たかがヤマト、されどヤマト

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2016.10.19 神奈川県・ジュズダマの湿地 クロコノマチョウ   2016.10.28 (記)

2016.10.19
これで最後にしようと、5回目のクロコノマチョウ。自宅から、徒歩→電車→バス→徒歩で約1時間なので、とても来やすい場所。しかし、飛翔撮影が目的なのに、数がとても少なくそれどころではなかった。顔なじみになった鳥屋さんにここにいると教えられ、静止を大事に撮る。内心、苦笑。
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あれだけいたムラサキツバメは姿が少なく、オスに至っては全く開翅しなかった。ヤマトシジミがいて、撮ってみると秋姿だった。
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湿地でやっと1枚、撮れていた。
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この後、郊外で時々お会いする方が来られて、これまで行ってなかったポイントに連れていっていただく。そこで撮ったもう1枚。日影の中ではまっ暗で写っていなかったが、明るいところで出てきた瞬間が撮れていた。川崎のMさんありがとうございました。
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by otto-N | 2016-10-28 20:20 | Comments(0)

2016.10.14 神奈川県・ジュズダマの湿地 ムラサキツバメ   2016.10.24 (記)

2016.10.14
4回目のクロコノマチョウ。いつものポイントに行く前に2頭が日陰にとまっているのを見たけれど撮りにくい位置だったのでスルー。日が射し始めたと思ったら、ムラサキシジミとムラサキツバメが、路上吸水と葉上吸汁のために現れ、吸水の合間に開翅する。ムラサキシジミはどういうわけかオスばかりだった。
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頭が前、上から見下ろす位置がいちばん好きなアングル。
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ムラサキツバメのメス。雑然とした藪の中を飛び回り、翅を拡げる。
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頭を上にとまると青が輝かない気がする。横向きになるのを待った。
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このところ、ムラサキツバメのオスの表翅をいかに撮るのがテーマ。この日は、次々とやって来てオスもよく開翅してくれた。300ミリ撮り。
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頭を上にしてとまると、翅は真っ黒にしか写らない。よくてシックなムラサキ色。これはこれでいいのだが。
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同じ個体。横向きになるとムラサキ色が少し輝く。
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頭が下。いちばん輝くアングルを探す。ただ、この時、180°以上開いてしまったので、輝きが少なくちょっと残念。
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帰り際、思いがけなけない場所で、突然、飛んできてとまったので、カメラを構えたところ、すぐに全開。頭が下、上から目線で撮ったときがムラサキがいちばん輝く。
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少しアングルを変える。チョウのとまった方向とカメラの高さ(太陽光線の入射角と反射角)で輝きか変化する。11月では太陽の位置が低いので、今のほうが撮影に有利かもしれない。
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クロコノマはあまりにも少なかったので、ムラシとムラツを撮っていたのだが、一応のクロコノマ、クロヒカゲ♀(?)、季節外れのとても小さなダイミョウセセリ。
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クロコノマは大発生したようで、ジュズダマはほとんど食い尽くされ、幼虫が近くの田圃にも移動したとのこと。田圃は古代米が植えられた実習田のようであった。よく見ると、遠くにクロコノマがとまっていた。(3コマ目はムラサキシジミだが)
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近くに羽化直らしき個体。ジュズダマはイネ科。たしかに食草になる。この稲を食べて大きくなったということは、無農薬栽培?
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立ち入り禁止の場所だったけれど、係りの人が稲刈りの準備のために来たので、拝み倒して入れてもらった。係りの人が動くと、あちらこちらからクロコノマが飛び出す。畔で待ち受けて飛翔を狙うが、ほとんど隣りの暗い林に逃げ込まれてしまう。撮っても真っ暗。かろうじて、写っていたのはこの2枚。
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やはり暗かった。色をチョウに合わすと稲が飛んでしまった。
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by otto-N | 2016-10-24 18:31 | Comments(2)

2016.10.12 神奈川県・ジュズダマの湿地 ムラサキツバメ   2016.10.20 (記)

2016.10.12
晴れたので、少しは明るいところで飛翔を撮れるだろうと3回目のクロコノマチョウ。9時半に現地へ着いたけれど、湿地はほとんどまだ日陰でチョウはまるで飛んでなかったが、最初に現れたのは元気ないキタテハだった。少し明るくなった10時すぎ、小さな黒い影が飛んでくる。何かと思ったらムラサキツバメ。その後、ムラサキシジミも飛んできたけれど、シラカシの林に囲まれているにもかかわらず、ムラサキシジミは少なかった。マテバシィは近くに見当たらない。肝心のクロコノマは、羽化の最盛期はとうに終わったらしく、湿地が明るくなった10時から12時ころまでに出て来たのは5頭に満たず。以下、クロコノマを探している間に撮ったチョウを順に並べます。
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翅を開いたヒカゲチョウは思ったより傷んでなかった。横は完璧。( →先入感とは恐ろしいもの、クロヒカゲ♂でした。)
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ムラサキシジミはオスばかりが目についた。クロコノマは撮りやすい場所にとまったときだけ撮る。
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ヒメジャノメも新鮮。光の加減で翅脈が目立ちすぎるが、ツリフネのピンクをなんとか入れる。
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ムラサキツバメは、日が当たる部分が増えるとともに次々現れた。ここは吸水ポイントらしい。葉上や路上で吸水し、満足すると近くの葉で開翅する。メスが多かった。
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蔓性の草が絡まっている叢なので、近づく前に叢全体が揺れてしまい、よく逃げられた。しかし、すぐ、舞い戻る。
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背景がすっきりとはいかないのは、チョウが新鮮なだけに、ちょっと悔しいものがある。
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ウラギンシジミもピンクのボケを入れて。しかし、もう1m右にとまったなら、ピンクがたくさん入ったのだが。
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ウラギンシジミは飛び去っても、すぐ戻ってくる。
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産卵の訪れたスジグロシロチョウ。速くて撮れないムラツ。元気なくゆっくり飛ぶヒメジャノメ。
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さて、本題のクロコノマというと、またしても、こんなのばっかりだった。残念な3コマ目。
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なかなか4枚の翅が撮れない。上から被せるか飛び立ちの時だけしか4枚同時は撮れそうにない。
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背景が煩すぎたので、かなりのトリミング。出っ張った赤い目、大きくしなる翅、まるで怪蝶だ。
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入口のキバナコスモスにアオスジアゲハが来ていた。動くたびにシャッターを切る。1頭だけなのだが、こうして並べると、たくさんいるようでなかなか楽しい。
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これが一番いい感じだった。残念なことに、左前翅に亀裂。はばたくたびに、亀裂が深まりそうだ。
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ヒメアカタテハは2頭。オレンジが背景いっぱいになる位置を狙う。
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飛んだ瞬間はほとんど撮れなかったが、この背景は裏面の細かな模様を引き立てる。
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by otto-N | 2016-10-20 18:20 | Comments(4)

フライイング・バタフライズ 2015 (24) ムラサキツバメ   2016.2.29 (記)

ムラサキツバメ
11月中旬。東京都下のサザンカの咲く殺風景な裏通り。オスの開翅を撮りに行ったのだが、美麗なオスにはなかなか会えずじまいだった。ムラサキツバメはサザンカの吸蜜ではなくシャリンバイの葉や茎での吸汁が目的。道路脇で吸汁と日向ぼっこを繰り返していた。飛翔撮影は、シャリンバイにとまろうとする時だけがチャンスだった。
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11月下旬。お寺と紅葉を観に京都に出かける。晴れていてもとても寒い日ばかりが続き、チョウは宇治の平等院鳳凰堂で見ただけだった。京都は東京より寒い?
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12月に入り、集団を形成し始めたムラサキツバメを見に、千葉のマテバシイの公園に通う。午前中は塒から飛び出しマテバシイの樹上で日光浴と吸汁しているところを、昼過ぎは塒に戻って来たところを狙った。
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明日から3月。今回で昨年の飛翔画像の反省は終わりにします。最初に掲載した画像は、ほとんどノートリでしたが、背景にこだわる必要のないものや背景が煩さすぎるものは、WEBでの画面は小さいのでチョウの表情や躍動感・飛翔感が伝わらない感じがし、トリミングしたほうがいいと思いました。飛翔はマニュアル露出で撮っていますが、どうしてもアンダーになりがち。途中で少し日射しが薄らいだだけでもアンダーになってしまいます。ソフトである程度は修正できますが色は出ず、逆光では修正しきれませんでした。結局、飛翔は順光でなければ色が出ません。色が出ないのなら最初から撮影しなければいいのですがそうもいかず、LEDライトを使ってみましたが、光量が全く足りないので、もっと大きなLEDライトにする必要があるようです。それよりも、ストロボを使ったほうがいいのかもしれません。ペンタックスのストロボは光量を絞っても最初の1発(と、場合によっては3発目)しか発光せず、シャッターも秒2コマくらいに低下するので、簡単ではないでしょうが、とにかくストロボを使った1発目勝負の練習をしようと思います。ただ、常時、ストロボを持ち歩くことに自信がありません。また、望遠での飛翔撮影も課題です。

シーズンオフに入った1月、使っていたペンタックスK-5を新宿のサービスセンターで診てもらったところ、シャッター回数は広角飛翔に使っていた1台が15万ショット、もう1台は8.6万ショットを越えおり、買い替えを勧められました。K-3Ⅱは高かったのですが、K-3は製造中止とのことで下取り交換の形で1台5.5万円。市販の最安値よりはるかに安かったので、2台とも替えました。得した気分です。最近、ペンタックスK-1というフルサイズ機が発表されましたが、この頃、すでにK-3の代わりにK-1を製造していたのでしょうね。K-5は秒7コマでしたが、K-3は秒8.3コマ。少しは飛翔撮影にいいかもしれませんが期待薄です。K-3での最初のフライイング・バタフライは新生モンキチョウになると思います。



 

by otto-N | 2016-02-29 20:18 | Comments(2)

2016.1.7 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2016.1.11 (記)

2016.1.7
気温が少し上がるとの天気予報。本格的な冬になったら、晴れていても飛び回らないだろうと、今季最後のつもりでムラサキツバメを撮りに行く。

もうここには大きな集団はない。せいぜい10頭止まり。前々日、ムラツのつぶらな瞳がかわいかったので、眼を中心に撮って歩く。1コマ目はムラサキシジミ。枯葉と同化している。6コマ目、子猫がごろにゃんしているようでとても可愛い。
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数か所ある塒を巡回し、日だまりに飛び出してくるムラツを探す。
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前々日のイケメン2号らしい。この日も健全。
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逆さまになって日を浴びる。撮りにくい位置が幸いして、ふんわりと長い後翅の毛と前翅のブルーの幻光、とてもゴージャスな感じに撮れた。
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飛び出したムラツが塒に戻ってくるときを撮る。暗い所も飛び回るので、レンズは明るいタムロンの17-55ミリ(F2.8)にした。
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オスのムラサキ色が出たものは残念ながらピンが来なかったが、こういうポーズはダイナミックだ。
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とてもピンが合っていたけれど、何かもの足りない。
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撮れそうで撮れないムラサキツバメ。蝙蝠のようにふわふわと薄暗い中でも飛び回る。
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マテバシイの塒の前、ここは良く日が当たる。しかし、高さが2mを越えるので、腕を伸ばしっぱなし。腕を下げて休んでいると、その隙に塒に飛びこまれる。
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動体ブレだが、気に入った1枚。
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後ろ向きだが、傷まで克明に写ると気持ちがいい(負け惜しみ)。やはり、マテバシイの背景は一番きれいだ。
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さて、本題。
12月には塒となっていなかったが、最近になってからできたタイサンボクの塒。朝には3頭しかしなかったが、午後に立ち寄ると5頭に増えていた。2頭が帰還したようだ。
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朝一番に立ち寄り、日が当たるマテバシイの塒を撮ったのが左の画像、その後、塒から飛び出し、いったん空になり、午後に戻ってきた時が右の画像。この画像では葉の中央部に透明な水滴が付いているが(矢印)、撮影する前にはムラツがこの水滴の上におり、撮影中に上の葉にのそのそ移動した(移動中の1頭が写っている)。この水滴に触れた友人は、ネバネバしているという。何だろう?マテバシイの樹液が落ちてきたのか、スポーツドリンクでも誰か撒いたのかと一瞬思ったが怪訝なままここを立ち去る。
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その後、タイサンボクの塒を覗くと下に滴り落ちるほどの大量の液体。この液体に触れようとしたとき、葉に触れてしまい、塒のムラツは飛び出してしまった。飛び出した後の葉を見ると、ムラツがいたあたりに水滴が残され(A)、その葉の下端には液体が溜まっていた(B)。この液体は、時間の経過とともに蒸発し、飛び去ったムラツが戻ってきた20分後には乾燥してしまっていた。
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この液体は何か?不確実であるけれど、朝には塒で見ていない。暖かくなり塒から飛び出し、午後に塒に帰還したときに、ムラツのいたあたりに液体が付着している。ということは、午後にムラツが運んできたとしか考えられない。

ムラツが塒から出て、日向ぼっこする以外に、路上吸水したり、植え込みの葉や茎や枝で吸汁しているのはたびたび目撃している。このことから、午後、塒に戻ってきたムラツは、ストローあるいは腹部から液体を吐き出したのではないのだろうか?

とするならば、ムラツは、この吐出物から発する臭いをたよりに集合するのではないかという仮定が成り立つ。ムラツが飛び出して塒に戻ってくる時、最初は近くで様子を伺っているが、しばらくすると塒に向かって飛んでくる。すぐに塒に入り込む個体もいるが、多くは塒付近をホバリングし何かを探しているようである。視覚か嗅覚によって塒の位置を特定しているに違いない。もし、嗅覚ならばこの吐出物から塒の位置を正確に特定できるはずだ。塒から飛び出し戻ってきたとき、塒の葉上に何かを吐出するなら、吐出(乾燥)物の量はどんどん増え、ますますムラツは集合するのではなかろうか?

さらに、想像たくましくするならば、この吐出物は越冬中の貯蓄栄養物として機能していることも考えられる。というのは、「コロポックル讃歌」のclossianaさんが、昨年暮れの小雨の日、塒の中でムラツがストローをだして葉上の水を吸ってることを目撃している。すなわち、動けない日は、水だけでなく、乾燥した吐出物が雨水で戻されたものを吸って、冬を生きながらえているのではないだろうか?ムラツが植え込みの植物で吸汁している箇所は、湿ってはいるのかもしれないが液体が分泌している部分と思われなく、いわゆる吸い戻しによって、吸い戻しのように体内から液を吐き出さないまでも、養分を舐めとっている気がする。

12月にはあれだけ多かったムラツが、春まで数を維持できない最大の理由は、気温よりも冬季の乾燥かもしれない。せっかく葉上にため込んだ養分も、雨が降らなくては利用できないし、体内にも吐き戻すまでの水分は残っていない。暖かい日は水分補給のために、塒から出ていくことができるけれど、寒い日が続くとそれもできないため死んでいくのではないだろうか?

ムラサキツバメは、毎年、同じ場所に塒を作り大集合する。同じ場所と言っても、年によって少し異なるけれど、どうしてその場所に集まるのか謎に包まれたままで、大集合する理由もわかっていない。この日見つけた朝には(乾いているため)見ることのできない葉上の液体が、(人為的なものでなければ、)解明の糸口になるかもしれない。 ・・・という仮説をたててみました。



P.S.
この日、お会いした「不思議の森の迷い人」のfushiginomoriさんが、11時すぎに、マテバシイの葉の上で吸水しているムラサキツバメを撮っておられた。ストローを出しているのは、葉の先端。よく見ると、とまっている葉の上方の葉の先から、水が滴り落ちている。この滴り落ちた水を吸っているようだ。葉の真ん中なら液を吐出していることも考えられるが、あまりにも大量なので吸っているのに間違いない。前日、雨は降っていないので、雨水でないはず。マテバシイの樹液なのだろうか。謎が深まった。

by otto-N | 2016-01-12 10:08 | Comments(4)

2016.1.5 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2016.1.7 (記)

2016.1.5
年が明けても、例年になく気温の高い日が続く。こうも気温が高ければ晴れるとムラサキツバメは塒から出て飛び回るはずと、通勤電車のラッシュに揉まれて、様子を見に行く。

10時すぎ、もうダウンを着てはいられないほどの暖かさ。塒のほとんどはもぬけの空だった。クリスマスの日にいた孤児もいなかった。塒の近くで開翅しているムラサキツバメはさすがにボロ。ただ、このオスは大破しているにも関わらず、いい色だった。ムラツの輝きは鮮度でなく個体差?
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ポイントをひととおり回って、起点ポイントのシャリンバイの植え込み。右前翅が少し欠けたムラサキシジミ。飛んだところを狙うが飛ぶタイミングがわからず全くの不調。
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しばらくすると、体が温まったせいか、茂みに潜り込み枝で吸汁を始めた。越冬中も、暖かいときはこうして養分補給が必要なのかもしれない。眼が、動物みたいに瞳があるように見える。
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あちこち撮り歩いたのをまとめるとこんな感じ。ボロばかりではないが、相当きている。(画素数を減らす目的で、正方形にトリミングし9コマ並べてみたけれど、何か変。頭の中では写真は横長の概念が出来上がっている。作り直すのも手間がかかるので、このまま掲載)
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しかし、こんなきれいなのもいた。
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オスも。しかしながら、このイケメン、半開翅しただけで、すぐに飛び去る。
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落胆しつつ、200mほど離れた、正午すぎに日の当たるポイントに行ってみると、勝るとも劣らないイケメン2号。どうしてこんなに綺麗な個体がいるのだろうか。じっと塒に籠っていると翅が傷まないはずではあるけれど、こうも暖かいと日中飛び出すはず。それよりも、暖かいので、(例年だと越冬できずに終わる)蛹が極く最近羽化したと考えたほうがいいのかもしれない。
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飛んでも遠くへは行かず、近くで開翅してくれる。しかし、横向きでもいい色になかなか撮れない。
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一瞬、頭を下向きにした。たった4回しかシャッターを切れなかった。「構造色は頭が下」の法則通りが一番いい感じに撮れた。
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このイケメンを撮っているときに気がつく。ムラツの尾突は、ピンと外向きに対称のスワローテイルになっていなければならない。しかも、尾突の白点が目立つように背景は暗いほうが望ましい。テカる葉上も必須。(だんだん注文が多くなってきた)
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日向ぼっこが過ぎ、塒に戻ってきたのを21ミリで待ち伏せしたが、入らないこと入らないこと。証拠写真もままならず、以下は反省写真です。
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お尻の先と尾状突起だけにピンが来た不思議な構図。方向転換するときは、腹部の曲げでバランスをとっているようだ。
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by otto-N | 2016-01-07 20:18 | Comments(2)

2015.12.25 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2015.12.30 (記)

2015.12.25
晴れ。最高気温が14℃に上がるという予報。今年最後のムラサキツバメ。

前回と違って風もなく絶好のムラツ日和のはずだった。しかし、いるはずの塒にムラツはいない。その上の塒にも。しばらく、待っても飛んで来ない。1時間後、マテバシイの樹上にやっと姿を現したが、数が少なすぎる。少し翅を開いてすぐいなくなる。
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暖かかった17日にマテバシイの花穂が落ちたこぶで吸汁していたが、この日、吸汁していたのは1頭だけだった。葉に移りその上でも吸汁しているようだ。前日は雨だったので汁気のものがあるようだ。そして時々、開翅。
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数が少ないので飛翔を撮るチャンスも少なかった。300ミリではやはり苦手。
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こちらは100ミリマクロ(+1.4倍テレコン)。3コマ目はピンボケだが、オスの飛翔でも色は出ることが判り、来年の課題。
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結局、かなり待っても、大集団だった塒には1頭も飛んで来なかった。場所を移し、別の塒の前で早めの昼食。そのとき、この公園に来るたびに会う御仁が、塒の前に三脚を構え始めた。この先を書くと長くなるし不快なので割愛するけれど、我々が見守っていた大集団を、朝早く誰かが意識的に散らしていたと考えると、いつも10時には塒に1頭もいなかったことの説明がつく。(大集団がいた寒い曇りの日には三脚を立て動画を撮っていた。)また、この日、注意するとすぐ立ち去ったが、カメラを首にぶら下げ、我々がいなくなったときに網に振っていた別の御仁もいた。さらに、この日ではないけれど、網で叩き出していた採集者もいたとのこと。公園なのにです。以前あったムラツの集団が消え、新たに形成される理由は、日当たりや風当たり等の自然状況の他に、公園なので人為的な要因もありそう。

こんな話で、2015年の最終記事を終わらせるのも癪なので、最後に、この日の撮ったイケメンのムラツと、美人のムラシで締めくくります。それでは、よいお年を!
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最後の1枚。まだ、同じ所で、一人ぼっちでいました。
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by otto-N | 2015-12-30 21:18 | Comments(6)

2015.12.22 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2015.12.28 (記)

2015.12.22
冬至。この日の狙いは、前回15ミリではなく、21ミリ広角での飛翔撮影。いつもの時間に到着し、最大コロニーのある場所に急ぐ。しかし、塒にはムラサキツバメは1頭も入っていない。その上にある小さなコロニーにもまるでいなかった。日のあたる樹上にも全然飛んでいない。晴れているが北風が吹き始め、まだ冷え込んでいる日陰の場所。こんな時間に飛び立つはずがない。どうしたのだろう。でも、朝に飛び立ったとしたら戻ってくるはず。

小一時間待つと、北風にあおられながらムラサキツバメが数頭一斉に飛んできた。すぐ塒には戻らず、路上や低い灌木の上で翅を開く。奇麗な個体を選んで撮影するが、その数は少ない。
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しかしながら、このオスはとても奇麗だった。明るい紫色に輝く。あと1cm前に出て来てくれたらよかったのに、ちょっと残念だった。違う場所での開翅を期待したが、すぐ飛んでいってしまった。
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いつの間にか、ムラツは塒に入り始めていた。塒に入る前、樹上で翅を拡げ暖をとる。300ミリで飛び立つところを狙うがピンが合わなかった。
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風が強いが日射しは十分あったので、日が当たると塒から飛び出すポイントに移動する。なかなか奇麗なオスが見つからない。
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やはりマテバシイの葉が一番似合う。
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やっと見つけたきれいなオス。いつもの癖で近づきすぎた。
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影を作らないようそっと離れ、少し右から狙う。光の反射具合で変わるのか、右翅は青っぽく、左翅は赤っぽく輝く。
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塒に入るときを21ミリで撮影する。15ミリと違い、チョウが大きく写るのでトリミングする必要がない。
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横からばかり撮っていたので、同じような感じになってしまった。
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風があるので、入る前にホバリングするので撮れたようなもの。
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メスもいいけれどオスの色を撮りたくて、あえて挑戦したが、とても難しかった。静止でも色の出るアングルが狭いのに飛んでるところなんて、まるでムリなのだが、それを撮った人がいる。(→☆)
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まさか、冬至の日にムラサキツバメをこんなに撮れるとは思わなかった。きれいな個体も多く、12月に入っても羽化し続けたに違いない。

by otto-N | 2015-12-28 20:28 | Comments(0)

2015.12.17 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2015.12.26 (記)

2015.12.17
晴れるはずだった。西の方には青空が覗いていたが、南東の東京湾上空の雲は漂ったままだった。気温はそれほど低くはないので、日が射したらきっとムラサキツバメは動きだすと確信していたのだが・・・。

21ミリ広角だけを手に持って、ムラサキツバメのコロニーを見て歩く。暗いのでISO1600。それでもブレブレ、何度も撮り直す。
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コロニーの場所は、11月に来た時とは大きく違う。点々と居場所を変えているようだ。
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高い所にもあるが、広角で届く場所だけを撮影する。目の高さの道路上の枝や、地上から1mという低いところにも集団を形成していた。
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お目当ては、前日、多数が舞っていたマテバシイの樹下にあるこの集団。一時、30頭を越えていたようだが、この日は20頭くらいだった。暖かい日には飛び出し、元の場所には戻らない個体もいるのであろう。
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帰る途中、1頭だけ葉の上にとまっていた。元の場所に戻りそびれたのかもしれない。目があったように思ったが、気のせいか。
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by otto-N | 2015-12-26 20:02 | Comments(2)

2015.12.16 千葉県・マテバシイの公園 ムラサキツバメ   2015.12.23 (記)

2015.12.16
そろそろ1葉に50頭のムラサキツバメが集まっているころとの連絡を飛翔撮影90%の友人から受け、40日ぶりに千葉の公園に行く。ところが、10時で早くも日の当たるコロニーではムラサキツバメは出払った後。とても気温の高い日だった。

その塒の近くのマテバシイの樹上。ムラサキツバメが次々と翅を開き、2頭並ぶシーンも見られた。
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驚いたことに、マテバシイの花が散った後の花穂の茎から何か分泌物がでているのか、あちらこちらで盛んに吸汁している。絶えず動き回るのでなかなかピントが合わない。一部花が咲いている花穂もあったが、花での吸蜜はしていなかったように思う。自宅に帰ってからマテバシイの開花期を調べると、5月下旬から6月。と言うことは、このマテバシイは狂い咲き?
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吸汁の合間に日向ぼっこ。当然、その辺を飛び回る。1カメは300ミリ(袈裟がけストラップ)、2カメは100ミリ(リストストラップ)だったのだが、100ミリでの飛翔撮影は歩留りが悪すぎたので、300ミリを引っ込めて、1カメを100ミリ、2カメを15ミリとし、飛んだら広角、とまったらマクロで撮影した。時間がないときは、右手首に広角をぶら下げたまま、1カメで静止を撮る。もちろん、静止は翅のきれいなものだけを選ぶ。それにしても、12月を半分も過ぎたというのに傷みのない個体がいるというのに驚いた。12月に入っても羽化を続けているのだろうか。
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オス狙いではあるけれど、マテバシイ上のメスも撮っておく。マテバシイ上のムラツ。カッコいい。
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一回り小さいが、きれいなオス。
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逆横向きだがいい色に輝いた。
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飛翔はというと、うーん、思ったほどうまく撮れなかった。15ミリでは、背景がうるさい割にはチョウが小さすぎ、すべて一律の大きさでトリミングした。マテバシイの樹上で舞うムラツは悪くない。
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飛んで来るのを迎え撃つ。なかなか当たるもんではない。4コマ目、3頭狙いだがピン外し。
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やっとピンがきても、オスはとにかく色が出ない。
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日向ぼっこよりも、吸汁のために飛んでくるようだった。2コマ目は、残念ながらピン外れ。
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せっかくピンがきたが、ボロ。ちょっと悔しい1枚。
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オスは色が出ないので、メスばかりを狙う。
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横からばかりなので、撮れるのは裏翅が多かった。でも、少し開くとカッコいい。
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昼過ぎ、ここには日が当たらなくなって来たので、別の場所に移る。ここでも、ムラツは乱舞していた(ちょっと、ではなく、かなり大げさ)。
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圧倒的に破れ個体。それでもきれいな個体はいる。そして、メスのほうが翅をすぐ開く。
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突然やってきて、目の下で開いたオス。一番光るアングルを探す。
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飛翔中のオスの翅表を捉えても、茶色にしか写らない。
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低い位置なので楽勝かと思ったのだが、順光だと自分の陰になってしまい、撮る位置が限られた。
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午後2時。暖かい日とはいえ、そろそろ塒に入る時間。
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ちょっとだけ、ムラサキ色が出た1枚。
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P.S.
マテバシイの花が散った後での吸汁。花穂の落ちた付け根のコブ状のあたりを舐めるようにして吸っていた。何か分泌しているのだと思うのだが。
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by otto-N | 2015-12-23 20:12 | Comments(2)