奈川県・ギフの里 (1) スギタニルリシジミ   2018.4.11 (記)

2018.4.2
豆ザクラが満開とのことで散らないうちにと二度目の出動。着いてみると山ザクラはすでに葉桜状態、その近くの枝垂れザクラは4分咲き、梅はほとんど散ってしまっている。豆ザクラは話のとおり満開だった。ここは昼ころからしか日が当たらないので後廻しとして、奥にあるスミレに行ってみる。スミレは残念ながら年々衰えているようだ。雑木林の斜面とその下の小道にスギタニが飛び回っている。時々、半開翅する個体もいるが、他の♂とすぐ絡むので思ったようには撮影できなかった。
a0181059_08271689.jpg


まだ9時を過ぎたばかりなので飛び方も遅い。少し追いかけてみた。
a0181059_08471179.jpg


横向きが一番追いやすい。
a0181059_08475183.jpg


短時間でかなりの的中率。ただ背景が煩すぎた。スギタニは水の染み出る道路縁とか、どうしてこんなゴミのような場所にしかいないのだろう。
a0181059_08481677.jpg


日に当たりギラっと輝く翅が写っていた。
a0181059_08485032.jpg


完全に上からだと枯葉ばかりになってしまうし自分の影に入ってしまうので、少し上から狙うけれどこの匙加減が難しかった。
a0181059_08483470.jpg

(ギフの里(2)に続きます)





by otto-N | 2018-04-11 18:12 | Comments(0)

2018.3.29 神奈川県・ギフの里 ギフチョウ(2)   2018.4.7 (記)

2018.3.29 (続き)
小さな山頂を下りいつもの場所に向かう。日陰の梅の木には2頭が舞っており、その1頭が足元に降りてきて道路沿いに飛んで行く。後をつけると山桜系の桜で吸蜜を始めた。ピンクとグリーンがギフを引き立てる。
a0181059_17482811.jpg

位置を少しずつ変え、しばらく吸蜜していたが、見えないところに行ってしまった。
a0181059_17484564.jpg


斜面の梅林は満開。1頭が少し飛んでは吸蜜を繰り返していた。
a0181059_17491704.jpg


左に枯れた部分があったので大きくトリミングした。
a0181059_17494215.jpg


この後の飛び立ちシーン。
a0181059_17495425.jpg


さて、杉並Mさんと写真集「蝶の飛翔」のSさんはというと、ギフそっちのけで川底のスギタニを撮影中だった。梅ギフを撮れたので、スギタニ撮影を交代してもらう。小川には枯れ枝や杉の葉がゴミのように溜まった箇所があり、そこに数頭が群れていた。カメラを構え飛び立たせる。が、撮れたのは最初の1コマ目だけだった。一気に拡散する。しばらくするとまた同じ場所に集まってくるが、数は半滅。
a0181059_17504023.jpg


豆ザクラはまだ1分咲きなので、梅の見張りに戻ったけれど、ギフはやって来なかった。しかし、アセビに1頭がやって来た。あわてて対岸に向かう。
a0181059_17510969.jpg


場所を変え、再び吸蜜。こちらのほうが近かったが、完全には翅を拡げなかった。
a0181059_17512241.jpg



14時40分。もうギフは来そうもなく、スギタニも姿を消したので撤収。帰り道、あの山桜に2頭が舞っていた。しばらくすると、1頭が撮りやすい位置で、だらんとぶら下がり吸蜜を始めた。
a0181059_17520084.jpg


やはり、このピンクとグリーンは美しい。豆ザクラよりいい感じだ。実は、冒頭の1枚が撮れたので、この日はもういいやと気分だった。
a0181059_17521142.jpg




by otto-N | 2018-04-07 16:42 | Comments(2)

2017.5.2 東京都・三頭山 スギタニルリシジミ   2017.5.11 (記)

2017.5.2
東京・檜原村にある三頭山(標高1531m)に登る。自宅から上野原ICを経て都民の森の駐車場まで2時間。ICを出てからの山道は狭いことはさほど苦にならないのだが、ダンプ街道で閉口した。平日なのだが、駐車場はほぼ満杯で空きは残り3台、危ういところセーフ。10時30分、駐車場から登り始めてすぐの道傍にスギタニルリシジミが数頭舞っていた。開翅する個体もいた。もちろん、残念ながら時期が時期だけにスレ個体。
a0181059_15250036.jpg


とまったら翅を開く個体が多いけれど、他の個体とすぐ絡むのでゆっくりは撮れない。スレているのでまあいいか、と先を急いだ。
a0181059_15250819.jpg



今回の目的はヤマシャクヤクという花。しかし、まだ10日ほど早かったようで固い蕾のままだった。その近くではシロバナエンレイソウとエンレイソウ、ウッドチップの路を進むとハルリンドウ、モミジイチゴが咲いていた。
a0181059_15281590.jpg



ウッドチップの散策路の突き当りには滝があり、コツバメが1頭吸水していた。
a0181059_15331352.jpg


花が咲いてないのですぐ気がつかなかったが、この付近にはアセビやツツジが生えており、コツバメがいても不思議はない。定番の逆光コツバメ。残念ながらブルーに輝く位置からすぐ体の向きを変えてしまった。
a0181059_15365467.jpg


勢いよく飛び去ったコツバメとは対照的に力なく飛んできたスギタニルリシジミ。崖崩れ防止柵の支柱にとまって日向ぼっこ。
a0181059_15410373.jpg


この三頭大滝からが上が登山道らしくなる。「ブナの路」と名付けられているがブナはポツンポツンとしか生えていない。6月上旬には登山道に降りてくるらしいが、数はそれほど期待できなさそうと思いつつ、例によって、咲いている花を探しながら登る。あいかわらずスミレの名前はわからないし、至る所に咲いているハシリドコロは自身の葉で花が陰になるので撮るのに苦労した。他にヨゴレハナノメとヤマエンゴサク。
a0181059_15504838.jpg


この日のオススメはコガネネコノメソウ。ただの黄色い小さな花と思っていたが、拡大して見ると箱型の花がとても可愛い。
a0181059_15550693.jpg



出発地点の標高は1000mほどで新緑だったけれど、登るにつれ緑がなくなり、やっと木の芽が出たばかりでまだ殺風景だった。ミヤマセセリが好きそうなムシカリ峠の南斜面にセセリは飛んでいなかった。山頂には12時20分ころ到着。そこから富士が一望できた。霞んで見えないと思っていただけにちょっと嬉しい眺めだった。
a0181059_16003699.jpg


さて、お決まりのヒルトップのヒオドシチョウ。残念ながら富士が見える場所にはテリを張っていなかった。レンズを換え、登山客の多い中、少し追いかけたがなかなか撮れず。やっと1枚だけだが、ちょっとピンボケ。(富士が見える位置だったらもっと気合が入ったはず)
a0181059_16004919.jpg


帰路は別コース。こちらは花がほとんどなかった。ブナは少なく看板に偽りありというところ。かなり下ったところでスギタニルリシジミが1頭。
a0181059_16005979.jpg

スギタニルリシジミを朝たくさんいた駐車場付近で探したが、3頭飛び去るのを見ただけだった。帰りは八王子ICから入ったが、信号待ちが多く自宅まで2時間半もかかった。思ったより遠い。また、20年ほど前は峠路を攻めるライダーで賑わっていたけれど、今回は自転車が多く、越すに越せないセンターに鉄杭のワインディングロード。時代は変わったようだ。





by otto-N | 2017-05-11 20:04 | Comments(0)

フライイング・バタフライズ 2016 (3)スギタニルリシジミ   2017.1.20 (記)

スギタニルリシジミ
4月上旬の恒例になった神奈川のギフチョウ撮影は、もともと元来広角での飛翔は到底無理であるが、望遠系での飛翔さえチャンスなく終わった。足元に飛んでいたスギタニルリシジミをギフを待つ間に撮る。数年前はたくさんいたのだが、ずいぶん少なくなった。
a0181059_15573741.jpg

背景はまるで楽しくないいつもの場所。
a0181059_15584514.jpg

よく撮れたのだが、これは、ルりシジミ。
a0181059_15592317.jpg

   

by otto-N | 2017-01-20 18:08 | Comments(0)

2016.3.31 神奈川・ギフの里 ギフチョウ   2016.4.3 (記)

2016.3.31
このところ寒い日が続き、東京の桜も開花直前でお預け状態。聞くところによるとギフチョウは出ているが、豆ザクラはまだ咲いていないらしい。毎年、この豆ザクラの開花を待ってギフの里に出かけているのだが、満開となりそうな次週は天気予報が芳しくなく、思い切ってギフの里に出かけた。

高速道路を下りると、例年満開のソメイヨシノが出迎えてくれるが、花はまだ3分咲きだった。9時すぎに駐車場に着き、登山口の豆ザクラを見るとまだ2分咲き程度。ここは午後から来るとして、少し奥のスミレと梅で待機する。梅はほとんど散っていたが、残った花は比較的元気なので、ギフは来ると確信していたが、一向に飛んで来ない。スミレも昨年の雪害以来、ずいぶん少なくなったが快復はしていない。10時すぎ、Sさん夫妻がやって来た。駐車場のパンジーで吸蜜していたとのこと(えっと驚くパンジーギフ)。そこで、下の集落のほうに行ってみたところ、その途中のこんな所でいう場所で、この日の初ギフ。
a0181059_10165368.jpg

一応、証拠写真が1枚撮れたので、梅の場所に戻ると、ギフがすぐにやってきた。まずは、下草で一休み。
a0181059_15393492.jpg

それから、梅の花へ。しかし、翅が透ける位置でしか撮れなかった。黒帯がぼやけているので、ピンボケかと思ったけれど、光りの反射具合で黒さに濃淡がついたようだ。
a0181059_10221813.jpg

その30分後、再びやって来た。
a0181059_10231287.jpg

下にも降りて、全開するが・・・。
a0181059_10225365.jpg

梅の枝の上で休む。枝の隙間を探すのに苦労した。
a0181059_10232882.jpg

飛んできても梅に来るとは限らない。この個体は、少し翅を休めてすぐ飛び去ってしまった。
a0181059_10454862.jpg

梅の周りには、ポツポツとスミレが咲いており、もちろん群落もあり、ギフが訪れる。しかし、ここにとまったら絵になるというスミレの群落には近寄ろうともしない。吸蜜するのは単独に咲いているスミレだけ。花にとまると、翅をいったん閉じ、ちょっとしてから開翅する。が、長くは開いてくれない。すぐ次の花を求めて飛び去ってしまう。マクロはムリ、300ミリでしか撮れなかった。
a0181059_10464081.jpg

枝被り、葉被りばかり。構図選びなんて贅沢なスミレでの吸蜜。ピントを合わせるのがやっとでボツの山だった。
a0181059_10552849.jpg

何度かスミレにやってきたが、訪れるのは同じ花のようだった。
a0181059_10461464.jpg

この梅の木の周りには、スギタニルリシジミもおり、ギフが出て来る間、みんなで撮っていた。緑の葉の上もいいけれど、スギタニは杉の枯葉の上がよく似合う。
a0181059_1320279.jpg

スギタニの飛び方はゆっくりだ。広角飛翔は簡単と思って追いかけるが、なぜかフレームに入らない。太陽の向きと背景と人を気にしすぎたかもしれない。
a0181059_10235225.jpg

雑然とした背景なので、被せ気味にはシャッターは切らなかった。でも、上からも撮るべきであった。
a0181059_10242629.jpg

同じ吸水個所に舞い戻るので、みんなで座り込んで望遠飛翔を撮る、私は全部ピンボケ。ギフがやって来る間、スギタニを撮ってはモニターを見つめる。午前中はこんな時間が長く続いた。誘い合わせて来たわけでないのに、久々に会う面々、ギフよりスギタニ。変な仲間だった。
a0181059_11113080.jpg

午後、マメザクラの所へ行ってみると、朝より花が開いており、5分咲きまでになった。しかし、午前中、何度かギフがやって来たということだが、まるで来ない。あまりにも手持ち無沙汰なので、ヒオドシやテングを撮る。ヒオドシが吸蜜しているこのマメザクラ、昨年に気がついたが、枯れ枝が絡んでいる箇所が多く、ギフがとまって絵になる部分は少ない感じだ。細い幹も根ごと斜面からずり落ちているようで、元気がない。
a0181059_11235971.jpg

民家の庭先にあわただしい人の動き。遅ればせながら行ってみると、羽化直とおぼしきメス。枝の隙間から横顔を撮る。少し前には開翅していたようだ。
a0181059_13161448.jpg

もう1本の小さいほうのマメザクラにミヤマセセリが来ていたので、マクロで飛翔の練習をする。
a0181059_11323671.jpg

フキノトウで吸蜜後、飛んだルリシジミ。カメラを長い時間構えて待った甲斐があった。(300ミリ)
a0181059_11375491.jpg

そのうち、薄雲が拡がり始め、気温も下がってきたので、3時すぎに撤収。朝来るときは、高速から、そんなに桜は目につかなかったけれど、帰りにはほぼ満開。この日、一気に咲いたようだ。


    

by otto-N | 2016-04-03 10:43 | Comments(14)

フライイング・バタフライズ 2015 (6) スギタニルリシジミ   2016.1.25 (記)

スギタニルリシジミ
スギタニルリシジミは、神奈川のギフや群馬のヒメギフを撮りに行ったときについでに撮っただけであった。そのときは、飛翔撮影など思いもよらず、そのうち、神奈川のギフの里ではほとんど見られなくなってしまった。4月下旬、ツツジの一種であるアカヤシオを見に、群馬県の笠丸山に登ったときに、山麓で吸水している本種に出会い、スレ個体ばかりだったけれど、いるはずのチョウを見つけホッとした。

暗い登山道の崖から染み出た水溜まりで数頭吸水していた。日が当たる場所であっても薄暗く露出不足だったが、何とか補正できた。
a0181059_176737.jpg

15ミリ広角ではチョウが上の写真のように小さすぎたので、かなりトリミングした。15ミリは山頂のキアゲハを撮るため持ってきていた。
a0181059_1762788.jpg

ピントさえ合えば、トリミングすると迫力が出るのが、WEBの画像。
a0181059_1772253.jpg

下山はルートを変えたが、日当たりのよい崖でもスギタニルリシジミが吸水していた。撮った後に気がついたのだが、メスの姿もあった。吸水はせずただ付近を飛んでいただけかもしれないが、ルリシジミのメスの吸水は見たことがないので、ちょっと不思議だった。
a0181059_179052.jpg

これも、大きくトリミング。光の反射具合で、青く輝く。
a0181059_1764753.jpg

オスがメスを追いかけているシーンも見られた。メスは翅の傷から同一個体らしい。
a0181059_1948676.jpg

山頂のキアゲハ。狭い崖の上で何とかアカヤシオを収める。
a0181059_9462818.jpg

ついでに、7月に八幡平・源田森でのキアゲハ。まるで近くに来てくれなく大苦戦。
a0181059_9464141.jpg

同じく、早池峰山の山頂。山頂のキアゲハシリーズ、このくらいピンが来ると様になるのだが・・・。
a0181059_14565160.jpg


by otto-N | 2016-01-25 20:02 | Comments(0)

2015.4.27 群馬県・笠丸山 スギタニルリシジミ   2015.5.6 (記)

2015.4.27
群馬県の笠丸山(標高1189m)にアカヤシオを見にいった。昨年は行こうと思ったときには花が終わったというので、栃木県の袈裟丸山(標高1178m)に登ったけれど、こちらのほうが断然、楽チンな登山だった。

登山口付近は桜やツツジが満開。ポカポカを通りこし初夏の雰囲気。白いチョウが飛び交っていたが、スジグロシロチョウと思う。
a0181059_21724100.jpg

登り始めは木を伐り出した舗装された林道。舗装が切れたあたりから、やっと登山道らしくなる。崖から水が浸み出している箇所があり、いるに違いないと思って近づくと、やはりいた。スギタニルリシジミ。
a0181059_2102245.jpg

とまっても、すぐに向きを変えるので静止を撮るのに手こずった。時期が時期だけにスレ個体ばかりなので、静止よりも、こういうこともあろうかと持ってきた15ミリに換え飛翔に専念した。(専念するほどの時間はとれなかったが)
a0181059_20594946.jpg

撮っている途中で日射しが薄くなったこともあるけれど、絞りを間違った。全部、真っ黒。2EVも足りなかった。なんとかソフトで補正した。暗い林道を歩いていると、ちょっと日が当たるだけで眩しい。目の錯覚で明るいと思っただけだった。
a0181059_991966.jpg

暗い林道の水が浸み出る崖。こんな所がスギタニルリシジミは好きらしい。
a0181059_19151495.jpg

その後は、日陰の急登が続く。見たことのなかった花。ハシリドコロというらしい。シロバナエンレイソウも初めて。ちびたエンゴサク?
a0181059_2124335.jpg

ロープ場を登ったところで、山頂。1時間で着いた。アカヤシオが咲いていてほっとする。
a0181059_213462.jpg

アカヤシオはなんと言ってもこのピンクがとてもいい。それと、先端が尖っていない丸い花弁。個々の花の寿命は短いようで、すぐに落花するので、満開といっても枯れた枝にぱらぱらと花が咲いているだけだ。
a0181059_2132439.jpg

日陰にあっても、1花だけ咲いていても、大きい花だけれど、とても可愛い花だ。
a0181059_2154585.jpg

山頂でお昼。しかし、ゆっくり食べている時間はなかった。山頂のキアゲハ。ときどき、ヒオドシチョウに絡まれ、なかなかいい位置に来てくれない。
a0181059_2142643.jpg

思ったように撮影できず時間が経過する。5分だけ時間をもらい、やっと背景にアカヤシオを入れることができた。やった!、と思ったけれど、ピン甘だった。
a0181059_2141355.jpg

アカヤシオは山頂の崖っぷちにしか咲いていない。山の登らないと見ることのできないツツジだ。日陰の向こうは対岸の山。
a0181059_940373.jpg

モミジの花。初めてみる黄色い花のヒカゲツツジ。
a0181059_2135337.jpg

山を下り、駐車場まで歩いていると、またしても水の浸み出た崖。今度は絞りを開けて撮った。しかし、気温が高いせいか、飛び回り方が異常に速い。フレームに入らないし、ピンが来ないものが続出。2コマ目、2頭入ったことは入ったのだが、かろうじてだった。
a0181059_2152976.jpg

縦型でも撮るが横へ飛ぶとお手上げ。フレームアウトの連続だった。
a0181059_20594946.jpg

スレが少ないものもいた。飛んでいるときに他より明るい。
a0181059_216815.jpg

上の画像とこの画像の間にもう1枚、同じ翅の向きのものが写っていた。秒7コマで、はばたきが同調していたということらしい。
a0181059_2163650.jpg

残念ながらピンが少し来ていなかった。(追われているのはメス。メスも吸水するとは意外だった)
a0181059_1045588.jpg

上からや、斜め上からでは、自分の陰になり撮りにくかったが、これはいい感じ。
a0181059_21104676.jpg


毎年、この時期になるとアカヤシオを見にハイキングすることが恒例になっているけれど、花の時期が難しいようだ。今回は低山で楽だったけれど、花の数はそれなりだった。これまでの一番は昨年登った袈裟丸山だと思う。昨年は花が不作だったというが、それでもこんなものではなかった。それよりも、あわよくばと期待したスギタニルリシジミとの出会いのほうが嬉しかったというのが本音です。

by otto-N | 2015-05-06 20:54 | Comments(0)