たかがヤマト、されどヤマト

タグ:メスグロヒョウモン ( 8 ) タグの人気記事


2018.7.26 - 8.5 北海道旅行 (4)帯広・厚岸・根室   2018.8.14 (記)

2018.7.29 
今回の旅行の目的の1つはまだ元気にしている二人の母親に会うこと。この日は帯広の隣にあるM町の妻の実家に行く。その前に、消失したらしいと気になっていたゴマのポイントに寄る。朝から曇っており、高台にある林道は全く霧の中。ポイントに着いてみると、うーん、完全にアウト。萩の花でいっぱいだった広場は柳で埋め尽くされ、道端のナガボノシロワレモコウはちびた数本しか見られなかった。林道を進んでもワレモコウは見当たらない。オオヒカゲが1頭出て来たが敏感で撮れず、撮れたのはゼフの陰とジャノメチョウだけ。残念ながら、ゴマのポイント消滅は簡単だ。数年前、このポイントでゴマを撮っていた頃が嘘のようだ(→★)。
a0181059_09102272.jpg

妻が実家にあった木が親戚筋の旅館の庭木となっているので見たいと言う。何年ぶりの対面のようだ。その庭の片隅ではジョウザンミドリがテリ張り中。ちょっと目を離したら個体が入れ替わっていた。
a0181059_09141053.jpg


妻はちょくちょく来ていたが私は久しぶりで、93歳とは思えぬ健在ぶりに嬉しくなる。みんなで帯広に出て昼食をとった後、我々は厚岸に向かう。庭にいたクジャクチョウ。北海道ではキタテハと同じ扱いか。
a0181059_09141988.jpg


以前は帯広から厚岸まで行くのはたいへんだった。延々と続くイエローライン。今では、釧路まで高速道が伸びたのでとても楽になった。しかし、ほとんどが真ん中に鉄杭がある対面区間。すぐに車列ができ追い越し区間で激走の繰り返し。本別までは有料だがその先は無料区間。SAが全くないのは無料なので仕方がないか。帯広では曇りだったが途中から快晴となる。しかし、釧路からはまた曇り始め、厚岸に着くと完全に霧の中だった。早く着いたので国泰寺に行くが、あの古びた建物が修理され、昔の面影がなくがっかり。愛冠岬(アイカップと読む。名前がいいでしょう)も霧の中。鉄橋のからの眺め。
a0181059_10024171.jpg


鉄橋ですれ違う。帰り道で撮ったのだが、行く時に撮ればよかった。
a0181059_10040075.jpg


厚岸の宿は「民宿あっけし」。夕食はもちろん牡蠣尽くし。季節がら生牡蠣はなかったがギリギリ火を通した蒸し牡蠣、他に毛蟹までつき量が多すぎ完食ができなかった。料理もさることながら、設備は民宿としては史上最強の贅沢さ。ご主人の話では、工務店も経営しており、この高台に民宿を移転するにあたり全国の民宿を廻って建築したとのことである。民宿は根室へ向かう国道に面しており、夜になっても車列が絶えなかった。
a0181059_11321435.jpg



2018.7.30
朝になってもガスは上がらなかった。これが夏の道東の天気だ。同宿した人たちはみんな仕事の人ばかりで、8時にはすでに出払ってしまった。
a0181059_11332786.jpg

車は朝からヘッドライトを点けて疾走する。
a0181059_11374571.jpg


さて、根室の納沙布岬へ。その途中にある春国岱に寄る。曇り空で風が強かった。気温も低い。実は、根室のカラルリのシーズンは7月上旬ではなく下旬ということをすっかり忘れていた。気がついたのは宿をすっかり手配し日程変更もできなくなった後。知人に情報をいただく時間もなかった。探索する時間は全くないのだがせめてもその雰囲気をと思い、少しだけ木道を歩いた。木道は遠くまで続いており、いるとしたら木道の果ての松林付近か。
a0181059_11402046.jpg


根室を過ぎると国道は霧に包まれ始めた。納沙布岬はすっかり霧の中。それほど暗くはないのだが、とにかく霧で何も見えない。納沙布岬の灯台前は工事中で立ち入り禁止だったが、昼休み中ということで門まで行かせてもらった。
a0181059_12021475.jpg

北方領土は霧の中。全く見えない。
a0181059_12065391.jpg


襟裳岬に続き、何も見えない納沙布岬。一度晴天時に来たことがあるが、こんな霧も悪くはない。
a0181059_12071697.jpg



昼食は、偶然見た鉄ちゃん番組で紹介れていたイタリアン・レストランの「ボスケット」。店は原野の真ん中にポツンと建っていた。外観はとても凝った造り。中に入っても凝っていた(トイレさえも)。
a0181059_13024890.jpg


ブログで食べ物を記事にしたことはなく写真も撮ることもないのだが、あまりにも素晴らしかったので紹介します。食べたのは、サラダ、ウニのクリームソースのスパゲッティ、花咲ガニのトマトクリームソースのスパゲッティの3点。サラダに入っていたキッシュはとてもおいしく、色んな野菜でボリュームたっぷり。ウニスパはウニ丼の10倍はうまく(ウニ丼はうまいけど酢飯にウニを載っけただけで料理としては能がない)、ウニの量は半端なくとても濃厚なソースだった。蟹スパはあっと驚くビジュアルな外観だが、蟹味噌のソースがすばらしく(脚には身も入っている)、どちらも甲乙つけがたい。大皿に盛られ、お値段は全部で4200円。信じられないっしょ。とにかく、ドライブ中の身の上、白ワインを飲めなかったのが非常に残念だった。もし、根室に行くことがあったなら、予約してまで絶対に寄るべし(0153-27-1931)。
a0181059_13081303.jpg

この後、根室名物「車石」に行く。柱状節理の形としては珍しいかもしれないが、予想どおり大したもんではなかった。それより、岩に砕け散る波のほうが面白い。
a0181059_13034990.jpg


脇にあった遊歩道の先の風景。波のパノラマ合成は難しい。素早く撮らないと波が移動してしまうので合成でうまく繋がらなくなってしまう。
a0181059_13493350.jpg


北海道の岬に咲く花は共通しているようだ。本州では高山植物のフウロだが、北海道では平地でも見られ「ハマフウロ」と言うようだ。
a0181059_13504115.jpg


落石岬も見たかったけれど、この天候なので諦め、花咲ガニに敬意を表して花咲港に寄ってみる。漁港のこういう風景はとても好きだ。
a0181059_14282061.jpg


この後、知床半島の付け根の街「羅臼」に向けてひた走った。根室は圧倒的な霧の中だったが、北上するにつれて晴れてきた。左には知床半島、海も向こうに北方領土。名所でなくてもさりげないこんな風景もいい。車を停めたあたりにはヒョウモンとコヒオドシが飛び回っていたが全くとまる気配はなかった。右端の廃墟は何だろう。
a0181059_14012607.jpg


羅臼に入る前、セイコマートがあったので、ワインその他を仕込む。お勧めはセイコマートのG7(カベルネソービニオン)というワイン。500円とは思われないコストパフォーマンス。青空に白い筋雲。根室と羅臼では天気が全く違った。
a0181059_14045504.jpg

まだ早いので、羅臼の道の駅の裏手にある展望台に登ってみる。左手に羅臼岳、港の向こうに北方領土の島々が一望できた。(クリックすると北の島々が見えます)  
a0181059_14064026.jpg

羅臼の宿は「羅臼第一ホテル」。温泉だが、国民宿舎のようなそっけなさ。チェックイン時、道路の向こうにチョウが飛んでような気がしたので急いで行ってみると、羅臼産のメスグロヒョウモン♀。20カット以上撮ったのに最初の1枚がいちばんだった。最近、こういうことが多くなった。
a0181059_14134730.jpg




by otto-N | 2018-08-14 16:36 | Comments(0)

2018.7.17 -19 新潟県・火打山 (1)笹ヶ峰   2018.7.20 (記)

2018.7.17-19
登る計画を立ていたが、いつも天気が悪く延び延びになっていた新潟県にある妙高・火打山(標高2461m)に登る。往復8~10時間かかりそうなので、17日は登山口のある笹ヶ峰に前泊し、18日に登山。その日は赤倉温泉に泊まることとした。

2018.7.17
笹ヶ峰と言う名前はどこかで聞いたことがあると思ったら、ミョウコウシジミの棲息地。10年以上前のポイントしかわからず、すでにこのポイントにはいない可能性大とのことだが、とにかく現場を見るのもわるくない。昼すぎに笹ヶ峰の麓に着いたので、とりあえず、日本の滝百選に選ばれた「苗名滝」を観光する。駐車場から徒歩10分ほど。落差55mの素晴らしい水量。柱状節理の玄武岩から流れ落ちる。
a0181059_13245227.jpg


コムラサキがあちこちにいたが、敏感で表を撮ることはできず。ブルーが美しいヤマアジサイ、道端のエビラフジ。
a0181059_13280776.jpg


スキー場脇の狭いワインディングロードを登りつめた所が笹ヶ峰だった。広大な笹ヶ峰牧場の一角にある笹ヶ峰グリーンハウスに宿泊。チェックインを済ませた後、ミョウコウが昔いたという斜面に行くと、まるで植生が変わっているらしく、身の丈2mの植物や灌木で覆われていた。ボロボロのヒメシジミが少しいるだけ。エビラフジをやっと2株見つけただけだった。標高1300mとはいっても、とにかく日向は暑いし一人ではないし時期的にも今年は終わっているはずなので、いったんグリーンハウスに戻ってから、18-135ミリだけを持って、つれあいと散策路を歩くことにする。
a0181059_13383646.jpg


笹ヶ峰牧場は日本にある牧場とは思われなかった。全部牧草地にしないで、ブナとハルニレの大木を残してある。まるで公園のようだった。牛はどういうわけか数頭見ただけ。
a0181059_13432543.jpg


牧場のはずれにはブナとミズナラの森があり、林縁にはヒョウモンが舞っていた。ミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンが多い。探し物のミドリヒョウモン♀。せわしなく動きまわるので撮り難い。顔だけ日が当たったのが惜しかった。
a0181059_15593116.jpg


ミドリヒョウモン♂。日の当たらない場所でのヒョウモン色はなかなかいい。
a0181059_13562080.jpg


メスグロヒョウモン♂も混じっていた。ウラギンは開翅を撮れず。ボロのカラスアゲハ♀。待っていると次々やって来る。ナミ(or コ)ヒョウモンもいたけれど撮れず。
a0181059_13573263.jpg


ヒョウモン類は、北海道育ちだったのでそれほど撮る気になれなかった。特に数の多いミドリヒョウモン♂は。でも、裏はなかなか奇麗です。
a0181059_14023765.jpg



花はあまり種類がなかった。クルマユリ、シモツケ、ヤマオダマキ。  、
a0181059_14093857.jpg


小川の横に咲いていた小さな花。暗い上、足場が悪く、きちんと撮ることができなかった。シキンカラマツという名を後で知る。
a0181059_14105409.jpg



宿へ戻り廊下の窓からの景色。
a0181059_14153510.jpg


夕食後、しばらくすると空が赤くなり始めた。
a0181059_14180383.jpg


ハルニレの梢の向こうに三日月。
a0181059_14191567.jpg


焼山(2400m)と赤く染まる飛行機雲。
a0181059_14200871.jpg


(日打山(2)に続きます)




by otto-N | 2018-07-20 16:54 | Comments(0)

2015.6.24-25 福島県・奥会津 (2) ヒメシジミ   2015.7.3 (記)

2015.6.25 AM
2年前にも泊まった、おばあちゃんが1人で切り盛りしている民宿に泊まった翌朝は、ヒメシジミと遊ぶ。午後のJRで帰る予定だったけれど、柴田さんが郡山まで送ってくださるというので、その厚意に甘え、夕方までいることにした。

前日にもヒメシジミを探したけれど、新鮮な個体がいない感じだったので、せめて只見線の線路を背景にヒメシジミの飛翔を撮ろうと線路脇を少し歩いた。しかし、ヒメシジミは1頭しか見つけられず、結局前日のポイントに戻った。ヒメシジミの数は多いがほとんどスレ個体ばかり、撮る気がおこらずいきなり飛翔撮影に入った。背景がとてもいい雰囲気の場所だ。
a0181059_17313899.jpg

しかし、気持ちのいい背景はちょうど逆光で、ヒメシジミがうまく撮れない。そのうち、新鮮個体もポツポツいることが判ったので、新鮮個体を探し静止を撮影した。
a0181059_17254153.jpg

ヒメジョオンが美しい。
a0181059_17261025.jpg

暑くなってきたので開翅は諦めていたけれど、開いてくれた。
a0181059_17255765.jpg

その辺をウラギンヒョウモンが飛び回っているが、全然とまらない。オカトラノオの群落を見つけ、近寄ってみると、ウラギンヒョウモンが吸蜜していた。
a0181059_17522111.jpg

道路の反対側に行くと、農道のシロツメクサにヒメシジミが群がっていた。どうやら、ヒメジョオンよりこっちのほうが好きらしい。でも、みんなボロだ。
a0181059_17334052.jpg

奇麗なメスがときどき飛んでくる。とまっても開かないので飛翔を撮った。
a0181059_174785.jpg

吸蜜に余念がないオスも、そこそこ絡んでくる。
a0181059_17465222.jpg

オスも新鮮であれば申し分ないのだが、破れオスもはなかなかいい感じだ。
a0181059_19544263.jpg

気温が上がり、新鮮なオスは全く開かない。陰を作ってみたら開いた。日を当てるとすぐ閉じる。左手だけではうまく行かず、真上からしか撮れなかった。撮影時間は違っていたけれど、同じ個体のようだった。
a0181059_17264289.jpg

新鮮なオスは、広い所に出てくるよりも藪の中を飛び回っていた。メスを探しているらしい。
a0181059_17474983.jpg

いつまでたっても、背景がごちゃごちゃのこんな画像しか撮れなかった。晴れているせいか、翅表の色は灰色がかり、ヤマトシジミと変わらない。
a0181059_17473796.jpg

最初来た場所に戻り、飛翔を狙うが相変わらずだった。でも、薄暗い中でミドリシジばかりを撮っていたので、こんな明るい中での飛翔撮影はとても楽しかった。そろそろ、11時。柴田さんから、「今、着きました」とのメール。
a0181059_19513396.jpg

さて、夕方までどうしょう。とりあえず、前日、栗の花にオオミスジが来ていたという場所に行く。しかし、オオミスジらしい姿は2回見たけれど、栗の花には来てくれず、高いところで吸蜜するメスグロヒョウモンを見上げ続けた。
a0181059_209342.jpg

低い場所には来たのはキバネセセリだけ。
a0181059_2093157.jpg

この場所は広い休耕地の一角。あいかわらず、ウラギンヒョウモンが探雌で飛び回っている。さんざん走り回っても、外してばかりいた。撮れたのは叢の中ばかりだった。
a0181059_20172873.jpg

オオミスジかと思ったら、ミスジチョウ。
a0181059_2095191.jpg

引き揚げようとしたとき、突然舞い降りてきたメスグロヒョウモン。
a0181059_20101685.jpg


午後1時、オオミスジを諦め、近くをドライブ。前日も、桐の古木のある河岸段丘を探して走り回ったそうだ。夕日の当たりそうな、キマルリが集まりそうな、そんな場所はいくつかあった。しかしながら、キマルリが出てくるのは4時すぎ。1日では1ポイントしかチェックできない。3ポイントで3日もかかってしまう。地元の人しかムリだろうということに話は落ち着いた。それにしても、桐の木はいたるところに植えられていた。


(午後の部に続きます)

by otto-N | 2015-07-03 11:28 | Comments(0)

2013.6.26-27 福島県・奥会津 (1) ヒメシジミ   2013.7.1(記)

チョウの写真専門のブログの存在を知り、自分も見よう見まねで写真を撮り始め、自らブログを始めるとは予定外だったけれど、みなさんの素晴らしい写真を見ているうち、これだけは見て見たい、撮ってみたいというイニシャルが「K」のチョウが5種類あり、その5Kの1つが未撮のキマダラルリツバメだった。福島県の奥会津でこのチョウを撮影できるということを知り、その機会をうかがっていたところ、この地で、長年にわたってキマダラルリツバメの保護と観察を続けておられるTさんのホームページで、22日に発生したとの知らせがあり、早速、訪れてみた。

2013.6.26
東京を出るとき、ポツンと雨が来ていたが、福島まで梅雨前線の影響がないだろうとたかをくくっていたけれど、14時30分ころ、現地に着くと傘が必要なほどの本格的な雨。何もしないよりはましだろうと、傘をさして、ブログの先輩から教わったポイントを歩く。なるほど、こういう場所かと思いつつも、足元はぐしょ濡れ。少し小降りになったところで、なんとか雨に濡れそぼるヒメシジミを撮影した。ほとんどスレてはいるが、雨の滴が美しい。
a0181059_12565654.jpg

傘をさしては撮影できず、傘を置いての濡れながらの撮影。
a0181059_13195951.jpg

オスはほとんどボロだったが、小さいめのこの個体は、開翅までしてくれた。接近するため茂みに入り込み、かなり濡れてしまった。
a0181059_12571083.jpg


2013.6.27
近くの民宿に泊まり、朝起きると快晴。昨日、下見したポイントで、ヒメジョオン吸蜜のキマダラルリツバメを探すものの、全然見つけることはできなかった。ヒメシジミが多かった。ウラギンヒョウモンも多かったが、探雌のためか全くとまらず、やっとオカトラノオで吸蜜するのを撮っただけ。他にキタテハ。
a0181059_13502247.jpg

ヒメシジミは多かったけれど、メスでさえ、ほとんどスレていて美形を探すのに苦労した。
a0181059_135046100.jpg

カンカン照りの中、1時間30分ほど探したが、ここを諦め、Tさんのドライブインに行ったところ、ちょうどTさんが来られ、ポイントに案内して下さった。ここで待っていると、その辺の花に飛んでくるとのこと。だが、しかし、Tさんが仕事の戻られた後、待てど暮らせど、歩き回っても、うーん、全然来ない。13時まで粘った後、昼食と休憩のためドライブインへ。その間、相変わらずのヒメシジミ。
a0181059_1442171.jpg

このオスだけは綺麗だった。ちょっと小振り。
a0181059_1443714.jpg

ドライブインで、ビールを飲みたかったところだが・・・。Tさんにキマダラルリツバメのことを色々うかがった後、14時半ころ、Tさんと再びポイントへ。15時20分までで帰る予定だったので、残された時間は残りわずか。でも、空はピーカン、気温も高いせいか、二人で待つものの、飛んでこない。午後からは、近くの栗の花にヒメシジミが来るようになったので、暇つぶしに少し撮る。ついでに甲虫も。
a0181059_1415281.jpg

少し離れたところのヒメジョオン。メスグロヒョウモン(♂)とヒメシジミのカップル。
a0181059_141715.jpg

そろそろ1頭くらい出てきてもよさそうな時間だそうだが、15時をすぎても気配なし。晴れすぎたので出てくるのが遅いらしいが、絶対出るとのこと。そこで、最後の手段、妻に延泊のお願いの電話。OKがとれ、夕べの民宿にも電話したところで、安心されたせいか、Tさんは店の後片付けに戻られた。1人で待つこと数分、西の空に少し雲がかかり薄暗くなってきたとき、いつのまにか、目の前に見慣れぬ小さなチョウが2頭、ブンブン飛び回っていた。

((2)に続きます)

by otto-N | 2013-07-01 14:34 | Comments(2)

2012.8.15② 北海道・十勝 オオヒカゲ    2012.8.20(記)

2012.8.15(続き)
帯広市内でお墓参りし、昼食をとったころには暑いくらいの青空となった。帰る途中、義姉にゴマシジミのポイントに寄って私だけおろしてもらった。少し遠回りになるけれど、夕方、買い物帰りに拾ってもらった。

2年前、偶然見つけたゴマシジミのポイントだが、今年はどうかなと心配だった。ポイントを覗いてみると、摺れてはいたが、すぐ見つかった。ただ、暑いので飛び回っているだけで落着きがない。北海道のゴマシジミの食草は、ナガボシロワレモコウ。花穂は赤ではなく白い(1コマ目)。そして、ここでの吸蜜植物は萩の花(2コマ目)。ワレモコウも道端にあるけれど、荻とのセットでここがポイントになっている気がしないでもない。新鮮な個体も産卵していたが、くるくる穂先で動きまわるので、ピントがななかか合わない(3、4コマ目)。
a0181059_14492864.jpg

産卵中のゴマシジミはちょっと感動的だ。ここでは、目の高さで産卵してくれる。
a0181059_14493937.jpg

着いたのが13時30分。天気が良すぎて、ゴマシジミは翅を開きそうもないので、林道を歩いてみた。オオヒカゲがふわふわ出てくるが、全くとまる気配がない。先には、カラマツの林を伐採した開けた場所があることを思い出し、ヒョウモンくらいいるだろうと行ってみた。ヒョウモンはすぐ見つかったが思ったより数がいない。オオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン(♀)、ギンボシヒョウモン(?)くらいだった。
a0181059_1562820.jpg

メスグロヒョウモンのオスにはまだ出会ったことはないが、メスは何度見ても嬉しい。
a0181059_1564728.jpg

この伐採跡地から戻る途中にも相変わらずオオヒカゲが飛び回っていたが、葉の上で休む個体が出てきた(14時30分過ぎ)。(それぞれ別個体だが、藪の中なのであまり絵にならない)
a0181059_1712523.jpg

1頭だけ、いい場所にとまってくれた。300ミリズームで押さえ、100ミリマクロで何枚も撮った。が、よく見たら後翅が少し裂けていた。
a0181059_1572592.jpg

この日撮った他のチョウ。(エゾ)スジグロシロチョウ、ジャノメチョウのカップル、いつもいるコミスジ。
a0181059_1574547.jpg


さすがに暑くて、ゴマシジミは翅を拡げてくれなかった。やはり、午後はムリだった。この付近はオオヒカゲがかなり多く、昼間は飛び回っているばかりだったが、少し遅い時間になると止まってくれた。摺れていたので掲載しなかったが、全開した個体もいた。この林道には例年、ミヤマカラスアゲハが飛び回っていたのに、今回は1頭見ただけだった。なんか変。


(十勝のチョウは、もう少し続きます。この2日後、青ゴマの全開翅が撮れました)

by otto-N | 2012-08-20 15:31 | Comments(2)

2011.10.3 栃木県・鬼怒川河川敷 ミヤマシジミ    2011.10.6(記)

2011.10.3
(前回の続きです)

なんとかシルビアシジミのメスを撮影できたので、近くのミヤマシジミのポイントに行く。しかし、半月前とは違いなんとなく淋しく、コマツナギが全く咲いていなかった。諦めかけたとき、mustachioさんが、ミヤマシジミのオスを見つけてくれた。少し不完全羽化だったけれど、新鮮な個体だった。そして、またしても、mustachioさんがメスを発見。このメス、ちょっと後ろが傷んではいたけれど、長々と180°どころか200°の全開翅 (前回、ミヤコグサに吸蜜していたものと同じ。この後、草原に移動したらしい)。
a0181059_13930100.jpg

ミヤマシジミのポイントには、ツマグロキチョウとアサマイチモンジもいた。ダンダラさんが見つけたツマグロキチョウは、どうもお昼寝モードらしく、藪の中に隠れて止まった。苦労して撮る。アサマイチモンジは前回、横からは撮っていなかったのでラッキーだった。
a0181059_13141176.jpg

ミヤマシジミとツマグロキチョウも撮ることができたので、再度、シルビアシジミを探し、また、見つけることができ、この日の目標はほぼ達成。次に、ダンダラさんの提案で、オオヒカゲの産卵が見られるかもしれないという場所にクルマで移動した。

木陰で半袖だと寒いくらい気温が低かったせいか、オオヒカゲは全く姿を見せてくれなかった。でも、この場所、夏のけだるい夕方、ふわりふわりとあちらこちらからオオヒカゲが出そうな雰囲気だった。オオヒカゲはいなかったけれど、この周りで、秋のチョウを撮影できた。萩で吸蜜するキタキチョウ、陽だまりで翅を開くヒカゲチョウ、アザミの花ではオオチャバネセセリ、木の幹に産卵するミドリヒョウモン。
a0181059_13342423.jpg

木々の間にアザミが多数咲いている場所があり、ミドリヒョウモンに交じって、数頭のメスグロヒョウモンが吸蜜に余念がなかった。低い位置から日が差し、とてもいい雰囲気だった。
a0181059_13443118.jpg

日蔭のアザミのメスグロヒョウモンのメス、こんなに綺麗だったとは驚いた。どちらか1枚にしようかと思ったけれど、2枚とも載せることにした。
a0181059_14103928.jpg

a0181059_1411248.jpg


この河川敷も2週間で、秋に変わってしまったようだ。ススキが満開だった。コマツナギも咲いていなかったにもかかわらず、ミヤマシジミが新鮮だったのは意外だった。
個人的には、この日のサプライズはメスグロヒョウモン。白い帯の周りの紫の帯。再発見だった。

ダンダラさんご夫妻、mustachioさんご夫妻、飛び入りでご迷惑だったかもしれませんが、楽しい撮影でした。ほんとうにありがとうございました。

by otto-N | 2011-10-06 14:23 | Comments(6)

2011.7.28 恵比寿 ヤマトシジミ    2011.7.31(記)

2011.7.28
この日も、梅雨前線が戻ってきたかのような曇り空。前日のヤマトシジミのペアは、両方とも新鮮だったので、また探しにいった。

ヤマトシジミのオスがちらちら飛び回っていたが、なかなか止まらない。が、やがてメスがやって来て、翅を拡げた。縁毛もきれいに残っていた。
a0181059_11133566.jpg

前翅にかすかに青い鱗粉を散りばめ、とてもゴージャス。
a0181059_1114082.jpg

このメスは、たぶん別個体。
a0181059_11141583.jpg

この日、メスばかりが目に着いた。狭い場所なので、同じ個体を何度も撮っていると思う。派手なカンナの花にも止まっていたのも発見。
a0181059_11144239.jpg

オスも撮ることができたが、鮮度はいま一つだった。
a0181059_1115718.jpg

飛ぶのが速いと思っていたら、ウラナミシジミだった。今年初めてだ。
a0181059_1115286.jpg

今年もアオスジアゲハが多いが、翅はよれよれ。このセセリはおそらくオオチャバネセセリ。ツマグロヒョウモン(♂)は、曇り空なので、オレンジ色に見えるほどだった。定番のオニユリ?にナミアゲハ。
a0181059_11154967.jpg


ヤマトシジミのメスは、黒くてもなかなかきれいだ。夏なので、真っ黒かと思っているとそうでもない。ほのかに青い鱗粉を散りばめたのもいる。それにしても、こんなに鮮度がよくても、産卵しているのは不思議だ。交尾済みということだ。オオミスジのように、メスの羽化を待ち構えているわけではないと思うが、オスがメス探しで飛び回っているのは、競争が激しく無理からぬことらしい。やっとメスを見つけても、ほとんど振られっぱなしだ。

by otto-N | 2011-07-31 11:51 | Comments(2)

8月、北海道・十勝、メスグロヒョウモン (2010.8.14)  2011.3.8

2010.8.14
帯広から国道38号線を札幌方面に向かって40分位のところに、「十勝千年の森」という自然公園がある。以前きたとき、メスグロヒョウモンが多かったことを思い出した。他にも何かいるにちがいないと、この日、一人でやってきた。入り口風景は、前に来た時と同じであったが、中はがらっと変わっていた。花壇があり、セグウェイの草地があり、すっかり人工的になっていた。「これではなぁ」と思って料金を払い、入場したところ、うれしい誤算。花壇にはチョウが集まっていた。メスグロヒョウモン、ウラギンスジヒョウモン、ギンボシヒョウモン、ミドリヒョウモン、コヒョウモンなどのヒョウモン類、クジャクチョウ、シータテハ、エルタテハ、ジャノメチョウなど、クガイソウに集まっていた。こんなにチョウが集まる風景はめったにない。

まず目についたのは、メスグロヒョウモンのメス。オスを探したがいなかった。なぜ?
a0181059_10252735.jpg

a0181059_10254625.jpg

a0181059_1026517.jpg

次は、ウラギンスジヒョウモン。後表翅の黒班がくっついておらず、まさに豹柄。なかなかよろしい。
a0181059_10355966.jpg
a0181059_10361971.jpg
a0181059_10364938.jpg


このクガイソウは園芸種なのか、野生種なのかはよく判らなかったが、とにかくチョウが集まっていた。これだけ多いと、すぐ目移りし、10頭追うもの1頭も得ず状態であった。
メスグロヒョウモンのオスは、探し方が悪いのか、この花に集まらないのか、1頭も撮れなかった。
ウラギンスジヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンの区別は、自信がないけれど、撮ったものを見るとすべて前者だった。オオウラギンスジは1頭くらいいてもいいのに、不思議だ。

by otto-N | 2011-03-08 10:59 | Comments(2)