たかがヤマト、されどヤマト

タグ:ハイキング・山登り ( 121 ) タグの人気記事


2018.6.13 山梨県・入笠山 スズラン   2018.6.21 (記)

2018.6.13
晴れた日が続きそうなので、スズランを見に山梨の入笠山に行く。麓から富士見パノラマスキー場のゴンドラで登ると簡単だが、沢入登山口まで車で行き、そこから登る。登山口の標高は約1500m、入笠山は1955m。途中に湿原があり100万本のスズランが自生しているという。

登山口の駐車場のウツギにヒョウモンが来ていた。とても敏感で近づくたびに飛び去ったがやっと撮ることができた。ウラギンヒョウモンだった。
a0181059_12492051.jpg


杉やヒノキではなく、北方系の松と落葉松にミズナラが混じる明るくて気持ちのいい登山道だった。
a0181059_08482184.jpg


例によって花を撮りながら登る。3コマ目はギンラン。
a0181059_12522655.jpg


40分ほどで湿原に出た。出たところでクリンソウ。
a0181059_12552081.jpg


湿原の木道を進むと一面に黄色い花。落葉松と青空が美しい。黄色い花はウマノアシガタと判明。
a0181059_12560454.jpg


木道をゴンドラ駅の方に登ると、この湿原を見渡すことができる。入笠山頂はこの写真、向かって左の方。スズランはどこにあるかと言えば、エッと驚くかもしれないが、このグリーン全部がスズラン。北海道生まれなのでスズランに驚くことはないのだが、意表を突かれた。
a0181059_12580024.jpg


久しぶりに見るスズランだった。
a0181059_13055445.jpg


日が照りつけるたびにスズランは一斉に香りを発する。昔、天然のスズラン香水というのがあったことを思い出す。
a0181059_13063557.jpg


もっと下からのアングルで蕊も撮りたいのだが、バリアングルでなければ不可能のようだ。
a0181059_13121324.jpg



撮っても撮ってもきりがない。可憐そのもの。
a0181059_13125621.jpg


先日登った赤城山系・荒山で初めて見たクリンソウはこの湿原の至る所に咲いていた。珍しいと思っていたが、ある所にはあるという感じ。4コマ目はアマドコロ。
a0181059_16175810.jpg



山小屋の前で休んでいる時、目の前に咲いていた小さな花。キウリグサというらしい。
a0181059_13265162.jpg



もう咲き終わったと思っていたアツモリソウが山小屋・山彦荘の庭に咲いていた。ランの一種。花はかなり大きい。特定国内希少野生動物種。
a0181059_13274463.jpg



こちらはキバナノアツモリソウ。同じくランの類。絶滅危惧1B。菅笠をかぶった女性のようで、とにかくユーモラス、あるいは不気味ないでたち。最初に見た時は食虫植物かと思った。
a0181059_13301596.jpg


その後ろにはこんなふうに並んで咲いていた。山小屋の庭だが、盗掘されたこともあったとのこと。
a0181059_13302826.jpg


湿原を後に入笠山の山頂を目指す。途中、夏にお花畑となる開けた斜面があり、そこにもスズランが咲いていた。ツマトリソウも咲いていたので撮る。
a0181059_16403063.jpg


湿原から40分ほどで、団体客でごった返す広い山頂に到着。南アルプスから北アルプスは雲がかかってよく見えなかったが、八ヶ岳は真正面。
a0181059_16440681.jpg


さて下山にするかと思った時、キアゲハを発見。例によって「テリ張り南半分の法則」。八ヶ岳バックの位置ではほとんど飛び回ってくれなかった。10分ほどで、日が翳ってしまいお終い。
a0181059_16513040.jpg


下山後、この日の宿の長坂に向かう。宿はバブル期に建てられた広大な新宿区のリゾート施設。他区民は少しだけ高いが区民でなくとも宿泊可能。ただし、いつも空きは少ないようだ。夜、ホタル観賞ツアーがあったので参加。すぐ近くかと思ったが、何と高速で辰野町に向かう。16日からホタル祭りとのことだが、すでに多くの人出。駐車場は満車。暗闇をぞろぞろ歩くとポツンポツンとホタル。さらに先を進むと数が増え、これはというポイントにはカメラマンの三脚が林立。一応、カメラを持ってきたので、橋の欄干に載せバルブ撮影。モニターが明るすぎ、周りに迷惑をかけるのでホタル観賞にはNG。モニターを消す方法がわからなかったので数枚だけ撮る。その1枚に20個ほどの光が写っていた。
a0181059_16444954.jpg



by otto-N | 2018-06-21 16:13 | Comments(0)

2018.5.22 上越国境・大源太山 シラネアオイ(3)   2018.6.3 (記)

2018.5.22 (続き)
三角山を少し下ってから登り返した後はそのまま直登するのではなく、ダケカンバの巻き道だった。左側に苗場山が見え隠れする。
a0181059_20055311.jpg


平標山との分岐点があり少し直登する。途中の谷間に残雪。その周りにショウジョウバカマ、エンレイソウ、ヤマザクラ、ミツバオウレン。
a0181059_20073622.jpg


平らな場所に出たのですぐ頂上かと思ったが、しばらくダケカンバの中を歩く。
a0181059_20085903.jpg


そして、12時10分、頂上到着。平標山から谷川連峰が見渡せる。しかし、真ん中に桜の木が少し邪魔。
a0181059_20094210.jpg


山頂は広くキアゲハがテリを張っていたので、30分間のシンデレラタイム。
a0181059_20123839.jpg


キアゲハが山頂でテリを張る場合、たいてい真ん中より南側を飛ぶことが多い。平標山は北側。なかなか山バックに撮らせてもらえない。
a0181059_20130454.jpg


南側は逆光になるし景色的にも面白くはない。こういう時は下から上を狙うに限る。
a0181059_20164943.jpg


太陽を撮るとセンサーがおかしくなるのではないかと心配しているが今のところ大丈夫のようだ。1コマ目は抜群の翅の形だが、太陽がはいらなかった。
a0181059_20175260.jpg


ペンタックスのこの山用のレンズ、18-135ミリには距離目盛が打っていない。そのため、AFで自分の指を写してからMFに切り替える。最小距離は35cmだが、アゲハを撮るにはちょうどいい距離だ。実際には40cmくらいか。今回は天気がいいし、キアゲハの飛翔はゆっくりしているので、1/4000、背景を入れるためにF10(ISO可変)とした。明るいと気持ちがいい。こんな明るい所での飛翔は久しぶりだった。
a0181059_20190239.jpg


時々2頭が絡むがそのシーンは全く撮れずに終わる。残った1頭は、飛び疲れたのかその辺で休む。ピカピカだ。
a0181059_20253405.jpg


静止や風景を撮るたびに、AF→MFに切り替える。その都度、置きピン距離が変わりチョウの大きさも変わる。これがこの日のベストか。4枚の表翅を同時に写し込みたいところだが、目の高さ以上でしか飛ばないので所詮ムリ。
a0181059_20274533.jpg


12時40分、下山開始。三角山頂上の分岐点に着いたのは13時。少し休んでから、朝貝への登山道を下る。道幅はそこそこあり道標も完備しているが、落ち葉で滑るし、このルートで登る気はしないほどの急坂だった。
a0181059_20425570.jpg

かなり下ったところで、チゴユリとツバメオモトの群落を発見。マイズルソウは1つだけ。
a0181059_20442979.jpg


さらに下った所でタテハ2種。まずはボロヒオドシ。まだ頑張っていた。
a0181059_20455339.jpg


尾根部にちょっとした空間がありスミナガシがテリを張っていた。飛んでもすぐ戻ってきたが近くまで来ず、大きくトリミング。(このレンズは1本で結構使える。マクロより合焦が早いし、大きなチョウの飛翔も大丈夫)
a0181059_20482358.jpg


登山道はスキー場開発中止みたいな草地の斜面に出て終了。宿に到着したのは15時ちょうど。予定通り三国トンネルからのピストンだったら、登り返しが数か所あり距離もあるのでもう1時間半はかかったことだろう。宿のご主人に感謝です。お礼を言おうしたけれど留守だった。夏のスキー宿は苦しそうだ。




by otto-N | 2018-06-03 18:52 | Comments(0)

2018.5.22 上越国境・大源太山 シラネアオイ(2)   2018.6.2 (記)

2018.5.22 (続き)
尾根道の左に見える苗場山。一度、7月に向こう側の秋山郷から登ったことがある。
a0181059_15290678.jpg


登ったり下ったり、尾根道は続く。
a0181059_15350442.jpg


花は少ないがその度、足を止める。
a0181059_15360056.jpg



暗い登山路の片隅にツバメオモト。撮るのに苦労した。
a0181059_15294205.jpg


シャクナゲの横を通り抜ける。
a0181059_15410413.jpg


シャクナゲの下、まだ蕾のイワカガミとイワナシ。
a0181059_15425731.jpg


そして2つ目のシラネアオイの群落。
a0181059_15505586.jpg


少し下に降りて撮る。ここも下から吹き上げてくる風が強い。
a0181059_15493108.jpg



尾根道の右側の笹藪の中にシラネアオイがポツンポツンと咲いているのを見ながら進む。そして路肩に3つ目の群落。
a0181059_15532926.jpg


ここのは色が濃かったような気がする。
a0181059_16512314.jpg



11時30分。やっと三角山(標高1685m)に到着。左に苗場山(標高2145m)。風の当たらない日だまりにはミヤマセセリが飛んでおり、コツバメかと思ったらルリシジミだった。
a0181059_16002691.jpg


左奥の平標山(標高1984m)と仙ノ倉山(2026m)。平標には2度登り、いずれも風が強かった。ここから正面に見える大源田山(標高1764m)はもう一息だ。
a0181059_16034277.jpg


三角山を少し下った小さなガレ場に大群落。(結局、ここが最後の群落だった)
a0181059_16184014.jpg


ここには色の薄い花もあったが、咲いてから古いというわけでもなさそうだった。
a0181059_16525900.jpg

(シラネアオイ(3)に続きます)



by otto-N | 2018-06-02 16:24 | Comments(0)

2018.5.22 上越国境・大源太山 シラネアオイ(1)   2018.6.1 (記)

2018.5.22
大源太山(1764m)には三国トンネルの新潟寄りの駐車場から三国峠を経て三国山(1636m)に登り、そこから尾根伝いに大源太山に登り、帰りはピストンで下山する予定であった。ところが、夕食時に宿のご主人と話をしていたところ、大源太山の手前にある三角山から浅貝に直接下るルートがあり、そのほうが時間が短縮される。三国峠まで送るので車を宿に置いておき、帰りは浅貝に直接降りてくるといいとの提言があり、ご主人の厚意に甘えさせていただいた。なお、大源太山は谷川岳の北に同名の山があり混同しやすい。

8時、三国トンネル横の登山口から登り始める。道幅のある林道だった。林道の傍らにはニリンソウの大群落が続くが、まだ花は開いていない。
a0181059_15472043.jpg


小さくて白い花。群生していた。
a0181059_14251819.jpg


8時40分、道端の花を撮りながら三国峠に到着。
a0181059_15474001.jpg


三国峠には群馬側から一度来たことがある。ここから三国山までは木の階段の直登が続くき、左手に苗場山。
a0181059_14361810.jpg



ほとんど階段の登山道にはスミレやキジムシロ?の群落があり、ミヤマセセリも飛んでいた。
a0181059_14312787.jpg


数年前に来た時は苦しかったが、その後、登山経験を積んだせいか、あっけなく9時30分ころに山頂到着。ここからの景色は巨大は延々と続く高圧鉄塔が見えるだけなので先を急ぐ。尾根からは平標山や谷川岳が木々の向こうにちらちら見える。尾根道のピンクのシャクナゲが美しい。
a0181059_14443207.jpg

オオカメノキが咲いており、中心部は細かなピンク。これは新発見。
a0181059_14494987.jpg



ミツバツツジは葉がまだ出ていなかった。1本だけあったタムシバ。足元のピンクのイワナシ?。
a0181059_14472794.jpg



やっと視界が開け、平標三山(こんな言い方はない)とその奥の谷川連峰が望むことができた。目的地はその前の山。まだまだ遠い。
a0181059_14505100.jpg


登ったり下ったり、道は延々と続く。下りの日当たりいい所には黄色い花。
a0181059_14560080.jpg


延々と続く登山道。
a0181059_15024115.jpg



だいぶ近づいてきた。足元にもところどころに雪が残っている。
a0181059_15043341.jpg


コツバメを見つけたのと、先を行く妻がシラネアオイと叫んだのが同時だった。花は逃げないが蝶は逃げる。まずはコツバメ。産卵行動のようで小飛を繰り返していたが、風が強くピントが合ったのは1枚きり。
a0181059_15084834.jpg


シラネアオイは尾根道の右。日当たりのいい道路脇に咲いていた。
a0181059_15172675.jpg


野性のシラネアオイは唐松岳と谷川岳の山麓で見ただけだった。こんな笹薮から顔をだすシラネアオイは想像もつかなかった。風が強く花びら(蕚?)がめくれる。
a0181059_15111480.jpg

(シラネアオイ(2)に続きます)



by otto-N | 2018-06-01 16:38 | Comments(0)

2018.5.21 群馬県・荒山 ヤマツツジ   2018.5.31 (記)

2018.5.21
群馬と新潟の県境にある大源太山のシラネアオイを見たいと言う。日帰りは無理なので近くに一泊してから登るとして、その前日はどうしようかと言うことになって決めたのが赤城山系にある荒山(標高1571m)。ツツジがきれいだという。

広い駐車場(標高約1000m)に着いたのは10時半ころだったが既に満車。しかたがなく路肩に停めたのだが下山後、その上に第二駐車場があるのが判明。鍋割山に来たことがあるのに忘れていた。登山口から約30分で荒山高原(標高1255m)という分岐点に到着。右に行くと鍋割山、左に行くと荒山になる。この付近のヤマツツジは終わり掛けていたが、昼食後、荒山を登り始めると登山道脇に見事なヤマツツジが咲き乱れていた。
a0181059_15035648.jpg


この赤は園芸種で見られない色であり、緑と赤がどぎついほど美しい。
a0181059_15061477.jpg


しばらく登るとピンク系のトウゴクミツバツツジも現れた。
a0181059_15073989.jpg


白い花も時々咲いていた。ズミというらしい。
a0181059_15092341.jpg


この山を彩る3つの花。
a0181059_15115843.jpg


主役はあくまでもヤマツツジ。
a0181059_15130189.jpg


ヤマツツジと言えばミヤマカラスアゲハ。実はそれとなく探していた。稜線の開けた場所に飛んでいたので少し待っていると目の前にやってきた。だが、すぐに潜ってしまい証拠写真しか撮れず。もっと待ちたかったがそうもいかず登山を続ける。この山にはシロヤシオまで咲いていた。コチャバネセセリ、もっと上ではミヤマセセリが吸蜜していた。4コマ目は、やっと撮れたヤマキマ(と思う)。
a0181059_15140638.jpg


シロヤシオは少なかったが雰囲気は前週に行った檜洞丸よりいいかもしれない。
a0181059_15222690.jpg


頂上到着は12時30分。山頂は広葉樹に覆われ見通しは効かない。その樹冠をミヤマカラスアゲハらしき黒系アゲハが飛び交っていた。もちろん下には降りてこない。ここから尾根伝いに下山する。尾根道のツツジはまだ蕾だったけれど、分岐点を荒山高原方面に折れ標高を下げるとまた咲きだした。緑と赤が続く。
a0181059_15282196.jpg


荒山高原に出たので、そこから登山口に引き返す。登山口の少し前、ちょっと寄り道するとクリンソウが咲いているというので行ってみた。湿地に群落があった。大ぶりの濃い赤紫の花。どうやらサクラソウの仲間のようだった。
a0181059_15323692.jpg


三国峠を越え、この日の宿は苗場スキー場の浅貝にあるスキー旅館。客は我々だけ。苗場スキー場は近くでは雪質がいいので20代にかなり通ったけれど、最後はいつだったか覚えていないくらい来ていない。懐かしくて近くまで見に行った。
a0181059_15384289.jpg




by otto-N | 2018-05-31 16:39 | Comments(0)

2018.5.15 神奈川県・西丹沢 シロヤシオ   2018.5.23 (記)

2018.5.15
西丹沢の檜洞丸(標高1600m)にシロヤシオ(五葉ツツジ)を見に行く。前週にも行ったのだけれど、登山開始30分で雨が降って来て撤退。西丹沢自然教育センターに戻った頃には雷雨になり、この日、満を期してのリベンジというところ。

9時半に自然教育センターの駐車場に着くとすでに満車。聞くとその上のキャンプ場は有料だが駐車出来るとのこと。1日500円(なんだ焦って来る必要はなかった)。そこで地元のパン屋のパンを3個買ったら1個はおまけ。実質350円だった。登山コースは最初は緩いがゴーラ出会いという所からは急斜面。途中に富士山が見えるベンチがあるが、そこからも急斜面が続く。
a0181059_20085921.jpg

シロヤシオは突然現れた。ただ、どうやって撮っていいのか判らない。日陰のデリケートな白は全く捉えることはできないかったし、順光では白とびののっぺらぼう。結局、半逆光で撮るのが一番だった。
a0181059_20100069.jpg

登りながらの撮影で妻はどんどん先に行ってしまうし、そんなに時間はかけられない。風で光が揺れる中の連写。
a0181059_20142158.jpg


半分日陰のシロヤシオ。
a0181059_20162538.jpg



上に登るにつれどんどんシロヤシオが増える。
a0181059_08370297.jpg


上を見上げればこんなだ。
a0181059_20181157.jpg


シロヤシオの急斜面を過ぎると木道が続く。その付近での1本のシロヤシオの向こうに霞んだ富士山。手前は笹かと思ったがバイケイソウだった。
a0181059_20203676.jpg


12時半ころ山頂到着。しかし、山頂は広いけれど木に覆われ見通しが効かないので、向こうの方に少し下ると左に富士山。昼食するにはとっておきのポイント。ここへはあまり人は来ない。
a0181059_20254606.jpg


13時、下山開始。気温が低いせいかヒオドシチョウも現れず、木道にミヤマセセリが飛んでいた。
a0181059_20291847.jpg


実はシロヤシオばかりではない。ミツバツツジも花盛りだった。登る時にも撮影はしていたが逆光でうまく撮れなかった。下りの時は光がいい塩梅だった。
a0181059_20305256.jpg


登山道の傍らにはブナの巨木が立ち、赤紫と白のツツジの並木が延々と続く。
a0181059_20333595.jpg

ツツジの向こうの新緑が美しい。
a0181059_20354235.jpg

喘ぎながら登っていたので気づかない景色も、下る時は余裕を持って見えてくる。
a0181059_20363693.jpg


どんどん下り、時々、上を見上げる。気がつけばここがミツバツツジとシロヤシオとの最初の出会いだった。
a0181059_20392641.jpg


上ばかり見ていたが、下にも可愛らしい花。中腹で見つけたクワガタソウ(ミヤマクワガタ?)、頂上近くに咲いていたワチガイソウ。
a0181059_20403243.jpg


15時50分、登山口に到着。今年のシロヤシオは10年ぶりに大豊作とのこと。檜洞丸には3年前に登っているが、暑かったとはいえあまりの急登で音を上げた。しかもその時は花はすでに終わっており、がっかりした覚えがある。前週も失敗しているので、今回は「リ・リベンジ」というところ。気温が低かったためか急登も苦にならず満開のシロヤシオを堪能し帰路についたが、東名は事故渋滞に会う。




by otto-N | 2018-05-23 09:08 | Comments(0)

2018.5.2 東京・都民の森 ヤマシャクヤク   2018.5.15 (記)

2018.5.2
昨年はまだ早かった都民の森のヤマシャクヤクを見に、都民の森に行く。曇っていたので長袖を着ていても少し寒い。群生している場所は道路脇の薄暗い林の中。
a0181059_19155863.jpg



まだほとんど蕾に近い状態だったが、どうやら開いているより蕾んでいたほうが美しい。チラッとシベが見える程度がいい感じだった。でも柵の外側からなのでそう自由には撮れなかった。
a0181059_19175588.jpg



自宅に帰ってからあらためて撮った写真を見ると、薄暗い中の「白」の表現が難しい。もともとアンダーで撮っているが、ソフトで明るくすると白が黄緑っぽくなってしまう。逆に、暗いままだと青っぽくなってしまう。この花は純白でもなかったような気がするし、調整するたびに迷い最後はどんな色だったか判らなくなってしまった。
a0181059_19194088.jpg


ここの標高は約1000m。まだまだ新緑が美しかった。
a0181059_20015441.jpg


野の花はあまり咲いておらずさびしかった。チゴユリとハシリドコロ。2コマ目は木の花で不明。他にはフデリンドウとキケマンくらいか。曇っていて気温も低いのでコツバメも出て来なかったし、見たのは目の前を横切ったスギタニルリシジミだけだった。
a0181059_19592354.jpg


三頭山に登ろうとしたが、曇り空だし標高を少し上げると花もないので途中で引き返した。樹齢 年の樅ノ木の案内板があったので脇道を登ってみると、その前にブナの巨木。マザーツリーに違いない。
a0181059_20030298.jpg



そして、高さ30m、幹周り4.5mの樅ノ木。
a0181059_20023013.jpg



至る所に巨木が目についた。これはこの森で一番のトチの木。幹周り6.7m。
a0181059_20034760.jpg


都民の森へは、高速で1時間、その後一般道を走り1時間もかかってしまう。東京は広い。ゼフの頃に来てみたいのだが早朝には少々キツイ。




by otto-N | 2018-05-15 20:08 | Comments(0)

2018.4.13 埼玉県・蕨山 アカヤシオ   2018.4.24 (記)

2018.4.13
埼玉でアカヤシオが見られると言う。飯能にある標高がわずか1033mの蕨山。電車とバスで行けるけれど本数が少ないので車で行く。名郷バス停の駐車場から林道を抜け、暗い杉林の急登を1時間で尾根道にたどり着く。この日は尾根道は風当たりが強く、気温12~13℃。尾根道はアセビ街道だった。
a0181059_11122048.jpg


登山口に飛んでいたがとまらなかったので見送ったが、尾根道でスギタニルリシジミが風にあおられ地面にしがみついた。(完全なる証拠写真)
a0181059_11144963.jpg

尾根道は平坦ではあるが、ところどころに岩場がある。アカヤシオだけではなくイワウチワもあると言う。そのイワウチワ、群落ではなくポツンポツンと数輪だけ咲いていた。
a0181059_11211136.jpg

近くにあったのは少しピンク色。風が一瞬止むのを待って撮る。
a0181059_11174387.jpg

ところどころにミツバツツジが咲いているが、アカヤシオは見当たらない。
a0181059_11293024.jpg


そのうち、アカヤシオが遠い所にポツンポツンと咲いているのが見えてきたが近くにはなく、すでに散ってしまったのかと思っていたら、突然現れた。
a0181059_11251031.jpg

上のほうは風にあおられ花が吹き飛ばされそうだ。
a0181059_11253912.jpg


最後の急登を終え、山頂に着いたのはちょうど12時。登り始めて2時間だった。山頂にはアカヤシオが咲いていたが、それほどの数ではなかった。でも、ここだけは風がなく気持ちが良かった。ヒオドシチョウがテリ張りしていると思ったが、気温が低すぎるせいか1頭も現れなかった。
a0181059_12373514.jpg

このピンクは青空に映える。
a0181059_12383647.jpg

12時20分、道が急なのでカメラをザックにしまい込み下山開始。イワウチワの下の尾根道に来たところで、小さなブルーが目の前をよぎる。風にあおられ満足に飛べない。路上に降りたので近寄ってみると、登る時には全く見なかったコツバメだった。
a0181059_12501121.jpg


飛び去った後も、時々ブルーが目の前を横切る。上から見ているので日に照らされたブルーがとても明るい。風に逆らう場合はホバリング状態。とまったところしか撮らなかったが、こんなに遅くしか飛べないのであれば飛翔もチャレンジすべきだった。使っていた18-135ミリには距離目盛がなく、AFで自分の手なりを撮影してからMFに切り替えるしかなく、そんな余裕がないのが実情ではあるが、気温12℃、強風の中、コツバメが次々と出て来るとは思わなかった。2回目の遭遇の後に飛翔用に設定しておくべきだったと、下山中は悔やみっぱなしであった(今も)。
a0181059_13043866.jpg

14時すぎに登山口到着。結論から言うと、往復3時間半の山でのアカヤシオはそれなり。ただ、どうしてもアカヤシオを見たいという人にはオススメだ。アカヤシオがトンネルとなる群馬の袈裟丸山の標高は1878m、その前峰までしか登らなかったがそれでも往復4時間かかった。




by otto-N | 2018-04-24 16:03 | Comments(0)

2018.3.2 神奈川県・高松山 富士山   2018.3.10 (記)

2018.3.2
小田急とJRで山北町へ。無人駅から30分ほど国道沿いを松田のほうに戻ったところに高松山(801m)の登山口。通過したのは10時45分。東名の下をくぐり、みかん畑の急なコンクリ農道を登る。
a0181059_13213915.jpg


周りは梅と菜の花。ぽかぽかと暖かく、モンキチョウとルリシジミが飛び回っていたが、とまる気配はなし。
a0181059_13241496.jpg


みかん畑を過ぎ、これからちゃんとした登山道に入ろうかという所で何やら大がかりな整地工事。看板が立っており、見ると新東名の工事だという。山の中なのでトンネルを掘るための下工事かと思ったら驚いた。山の中腹を橋のようなものを架けるようだ。もっとも、現在の東名もこの区間はすべて橋で出来ているようだ。
a0181059_13283157.jpg


杉がメインの登山道を昇って行くと、木立の間に富士山が現れる。
a0181059_13301118.jpg


広葉樹も混じってはいるが薄暗い杉林が続き、「ビリ堂」という小さな馬頭観音像のある小さな広場に着く。看板を見ていたらこの付近にはカンアオイがあったらしい。帰ってからネット検索すると今でも自生しているようだ(ギフはさすがに)。→★
a0181059_13331923.jpg


12時30分、山頂に到着。素晴らしい富士山。
a0181059_14394888.jpg



とても広い山頂は風もなく気持ちがよかった。暖かいのでヒオドシチョウがいるはずと思って、広角レンズを持ってきたけれど全く現れなかった。いたらどこからでも富士山バックで飛翔が撮れたのに・・・
a0181059_13400350.jpg


13時に下山開始。帰りは、河津ザクラを見るために最明寺史跡公園を経由して松田駅に向かう。下りはじめてすぐ、花はまだ咲いていなかったがミツマタの群落が目につく。
a0181059_13493899.jpg


桜平という場所で富士山が姿を現す。
a0181059_13512566.jpg


ここは名前通り。咲いたら桜がきれいそうだ。
a0181059_13540116.jpg


のどかな集落に着いた。そこにも富士。至る所に富士。さすがに撮影は飽きてくる。この付近の日溜まりでヒオドシチョウを2度ほど見た。ヒルトップでテリを張るにはまだ寒いのかもしれない。
a0181059_14002451.jpg


再び暗い登り坂。史跡公園を出たところで案内板がなく、舗装林道を逆方向に行ってしまい、40分のロスタイム。もっと早くにスマホの地図を調べるとよかったのだが、そもそも街中とは違い地図の道路はあてにならない。林道をかなり下り、細い分岐をやっと見つける。菜の花が咲いている畑脇にモンキチョウが飛んでいたので目で追いかけていると、ベニシジミが飛び出す。前翅の付け根がグリーンに輝いていた。夏型だとレインボーに輝くけれど、ベニ紋の時は、傷口に塗った赤チンが乾くとグリーンに輝くようなもので、それほど奇麗ではないがこの幻光をちゃんと捉えたいものだ。
a0181059_14142614.jpg


15時40分、やっと河津ザクラのある公園に到着。やれやれ。
a0181059_14212149.jpg

大写しにしてみる。
a0181059_14223377.jpg


なんだこれだけかと思って、散策路を下ると菜の花が植えられていた。これなら解る。
a0181059_14261291.jpg

無理やり逆光の桜を撮ってみたけれど・・・・
a0181059_14265712.jpg

東名の下の通路をくぐり、小田急の新松田駅に大急ぎで行く。JRの松田駅からは500mも離れており、かなり焦りました。




by otto-N | 2018-03-10 10:14 | Comments(0)

2017.10.26 奥多摩・川苔山 ルリタテハ   2017.10.30 (記)

2017.11.26
久しぶりの晴天が2日続くとの予報。奥多摩の川苔山(1363m)に登る。JRで奥多摩駅まで行き西武バス乗り登山口のの川乗橋に着いたのは10時25分(この1つ前のバスは8時台、9時台にはない)。ガイドブックでは全行程6時間半とあるので、山頂には14時必着、JR鳩ノ巣駅に16時半までに下山する予定だった。登りはじめは土砂崩れで不通となっている杉林の中の舗装林道。11時、林道から登山道の分岐(細倉橋)に着く。その分岐点にいたルリタテハ。右翅が日の光りを反射して妙に輝いた。コンクリ道路の上だが、チョウは何もいないと思っていただけに嬉しかった。
a0181059_09524631.jpg


登山道は渓流に沿ってついていた。ときどき橋を渡る。
a0181059_19323516.jpg


橋の上に大きな木が倒れ登山道が塞がれていたが何とか通過する。前日までの雨で水量が多い。紅葉はまだまだだが、思ったより広葉樹が多く気持のいい道が続いていた。
a0181059_19335438.jpg


11時50分、切り立った崖の登山路を登り落差25mの百尋ノ滝に出た。ここまで来る間に無数の滝があったけれど、この滝が立派すぎるので小さな滝はかすんでしまう。
a0181059_19454893.jpg


12時40分、急登と平坦な道を進むと地図にはない分岐点に到着。右に進んだ所、渡渉点があり増水して深いので渡るのを断念し、分岐点まで引き返し左を登った。あと1時間程度だろうという所で、左膝に違和感があったのでサポータを締め少し休んでから登り始めたが、分岐点とおぼしき場所に標識も目印もなく、3回ほど道に迷いタイムロス。どうやら谷の底の脇を登っていくようであるが踏み跡があるかないかの細い道。立派な標識が1本あり登山道であるのを確認はできたが、それから先は斜面一帯がくるぶしくらいしかないが落ち葉で覆われ、踏み跡さえなくなってしまった。踏み跡や目印をさがしても見つからないので、最後の標識まで下ることにした。標識での時刻は13時20分。おそらく、そのまま谷の底を登るといいとは思ったが、膝がおかしいし、ルートが間違っていたら大変なので登ってきた道を引き返すことにした。下り始めてからしばらくすると案の定、左膝が痛みだす。帰りにもう一度百尋の滝に寄ってみると、今度は滝に日が当たっていた。
a0181059_20092441.jpg


15時10分、時々脚が痛むので小休止しながら(少し休むと痛みが引く)なんとか細倉橋に到着。ここまで来ると残りは平らな舗装林道なのでもう大丈夫、1時間あればなんとかなる。バスは16時35分。林道の下の流れは激しい。
a0181059_20095391.jpg


日陰で暗くても思ったより写っていたのは意外だった。暇つぶしに少し撮る。
a0181059_20111446.jpg


杉林の向こうの山。まったく紅葉はしていない。
a0181059_20114298.jpg


木立を撮りながら林道を下る。
a0181059_20115789.jpg
a0181059_20121740.jpg


林道は風で吹き飛ばされた枝でいっぱいだった。朝は至る所で水も流れていた。
a0181059_20125273.jpg


16時ころ、バス停に到着。30分以上時間があったので近くをぶらつくと、紅葉したならばすばらしいと思われる絶景ポイントを見つけた。しかし、すでに日が落ちまだ少しだけ明るい空を反射した青い激流を、ISO1600で撮るのが精一杯だった。
a0181059_20131304.jpg


結局、川苔山には登れなかったが、広葉樹が思った以上に残されており(杉と檜の植林は東京オリンピックの記念事業だったらしい)、登山路自体がけっこう楽しかったのでそれほど悔しくはない。ただただ、この2年間の登山中、左膝が痛むことがなかったのでショックであった(1日後には正常に戻ったが)。寒さのせいか?もう1つ、青梅線から真っ白い富士が見えたが、夕刊には初冠雪の写真が載っていた。うーん。





by otto-N | 2017-10-30 18:47 | Comments(0)