たかがヤマト、されどヤマト

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2018.9.28 栃木県・鬼怒川河川敷 (2)ツマグロキチョウ   2018.10.7 (記)

2018.9.28 (続き)
午前中にほとんど撮らなかったツマグロキチョウは、昼過ぎには気温が上昇したためかほとんど飛んでいなかった。しかし、一歩、藪の中に踏み込むと2~3頭が舞い上がる。
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気持ちのよい青空。久しぶりのF5.6。ただし、遠景はいいが、叢の中を考えるともっと開けるべきだった。
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構図が気に入って載せたが、1、コマ目はピンぼけ白とび。(飛翔については、ほぼトリミングせずに撮影順に並べました)
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飛び出した後、飛び続けるのかと思ったら近くにあるセンダングサで突然、吸蜜を始める個体が結構多い。あわててマクロでも撮る。
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背景の角度を少し変えるとボケの色が変わるけれど、横向きしか撮りようがないので、このチョウの静止姿はあまり面白くはない。
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置きピンは35~40cmほど。なかなか思ったようには撮れず、ムキになって藪から出てくる前から連写する。藪から出てきてからシャッターを切ったのでは遅すぎるし連写のリズムがとれない。1、2、4コマ目は白とび気味。
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この向こうは砂利道。センダングサが多いところに集まっているようだ。まだ種化してないが、種になったらぞっとする。
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河川敷の空間を背景にしたいのだが、道路に沿って飛ぶことはあまりなかった。
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平行に飛んでくれると、翅を打ちおろした時に表翅が撮れるはずだが、なぜか裏翅ばかりが撮れてしまう。
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少し真横からずれるといい感じになるけれど、狙って撮れるわけではなく、ただの偶然。
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少し上から飛ぶ方向を変えた瞬間を撮りたいのだが、すべて偶然。光が反射する表翅をまともに撮ると色飛びしてしまう。輝度を下げ調整すると青空が濃すぎてしまう。この兼ね合いが難しい。
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好きな構図であるが、手前の草がちょっと大きすぎるし、よく見たらピンボケだった。
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青空、一人旅。1秒8コマでは不足と感じる瞬間。
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川方面は逆光。透けた翅を狙う。
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葉被りしているけれど、これでいい。(しかし、ちょっと悔しい)
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延々と続く河川敷の砂利道。太陽を遮るものがない。
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14時ころ、凍らせた水とスポーツドリンクが尽き欠け(とっくに溶けている)、いいかげんに加減にくたびれてきたので、ここを撤収し、朝に立ち寄ったシルビアのポイントへ向かう。実は、最初に行ったのは保護地。2つあるうちの1つは、3人で草取りの真っ最中だった。ミヤコグサだけを残し、他の草を根こそぎ剥ぎ取り、土がむき出し。半分ほど作業を終えていたが、ミヤコグサは小さなものが1株だけ。残りの半分は草ぼうぼうで中は見なかった。隣りのカワラノギクのロープ内には、昨年はミヤコグサがたくさんあったはずだが1株も見当たらないのが不思議。もう1か所はこれから草刈りはまだだったが、昨年よりはミヤコグサの株は増えていた。自然状態のミヤコグサをあまり見たことはないのだが、カタバミのように背丈の低い他の草の中で育っているようで、地面剥き出しの場所ではなく、ほどほどの日陰が必要な気がする。年に何度か草刈りが必要とは思うけれど、そのタイミングが難しそうだ。集中管理するより、自生しているミヤコグサの周辺の草を刈ったほうがいいような気がする。ともあれ、この保護地で少なくともシルビアが育っているのは確かなようで、メスを1頭見つけた。日が低いので自分の影に入り、撮影しにくい時間帯であるが、個人的には午前よりこのポイントでの発見率は高い。
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自宅の最寄駅からJR1本(乗り換えは1回)で来れるとはいえ、日陰のない河川敷の5時間の歩きは季節はずれの暑さの中では少々きつかった。でも、車でも同じくらいの時間がかかるので、帰りのことを思うと電車のほうが楽ちんなのです。自宅に帰ってPCに画像を取り込み、画像をチェックしていたら、午前中の飛翔の中にこんなのがあった。カメラのモニターを見ていれば、午後、あんなにムキになって撮る必要はなかったのに・・・
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by otto-N | 2018-10-07 18:12 | Comments(2)

2018.9.28 栃木県・鬼怒川河川敷 (1)シルビアシジミ   2018.10.4 (記)

2018.9.28
天気が良すぎるけれど、翌日からは台風24号が接近し雨か曇りの予報なので仕方がなく出かける。シルビアは10日前にはすでにボロのメスしかおらず、ミヤマシジミはほとんどいない状況と聞いており、頼みの綱はツマグロチョウの秋型だけ。ツマグロキチョウの飛翔をメインにするにしろ、晴れすぎては黄色が飛んでしまうので、これまでは薄曇りの日を選んでいた。まあ、シルビアはスレの中にピカピカも混じっていたのがこの数年。少しは希望をもつことにしよう。

10時すぎ、現地とうちゃこ。まず、シルビアのポイントに行くが、それらしきオスが1頭飛び回っていたがすぐに見失う。しばらく探すが諦めミヤマシジミの探索に切り替える。メスはすぐに見つかったが、ヤマトシジミと変わらないほどとても小さく、葉にとまったとたん、案の定ヤマト♂に絡まれロスト。だが、道端のクロバーにとまっている2頭目を発見。花の大きさと比較してとても小さいことが判る。新鮮そうだった。
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すぐに飛ばれたが、なかなかいい場所にとまってくれないので少し遊んでもらう。広い草原なので見失うことはない。
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翅を開くのはとまった直後だけで、すぐに翅を閉じてしまうことがわかった。やっと撮れたのでホッとするが、このV字開翅の撮影は苦手。うまく撮れた試しがない。
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とまっては飛ばれ、飛ばれてはとまることを繰り返す。ここではオスは見つからなかった。コマツナギはどこにあるのかわからないほど丈が低い。
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オスがいたのは別のポイントだった。2頭絡んだが追いかけることができたのは1頭だけ。背が高い叢の中を探雌飛翔していた。例年、近くにコマツナギが咲いてるのだが、見当たらなかった。
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視界から消えてもすぐに戻ってくるので、藪の中にカメラを入れて追いかけた。3コマ目は、前翅が透けてよかったけれど、これ以上の補正できなかった。
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やっととまったが、贅沢は言えない。今年は発生サイクルが早かったようだ。
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ツマグロキチョウは年によって発生する場所が変わるが、まずまずの数が飛んでいた。まずは静止を押さえておく。同じ個体の順光と逆光。この後は飛翔撮影に励むが、先客がおられたので少しだけにし、シルビア探しに移動する。
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時々草刈りが部分的に入るシルビアのポイント。ミヤコグサはなくはないが、ポツンポツンと数か所だけ。ここもキツそうだと思っていたら、ボロボロのメス。
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続いて、別個体。これも、うーむ。
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遠くでチラチラしていたので行ってみると、カワラハハコの群落がありそこで吸蜜していた。
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ドライフラワーのようなカワラハハコで吸蜜するボロボロのシルビア。これは悪くない。
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他に吸蜜源がないのか、なかなかここを立ち去らない。小さく飛んでは吸蜜を繰り返す。
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ボロボロの個体。飛翔を撮っても仕方がないのだが・・・
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この個体の撮影はもういいだろうと、ツマグロキチョウのポイントに戻ることにする。その途中、またしてもシルビア♀。
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(ツマグロキチョウに続きます)




by otto-N | 2018-10-04 16:22 | Comments(2)

2017.8.17 栃木県・鬼怒川河川敷  (2) ツマグロキチョウ   2017.9.2 (記)

2017.8.17 (続き)
昼過ぎに、ミヤマシジミとツマグロキチョウを探しに行く。曇っていた空も時々日が射すようになった。ポイントまでかなりの距離があるが、途中にもチョウはいるし、年によって発生場所も変わるので、ゆっくりと歩く。ミヤマシジミはコマツナギがあるとたいてい付近にいる。♂のほうが目立つがほとんどスレているが、♀は比較的新しい。
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自分の日陰になってしまったが、翅の透けが中途半端だった。背景はよろし。
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ツマグロキチョウはキタキチョウと混生はしているが、かなり固まって棲んでいる。キタキチョウより黄色が弱く小さめ、飛び方も弱々しい。まだ、夏型がほとんどのようだ。吸蜜、求愛、交尾、産卵と並べた。4コマ目は卵が写っている。
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交尾体が飛び出したので追いかける。♂が飛び役のようだ。交尾飛翔形式は←♂+♀ということになる。他のチョウでは←♀+♂のほうが多い気がするけれど、♂が頑張るチョウもあるようだ。
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追いかけている途中、目の前をセセリが飛び出した。追跡を中止し、セセリの飛んで行った辺りを探す。案の定、ミヤマチャバネセセリだった。夏には一度もお目にかっかったことはない。もっとも、夏には河川敷に来ることはないのだから当然といえば当然です。
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ツマグロキチョウは、翅を閉じた横向しか撮れず、その裏翅も秋型の魅力はない。幸い曇っているので、黄色が白とびすることはないので飛翔に専念する。
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とは言っても、背景はただの叢。やはりチョウの雰囲気が欲しい。偶然、カワラケツメイが写っていたこの2枚がよさそうだ。翅の襞もきれいに撮れた。
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もう1枚。いい感じの霞んだ叢の中を飛ぶ♀。横にかなりの距離を並走した。残念ながら少し擦れていたけれど、狙いどおりの構図が1枚だけ撮れた。
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この後、朝の場所に戻ったのだが、途中で数頭のキタキチョウが吸水していた。地面ドンの飛び立ちを狙ったが、入ったのは2頭だけだった。
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持っていった水は、スポーツドリンク500mLと予め凍らせた水500mL。スポーツドリンクは甘すぎるので、スポドの後に溶けた水を飲む。この日、帰ってから体重を測ると1kg減。ということは、2Lの水が体内から消失したといことか。この日の最高気温は27℃くらいだったと思うが、やはり、曇っているとはいえ夏の河川敷はキツイ。





by otto-N | 2017-09-02 16:21 | Comments(0)

フライイング・バタフライズ 2016 (22)ツマグロキチョウ   2017.2.27 (記)

ツマグロキチョウ
10月の鬼怒川河川敷。その年によって、ツマグロキチョウが集まる場所が微妙に異なっているようだ。キチョウのほうが断然多いが、棲み分けされているように思う。
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吸蜜する花はセンダングサが多いけれど、道端のキツネノマゴの群落にも群がっていた。
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木陰だったので、表の黄色がきれいに出たと思う。
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少し、追跡した。
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秋型は翅の先がとんがり、黒縁のかすれ具合がとてもいい。
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晴れていなくても少し明るいだけで、翅の角度によって黄色が飛んでしまう。黄色に合わせると、背景が暗くなってしまう。キチョウはむずかしいとつくづく思う。
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時々2頭が絡むが、なかなか両方ともフレームに入らなかった。この場合も左はピンボケで色飛び。
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藪がごちゃごちゃとうるさいけれど、裏翅の筋が透けて撮れた。
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翅のしなりが出たけれど、なぜか黄色が強く出てしまった。
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by otto-N | 2017-02-27 16:49 | Comments(0)

2016.9.30 栃木県・鬼怒川河川敷(3) ツマグロキチョウ   2016.10.10 (記)

2016.9.30 続き
ミヤマシジミを撮っているとき、傍のツマグロキチョウも撮ろうとするがすぐ飛ばれ、藪の中に逃げ込まれる。叢の表にとまっている姿を撮るが、どれも似たような感じで飽きてしまう。花があっても無表情、キタキチョウのほうが可愛らしい気がする。
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結局、キツネノマゴではこれしか撮れなかった。
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飛翔も狙うが、背景に難あり。
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いつもより距離を詰める。
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この後の追跡写真。草が邪魔でも手を伸ばす。
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いつまでもだらだら撮っているわけにもいかないので、シルビア探しに先に進むが、バッタが飛び交うだけの不毛地帯。河川敷はやはり淋しい。時間だけが過ぎていくので、元の場所に戻り、ツマグロキチョウの飛翔撮りに専念する。
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空には薄い雲が増えてきたので、黄色が飛ばない。むしろ、露光不足。背景に河川敷の道路を入れてもわびしい感じ。2頭が絡んだ5、6コマは残念ながらピンボケ。
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2頭同時にピンは来ない。
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道路を入れるより藪を入れたほうが、黄色が強調され、いい感じだ。それと空。
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片側しか撮れなかったが、尖がった翅先と、黒縁のかすれ具合がツマグロキチョウのいいところか。
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藪の中に入り込み、逆光気味で撮影。黄色がきれいだ。
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翅4枚。ただし、背後は雑然。撮る前にわかっていたのだが、手が動いてしまう。
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種を確かめる前に手が動く。ジャスピンと思ったらキタキチョウ。この鮮やかなキタキチョウのレモンイエローは、色飛びが激しく(翅表面の反射?)、かなりアンダーでないと色が出ない感じ。(よく見たら1コマ目はツマグロキチョウでした) → と、書きましたが、Favoniusさんから、キタキチョウの中間型とのこと。連続写真の次のコマにこの個体の裏翅が写っていました。連絡ありがとうございました。
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やっと、いい位置で撮れた。
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14時過ぎ、最初のシルビアポイントに戻る。シルビアらしきものは2頭、飛んでいた。しかし、とまらなかったし、空が暗くて、あくまでらしきものとしか言えなかった。

   

by otto-N | 2016-10-10 18:16 | Comments(0)

2016.9.30 栃木県・鬼怒川河川敷(2) ミヤマシジミ   2016.10.8 (記)

2016.9.30 続き
空が少し暗くなり、新鮮なシルビアシジミはもう見つからず、場所を移動した。1昨年にはあったカワラケツメイの群落もなく(花は咲いている時期ではないが)、ミヤマシジミがいたコマツナギもなかった。キタキチョウと摺れたツバメシジミだけが飛び回っている中、ポツンと黄色い点が目についた。ツマグロキチョウとしては、なかなかいい雰囲気だったので、念入りに撮ったはずなのに、寄った画像はことごとくピンボケ。寄る前のトリミング画像。
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寄って撮っているとき、キタキチョウに見つかったが、完全に無視。キタキチョウはしばらくバタバタとしていたが、同族でないと悟ったのか行ってしまう。
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しばらくすると、急速に雲が消え、夏の日射し。近くにコマツナギもない場所で、ミヤマシジミ♀。
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何本か走っている河川敷の道路を歩いているうち、脚元で10頭近くのシジミチョウが舞い上がった。あわてて、右手に持っていた21ミリで、連写。吸水ならばピンポイントに集まるはずはなく、獣糞があったのだろう。ツバメシジミばかりかと思ったが、ミヤマシジミも混じっていた。それにしても、あれだけ数がいたのに、最大3頭しか入っていないとは情けない。
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さらに進むと、ツマグロキチョウが目立つようになった。ただ、センダングサでの吸蜜中は、とても敏感で近づくだけで飛ばれてしまい、藪の中に逃げ込まれる。藪の中にとまるのを撮ってもしょーないかと、思っていると、木陰の低い場所で飛び交っているのを見つけたので、近づいてみると、ミヤマシジミ♂が3頭、キツネノマゴで吸蜜していた。2頭はすぐいなくなったが、残った1頭はとてもきれいな個体だった。半分翅を拡げて、吸蜜を繰り返す。しかし、日射しが強く気温も高いせいか、全開翅とはならない。上から撮っても、胴体部分しかピントは合わず、横から撮ろうとしても、背の低いキツネノマゴ。さんざん失敗を繰り返していた時、少し日が翳り始め、やっと、翅縁を撮ることのできる角度まで翅を開いた。
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キツネノマゴばかりで吸蜜していたが、すぐ傍のヒメジョオンにも来た。この方が撮りやすい。
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とは言っても、翅の開き方が中途半端。縁までピントが合わずボツの山で、これだけがなんとか合格。中央左に写っている麦穂のような1本が被るためいい位置で撮れなかった。
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背後にキツネノマゴの淡い紫の星。頭付近が少しピン甘だが、いい感じに撮れた。
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センダングサ吸蜜、横からのキツネノマゴ。4コマ目は別ポイントで撮った左前翅が羽化不全のメス。
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せっかくの明るい場所だったのに、絞りを間違い後で大幅補正。雑然とした場所なので、背景はつまらない。被せ気味に撮った3コマ目は、キツネノマゴの咲く雰囲気が出たけれどピンボケ。
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少し横向きのほうが飛翔感が出ていい感じだ。
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(鬼怒川河川敷(3)に続きます)


   

by otto-N | 2016-10-08 20:08 | Comments(0)

2014.10.1 栃木県・鬼怒川河川敷 ツマグロキチョウ (2)   2014.10.10 (記)

2014.10.1 続き
昨年には見られなかった場所でのツマグロキチョウ。曇っているせいか飛んでいてもすぐ葉陰に休んでしまう。気温も低いせいか飛翔も普段より弱々しい感じだった。
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曇っているので、背景は暗くなるけれど、そのぶん、翅の黄色が落ち着く。
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日は差さないまでも、ときどき空が少し明るくなる。そのたびに絞りを開けたり絞ったりしたが、露出オーバーではすぐ黄色が色飛びしてしまい、補正できなかった。
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広い河原の片すみだけにしかいなかった。6コマ目、無紋型かと思ってかなりの距離を追いかけたが、キタキチョウだった。
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まだ、雨の滴が残る河川敷。ズボンもぐしょぐしょだし、靴の中にも水がたっぷり。歩くたびに音。
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ときどきクズの蔓に脚をとられ追えなくなったけれど、深追いの必要もないほど、ツマグロキチョウは飛んでいた。
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空を写すとチョウはすべて逆光。翅裏が白いタイプの個体を追いかけたが、その色はでなかった。
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翅裏の黒スジが少し透けて見え、曇っているので黄色も綺麗に撮れた。
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途中、モニターを見たら、背景は叢ばかり。広い河川敷も撮ろうと意識した。相変わらず曇ったまま。かなり淋しい風景。
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ときどき地面にもとまる。飛び上がったとき、下からカメラをあてた。
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表翅が4枚そろって写っていたのはとても少なかった。せっかく撮れたのに背景に難あり。
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空が明るくなることを期待して、(明るくなったらシルビアを探しに行こうと思っていたが)、ずるずるとこの場所にとどまってツマグロキチョウを撮っていたが、一向に明るくなる気配がなく、気温も上がらなかったので、午後3時に撤収。



この日は10月1日。ピンクリボンの日。
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by otto-N | 2014-10-10 18:20 | Comments(8)

2014.10.1 栃木県・鬼怒川河川敷 ツマグロキチョウ (1)   2014.10.7 (記)

2014.10.1
天気予報は、明け方まで雨、その後曇り、午後から晴れ。自宅を出ると空は暗く不吉な予感。でも、現地の天気は判らない。以前、途中で引き返し、その後良くなったことがある。晴れていてはだめ、曇りからちょっと薄日の日がいいはずと、こんな日を待っていたのだった。

鬼怒川の河川敷に10時すぎに到着。暗い曇り空、あげくに雨が時おり混じる。気温も低く、長袖の上にゴア系の簡易ジャケット。こんな寒くてはチョウなぞ出てはこない。帰ろうと思ったけれど、9月には行かなかったポイントが気になり、傘をさし、とぼとぼと河川敷の道路を上流に向かう。さすがに何も飛んでいなかったが、茂みの中に黄色いチョウ。撮ってみるとキタキチョウだった。その少し先、雨に打たれているベニシジミ。その近くににミヤマシジミを見つけた。1頭見つけると目が慣れたのか次々見つかった。3コマ目は、少し小降りになったとき飛んでいたウラナミシジミ。
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次々と見つかったミヤマシジミ。草のてっぺんにとまって休んでいるとき、気温が下がりもう飛べなくなったまま、一夜を明かしたのだろうか。触れても、寒いのか、弱々しく翅を動かし下に落ちるだけだった。
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壊れた翅の隙間から、チラッとブルー。みんな傷んだ個体ばかりだった。
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葉陰には、ツマグロキチョウもいるはずと探しながら歩く。やっとのことで1頭だけ見つけた。レンズに雨がかからないように気を使った。
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昨年見つけたミヤコグサの群落を探したが、見つからず。群落どころか単独で咲いているのさえも見当たらない。昼も過ぎたので帰ろうかと思ったとき、雨が止んだ。いち早く飛び始めたのはキタキチョウ。それなら、ツマグロキチョウも出てくるはずと、注意していたら、突然、ツマグロキチョウが舞っている場所に出た。1頭や2頭だけではなかった。昨年はこんなところにはいなかった。ケツメイの群落もない場所だった。
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すぐ茂みに潜り込んでしまうし、ピントを合わせている最中にすぐ逃げられ、いつものように敏感だった。
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翅の色に個体差があり、個人的には白っぽいのが好きなのだが、美しさもとまる場所しだい。こんな周囲に溶け込むような感じはなかなかいい。残念ながらこれは白くない個体。
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ツマグロキチョウを撮っていたとき、飛んできたミヤマシジミ。ツユクサの花の近くにとまり開翅したのだが、花がないほうがよかったかもしれない。こんな新鮮個体がいることには驚いた。
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ツマグロキチョウはたくさんいたので、いつものように、飛ばれたときは広角での飛翔を撮った。晴れていなかったせいか花には来ず、葉陰の静止はどれも似たよう感じなので、すぐ飽きてしまったのが実情。次回は、飛翔画像をアップします。

by otto-N | 2014-10-07 16:30 | Comments(0)

2014.9.3 栃木県・鬼怒川河川敷 (3) シルビアシジミ   2014.9.9 (記)

2013.9.3 続き
空は相変わらずだったが、少しは明るくなってきた感じがしないでもなかった。ミヤマシジミに飽きたというわけではないが、Favoniusさんはツマグロキチョウ、私はシルビアシジミのポイントに引き返す。

ヤマトシジミは相変わらず飛び回っていたが、その中の1頭が少し小さい感じがしたので、飛翔を撮りながら追う。葉の上にとまったので裏翅を見ると、紛れもないシルビアシジミ。あわててカメラを持ち替える。
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1枚撮ったところで、半開翅。ほとんどスレていない。
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全部開くかと思ったら、翅を閉じてしまった。しばらく待ったところで、再開翅。少し日射しが出てきていた。
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前には回り込めなかったので、後ろに寄った。(これは上の3コマ目と同じカット)
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そして、全開翅。3年越しだった。自宅へ戻ってから気がついたのだが、このシルビアがとまっている葉は、ヤハズソウらしい。オスが飛び回っていた場所にはミヤコグサはなく、この場所ではヤハズソウも食草としているのかもしれない。、
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この後、飛ばれてしまい、別個体を探すものの見つからず。場所を移動する。その途中、ギンイチモンジセセリが飛んでいたので追いかける。
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そして、ふと目をやるとヤマトシジミ。今回、きちんと撮ったのはこの1枚だけだった。メスは新鮮で綺麗そう。
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草ぼうぼうの場所。シルビアはすぐ見つかった。しかし、スレ個体。
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もちろん、とまるまでは飛翔を追う。オス、メス、オス。(今回の飛翔写真としては、この3枚だけトリミングした)
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スレてはいるが、堂々たるシルビアシジミ。後翅の破れから、上の3コマ目と同じ個体のようだ。
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午後の低くなった日を浴びて、オスもメスもすぐ翅を開く。しかし、日が出ていたのは束の間。すぐ、雲に隠れてしまった。そうなったら、もう翅は開かない。
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この後、満足するほど撮っていなかったツマグロキチョウ撮りに専念したが、カワラケツメイの群落にはあまりおらず、周りの草の中に潜り込んでいた。
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それでも、時々絡みあう。しかし、ピンボケばかり。まともだったのは3コマ目だけ。ギンイチモンジセセリを追ってもまともに撮れず。午後4時に撤収。
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シルビアシジミのオスの全開翅をやっとのことで撮影できた。ピカピカの新鮮個体ではなかったけれど、これで一段落。オスの濃いブルーはとてもいい。一瞬、弱い日射しを受けて明るく輝くブルーを見たとき、キマダラルリツバメかと思った。これは言い過ぎとしても、このブルーにはヤマトシジミは完全に負けた。でも、これはオスの場合。今回、メスのピカピカには会わなかったが、メスはやはりヤマトがいい。限りなくシルビアに近いブルーがいるからだ。

偶然、一緒になったFavoniusさんとの6時間は楽しかった。広い河川敷、思い思いに撮影し、ときどき一緒にのんびり(疲れ果て)休むというのはとてもいい。飛翔撮影の方法が違うし、何よりも彼はノートリミング。見習いたくても、私の場合、全部が全部そうとはいかない。

(今日の朝(9日)、近くでクマゼミが啼いていた。昨年ころから気がついたのだが、東京にも定着したようだ)

by otto-N | 2014-09-09 21:15 | Comments(4)

2014.9.3 栃木県・鬼怒川河川敷  (1) ツマグロキチョウ   2014.9.5 (記)

2014.9.3
8月中旬に鬼怒川河川敷のシルビアシジミを撮りに行こうと思っていたが、天気が思わしくなく延び延びになっていた。オスの全開翅が狙い。夏の間は晴れると気温が高いので、ヤマトシジミのように飛び回っているだけで、決して翅を開かないだろう、曇っていてときどき薄日が射すと開くのではと考えていた。こんな条件の日は週末にあったと思うが、週末は下手くそテニスの日。9月に入り、シルビアシジミの鮮度が心配だったが、ヤマトと同じでスレの中に新鮮個体が混じっているに違いないと出かけてみた。

現地到着は10時少し前。着いたら、早速のカメラマン。「はばたき」のFavoniusさんだった。そう言えば、ツマグロキチョウの夏型を撮りに行く予定と聞いていた。ツマグロキチョウの黄色は、晴れていると色飛びするので、曇りの日がベストらしい。シルビアは?と聞くと、もう全開翅を撮った、新鮮なオスがその辺に2~3頭いるとのこと。早速、探すものの見つからない。やっと見つけたと思ったらスレばかり。そして、とても敏感。近づくだけで飛ばれてばかりいた。
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Favoniusさんは、カワラケツメイの群落でツマグロキチョウを撮影していた。一緒に少しだけ飛翔を撮り、また、本命のシルビア探しに戻る。
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先ほどの場所は諦め、別の場所に行く。しかし、驚いたことには、身長より高く、草がぼうぼうと茂り、ミヤコグサはほんのわずかしかなかった。いつもはせいぜい腰の高さ。こんなになっているのは初めてで、やはり気象がおかしいようだ。シルビアは、ヤマトシジミとは、飛び方と色でなんとなく判るが、ツバメシジミは色が似ているので判りにくい。何度も騙された。
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それらしいものが飛んでいても、なかなかとまらない。とりあえず飛翔を撮り、とまったら静止撮影といういつものパターン。草丈の低い場所ではシルビアはとても速く飛び、小さいのですぐ見失うが、こうした茂みの中では、ゆっくりと飛ぶので追いやすいけれど、みんな似たような写真になってしまう。6コマ目は、ヤマトかもしれないが、あしからず。
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上の1コマ目の次のカット。こうして、茂みの中をメスを探して飛び回る。
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シルビアのメスを追いかけた。スレ具合まできちんと撮れていた。
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てっきりメスだと思い、丁寧に撮ったのだが、斑紋の並びから歴然たるヤマトシジミ。ううーんという感じ。
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茂みの中でやっととまったシルビアシジミ。比較的綺麗かなと思ったが、そうでもなかった。
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とまってすぐに半開翅。オスだった。あわてて1枚押さえを撮り、
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もう少し近づく。
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さらに近づく。しかし、だんだん翅を閉じていく。
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あちらこちら探してみるものの、シルビアはこれ以上見つからなかった。着いたときは薄日が射していたが、雲が厚くなっていた。開かなかったのは日射しがなくなったせいなのか、時間帯がこうなのかよくは判らなかったが、これでいったんシルビアは終了、ツマグロキチョウに専念した。夏型のツマグロキチョウは初めてだったのだけれど、すぐ茂みの中に入り込み、裏翅の模様も秋型に比べ生彩がない。
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しかし、表翅の黄色は魅力的。飛翔撮影しかないのだが、撮れたと思った肝心の表翅が写っておらず、横向きばかりだった。
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表と裏。いや、裏と表か。
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この草っ原には、ギンイチモンジセセリの新鮮な大きなメスもいた。いつもは、9月中旬に来ていたので、お目にかかれなかったらしい。
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深追いしなくても、次々と見つかる。背景のグリーンがとてもきれいだった。
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葉が被っているけれど、雰囲気重視の1枚。
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ここには、とても新鮮なヤマトシジミが多かった。飛翔も撮ってはいたが、やはり身が入らなかったらしく、ピンボケばかり。色と大きさがシルビアと似ているツバメシジミは、それなりに撮ってはいたのだが・・・。
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空もだんだん暗くなり、チョウも不活発になってきたので、しばし休憩。Favoniusさんは、ほとんど中腰での撮影。見ていると、レンズの先の一定距離に絶えずチョウがいる感じ。ううーん、なるほどと唸るだけだった。Favoniusさんと一緒に撮影することはたまにしかないけれど、もし彼と出会っていなかったら、広角レンズでの飛翔撮影なんか始めていなかっただろう。それにしても、それぞれ勝手な場所で撮影していたとしても、同じ日に撮った画像を、飛翔の達人と見比べられるかと思うと、プレッシャーですね。

by otto-N | 2014-09-05 17:20 | Comments(4)