たかがヤマト、されどヤマト

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2018.6.3 東京・白金の森 トラフシジミ   2018.6.17 (記)

2018.6.3
日曜日も朝から晴れ。11時まで撮影する。しかし、前日と打って変って数が少ない。
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また、開翅する個体も少なかった。もう、吸水する必要はなくなったのだろうか?
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2018.6.5
前日の月曜日は休園日。自宅に閉じこもっているのももったいないので自然教育園に行く。日曜日よりも数は多かった。ほとんど擦れているのにピカピカの個体も混じっていた。しかし開かず(3コマ目)。
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散ったムクロジの花の上を飛び回るトラフシジミ。
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当然、上から撮らないとブルーは出ない。これでは、まるでムラサキツバメだ。
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3コマ目はふらふらと飛び回るルリシジミ♀。
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オオウラギンスジヒョウモン♂が池付近にいるというので駆けつけたが見つからず。数日前には羽化直のミドリヒョウモンがいたとのこと。両種とも秋にはよく見るが、ここで生まれ夏眠しているのだろう。ベニシジミ、キマダラセセリ、ヒカゲチョウが出ていた。
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珍しくヤマトシジミ。しばらく撮っていなかった気がする。
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かくして、2018年の夏トラフは終了。





by otto-N | 2018-06-17 16:18 | Comments(0)

2018.6.2 東京・白金の森 トラフシジミ   2018.6.15 (記)

2018.6.2
トラフシジミの開翅予定日。しかし、土曜日なので11時までの撮影。9時の開園とともに入ると路上のスポットにトラフが数頭舞っていた。そして、次々と開翅する。
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しかしながら、前日とは異なりほとんどが擦れた個体ばかりだった。
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奇麗な個体はなかなか見つからない。開いても路上だけだった。
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これもだ。路上だと開いても嬉しさは50%。
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やっと葉上で開いたけれど色が出ない半逆光。また、翅の開きもここまでだった。
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あまり奇麗でない個体は少し飛んでもらったが、いつものことながら、飛び出す方向が全く予想がつかず、うまく撮れなかった。
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雨が降らず3日目に突入。トラフシジミは次々と路上に舞い降りてきて吸水する。翅も開くが180度までは開かなかった。翅を開くには気温が高すぎたのかもしれない。また、トラフ開翅日の予想はついても、鮮度的には遅くピカピカの個体は宝さがしに近い状態です。





by otto-N | 2018-06-15 16:21 | Comments(2)

2018.6.1 東京・白金の森 トラフシジミ   2018.6.13 (記)

2018.6.2
1週間前、トラフシジミが1頭出たとのこと。トラフの特異的開翅日の条件を満たしていないけれど、そろそろ数が増えているかもしれないと朝一番で出かける。

トラフシジミはすぐに現れた。というより、9時の開園前にはもう路上に集まっていた。トラフはこの時期、日に照らされた路上で吸水する。夏トラフはムクロジの花の季節でもあるが、落ちた花で吸蜜している個体も多い。路上だけではなく湿った倒木や下草でも吸水する。
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葉の上に落ちたムクロジの花にも吸蜜する。この花はよく見ると王冠型でちょっと可愛い。
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ルリシジミの♀が多かった。擦れてはいるけれど。
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トラフと紛らわしいのはムラサキシジミ。何化目だろうか、新鮮だった。
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トラフは路上に降りてきて吸水後、満足すると近くの下草にとまり翅を開くことがある。この個体はちょっと変わっていた。縁毛の擦り切れは全くなく新鮮だったが構造色が出なかった。1コマ目、当然ブルーになると思ったがムラサキのまま。少しずつアングルを変えるが後翅だけが少しブルーになるだけ。
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少し下から右翅をフラットに撮ってみてもあまりブルーにはならない。前からでは逆光になってしまうし、回り込めない場所。
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結局、ほぼ真上からが一番ブルーだった。翅の開き方が足りなかったのかもしれない。左翅に擦り傷があったのが惜しい。
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小飛しても開いたが不思議なムラサキ色。このアングルから構造色は出ないことが多いが、こんな色は初めてだった。
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開翅した2つ目の個体。これも新鮮だったが撮りにくい位置。メタリック・ブルーに輝いたが、向こう側が明るすぎるし、光の当たり具合で翅脈に陰影がつきすぎた。
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3つ目の個体は一番のブルーだった。全開翅した時は位置にもよるが四翅ともブルーに輝く。これは日陰で開いた。翅に小さな穴があき擦れていたのが、ただただ残念だった。擦れていてもブルー、ということは鮮度ではないのかもしれない。
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路上吸水中にも翅を開く場合もあるがほとんどは翅を閉じたまま、長時間吸水する。近寄っても逃げないので散策者に踏まれることもある。そんな時は飛んでもらいますが、簡単には撮れるものではありませんね。トラフの飛翔も3度まで。それ以上するといなくなってしまいます。
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by otto-N | 2018-06-13 16:23 | Comments(2)

2018.4.12 東京・白金の森 トラフシジミ   2018.4.23 (記)

2018.4.12
前日は快晴だったけれど強風が吹き荒れた。この日も快晴。気温が少し上がる。しかし、ノウルシには全く姿を見せず、吸水ポイントで待つと1頭目がやってきた。
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前日の強風で飛び回れなかったせいか、数としてはいつもより多かった。ただ、半数は破損していた。翅は全く開かずに終わる。
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ツマキチョウの♂も発生終期になると飛び方も遅いようだ。そろそろ終わりのムラサキケマンで吸蜜していた。
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ハムシかと思ったらテントウムシだと言う。毎年、同じ場所で発生する青いハムシと、初めて見るハエトリグモ。横着しての300ミリ、それを大きくトリミング。
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帰り際、足元から飛び出したトラフ。ノイバラの茂みに潜り込む。探すと隙間からやっと全身が見えた。
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2018.4.14
曇っていたので、中目黒の公園にツバメシジミを探しに行く。年々、整備が進み、草ぼうぼうの場所が減り、ツバメシジミの居所もなくなった。20分ほど待つと♂が1頭現れ、カタバミで吸蜜した。
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空が急に晴れてきたので、自然教育園に行くことにする。徒歩30分。しかし、着いたら曇り空。一応、園内を一回りするが、当然、チョウの姿はなかった。これで、春トラフはお終い。今年も開翅する条件の日を見つけられなかった。1か月半後には夏トラフが出る。






by otto-N | 2018-04-23 16:07 | Comments(2)

2018.4.10 東京・白金の森 トラフシジミ   2018.4.21 (記)

2018.4.10
前日は晴れたけれど月曜なので教育園は休み。連日、晴れの日が続く。ノウルシもなんとなくカサカサした感じになってきた。30分ほど待っていると、群落の後ろに1頭が飛び込みすぐ出てきたが、微動だにしない。
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この姿勢のまま10分が過ぎる。角度を変えて撮影してみるとストローは伸びている。しかし、花ではないようだった。
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この1頭が去った後、次は来なかった。いつもの路上吸水ポイントに移動する。ムラサキケマンもそろそろ終わりなのでツマキチョウを撮るが、♀のほうが多い。
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ゆっくりと♀と♂が飛ぶ。
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トラフは少なかった。あいかわらず敏感ですぐ飛び去ってしまう。が、帰り際、湿地に寄ったところ、トラフが吸水していた(3コマ目)。
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すぐに見失ったが再び現れて、距離5~6mのところにとまり、すぐに翅を拡げ始めた。急いで300ミリにテレコンを挟み撮影する。
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しばらくじっとしていたが、その下に小飛。そして再び開翅。残念ながら擦れていた。
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飛んだのでこれまでかと思ったら戻ってきた。そして開翅。光を反射する位置に回り込む。
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数回シャッターを切ったら飛び去ってしまった。が、最後の1枚。プロキャプチャーではないけれど、それに近い画像が写っていた。とうぜんピンは甘い。どうやら♀のようだった。
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by otto-N | 2018-04-21 16:24 | Comments(0)

2018.4.6 東京・白金の森 トラフシジミ   2018.4.19 (記)

2018.4.6
晴れ。風が少し強いがトラフシジミ探しに行く。ノウルシを探すと目の前に1頭がとまっていた。吸蜜している様子はなく、ただじっとしているだけで風に耐えている。マクロでも撮れる距離だが飛ばれた時のことを考え、300ミリで撮影。
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翅を開きそうもなかったが、待つこと30分、一瞬強風が吹き、その風で下に落ちてしまった。もぞもぞと這い上がり少し奥に飛んで吸蜜を始めた。
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再び飛び出すがいつものように速くはない。そのまま行ってしまうのかと思ったら大群落の中へ入り込む。姿を現し、しばらくしたら翅を開いた。しかし半分だけ。そして飛び去ったが、翅表は少し傷んでいた。
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2018.4.7
薄曇りの土曜日。1時間だけだったが、まったくトラフには遭遇せず。ツマキの他に撮ったのはルリタテハだけだった。
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2018.4.8
日曜なのでこの日も1時間の探索。ノウルシにはトラフは来なかったが、近くのチョウジソウにとまり吸汁するトラフが1頭。いつものポイントでは1頭が降りてきただけ。この個体は、後翅の白い縞が太かった。
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ノウルシの湿地にはツバメシジミの♀がいた。これほど青鱗粉の載ったツバメはここでは初めてだった。
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あちこち飛び回った後で、とまったのはかなり遠いミツガシワの花。
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最後に全開して飛び去る。
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トラフのメイン吸水ポイント。トラフは1頭しか来なかったが、次々とやって来るツマキチョウ。♀のほうが多くなった。
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ルリシジミかと思ったら、ヤマトシジミだった。とてもフレッシュ。
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10時20分。時間も来たので急いで撤収する。正門付近にトラフが飛び回っていた。とまった先は花が咲き始めたツツジの前。しまい込んだザックからカメラを取り出す。翅を開いたと思ったら飛び去ってしまう。
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by otto-N | 2018-04-19 16:48 | Comments(0)

2018.4.4 東京・白金の森 (1)トラフシジミ   2018.4.16 (記)

2018.4.4
開園と同時にノウルシの咲く湿地に向かう。途中にはニリンソウの群落がいくつかあり、その上をまだ気温が上がらないせいか、もうそろそろ寿命がつきるのか、翅に傷の多いツマキチョウが弱々しく飛んでいた。
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300ミリに1.4倍のテレコンを付け、ノウルシの前で待っていると20分後にやっと飛んで来た。しかし、群落の一番後ろ、距離約9m。横向になったところをなんとか撮る。
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すぐ飛んだのでこのままいなくなるかと思ったら、4mのところにやって来た。
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しばらくこのまま吸蜜していたが向きを変え、飛び去ってしまう。
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その後、2頭目は飛んで来なかったので、路上吸水ポイントに移動する。ムラサキケマンがあるのでツマキチョウが集まる。♂と♀が絡んだので上空を見上げると交尾がすでに成立していた。
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逆光側からも撮る。透けた葉が美しい。
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1時間半待ってもトラフシジミは2度しか来なかった。下葉にとまったけれど、落着きなくすぐ飛び去ってしまう(2コマとも同じ個体)。
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11時すぎに日が射す別なポイントに移動。近くの日陰でこの日2度目のツマキの交尾体。
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付近にいるツマキの飛翔を撮りながらしばらく待っているとトラフがやって来た。が、すぐ消える。上のモミジをふと見ると、トラフがいた。縞柄の翅が光っていなかったら判らなかったと思う。
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どうやら、モミジの花で吸蜜をしているようだ。地味なアオキの花で吸蜜しているのを撮影したことはあるがモミジは初めてだ。いつも見逃していただけかもしれない。よく見ると、近くにもう1頭。ただ、縁毛がブルーに輝くほうには尾突がなく、尾突があるほうは羽化不全の上スレていたのが残念だった。30分ほどは吸蜜していた。かなり長い。
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実は、ちょこまか動くトラフを撮っている間、先ほどのツマキ・ペアに他の♂が絡んでいるのを横目で見ていた。多い時は5頭くらい絡んでいた。いちいちEV補正するのが面倒で3回ほどしか撮らなかったが、こうして写真を並べてみるとトラフよりツマキのほうが良かった気がする。
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( ツマキチョウ(飛翔編)に続きます)




by otto-N | 2018-04-16 23:18 | Comments(0)

2018.4.3 東京・白金の森 トラフシジミ   2018.4.15 (記)

2018.4.3
この日も晴れ。トラフシジミが出ている自然教育園に行く。自宅マンション裏の小さな公園でツマキチョウの♀が飛んでいる。もうツマキは街に溢れだす季節になってしまった。撮ろうと近寄ると足元からヤマトシジミが飛び出した。
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開園と同時に湿地のノウルシ群落に駆けつけ、300ミリに1.4倍のテレコンを装着して待つが、いっこうにトラフシジミは現れない。ここを諦めいつもの場所に行き、しばらくすると1頭が現れた。毎度お馴染みの路上吸水。
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位置を少しずつ変え吸水を続けていたが、少しだけ翅を開く。後ろに回り込みさらに翅を開くのを期待する。やっとV字に開くものの色は全く出ない。そして、120度の開翅。真後ろだとピンさえ合わないので左に回り込み、ブルーが輝くアングルを探す。もっと開くかと思ったら、ここまで。この後、飛び去ってしまう。
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マクロでもいい距離だったのにテレコンを付けたままだった。テレコンを外して次を待つが全く現れないまま11時を過ぎる。この時間ではもうトラフは現れないとみて、ツマキチョウ撮影に切り替えた。背景は路上を埋め尽くす桜の花びらとヤマブキ。しかしながら、なかなかうまく入らない。
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桜の太い幹の前を通過する♂。もう少し左だと、向こうにヨシの湿地と山吹色が入ったはず。
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池を背景に手を出してみた。半逆光ながら意外と写りがよかった。左が♂、右が♀。
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上の次のコマ。こちらの翅の感じもいい。
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♀と♂の飛行。
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しかし、♀ばかりにピントがきていた。
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カメラを構えた時には飛ばれてばかりいたが、飛翔の合間に静止も撮った。
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クサイチゴでの吸蜜が時間が長く一番撮りやすい。
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そして、美しく長い交尾。
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by otto-N | 2018-04-15 16:46 | Comments(0)

2017.6.13 東京・白金の森 トラフシジミ   2017.6.26 (記)

2017.6.13
晴天だった前日は月曜なので自然教育園は休園日。この日は夜明けに雨が降ったが、朝には上がっていたので、ダメな日とわかっていてもその確認に行く。教育園に着くなり雲が厚くなってきた。気温も低く何も出そうもない。暗い中にガクアジサイだけがやたらに目立った。
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撮るチョウもないので花を撮る。ムラサキシキブ、タカトウダイ、クガイソウ、イヌヌマトラノオ。
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少し明るくなった時、飛び出したのはルリシジミくらい。早々に引き上げた。
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2017.6.14
この日も曇り。暗い中、ルリシジミだけが元気だった。今年はとても多い。アジサイの背景。
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♂がとまり、すぐ開き始める。
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少し右に回る。曇っているととても美しい。
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真後ろから。うーん、あまりにも美しすぎて寄りすぎる癖が出てしまった。
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トラフのポイントでは、これまた新鮮なヒカゲチョウが開翅。ただ、位置が悪かった。
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ヤマトシジミの♂。夏型はきれいとは言い難い。
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2017.6.15
朝から晴れた。しかし、雨の翌日は晴れてもトラフは出て来ても開翅することは少ない。トラフは思ったより出てきたが開いたのは1頭だけだった。
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ムラサキシジミはこんな日でも開く。
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ヤマトシジミの♀も。黒くてとてもきれいな個体だった。日射しがなければ真っ黒く撮れたのに。
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2017.6.17
前日(16日)は、晴れて暑かったせいか、トラフは1頭も出てこず。晴天3日目のこの日は気温と湿度が少し下がったので、トラフシジミが出てくる気配が感じられた。予想したとおり、ポイントに次々とやってきた。しかし、翅を開く個体は稀で、それも全開に至らず半開どまりだった。11日とどこが違うのだろうか。気温も湿度も少し高いだけだ。この日はピーカンなので、考えられるのは光の照度が強すぎるのかもしれない。出てくる条件はわかっても開く条件がわからない。1コマ目、2頭並んで開翅するのを待ったが。6コマ目はここでは珍しいテングチョウ。
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ムクロジの花がはらはらと散る中、日陰でもトラフシジミは吸水を続ける。
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翅を開く気配が全くなかったので、とまった裏翅を遠目に撮る。
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こういう細い葉では開くことがない。
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翅の傷んだ個体ばかりのようだったし、開くこともないので、飛翔を15ミリで撮る。背景は小砂利の散歩道。
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光と影が交錯する中、運がよければ光の中に浮かぶところが撮れる。
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輝くブルーが入っても、翅の形に難ありが多い。2頭入ったものもあったが日陰だったり、
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翅の形がいいとピンが今一つだったり、とにかく、フレーム自体に入らない。ピンがきた時、表の色はコツバメによく似ている。
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後ろからだと色が出ない。被せるといいのだろうが、砂利しか写らないし、高さと角度の加減がむずかしい。
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飛翔はやっぱりお手上げだった。
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自然教育園の春型トラフが出て来るのは4月中旬、ムクロジの大きな実が落ち始めるころ。夏型トラフは6月初旬、ムクロジの花が咲く頃。ムクロジに始まりムクロジに終わる。この間、1.5か月。とても短く、ここでは夏型のほうが圧倒的に多い。今の図鑑にはトラフシジミは2化と明記されているが、40年前の図鑑には、「この2つの型は同じ雌によって産卵されて蛹化し、その一部は第2化の夏型として現れ、残りの一部は蛹のまま夏から秋・冬を越して翌春発生する」とあった。この箇所には、鉛筆でアンダーラインが引かれていたので、子供の当時でも不思議だったのだろう。ムクロジはトラフシジミの食草であるけれど、教育園での実際の食草はわかっていない。ロープで立ち入り制限されているし時間の制約もある場所なので、なかなか生態を捉えることが難しい。しかし、先日、ヤマハギで産卵シーンを撮影された方がおられたが、これだけを食草としているわけではないと思われる。個人的には春型の午後のテリハリに興味を持っているが(夏型はテリハリするのだろうか)、うろつき回るには入れない箇所の方が多い。ともあれ、トラフシジミが梅雨の晴れ間に一斉に路上に出てくる場所は珍しそうだ。ここは、東京のド真ん中、港区ですぞ。




by otto-N | 2017-06-26 08:01 | Comments(0)

2017.6.11 東京・白金の森 トラフシジミ   2017.6.24 (記)

2017.6.11
朝から晴れる予報だったけれど、空は曇っていたので大きな期待をせず、それでも9時の開門作業を手伝いポイントへ急ぐ。その途中の路傍で1頭見たが、それにかまわず先を急ぐ。急ぎ足でも5分はかかるポイントに着くなり2頭が草の上にとまっていた。とりあえず1頭を撮影する。新鮮だ。
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その先に進むと5~6頭が路上や草の葉の上から舞い上がった。1頭はすでに開翅していた。えっ、こんな早くから下に降りているのか、と目を疑ったが、トラフシジミは遠くに飛び去ってしまった。飛び方もゆっくりだったのが不思議だった。まあ、そのうち戻ってくるだろうと待っていると数分後に、2頭、3頭と路上に戻ってきた。そして、路上で翅を開き始めたのでマクロで撮影をするが、よく見ると翅は傷だらけであった。しかし、ヤブマオの葉の上で開いた1頭はとても奇麗な個体だった。長い間、同じ姿勢で開翅していたので、かなりの枚数を撮った。
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夏型トラフは濃すぎると思うくらい濃く厚いブルーだ。
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9時半すぎ、少しずつ日が射し始めた。そして、スレ個体に混じって、縁毛もそろったひときわブルーの強烈な個体が現れた。小砂利の上でも十分美しい。直射を浴びてブルーが輝く。
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路上で十分吸水をした後、葉上に移り、そこでも翅を拡げる確率が高い。しばらくの辛抱。飛んだので後を追うとヤブマオの葉の上に。
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翅を拡げたままじっと動かない。真後ろに回る。その向こうにドクダミの花。
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5分ほどで近くに飛び移り、再び翅を開く。葉が破れているが、こちらのほうが私の好きなチョウの向き。いまでも飛び立ちそうな感じがとてもいい。
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メタリックなブルーをアングルを変えて撮り続けた。
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少し移動したので前に回ったところで飛ばれてしまう。
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これは別個体。1コマ目、左の翅が少し透けてとてもいい。残念ながらこの個体は路上吸水だけに終わった。
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多くは擦れた個体ではあったけれど、吸水しながらほとんど翅を翅を開いてくれた。年1回のトラフ祭り。
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途中から晴れてきたけれど、曇っていても路上に下りてきて開翅した。前日はたくさん下りてきても開翅はほとんどしなかった。何が違うのだろうか。降雨の後、晴れの日が続き、その2~3日目のカラッとした晴れの日に夏トラフの全開する。樹上生活のチョウはおそらく樹上で吸水なり吸汁しているはず。乾燥が進むと樹下に降りての水分補給が必須。前日はこの日ほどカラッとしておらず、気温は前日より少し低い。湿度と気温が影響しているのか?路上や葉上にとまるトラフを見ていると、垂直にとまるのではなく、少し傾いていることに気がついた。トラフも傾斜日光浴するらしい。さらに体温を上げるために全開するのだろうか?
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トラフ以外に、ここでは珍種のアカシジミとミズイロオナガシジミ。アカシジミは今年初撮り、ミズイロオナガシジミの開翅にいたっては、初めての撮影だった。ともに発生してからかなり日数が経っているのでスレているのはやむをえない。
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11時にはトラフシジミの数が減ったので撤収した。教育園のトラフシジミを知り、通い詰めて7年、樹上から下り一斉に開翅する日をある程度予測できるようになった。しかし、残念なことに、そんな日は発生してから2週間は経っており、開翅するのはスレ個体ばかりだった。この日はまだ発生の中期、多くの個体はスレていたが複数の新鮮なトラフシジミも混じっており、独特なメタリック・ブルーを撮影することでき、やっと一区切りついた感じだ。





by otto-N | 2017-06-24 16:36 | Comments(4)