たかがヤマト、されどヤマト

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2018.7.2 -3 群馬・ゼフィルスの高原 (5)ウスイロオナガシジミ   2018.7.17 (記)

2018.7.3 (続き)
前日と同じメスアカミドリシジミのポイントに着くと、青空が見え始める。まだ薄暗い中、すぐに1頭が飛んで来て翅を拡げるが距離は遠い。一度姿を消すが、日が当たり始めるとすぐ戻ってきた。
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日の当たる場所が増えるにつれ近くにもやってきたが、頭の向きが問題。遠くても頭がこちら向きだと4翅とも輝く。が、トリミングすると解像度がまるで不足。やっと、距離5~6mでも翅を拡げるものの、前日同様、目より上。卍巴が勃発するが300ミリ+テレコンでは近すぎて撮れず。
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何度か起こったバトルの果て、常に日当たりのいい一番席をとっていたのは右後翅が少し傷んだ個体。この体勢からは傷は見えない。個人的にはこのアングルがベスト。
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11時、メスアカの動きがなくなったので撤収しかけた時、Nさんがウスイロオナガシジミを見つけた。わかりにくい位置だったのでよく見つけましたねと尋ねると、下から飛んでとまったとのこと。いつもNさんは目がいい。何度もシャッターを切るが、逆光、目より上。どうしても一部隠れてしまうので、ガードレールの上にのっかった。左足を支柱の上の載せてから体を引き上げ立ち上がり、右足を側板の上に添えバランスをとった。こうすると順光側。しかし、ここは大型バスも通るワィンディングロード。道路側に落ちたら車に轢かれてしまうし、向こうは藪の斜面。足下が不確かなのでブレ続出だったがなんとか撮ることに成功。実は、ウスイロオナガは初見。
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この後、少し位置を変えたので枝を引き寄せることができた。マクロが手元になかったのでかなり悔しかったが仕方がない。
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ウスイロオナガはぼおーっとした印象で、同類のオナガシジミを北海道でさんざん見ていたせいか、絶対に撮ってみたいチョウではなかった。でも、墨をぼかしたような斑紋はアップにすると美しい。ちょっと見直す。(チョウ類保全協会・会誌26号の永幡嘉之氏の完全フラットの表紙写真をご覧ください)
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思いもかけぬウスイロオナガの出現の後、昼食をコンビニご飯ではなく食堂でゆっくりとる。昼食後、再び朝一番で行った柏林に行く。13時30分着。柏の木の下をゼフが飛び回っていた。落ち着きがなかったがメスアカと判明し、テンションが下がる。やはり、エゾは低い位置でテリを張らないようだ。2~3頭いたうちの1頭は、クロヒカゲとバトルを繰り返していたが、クロヒカゲのほうが強かった。
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メスアカに気をとられているうち、柏の樹上ではエゾミドリが飛び始めた。短い卍巴はするが下には決して降りて来ず、メスアカとはテリ張り位置を棲み分けているようだ。
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高い位置でしか翅を開かない。この光景を何度見たことか。
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15時、そろそろ帰らなければならない時間となり柏の林を撤収。近くのJR駅まで送ってもらう。そこから自宅までは乗り換えなしの鈍行1本。Sさん、Nさん今回もありがとうございました。




by otto-N | 2018-07-17 16:00 | Comments(0)

2018.7.2 -3 群馬・ゼフィルスの高原 (2)エゾミドリシジミ   2018.7.10 (記)

2018.7.2 (続き)
メスアカミドリシジミのテリ張りが終わり、そろそろエゾミドリシジミのテリ張りが見られるだろうと林道をゆっくり流す。15時30分、駐車スペースがあったので車を降り、日の当たる梢を探すとゼフが飛んでいた。遠くてよくわからなかったが、撮影してみるとエゾミドリのようだ。
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1頭を追いかけてこの場所から消えてしまったので、近くを探すと薄暗い谷間の中を飛び回っているゼフがいた。ただし距離は10m以上。かなり遠い。日の当たる葉上で翅を開いては、他の個体を追いかけていた。このゼフはテリ張りの時間帯からてっきりエゾミドリと思っていたが、実はメスアカミドリだった。
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最初に気がつかなかったのか、後から増えたのか、数は5~6頭になっていた。すぐに開翅するものの向きが悪く、数が多すぎ飛んでは絡むので、なかなかシャッターが切れなかった。卍巴も時々はするが長くは続かなく、300ミリ+テレコンで静止を撮影するしかなかった。
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この画像は大失敗。やっと頭をこちらに向けて開翅したのだが、ピントを合わせるのに精一杯で、EVを下げるのを忘れていた。これだけ暗いと翅からの光りの反射はまるで鏡。完全に白とびしてしまった。この時のEVは-2。これでも完全に露出オーバー。(忘備録としての掲載です)
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この後はEVを-3補正。場合によってはさらに下げた。暗すぎる場合もあるが増感できるので、飛ぶよりは怖くない。真っ暗な中、日の当たるスポットで翅を拡げるこの光景はオオミドリと同じだった。
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なかなか頭をこちらに向けてくれなかったし、翅は薄くしか撮れなかった。
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枯れ枝でのまさかの開翅。光を浴びギラギラだった。斬新な構図でいいと思ったが、撮ってみるとまるで色気がなく剥製の鳥のよう。
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斜面の日の当たる場所が少なくなってきたためか、頭のすぐ上のところにやってきた。しかし、枝を引き寄せることもできず、21ミリを一脚につけ、ロングレリーズによる苦肉の置きピン撮影。ピンは合っていたが、左半分が日向、右半分が日陰という中途半端な位置。どっちつかずの色となった。
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飛んでもまた近くに戻ってくる。1枚にピンがきた。しかし、色が出ない。光は背後から鋭く斜めに当たり、カメラは真上。納得。
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今度は少し頭のほうから撮ることにした。頭側からだと少しは輝くようだ。もっと頭側からと思っても、なにせノーファインダー。チョウをフレームに入れピンを決めるのは難しい。ぜんぶ失敗に終わる。
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16時20分、木漏れ日がなくなり個体数が減ったので撤収。メスアカの活動時間は10時~14時とされているが、今回は15時~16時半。午前中から一日中飛び回り続けるとは思われないので、ここは夕方だけの場所かもしれない。活動時間は地形や気象条件に左右されると思われ、例外もありそうだ。



(ゼフの高原、翌日に続きます)



by otto-N | 2018-07-10 16:22 | Comments(0)

2018.7.2 -3 群馬・ゼフィルスの高原 (1)メスアカミドリシジミ   2018.7.7 (記)

2018.7.2
梅雨は明けたが、これからが東京はチョウ的には苦しい季節。どうしようかと思っていたところ、NさんSさんご夫妻から群馬県にゼフィルス撮影のお誘いがあり便乗した。早朝からは行けないので、アイノミドリとジョウザンミドリのテリ張りが一段落する11時少し前、現地近くのコンビニで待ち合わせ拾ってもらう。

まず、11時ころからがメスアカミドリがテリ張りするというポイントに行く。しかし、メスアカは現れず、そのかわり下草にじっとしているゼフを発見。風で翅が少しめくれた時、♀だとわかった。エゾミドリシジミのようだ。
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翅を開くことを期待したが気温が高いためか、じっと動かないままだったので広角でも撮ってみる。そのうち葉裏に潜り込んでしまった。
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ポイントを変える。まだアイノかジョウザンミドリかが卍巴を樹上でやっていたがすぐ消えた。ウラジャノメがいたので強引に300ミリで撮影。暗かったが明るい空間に出たら写るはずと飛んでるルリシジミ♀。
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11時50分、遠くにメスアカミドリが飛び回り始めたがなかなか近くにこない。しばらく待つと5mほどの距離にやって来た。
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近くに別個体がやってくると飛び立つが、また同じところに戻る。
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すぐ開翅するのでなかなか裏翅を撮ることができなかった。後ろからだと前翅しか輝かない。
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個体数が増え卍巴が見られるようになったが、広角で撮るほどの距離には来てくれなかった。300ミリ(+テレコン)で撮ってはみたものの、そう長くは続かず全部スカ。近くでの開翅に専念することにした。
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やっと裏が撮れた。
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同じ個体なのか、とまる場所が決まっている。この虫食い葉にはよく翅を拡げた。風で葉が下向きになった瞬間、少しだけ翅面積が大きく撮ることができる。
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飛んで戻ってきては開翅。この向きでなければ四翅とも輝かないので、似たような写真ばかりになってしまう。
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必ずしも日が当たる場所で開翅するとは限らず、その近くの日陰で開翅することが多かった。日が当たらなくても、よく回りを見渡せる場所が一番なのかもしれない。
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とまる場所は目の高さからその上ばかり。四翅が金緑色に輝くはずの目より下の開翅を願いながら、開翅するたびにひたすら撮り続けた。
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金緑色に輝かなくても、微妙なブルーは美しかった。この記事の画像を編集してしまってから、撮影した個体の傷を調べてみたら、すべて同じ。右前翅3室と左前翅中室に傷。うーん、全く同じ個体であったか。強すぎて卍巴が短かったわけだ。撮影できない遠い場所にもメスアカがいたのだが、それぞれの縄場張りをキープしていたということか。
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13時40分、木漏れ日がなくなり、メスアカミドリがいなくなってしまったのでここを引き上げ、次に向かう。


(メスアカミドリシジミ(2)に続きます)




by otto-N | 2018-07-07 16:48 | Comments(0)

2018.6.22 東京・奥多摩 メスアカミドリシジミ   2018.6.29 (記)

2018.6.22
現地に着いたのは9時30分。まだ、アイノミドリシジミがテリ張りしていたが、高い位置だったので1枚も撮れずに終わる。少し移動してメスアカミドリシジミが現れるのを待つが、薄い雲が拡がり気温が20℃と低いせいか、一向に出て来る気配はなかった。別の場所を探すが晴れなければ暗すぎるポイント。諦めかけた正午すぎやっと青空が出てきた。少し待っていたらメスアカが現れた。しかし、とまった場所は7~8m先、しかも目の高さより高い。300ミリでまるで米粒の大きさ。そして、半逆光。露出補正に手間取る。(トリミングなしでこの大きさ)
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別の1頭がやってきたが卍には至らず、また同じ場所に舞い戻り半開翅したが、その後は翅を閉じて動かない。
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その向こうにはミスジチョウが舞っており、遠いが連写する。(ピンボケです)
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どうやら産卵行動らしい。モミジの葉先で何度か腹部を曲げていた。葉の先端に産卵するようだ。
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ミスジチョウが飛び去って後もメスアカは同じ場所にいた。少し距離があるが、この上では先ほどから2頭のメスアカが飛び回っていた。しかし、下には降りて来ない。卍飛翔が成立するためにはもう1頭が来なければいけないのだが、その1頭が現れない。そのうち、少し葉先を移動してゆっくりと全開した。
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急いで正面に回ったが翅を閉じ始めた。この後、この枝の向こうの見えない位置に行ってしまった。
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しばらく待ったが現れなかったので、ここを諦め帰路の途中、こんな所でという場所でテリを張っていた。距離は10m超。1.4倍のテレコンを挟む。背景としては悪くないけれど、ここも半逆光。(あまりにも小さいのでトリミングしてます)
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もう1頭向こう側にいるようで、時々絡むが長時間の卍飛翔はせず。先ほどからいる左翅先が少し欠けた個体がまだまだ遠い場所に戻ってくる。
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14時過ぎ、欠けのない個体が近くにやって来たが、頭の上。
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飛んで戻ってきても頭上。
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結局、撮影を諦めたのは14時20分。メスアカのテリ張り時間は思ったよりも長かった。あれだけ気温が低かったのに山を下りると車載温度計の気温は29℃。山の中だけが天気が悪かったとしか思われなかった。




by otto-N | 2018-06-29 16:14 | Comments(2)

2017.7.7 山梨は今日もダメだった アゲハチョウ   2017.7.16 (記)

2017.7.7
山梨の標高1500mのアイノミドリシジミとメスアカミドリシジミ、ダメだと思いながら行ってみる。この場所を見つけてから不満ながらも撮影できたのは最初の2年だけ。その後は、木が高くなったせいか、時期が悪かったせいか姿を少し見ただけに終わっている。

山麓にある何かの跡地のようなコンクリの広場。いつもタテハ類が吸水しているので覗いてみると、コムラサキとシータテハがいた。ここではシーは初めて。アイノミドリに間に合わなくなるので、少しだけ遊ぶ。コムラサキは翅を開くかと思ったが、そうはいかなかった。
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最初に来た時は林道で車の前を卍が横切ったのだが、その後は卍を見ることはなく、この日も峠の駐車場に到着。しかし、山麓は晴れているというのに、ガスの中。麓では30℃くらいあったのにここは20℃を切っていた。とりあえず、アイノミドリのポイントに急いで登る。が、木が高くなっているとは知らず、かなり登った所で行き過ぎてしまったことに気づく。あわてて戻るがガスが晴れる気配はなく、木が高すぎるので出て来ても撮影不可。すぐにメスアカのポイントに行くが、ここも木が高くなっていた。ガスが晴れたら卍が下に降りてくる可能性があるのだが、晴れる気配はない。半袖なので寒い。帰ろうとした時、少し明るくなったと思ったら、ゼフの姿。時間からメスアカのようだ。しかし、頭上。飛び立ってはすぐ戻ってくるが、すでにボロ。卍っぽく絡んだので、広角の準備をしていると、メスアカは追い出されたのか、残って翅を拡げていたのはクロヒカゲだった。卍にしては片方がやけに大きかった。その後、再びガスに覆われたので撤収。
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林道をゆっくり流しても何もおらず、しかたがないので、カンカン照りの麓のコンクリ広場でコムラサキと遊ぶ。シータテハはすぐ開翅するがコムラサキは敏感。近づくだけで飛び去ってしまう。
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飛んだコムラサキをやけくそで追う。最初はまったく届かなかったが、そのうち向こうからこちらに近づいてくるようになった。こんなことが以前にもあった。まあ、速くてフレームに入らないのだが・・・
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何頭かいたコムラサキを目で追うと木にとまったのがいた。せっかく翅を開いたが逆光で幻光は見えなかった。
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そうだオオムラサキを見に行こう。と中央道にのりなおす。以前オオムラサキは飛んでいた場所は、たまに飛んで来るだけですぐ林の中にすぐ消えてしまう。林の中に入っても樹液の出るクヌギを見つけることができなかった。ゴミだめのような空地にいたスジボソヤマキチョウ。
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日影のヒメジョオンで吸蜜に余念のないアゲハチョウ。
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空が怪しくなりはじめ曇ってきた時、ジャノメチョウが現れた。これにて撤収。
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by otto-N | 2017-07-16 18:41 | Comments(0)

フライイング・バタフライズ 2016 (14)メスアカミドリシジミ   2017.2.12(記)

メスアカミドリシジミ
7月の初め、OTTOさんに仙台のゼフィルスを案内していただいた。昨年は、他のチョウと同じく、東北のゼフの発生も混乱しており、行った時にはメスアカミドリシジミが発生したばかりだった。

林道でテリを争う2頭。ミドリシジミは夕刻の暗い中での卍飛翔だが、メスアカミドリは正午ころの明るい中での卍飛翔。シャッター速度を稼ぐことができるのだが、翅が輝きすぎ、翅に合わせるとどうしても背景は暗くなってしまう。
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近いところへはなかなか来てくれず、広角での撮影のチャンスは多くはなかったが、雰囲気だけは捉えられたと思う。
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別のポイント。暗い林の中で何度も卍飛翔を繰り返していたが、遠いので300ミリで撮るしかなかった。マニュアルフォーカスにして、キラッと光った時連写する。あまり近いとピントが合わず、そもそもフレームに入らない。結局、遠い卍しか撮れなかった。以下、6016×4000 →3600×2394 に一律のトリミング。
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望遠だと、チョウの表情がよくわかるし翅の色もきれいだ。しかし、翅が輝きすぎるので露出は低め。そうすると、遠い時は背景が真っ暗になる。この4コマは、上記と同じ比率でトリミングしたが、このくらい近いと背景がボケらしくボケる。でも、いくらホバリングしていても、ピンボケ・フレームアウトの続出だった。
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下草の上の卍。これはノートリ。
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輝く表翅。しかし、2頭同時はムリだったし、金緑色の輝きにはほど遠かった。
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他にも、アイノミドリシジミ、フジミドリシジミ、ジョウザンミドリシジミ、ウラクロシジミなどのゼフを見ることができ仙台は素晴らしいゼフ天国。OTTOさん、どうもありがとうございました。それにしても、住宅地のすぐ傍でカモシカに遭遇したのには驚きました。

  




by otto-N | 2017-02-12 09:18 | Comments(2)

2016.7.1-2 OTTO & otto-N メスアカミドリシジミ(2)   2016.7.8 (記)

2016.7.1 続き
メスアカミドリシジミのポイントは、別にもあるとのことで、少し標高の高い所に移動した。

ポイント3
ポイントに着くそうそう1頭が奥の薄暗い林間に飛んでいった。とまったあたりを探すと、半分翅を開いていた。後ろからしか撮れなかったが、翅は金色に輝いていた。
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近くにとまったけれど、残念ながらこちらを向かない。翅の開きは水平以上。気持ちよさそう。
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やはり、前からが一番。しかし、高い位置で、ここまで。
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遠くて高い位置では、V字に開くのを待つ。ただし、開きすぎは禁物。
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とまって開くたびに一喜一憂する。4コマ目、やっと近くから横を撮ることができたのだが、葉が光り過ぎた。
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やっと、目より下でこちら向きに開いてくれた。
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チョウが位置を変えた。少しだけ後翅が金色っぽく輝く。風で葉が揺れ、もう少し翅が大きく撮れないかなぁ、そうしたら金色になるのに、と思った時、揺れたのはカメラとチョウの間にあったイタドリの葉。全くチョウが見えなくなってしまう。実は、このイタドリの葉の隙間から撮影していた。風が収まったときには、チョウの姿は消えていた。
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手前は明るく開けているが奥は薄暗い。そんな中で卍が始まる。
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300ミリ、MFでピントを合わせ、一番輝いたと思った時、連写し、またピントを合わせる。この繰り返し。しかし、シャッターが切れたときにはすでに遅い場合がほとんどだった。
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目より下にも降りてくる。そんな時は近づきすぎ。後ろに下がりながら連写する。
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1頭はきれいに入った。でも、もう1頭は・・・。
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2頭とも入った。しかし、端すぎた。
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最後に、金色には輝かなかったけれど、これもメスアカの輝き方。(この色も真実。図鑑の真上から撮影した開翅標本の色がインプットされているだけ、と居直る)
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12時もすぎ、飛び去ったメスアカは戻って来なくなった。帰ろうとしたとき、ウラクロが飛んでいるのを見つけ追いかける。遠い所に少しとまり、薄暗い林の中に消え去った。

(まだ、続きます)


   

by otto-N | 2016-07-08 20:20 | Comments(2)

2016.7.1-2 OTTO & otto-N メスアカミドリシジミ(1)   2016.7.5 (記)

2016.7.1-2
前夜、雨の仙台に入り、翌朝からゼフィルスを撮りに行く。すべて、「OTTOの蝶々ブログ」のOTTOさんにおんぶに抱っこの撮影です。

2016.7.1
降っていた雨もあがり、朝5時半に起きた時には晴天。まずは、2、3日前に出始めたばかりのアイノミドリシジミのテリ張りポイントに向かう。

ポイント1
7時半ころ到着。OTTOさんの友人のFさんと3人でアイノミドリが出て来るのを待つ。まだ、出始めなので数が少ないらしいが、すぐ樹上でテリを張り始めた。頭の上なので、シルエットにしか撮れないが、戻ってくるたびにシャッターを切る。
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卍飛翔を始めても、下にはまるで降りては来ない。これもシルエット。
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トリミングしないと、300ミリではこんな大きさだった。
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実は、我々3人の他に、ネットが1本。卍を撮っている最中にも、横からネットが伸びてきて採集された。ご老体なので、なかなかネットに入らないのだが、それでも6頭を捕獲。ついに、頭上のアイノはいなくなった。それでも、ご老体が去った後、2頭が卍を始めたが、時すでに遅し。このポイントでは、樹上でのテリ張りに敗れた個体が、林道の脇の日の当たるイタドリの葉の上で開翅するそうな。これを待っていたのに、こう数が少なくては、アブレ個体も出てこない。まあ、雨上がりなので、下には降りて来ないのかもしれないが。

ポイント2
そろそろメスアカミドリシジミのテリ張りの時間ということで、そちらへ移動。着くなり、卍が始まったのだが、300ミリは痛恨の設定ミス。とまった横顔を撮っておく。
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離れた場所でのV字開翅。
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なかなか低いところにはとまってくれなかった。ゼフを撮っていて一番悔しいシーン。
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とまったので開くのをじっと待つ。
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このポイントにはジョウザンミドリもいるとのこと。肝心の肛角部が写っていないけれど、ジョウザン?
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卍飛翔が何回かあった。300ミリで追いかける。
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300ミリだと遠いほどピントは合いやすい。近くに来て、ノートリでほどよい大きさになった時は、ことごとくピンボケ。
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2頭とも表というのは撮れなかった。
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翅の色も上から撮らなければ金緑色には撮れないようだ。
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3人とも望遠で「くるくる」を撮っていたのだが、近すぎて撮れないこともあったので、ちょっとだけ広角で失礼させてもらう。
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レンズは15ミリだと思っていのだが、21ミリだった。2頭入る確率が下がるけれど、レンズの明るさを考えたらこのほうが良かったかもしれない。2コマ目、配置もよくせっかくピンがきたのにスレ個体。
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どちらかというと、望遠よりも、画質は荒れても、背景がぼんやり写る広角のほうが好きである。ISO800、1/4000秒、F3.5。露出はマニュアル。やはり、暗いところに入った時にはこれでも写らなかったが、明るいので、もう少し絞ってもよかったかもしれない。
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向こうも翅が開いてくれたらと思うのだが、こんな時、1秒8コマではちょっと物足りない。
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とまったら静止撮影、卍が始まったら飛翔撮影。カメラの設定がどちらになっているか確認もせず撮り始め、失敗することも多々ある中、やっと少し高いところから撮ることができた。
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もう1枚。
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(ダブルオットーは、まだ続きます)


   

by otto-N | 2016-07-05 20:20 | Comments(2)

2014.6.17 山梨県・ゼフの林道 メスアカミドリシジミ (2)   2014.6.22 (記)

2014.6.17 続き
メスアカミドリシジミの卍飛翔、少し離れたところでは100ミリマクロ(テレコン装着)で撮り、近づいたら広角で撮っていたわけだけれど、以下はマクロで撮影した分。MFで小刻みにピントを合わせながら、シャッターを切った。ピントが合うと3~4枚連続して撮れる。でも、2頭ともはっきり写っているのは、皆無に近かった。(画像はトリミングしたいのもあったけど、すべてノートリで掲載)
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少し遠いと背景もなんとなく写るけれど、近いと後ろは真っ暗。
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ほとんど青く写ってしまうが、たまには緑っぽく写る。緑色に反射するより、左のように、陰の中の緑色のほうが微妙で妖しい色だった。
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ファインダーを覗きながら、ピントリングを回し、輝きが最大になったとき、3~5コマ連写する。それ以上シャッターを切る続けても、ファインダーの圏外だった。
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もうすぐ終わるのではないか、遠くに行ってしまうのではないかと焦りつつ、モニターをゆっくり見るゆとりもなくシャッターを切り続けた。
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顔と顔を向き合わせてのバトル。
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輝きの交錯。ときどき遠くに行ってしまうが、また戻ってくる。
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林道脇はクリークになっていて、ときどき、その中に入り込む。上から撮ると、金緑色に反射する。
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卍は果てしなく続く。撮っているほうがくたびれる。
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このくらいに近づいたとき、広角をつけたカメラで撮っていた。でも、今、思うと、この距離ではもっとマクロで撮ったほうがよかったかと反省。
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モニターを見ている最中、メスアカミドリは消えていた。卍の最後を見とどけたかったので少し残念。卍飛翔を撮り始めたのは11時42分。最後の画像は12時21分。撮った枚数、広角で775枚、マクロで352枚。マクロのほうが効率がよかった。背景とチョウの表情、どっちを優先すべきか、今後悩むに違いない。
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1組に卍が終わり、まだ、他に見られないかと林道を探したけれど、テリ張りの終了時間なのか、まだ発生数が少ないのか、とにかく新たな組は見つからず。林道の先の道路まで行ってみると、道端をミドリ系が飛んでいた。1頭目は遠くへ行ってしまったけれど、もう1頭がとまって、全開した。メスアカミドリかと思ってが、開く前の翅裏の画像から、どうやらアイノミドリシジミのようだった。でも、かなり残念。この背景では・・・。
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この林道で撮ったチョウたち。目についたヒメキマダラセセリ(メスとオス)、新鮮なイチモンジチョウ、なにげなく撮ったメスグロヒョウモン。
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ウラゴマダラシジミ、何度か目撃しゼフにしては小さいと思ったらトラフシジミ(春型)、期待をいだかせたムラサキシジミ(メス)、コジャノメかな。
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この後、アサマシジミを探しに、別な場所に移動した。

by otto-N | 2014-06-22 19:55 | Comments(6)

2014.6.17  山梨県・ゼフの林道 メスアカミドリシジミ (1)   2014.6.21 (記)

2014.6.17
梅雨の中休み、山梨県に1泊遠征。目標のチョウとしては、ゼフィルス(特にメスアカミドリシジミ)、アサマシジミ、クロミドリシジミ。ちょっと天気が心配だった。

ポイントに着いたのは10時半ころ。薄い雲が拡がり林道にはあまり日が射しこまない。ジョウザンミドリシジミらしきものを少し見るが、まるで淋しく林道を行ったり来たりする。メスアカミドリシジミのテリ張り時間になってもそれらしき姿はなく、日射しのせいかもしれないと諦めていた11時40分、激しい卍飛翔を発見。最初は少し遠かったので、300ミリズームで撮っていたが、目の前に降りてきたので、21ミリに切り替えた。そして、300ミリは必要ないとわかったので、100ミリマクロ(×1.4テレコン)で少し離れたときを撮影。この記事は、写真整理がつかなくなったので、広角で撮影した分だけを掲載。それも、構図の良し悪しを別にして(良いのはほとんどない)、ピンがきていたものを撮影順に並べてみた。なので、いつものように雰囲気だけです。(画像はすべてノートリミング。クリックで大きくなります)
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最初は置きピン30cmで撮っていた。しかし、この距離では2頭がフレームに入らないことが多かった。
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1頭だけかと思ったら、上にかろうじて半身の1頭。
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とにかく2頭が一緒にフレームに入らない。入ったと思ったら、翅が写っていない垂直状態だったり、水平だったり。それでもなんとかピンのきているものを探す。
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とにかく、キラめく翅を撮りたかった。翅全面が反射すると完全に白抜けになるので、常に-2EV。だけど、翅全面が写る場合は少なく、ほとんど暗くしか写らない闇夜のカラス。PCでの補正に手間取った。
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あまりにも2頭が入らないので、置きピン40cmにしたところ、2頭が入る確率は上がった。けれど、チョウが小さくなってしまった。ISOも1600に上げているので、トリミングすると荒さが目立つのでそれもできない。また、後ろが枝だとボケがきたなくなる。光の方向ばかりに気をとられ、背景に考慮するのを忘れていた。
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1頭しか写っていなかったけれど、メスアカミドリシジミの全開翅に匹敵する画像。翅の色も上から撮ると金色っぽく撮れる。こうなると、置きピン30cmがやっぱりいい。
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(メスアカミドリシジミ (2)へ続きます)

by otto-N | 2014-06-21 21:58 | Comments(2)