たかがヤマト、されどヤマト

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2018.11.26 東京・サザンカの裏通り ムラサキツバメ   2018.12.6 (記)

2018.11.26
ムラサキツバメのオスの翅表は難しい。メスに較べて翅を開くことが少ないといのも理由の1つだが、なんと言っても撮影する方向によって色が大きく変わってしまう。どの色が正しいかと言われても正しくない色はないわけで、ただ、何度かファインダー越しに見ても満足に撮影できなかった幻影を追いかけているにすぎない。この日も、自宅から1時間半ほどの場所に行く。

マテバシイが植栽され、その下にはサザンカが咲き、シャリンバイの植え込みが続くクルマの裏通り。サザンカは木によって咲いていたりいなかったり。吸蜜に訪れるチョウは滅多になく、せめて近くにとまるのを祈るだけ。植え込みにはムラツよりムラシが目立った。新鮮なベニシジミとスーパーブルーではないがヤマトの青メス。飛んできた時はムラシと見間違ったくらいに明るいブルーだったが、こんな明るい葉にとまるとお手上げだ。
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ほとんどオスが撮れないまま昼近くになり、ムラサキツバメが塒に戻り始めた。塒には直接入らず、入る前に近くで翅を開く個体が多い。
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上の画像はちょっと妙な感じだと思う。実は、マテバシイを橋から真上から見下ろして300ミリで撮ったもの。ただ、上から撮っただけでは光の向きが不自然なので、後から画像を回転し、チョウが遠いのでトリミングもいつもより大きい。
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上からでもオスの構造色を捉えるには頭から撮る必要があったが、そう簡単にはいかなかった。チョウはこちらの意向を無視してとまる。頭が下のいい位置だと待っていたら、翅を開く瞬間にくるっと向きを変えることも多い。
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輝くような構造色を撮りたいのだが、こんな薄ぼんやりした色もオスの色。ノーブルなムラサキ。これはこれでいい。
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横構図で撮ったのだが、右に90度回転させ、さらに少し回転させてやっと構図的に落ち着かせた。
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これも縦構図になってしまった。元画像は頭が上方の奴さんスタイルでの開翅。多くの場合、奴さんスタイルでは頭から撮っても構造色がこれほどは出ない。いつもは100マクロ、今回は300ミリという差はあるが、構造色に個体差があるのかもしれない。
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少しずつアングルを変え何枚も頭から撮った。何枚も撮るのはピントを外すかもしれないという恐怖からだが、たくさん撮った時に限ってピントがどれも合う。
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これが翅が一番広く見えるアングル。ただ、翅の傷みも浮かび上がる。色も少し赤紫になった。構造色が出ると後翅の黒縁がくっきりと浮かび上がる。
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結局、オスのムラツは上の方には来てくれず、下の遠いところばかりだった。テレコンは持って来ておらずちょっと失敗した。それよりも、せっかくの特等席にもかかわらず太陽は枝の向こう側、撮りやすい位置で日向ぼっこする個体は少なかったのが残念だった。




by otto-N | 2018-12-06 16:14 | Comments(0)

2018.11.23 東京・サザンカの裏通り ムラサキツバメ   2018.12.4 (記)

2018.11.23
ヤマトシジミばかり探している間に、ムラサキツバメのシーズンに入ってしまっていた。連休初日だがテニスを休んで出かける。マテバシイの下にある植え込みを探すとすぐにメスが見つかった。
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目的はオスなのだが、日向ぼっこに降りているのはいつものことだがメスばかり。最初は出会うたびに撮っていたが、メスと判るとおざなりになってしまう。近くで飛んでいるときに色でメスと判るが、翅を閉じているときは開くまで判らない。オスはなかなか開かないので、これはオスだろうとじっと待ったあげくメスと判ったときはかなりがっかりする。
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しかし、それは贅沢というもの。翅に欠けもなく傷もないメスはとても美しい。
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オスはほんとうに少ない。午前中の植え込みにはあまり降りて来ないし、見つけても翅を開くこともない。やっと開いてくれても、植え込みではこのような奴さんスタイルで開翅する。頭を下や横に向けると構造色が強く輝くのだが、そんなことはほとんどない。
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ただ、少し高い位置では横向きで開翅することがある。しかし、目より上だと構造色は強く出ないようだ。
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近くには食樹のカシっ類が見当たらないのだが、ムラサキシジミも出没する。
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このオスは強烈なブルーというより、ファインダー越しでも強烈なムラサキ。
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少しアングルを変えて全反射をずらしてみると、繊細なムラサキになった。
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ムラツ、ムラシの出る場所にはウラギンシジミも必ずといっていいほど出現する。なかなかとまらなかったが、白斑がきれいなメスだった。
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12時すぎ、昨年見つけたマテバシイの塒(今年は2つに分かれていた)に続々と戻り始め、植え込みに出て来なくなったのでここを撤収したが、少し離れた南向きのマテバシイの梢でムラツが飛び回っているのを見つけた。撮影可能な2~4mの高さでも開翅する個体もあり、下に降りてくるチャンスを伺った。
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しかし、とまって開いても、かなり上の方ばかり。オスに至ってはこの向きでは茶色にしか写らない。ただただ、マテバシイの葉との組み合わせが美しい。
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高さ2mほどで開翅したが、うーん、これも頭が上だった。
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下草(アジサイ?)で開いたメス。ブルーが風で揺れ、ギラギラと輝いていた。
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集団の数は不明だが、昨年からの塒(1、2コマ目)と今度新しく見つけた3つ目の塒。昼すぎ、マテバシイの樹上を飛び回っているのは、交尾は越冬後と思うので、塒を探していることしか考えられない。それにメスも枝をまさぐるように飛んでいる。1頭を目で追いかけていたらすうーっと吸い込まれていったので、塒とわかった。
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by otto-N | 2018-12-04 16:17 | Comments(0)

2018.11.2 東京・白金の森 ムラサキツバメ(2)   2018.11.12 (記)

2018.11.2 (つづき)
近くにはマテバシイがないけれど、10月下旬から11月初旬にかけてムラサキツバメが吸水・吸汁に降りてくる。植物園なのでロープ外には出られず、散策者もおり(時には吸水中のチョウが踏まれてしまう)、撮影者も数人はいるので決して撮影適地とは言えないが、とまる場所が目より下なのが利点である。マテバシイがないということは、個体数は多くはないわけで、いつもは2~3頭がせいぜいで、いつも開翅するとは限らない。しかし、この日は違った。入れ替わり立ち代わりやって来て(それでも5~6頭だが)、そのほとんどが開いてくれた。ただ、気温が上がるにつれて全開までには至らずV字開翅にとどまることが増えてきた。V字の場合は、ピントが合っているようなあっていないようなぼおーっとした幻光を見せてくれる。
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もっと開いてくれたら構造色まで撮れたのに・・・
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このV字の後は全開したこともあったけれど、ちょっと悔しいシーンである。
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真後ろから撮ると、幻光の他に赤っぽい地色が現れることが多い。
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光の向きが悪いと濃い茶褐色になってしまうが(撮ると真っ黒だ)、アングルを選べば美しい赤銅色に変化する。
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幻光から赤銅色に変る瞬間。微妙な変化でとても美しい。しかし、新鮮個体ならではのこと。飛び古した個体は傷だけが目立ち無残な姿をさらすことになる。
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遠かったのでトリミングした、このアングルは翅の色は気に入っている。
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構造色が出たわけでもなく、幻光が出たわけでもなく中途半端だが、これはこれでいい。
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以下は忘備録。構造色が出なかったり、構図狙いではあったけれどうまくいかなかった画像です。
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by otto-N | 2018-11-12 16:06 | Comments(2)

2018.11.2 東京・白金の森 ムラサキツバメ(1)   2018.11.10 (記)

2018.11.2
前日は都合がつかなかったがこの日も晴天、ムラサキの開翅日のはずとポイントに日が射し込む時間を見計らって出かける。結果的には、過去一番のムラサキツバメのオスの豊作だった。マテバシイが園内にはほとんどないが、この時期だけ、路上に降りて来て吸水・吸汁する。
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出て来たオスは少なくても6頭。かわるがわるに降りて来て道路沿いの下草を飛び回り、吸水・吸汁をし、時々開翅する。いつもは開翅することなく飛び去ってしまう。そして、どれも新鮮だった。
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オスの構造色は、頭側から撮影しないと色が出ない。葉にとまったらとにかく順光側に回り込み、ひたすらに開翅するのを待つ。ただし、とまる場所は規制ロープの外なので、葉被りなどで撮影できないほうが多いし、基本は日光浴なので頭をこちらに向けるよりは尻尾をこちらに向けるほうが圧倒的に多い。横向きの場合は強引に頭側から狙う。上の画像はこうして撮ったものだが、頭が少し上向き。そのせいか紫色が強い。こちらは、頭が下がっているが開翅が不十分なため、構造色というより幻光(これも構造色だが)が現れた。
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開翅が十分だと、後翅の黒縁がくっきり浮かび上がり、同時に翅全体が紫~青の構造色に輝く。
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上の画像は青っぽく、こちらは紫っぽい。微妙な色の違いは、入射光と反射光とカメラの位置の関係と考えている。順光でも完全に頭が太陽に向かっているかどうかの違いで差が出てしまう。チョウの影の向きに注目。これは、頭が下がっていないこともあるが太陽は後ろから照らしている。
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構造色がいちばん輝くのは、頭を下にした場合。これはミドリシジミ類と同じだ。しかし、ゼフと違って、頭を下にして開翅することは滅多ない。その滅多ないのが1枚だけ撮れた。紫ではなく青に輝いたが、この位置は反射光がレンズの軸と重なっているのかもしれない。ただ、頭が下でなくても青に輝くことがあるようなので、色の違いは個体差かもしれない。この個体は、横向きでも開いてくれたのなら答えが出たのだが、一瞬開いただけで飛び去ってしまった。
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不思議なことにメスは1頭だけしか出て来なかった。オスだけを期待していたので、1ショットを軽く撮っただけ。
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(ムラサキツバメ・幻光編に続きます)



by otto-N | 2018-11-10 16:27 | Comments(2)

2018.10.25 東京・白金の森 ムラサキシジミ   2018.11.5 (記)

2018.10.25
2日続きの晴れ。ムラサキシジミが出ていることを確信し、港区の自然教育園に行く。9時半にポイントに着くがまだ道路には日が入っていない。樹木が年々大きくなったせいか。日が射し始めた9時40分ころ、最初にオスが現れた。
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その後は、次から次とはいかないもののそれなりの数が下へ降りてきては翅を開いた。オスのブルーはいつ見ても鮮烈だ。
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メスはオスより少なかった。ブルーは柔らかい。
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ムラサキシキブの実が残っており、その近くでも開翅した。
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ムラサキツバメのオスも降りてきて、路上で吸水後、近くの葉にとまる。開翅するのを待ったが通行人が来て飛ばれる。
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待つ必要がないほどムラサキシジミはすぐ開翅する。
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ウラギンシジミも降りてくる。先の尖がった秋型。
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コミスジはもうボロいはずだが、ピカピカの個体。
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2頭目のムラサキツバメはメスだった。メスはすぐ翅を開くことが多いが、ここまで。すぐ飛び去る。
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2018.10.31
前日はムラサキ日和だったが、遠くに出かけていたので来れず。この日、予報では9時から晴れるはずだったが、雲が薄れたのは11時。日が射しこみ始めるとムラサキツバメのメスが早速現れる。
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しかし、気温が上がらないせいか、この後はムラサキシジミが2頭きただけでタイムアップ。
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アカタテハ。園内の至る所に食草はあるが、数はとても少ない。
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by otto-N | 2018-11-05 16:17 | Comments(2)

2017.12.5 千葉・マテバシイの公園 ムラサキシジミ   2017.12.18 (記)

2017.12.5
晴れて気温は高め。10時、数頭いるはずのムラサキツバメの塒はすでにもぬけの殻で、近くに翅を休めているかと思ったのだが姿はなく、何箇所か探すが高いサザンカで擦れた♀を1頭見ただけだった。最後にサザンカが咲いている少し薄暗いマテバシイの木立の中に行くと、何頭か吸蜜に訪れていた。
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このサザンカも高いので思うようには撮れず、日の当たる葉上で翅を開くムラサキツバメやムラサキシジミを撮る。しかし、きれいな個体は全くいない。
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白い病葉の上のムラサキツバメ。気色悪いと言えば気色が悪いが・・・
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翅の割れたムラサキシジミも。
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ムラサキシジミ♀。どの個体も長い間木漏れ日のスポットを浴びていた。
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昼すぎ、ムラサキシジミは塒に戻り始める。
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最初はAFのまま撮っていたが、途中でMFに切り替える。木漏れ日の中に入った時だけが撮影できる。それ以外は真っ黒になってしまう。
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木漏れ日の中に浮かぶブルーがとても美しい。
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4枚の翅を入れるのは難しいがなんとか写っていた。
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スポットライトに照らされたように、ムラサキシジミが浮かび上がる。
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by otto-N | 2017-12-18 10:16 | Comments(2)

2017.11.29 東京・サザンカの裏通り(1) ムラサキツバメ   2017.12.10 (記)

2017.11.29
前々日、ムラサキツバメの♂を撮影できたが、この時は同時にもう1頭出て来ていたので近くの塒にはまだ複数頭のきれいな♂がいるはずと思い、この日も出かける。

朝から異常に暖かい。現地に着いた10時には、2つの塒はもぬけの殻で、シャリンバイの植え込みにはムラサキツバメが飛び回っていた。ただ、擦り切れた個体ばかりで奇麗なものはなかなか見つからない。また擦れた♀かと思っていたが、翅を開くととても奇麗な個体だった。
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目の下にとまった♂は頭側に回り込めない位置だった。影に入って締まった時、飛び去ってしまう。この影の中で頭から撮りたかったがどうしようもない。
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この♂も奇麗だった。しかし、シャリンバイから出て来て翅を開くも変な所ばかり。遠かったけれど、頭を下げたアングルではいい色に輝いた。
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♀は♂より開翅するようだ。よく見ると、光の反射具合だけではなく色合いにも個体差があるようだ。
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たくさん飛び回ってはいる。擦れていなければ撮影は楽勝なのだが、擦れ始めているからこそこんなに集まるのだろう。ただ、もっと早い時期には来たことがない。
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完品と思っていたら、これは左後翅が一部壊れていた。
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一番高いサザンカの花で吸蜜していた個体を見つけた。しばらくすると、シャリンバイの植え込みに下りて来て何かを探すように飛び回り、突然、植え込みの中に潜り込んだ。出て来ないので様子を見ると、葉の上にべたっとした液があり、その汁を吸っていた。よくシャリンバイの茎や葉の付け根にストローを立てているが、この液体は何だろう?葉をよけた時に飛び去ってしまったが♀だった。
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この♂は、シャリンバイの中に潜り込むが少し揺すると飛び出し何処かに行ってしまうが、しばらくするとほぼ同じ植え込みに戻ってくることを繰り返していた。新しい茎が出ているのでそこで吸汁しているようだ。やっと遠くで翅を開いたが、とてもきれいな個体だった。
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飛び去ったので他で少し探した後、また戻っているかもしれないと、この軽く植え込みを軽く蹴ったら飛び出した。ここで開いたら最高という位置にとまった。そして、開翅。素晴らしい色に輝いた。これは100マクロ。
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3年前、このポイントで信じられない♂に出会った(→★)。それ以来、ムラツ♂を探し求めるようになった。この輝きは個体差なのか、光の入射角と反射角のなせる技なのか、この2つが揃うことが条件とは思うが今年も結論を出せそうもない。






by otto-N | 2017-12-10 10:18 | Comments(0)

2017.11.27 東京・サザンカの裏通り ムラサキツバメ   2017.12.7 (記)

2017.11.27
昨年と違って今年はこのポイントではムラサキツバメが多いようだ。♀より♂に集中するが、擦れた個体ばかりが目につく。あきらめずに捜していると、目の前に突然やって来た。青い幻光が美しい。
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少し位置を変えた。このアングルでは紫色が深くなる。
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地上から数10cm、ほぼ垂直にとまっているので、そっと頭の方に回り込む。後翅の黒帯が浮かびあがり構造色が輝く位置だと細かな傷が目につかなくなる。
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逆サイドからも。
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こちらの方がよさそうだったので、少しずつアングルを変える。
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背景はシャリンバイ。お世辞にも奇麗とは言えない。少しでも後ろが抜けるアングルを探したが、翅の写り方が狭くなった。
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この個体が飛び去ってしまった後はさっぱりだったが、きれいな♀が現れる。
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ムラサキシジミの♂も至近距離で撮影。
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午後になると、ムラサキシジミも出て来なくなった。最後に登場したのは擦れ擦れでスケルトン状態のヤマトシジミ。
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by otto-N | 2017-12-07 16:36 | Comments(0)

2017.11.24 東京・サザンカの裏通り ムラサキツバメ   2017.12.4 (記)

2017.11.24
昨年はマテバシイの剪定や植え込みの整備などで芳しくなかった東京都下の公園のような所へ行く。ここは自宅から北方向に電車で1時間。この時期、もっと近い所でムラサキツバメを観察したいけれど、発生数が少なく、どうしても少し遠くなる。現場は、入ることのできないフェンスの中にマテバシイがある外側の道路。道路に沿ってサザンカとシャリンバイの植え込みがある。この道路は車の抜け道となっているようで、昼は駐車して(違法)アイドリングしたままで昼寝をしている車が並んでいるし、食事後のコンビニ袋が植え込みに絡んでいるので、写り込まないように取り除きながらの撮影となる。大型トラックが通り過ぎる風圧でせっかくのムラツも飛ばされることも多い。まあ、運転手のみなさんからは、あいつ何やってんだろうと思われているに違いないが・・・

10時ころ着いた時には、シャリンバイの植え込みには早くもムラサキツバメが飛び回っていた。擦れているものが多く、きれいそうな個体を探す。サザンカはたくさん咲いているけれど、吸蜜するのは稀で、ほとんどがシャリンバイの中に潜り込み、葉や茎から汁を吸い、表に出てきては翅を拡げている。そんな中、珍しくサザンカで吸蜜している個体を見つけた。
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ここでは、ムラサキシジミも日向ぼっこに集まる。
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ムラサキツバメは擦れた個体のほうが翅をよく開くし、♂より♀のほうが開く確率は10倍くらい高い。♀は待っているとあっさり開翅してくれる。
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しかし、♂はそうはいかない。葉の上に出て来ても翅を閉じたままのことが多いし、翅を開く個体は擦れたものばかり。しかし、きれいな個体もいるはずとあちこち探しまわる。そんな時、サザンカの花の前にきれいそうな♂が飛んできて開翅した。こうなってはこの♂だけに集中する。開翅する個体は次も開く。近くにも下りてきて開くはずだ。
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少し待っていると近くのシャリンバイの植え込みに潜り込み、ときどき表に出て来ては翅を開く。しかし、太陽の向きを計算しながら頭の方に回り込むが、植え込みは密集しているので近づけずなかなかいい位置では撮らせてくれない。ベストの位置は3コマ目。しかし、一部は葉の影。
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ムラツ♂の幻光は半開翅しているときが一番強いけれど、開き方が狭いことが多く、これまで満足に撮らせてもらえなかった。しかし、これはいい感じ。このブルーにいつも惑わされっぱなしだ。
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さらに道路際にも出て来て半開翅。あわてて飛翔用の21ミリを100ミリに付け替える。間に合ってホッとする。残念ながらこれ以上は開かず、シャリンバイの中に潜り込んでしまう。しかし、前翅の鱗粉列まで写っておりとても嬉しい1枚であった。フラットでも幻光は出るようだ。
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十分に吸汁した後はどこかで翅を開くはずと、植え込みから出てくるのを待っていると、少し遠いが絶好の位置にとまる。頭も下向きだ。300ミリのピントを合わせて待っていたら、突然、開いた。
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数回シャッターを切ってから少し右に寄った時、翅を少しすぼめてから飛び去ってしまう。
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この後、急に日が翳り始めムラツ、ムラシとも姿を消す。しかし、曇ったため、まとわりつくように飛んでいるのは見ていたが、晴れていた時はまぶしくて見つからなかったムラツの塒を発見。300ミリでもこの大きさだが、フェンス内で一番近いマテバシイだった。これで、2つ目の塒。1つ目は1昨年と同じ場所。今年は1つに10頭を越えていた。
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日が翳ってしまった中で、植え込みの上にポツンと取り残された個体。♀か♂かもわからない。とりあえず、横から絞りをF6.3から開けながらフラットに撮ってみる。F2.8にした時、日が射した。日射しがあるのとないのではこんなに色彩が違っていた。
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そして次の行動。開翅して飛び去る。ピントは頭に付近にしか合わなかった。でも、背景のボケ具合はすてきだ。
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by otto-N | 2017-12-04 16:39 | Comments(2)

2017.11.21 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2017.12.2 (記)

2017.11.21
江戸川河川敷のヤマトシジミの撮影を止めて、千葉のムラサキツバメを見に行く。ここも、最寄駅から地下鉄に乗りJRに乗り換え、南に約1時間。これも、河川敷に通ったと同様、ラッシュアワーは過ぎたとはいえ、通勤に近い様相。

1年ぶりに現地に着いてみると一部植栽の様子が変わってはいたが、それほどの変化はない。順番にムラサキツバメの塒を見て廻る。まずは落葉樹のモクレンに6頭、有名なカクレミノには約8頭。と、ここまでは例年通りだった。しかし、毎年必ず塒を形成する他のポイントには見落としがあったかもしれないがゼロ。その近くも探したが節穴の目の私には見つけることはできなかった。
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晴れていても気温が低いせいか、飛び回っているムラツはおらず、ムラサキシジミが1頭飛んでいるのを見ただけだった。一巡してから11時半ころ、カクレミノの塒を見たが飛び出す気配もなかったが、モクレンには日が当たり半数が近くに飛び出していた。その中に比較的きれいな♂がおり、モクレンの葉上で翅を拡げてくれたが、少し高かったのでいい色には写らなかった。
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頭を下に向け理想的な構図ではあったけれど、背景の葉の色が明るすぎると翅が露出不足になり、ムラツの構造色を十分に引き出せない感じがする。
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♀はこのモクレンの葉の黄ばんだ淡い緑にとまると、テカる葉とは違った秋の風情を醸し出す。
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それにしても、そのうち落ちてしまうモクレンの葉の上にどうして集合するのだろう。
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P.S.
2107.12.4
晴天の予報にもかかわらず、現地に到着した頃には曇り空。これではムラツはダメだろうと諦め、カメラをザックから一度も出さずに終わる。モクレンはすっかり葉を落とし、カクレミノには1頭だけ(9時には10頭いたとのこと。飛び出しても戻って来なかったようだ)、その近くで3頭、かなり離れた場所に3頭、他に単独で4か所。いずれも、翅を閉じ横倒しのまま、2時間後も最初見た時の姿と寸分違わず同じだった。





by otto-N | 2017-12-02 16:18 | Comments(0)